自宅から散歩 馬頭観音から乳頭山・畠山（三浦アルプス）

2020年05月05日(火) [日帰り]

• GPS: 06:50
• 距離: 25.9km
• 登り: 1,093m
• 下り: 1,082m

コースタイム

日帰り

• 山行: 6:44
• 休憩: 0:11
• 合計: 6:55

7:05 長柄交差点BS
8:31 8:33 馬頭観音
8:54 8:54 中沢分岐
9:13 9:20 乳頭山
9:23 9:23 三国峠
9:33 9:34 大沢谷分岐
10:01 10:02 畠山
11:15 11:15 大楠登山口バス停
11:53 11:53 不動滝
12:18 12:18 上山口の棚田
13:15 13:15 南郷中学校バス停
14:00 長柄交差点BS

天候

晴れ　気温高い

写真

5/5 7:04

　今日は少々アングルを変えてみました。朝の7時前に家を出ます。今日は天気もよさそうなのでたくさん歩く予定です。

5/5 7:11

　まず目指すのは葉桜団地になります。いくつか登るルートがありますが今日はまだ行ったことがないルートで行きましょう。

5/5 7:16

　キショウブ、本日初花です。良い天気、高温多湿と勝負！！ってね。

5/5 7:16

　今日は、階段で登ってゆきます。この3倍くらい登れば葉桜団地になります。

5/5 7:19

　キランソウになります。もう終盤かな。

5/5 7:21

　ナツツバキ、今日は結構ありましたね。

5/5 7:22

　セリバヒエンソウ。競り馬飛燕草ではない・・・。

5/5 7:24

　はい、葉桜団地に出てきました。ここからはイトーピアに向けて歩きます。

5/5 7:25

　奥に見えるのは阿部倉山だ。このGWにとうとう登った。

5/5 7:33

　オランダカイウ、いい感じに咲いていますね。

5/5 7:34

　セイヨウジュウニヒトエ、葉桜・イトーピアは園芸種が多くて写真撮影渋滞します。

5/5 7:34

　ユーリオブスデージー、咲く季節が非常に長い花だ。

5/5 7:41

　白いタツナミソウ、今日もありましたよ。

5/5 7:45

　これを下るとまた葉山ステーション方面へ。

5/5 7:46

　ミヤコグサになりますね。なかなか面白い形をしている花だ。

5/5 7:48

　ヒルザキツキミソウの集団演技、カラフルでいいわぁ。

5/5 7:48

　児童公園にて、運転してみたい？〇〇〇さん！！

5/5 7:52

　公園にある藤棚。フジが美しい。

5/5 7:57

　さあ、ここをよじ登ると三浦アルプスの東逗子駅から二子山に向かう道になります。

5/5 8:02

　さあ、尾根に乗りました。今日は前回たどり着いた馬頭観音方面に向かいましょう。

5/5 8:06

　この分岐は二子山方面へ。

5/5 8:06

　そこで、紫色のタツナミソウですよ。

5/5 8:07

　前日雨が降ったからか、土は湿っています。

5/5 8:09

　ミミガタテンナンショウになりますね。耳が見えている。

5/5 8:22

　さあ、この分岐で二子山方面からは外れて馬頭観音方面に向かいましょう。

5/5 8:22

　すぐに次の分岐、前回はここでグリーンヒル方面に下ったのだが、今日は馬頭観音を越えてゆこう。

5/5 8:29

　はい、到着しました。馬頭観音です。江戸末期に建てられた観音様です。

5/5 8:29

　前回も撮影しました、アズマイチゲが4輪咲いておりました。

5/5 8:32

　馬頭観音にあったお地蔵さん標識。古ぼけ始めているなあ。

5/5 8:32

　タチツボスミレの写真を撮影したら、次に進みましょう。

5/5 8:34

　次の目的地は乳頭山、田浦槍とも言われていますね。この道は初めてです。

5/5 8:35

　そう、今日は乳頭山・畠山まで登りたいと思っています。整備されていて歩きやすいですね。

5/5 8:36

　ほら、今度はウラシマソウだ。釣り針からの糸も見えていますね。

5/5 8:36

　ネコノメソウ、猫飲めそう？飲めなさそう？

