白馬岳から悦楽の旭岳北面・清水谷・白馬鑓ヶ岳の大滑走

2010年05月02日(日) 〜 2010年05月04日(火)

• GPS: 112:00
• 距離: 36.4km
• 登り: 3,743m
• 下り: 5,943m

コースタイム

1日目

• 山行: 8:15
• 休憩: 0:15
• 合計: 8:30

7:00 栂池ヒュッテ
10:35 10:40 船越ノ頭
12:15 小蓮華山
13:30 三国境
13:50 14:00 柳又谷源頭出合
15:30 白馬山荘

2日目

• 山行: 4:15
• 休憩: 0:55
• 合計: 5:10

9:20 白馬山荘
10:20 10:30 旭岳
10:40 10:50 旭岳南面下
12:00 12:10 旭岳
12:40 13:05 柳又谷源頭出合
14:30 白馬山荘

3日目

• 山行: 6:10
• 休憩: 1:20
• 合計: 7:30

8:00 白馬山荘
8:40 9:00 二股
11:15 鑓ヶ岳
12:40 13:40 白馬鑓温泉小屋
14:45 小日向のコル
15:30 猿倉登山口駐車場
15:30 ゴール地点

前日に栂池ヒュッテい宿泊、翌日7時に出発し、三国境で柳又谷源頭の出合に向かう。柳又谷源頭を登り返し、白馬山荘に行くルート。翌日は、旭岳南面を足慣らしに1本すべり、再度旭岳に登り北面を滑走し、柳又谷源頭出合に出て、白馬山荘に戻って来る。最終日は、清水谷を二股まで滑り、白馬鑓ヶ岳まで登り返す。山頂から鑓温泉目指して滑り、小日向のコルを越えて猿倉に下山する。

天候

5/2と5/3は晴れ、5/4曇り

アクセス

利用交通機関：

電車 バス

5/1 東京駅から新幹線で長野駅、長野駅からバスで栂池高原スキー場、ゴンドラに乗り、ロープウェイに乗り継ぎ、自然園まで行く。
5/4 猿倉からタクシーでみみずくの湯、そこから歩いて白馬駅、白馬駅から松本駅まで普通列車で行き、松本駅からあずさ号で新宿駅。

コース状況／危険箇所等

清水谷から二股までの上部はアイスバーンで滑りづらかった。

その他周辺情報

下山後の温泉は、八方地区に八方の湯があるが、より駅に近い、みみずくの湯もある。みみずくの湯の後は、国道沿いのそば神があり、そばが美味しい。そば湯割りのそば焼酎を旨いつまみで食べるのも良い。

写真

5/2 6:51

前日、栂池ヒュッテまで来て散策し、地酒と夕食を堪能し宿泊した。翌日（5/2）に出発となる。

5/2 7:02

天気は晴天で、ほとんど風もない。稜線を歩くので天候が良いことは嬉しい。

5/2 8:04

暫く歩くと、暑い。

5/2 8:35

左を見ると素晴らしい眺望。

5/2 9:38

振り返ると、遠くに青木湖、木崎湖がうっすら見える。

5/2 9:38

急斜面になってきた。
もうすぐ、船越の頭だ。

5/2 10:35

夏道の稜線に出た。
素晴らしい景色だ。

5/2 10:35

登って来た方向みると、これも気分がいい。

5/2 10:35

白馬大池が雪に埋まっている。蓮華温泉に向かう天狗の庭コースでは、白馬大池の上をスキーで歩いて行く。
白馬大池山荘の煙突が少し出ているので、それを目印に進んで行った記憶を思い出す。

5/2 10:35

雪倉岳が目の前にドカーンとある。
何回滑ったか、滑るにはいい山ですね。

5/2 10:36

かろうじて赤男山の山頂部分見えてる。
朝日岳、五輪山も見え、どれも滑るにはいい山です。

5/2 10:45

小蓮華岳を目指して登ります。

5/2 11:02

振り返ると我々が登って来たところをそれなりに人数の多いパーティが登って来てる。

5/2 11:02

気持ちの良いところですね。

5/2 12:16

小蓮華岳に到着しました。
新潟県の最高峰です。

5/2 12:17

小蓮華岳を越えると白馬岳が素晴らしいですね。

5/2 12:18

左側の白馬沢は斜度があり、滑るにはいいところです。
かなり昔、最初に白馬沢を滑ったときは、下からシール付けて三国境までシール付けて登って滑った記憶を思い出しました。