5/5 8:42

　36号鉄塔、ここも三浦アルプスの分岐になっています。

5/5 8:44

　右側に引き返すような道を行きましょう。左に行くと下山です。

5/5 8:45

　ここにもありましたね。お地蔵さん看板。

5/5 8:51

　まるで藤棚、倒木は多いですが整備されていて歩きやすいです。

5/5 8:56

　さあ、ここから乳頭山まではロープが多くテクニカルなところになります。

5/5 8:57

　三浦アルプスは遭難が多発しています。気を付けて入山してください。

5/5 9:00

　ロープ場、よじ登っていきましょう。

5/5 9:08

　手がかり、足掛かりは多い。ただ、雨が降ると滑りやすい。

5/5 9:10

　最後の登りを一気に行きましょう。

5/5 9:13

　三角点、等級は読めなかった。

5/5 9:15

　やっと到着しました・・・といってもまだ9時台前半です。

5/5 9:15

　ここのお地蔵さん看板、だんだん薄くなってきているなあ。

5/5 9:15

　乳頭山からの眺望、横浜横須賀道路。

5/5 9:16

　お前の愛した〜横須賀の海の〜やさしさに抱かれて〜泣けばいいだろう〜♪ハッ！！

5/5 9:16

　横浜みなとみらい方面、ランドマークタワーがよく見えている。

5/5 9:19

　山頂を支配していたコジャノメ。ひらひらと舞い降りては飛び立つ。

5/5 9:22

　ここから畠山に向かいます。かつて県道から畠山ピストンしているが、そこに赤線を繋げる予定です。

5/5 9:23

　今日一番の悪路かも。

5/5 9:27

　ヒメウツギ、今日はここで見られた。

5/5 9:36

　尾根を右左とトラヴァースしながら下ったり登ったり。

5/5 9:57

　ここから畠山までピストンしてから左側に下りましょう。すると新たな赤線が描かれます。

5/5 10:00

　はい、到着しました。畠山になります。

5/5 10:00

　ここの観音様に挨拶したらすぐにタッチアンドゴーです。

5/5 10:03

　おいおい、また悪路じゃないかい？

5/5 10:07

　鉄塔で少々休憩、さらに下っていきましょう。

5/5 10:10

　この階段が意外と滑るんですね。

5/5 10:15

　こんなトンネルを潜っていきます。

5/5 10:18

　はい、ここでトレイルは終了です。ここからあとはアスファルトです。

5/5 10:45

　それにしても、もうここは横須賀。思えば遠くに来たもんだ。

5/5 10:45

　シュンギクという園芸種らしい。

5/5 10:51

　ヒメヒオウギ。別名フリージア・ラクサ。これも園芸種だ。

5/5 11:08

　こうめ動物病院、テンテケテンテンテテンケテンテン〜♪
　これだけでは元ネタはわからないだろうなあ。

5/5 11:08

　プレアデス株式会社。プレアデス姉妹からとったのか、スバルから取ったのか。

5/5 11:10

　横須賀から葉山に戻ります。

5/5 11:14

　おおっ、知らなかった。葉山町にすき家があったとは。

5/5 11:46

　さあ、いったん県道から外れて不動滝に向かいましょう。

5/5 11:47

　こんな道路を登っていきます。車のすれ違いは難しそうだ。

5/5 11:51

　ここが不動滝への入り口です。

5/5 11:52

　そこに咲くヤエヤマブキですね。ゴージャスな花だ。

5/5 11:52

　これが不動滝、少々気温が下がったような気がする。

5/5 12:08

　そして、ここにニリンソウがあるんですね。

5/5 12:09

　ヒメウラナミジャノメ、この裏波の模様が可愛いですね。

5/5 12:09

　今回のニリンソウは完熟すぎるな。来年はフレッシュな花を撮影したい。そう言えば、完熟フレッシュってどこにいったのだろう。

5/5 12:16

　ここをヘリコプターが飛んでいきました。もしかして三浦アルプスで遭難か？

5/5 12:18

　上山口の棚田、「にほんの里百選」に選定されています。