5/2 13:40

三国境に到着。
左に雪が付いていない鉢ヶ岳の先に、雪倉岳がどっしりとした雄姿を現してます。

5/2 13:44

今回のルートは、柳又谷源頭を目指すので、ここでシールを外して滑って行きます。
一人が滑って行きましたが、良さそうな斜面です。

5/2 13:44

続いて滑って行きます。

5/2 13:46

本日、最初の滑りなので、

5/2 13:46

楽しんで

5/2 13:46

滑ります。

5/2 13:47

いい感じです。

5/2 13:47

初めて滑る斜面ですが、なかなかいい斜面でした。

5/2 13:47

続いて、気持ち良く、

5/2 13:48

楽しく、

5/2 13:48

滑ってます。

5/2 13:53

目の前に旭岳があります。
日本とは思えない光景です。

5/2 13:57

柳又谷源頭を少し下って滑ってみました。
いいですね。

5/2 13:57

鉢ヶ岳の手前に長池が雪に埋まっているのが見えます。
もう少し滑りたいですが、白馬山荘の到着時間が遅くなるので止めておきます。

5/2 14:34

柳又谷源頭を白馬山荘を目指して登って行きます。

5/2 14:34

だいぶ登って来ました。

5/2 15:19

白馬山荘が見えるところまで来ました。
登って来た方向を見ると、鉢ヶ岳とその左の後は、朝日岳ですね。
今日は、あまり滑っていないので、明日の旭岳北面を楽しみに、ビールで乾杯し、持参した美味しい洋酒を夕食まで呑むことに。

5/3 7:32

【二日目】
おはようございます。7:30過ぎです。
翌朝、目覚めるといい天気です。
杓子岳と白馬鑓ヶ岳が朝日に照らされ綺麗です。

5/3 7:32

剱岳方面の山々が綺麗に見えてます。

5/3 7:32

本日は、旭岳を1回登り目の前の南面を滑り、もう1回登り北面を滑ります。

5/3 8:21

そう言えば、まだ白馬岳を登っていないので旭岳を登る前に山頂を踏みました。
おきまりの記念撮影。

5/3 9:25

今から南面を1本滑るために登ります。

5/3 9:41

それにしても、本日も良い天気に恵まれました。

5/3 10:45

旭岳山頂からの眺望、綺麗に山々が並んで見えます。

5/3 10:46

剱岳の山並みもいいですね。
南面を1本滑って、再度、登ります。

5/3 11:58

2度目の山頂です。
これから北面を滑ります。

5/3 12:18

片斜面ぎみで、最初は少し滑りずらい雪ですが、

5/3 12:19

この辺りからは快適です。

5/3 12:19

スピードに乗って気持ち良さそうです。

5/3 12:20

リラックスして、

5/3 12:21

綺麗に、美しく滑っています。
この後、ルートは右に曲がり、柳又谷源頭出合に向かいます。

5/3 12:23

柳又谷源頭出合に向かって滑っています。
雪質はパウダーで最高にいいです。

5/3 12:23

ここからは、一番気持ち良い滑りが楽しめました。

5/3 12:23

昨日は、三国境のほうから見て、おいしそうな斜面だと思いましたが、

5/3 12:23

やはり期待を裏切らず、素晴らしい斜面です。

5/3 12:25

青空をバックにいい光景です。

5/3 12:25

気持ち良く滑ります。

5/3 12:25

雪質も良く、

5/3 12:27

滑るにはいいですが、それなりの距離を滑ると少し疲れますね。

5/3 12:28

自分だけのシュプールを刻むのは、

5/3 12:28

いいですね。

5/3 12:28

右側は誰も滑っていません。

5/3 12:28

気持ち良く滑ってますね。

5/3 12:29

シュープールがいいですね。

5/3 12:32

楽しく、

5/3 12:32

綺麗に

5/3 12:32

美しく、

5/3 12:34

滑ることができると、誰もが笑顔になります。

5/3 12:35

全員が大満足。

5/3 12:37

一時の

5/3 12:37

消えて無くなる芸術作品を

5/3 12:37

作っているようです。

5/3 12:37

うぉー、久しぶりに見た、

5/3 12:37

エイト

5/3 12:38

美しい八の字です。

5/3 12:38

それなりに滑ることに余裕がないとできません。

5/3 12:41

何度見ても美しいです。

5/3 12:42

そうこうしていると柳又谷源頭出合です。
旭岳北面、カール地形の滑りは素晴らしいですね。

5/3 13:33

昨日と同じ、登り返しです。

5/3 13:33

日本にもこういう景色があるんですね。

5/3 13:40

美味しいお酒を呑むために頑張ります。

5/3 13:40

あともう少し。

5/3 14:17

白馬山荘が見えるところに到着しました。
旭岳の北面は、いい雪質で本当に良かったです。

5/3 18:44

18：45頃です。
かなり呑みました。
夕日に照らされた旭岳が美しいですね。

5/3 18:44

杓子岳、明日、登って滑る白馬鑓ヶ岳も美しく照らされていますね。

5/3 18:44

剱岳方面も同じく綺麗です。
もしかしたら、二日間で天候と最高の雪質のご褒美を自然からもらいましたが、運を使い切ったかもしれません。

5/4 8:14

【三日目】
おはようございます。
8：15頃ですが、曇り、風もそこそこあり、昨日より冷えて寒いです。
昨日、白馬山荘に戻ってから、メンバーの友人1名が合流しました。テレマーカーです。本日は4名です。

5/4 8:14

清水谷を二股まで下っていきますが、最初はアイスバーン。

5/4 8:16

まだ、硬いバーンです。
下りて行くのみ。

5/4 8:22

白馬鑓ヶ岳の下部が見えて来ました。
やはり、昨日までで運は使ったようです。

5/4 8:23

最後、二股に下って滑っているところです。
この斜面は、滑れます。

5/4 8:23

山スキーは、楽しく、

5/4 8:23

綺麗に、

5/4 8:23

美しく、

5/4 8:23

滑ることが大事です。

5/4 8:25

4人全員、

5/4 8:25

二股まで、

5/4 8:25

下って来ました。

5/4 8:25

ここから、

5/4 8:41

シール付けて

5/4 8:41

登り返しです。

5/4 9:21

風も強く吹いてきて、厳しい条件となって来ました。

5/4 9:34

少し休憩します。

5/4 10:08

雷鳥が登場しました。

5/4 10:09

我々の先頭を歩いてくれています。

5/4 10:09

2匹

5/4 10:11

3匹

5/4 10:20

山頂手前まで結局のところ先導してくれて、左側に反れて下に降りて行きました。
ここまで、案内してくれて、雷鳥さん、どうもありがとうございました。

5/4 10:23

このようなガスと強風の中、雷鳥さんに案内してもらい、心強かったです。

5/4 11:18

山頂標識ですが、倒れています。

5/4 11:20

ガスと強風の中、元気いっぱいです。

5/4 12:06

何も見えない状況で下って行きます。

5/4 12:20

うっすらと見えてきました。
そろそろ、滑りを楽しみます。

5/4 12:21

もう少しで鑓温泉ですが、ガスが取れてきた。

5/4 12:21

大出原の大斜面を滑ってます。

5/4 12:24

晴れていると良さそうです。

5/4 12:47

鑓温泉に到着。

5/4 12:47

振り返ると、視界は良くない。

5/4 13:12

本当は入りたいですが、今回はパス。

5/4 13:34

暫く休憩し、出発。天候は回復したようです。

5/4 13:56

鑓温泉まで来た人達も、猿倉に戻っています。

5/4 14:24

小日向のコル手前。

5/4 14:47

小日向のコル到着。

5/4 14:50

猿倉まであと少しです。

5/4 14:50

3日間、充実した山スキーでした。今度は、鑓温泉と大出原滑走を目的に来たいですね。

撮影機器：

Canon IXY DIGITAL 900 IS Canon

Canon PowerShot A710 IS Canon

感想

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2日間は天候に恵まれたが、最終日の清水谷は、最初からアイスバーンで滑ったというより、スキーで下りたという感じ。二股手前は、少し雪が緩み滑ることができた。白馬鑓ヶ岳までの登りでは、雷鳥3匹が、山頂手前までガスと強風の中先導してくれて心強かった。鑓温泉手前でガスが取れ始めたが、小日向のコルの登り返しまで緩やかな斜面を滑ることができた。小日向のコルから下りは、ぐさぐさの雪であったが、林道を滑って行くだけなので、特に問題はなかった。鑓温泉と大出原で滑ることを目的に来てみたいです。