5/5 12:19

　いい雰囲気ですね。

5/5 12:25

　さあ、本当ならばこの坂を上がって葉山町最高峰の跡（ゴルフ場造成の時に削られてしまった）に行こうと思ったが持ち水の関係でやめた。

5/5 12:36

　シロバナタンポポ、根強く残っていましたね。

5/5 12:41

　これぞ日本の農村風景。

5/5 12:46

　さあ、このトンネルを潜って帰宅しましょう。

5/5 13:15

　あの階段を登ると何があるのだろうか？今度探検したいなあ。

5/5 13:25

　マーロゥ葉山店、ビーカーに入ったプリンの店だ。

5/5 13:43

　ドラッグストア。マスクあるかな？
　結局ありませんでした。

5/5 14:00

　はい、自宅に戻りました。結構歩きましたねえ。汗もかき、少し健康になった気分だ。

撮影機器：

PowerShot SX740 HS CANON

感想

aideiei

　5月3日に三浦アルプスの馬頭観音まで行って取って返してグリーンヒルに下った。馬頭観音から先についてはいつ行こうかと思っていたのだ。馬頭観音から乳頭山・畠山までの間の道はまだ未踏になっていたので、この5連休の天気のいい日に歩ければいいなあと計画を作っていたのだ。もちろん家から歩いてである。

　結局この日、気温は高くなりそうだが一日天気は持つということで決行と相成ったのである。
　まずは、葉桜団地に向かう。高台にある住宅地に向かう道はいろいろあるが、今回は地元小学生の通学路である階段を通って高台まで登ろうと考えていた。そして、その階段が春の花でいっぱいだったのだ。時間は気にせずいろいろとアングルを変えて撮影に興じる。
　そして、葉桜団地からイトーピア団地に抜け、山道に向かうべく壁をよじ登る。ここにはロープも設置してあるのでそれを使えば非常にイージーな登りである。
　そして、二子山には向かわずに分岐をグリーンヒル→馬頭観音と進んでゆくとじきに達することができた。

　三浦アルプスの代名詞と言えば誰が作ったかわからないお地蔵様の看板である。いまでこそオフィシャルな分岐看板が増えているがそれらができる前はこのお地蔵看板が頼りであった。しかし、今はもうマジックが薄くなって読みにくくなってしまっている。

　馬頭観音から36号鉄塔まではらくちんな道、そしてそこから乳頭山までは何度もロープ場をよじ登ってゆく。雨の次の日は土質の関係で非常に滑りやすくなっている。三浦アルプスは2日程度晴天が続いているときに行くのが良い。
　乳頭山に向かう道は頂上付近で4つに分かれる。一つは、今回登りで使った36号鉄塔からの道、南尾根からの道、畠山からの道（最後0．1kmで南尾根からの道と重なる）、そして林道終点に向かう道。最後の道はそのあと三浦アルプスの遭難が多い地域に向かってゆく、森戸川源流地域だ。道迷い遭難が絶えない、なにせ、表示や看板は少ない、地図もあまりない、ヤマレコマップやPAMAPなどのマップを携帯に入れて行動するのが一番良い。そして、複数行動で行くのが良い。わたしも、この遭難発生地帯は一人で行こうとは思わない、あくまでも尾根道、中級車向けの道までしか一人では行くつもりはない。

　乳頭山は「田浦槍」とも言われる。逗子市・横須賀市・葉山町の3つの市町の境でもある。この辺りの尾根道が全部この山に向かって伸びており最後に盛り上がって乳頭山となるのだ。北アルプスの槍ヶ岳も四方からの尾根がここに集まってくる。北アルプスのターミナルが槍ヶ岳であれば三浦アルプスのターミナルは乳頭山である。
　乳頭山では横須賀・横浜・千葉方面の展望に優れる。本日は残念ながら千葉方面の展望は中田が横浜のランドマークタワーまでをきれいに見ることができた。

　乳頭山から畠山に向かう道も未踏だった。そして一番厳しい道であった。尾根道を左右にトラヴァースしながらアップダウンを繰り返す。左右は切れ落ち雑草はボーボーで不明瞭だった。それをスピードを落としながらゆっくりとゆっくりと登ってゆく。
　畠山まで0．1kmのところで分岐がある、当初は畠山まで登って不動橋BSに下る予定だったが、分岐から違う道を下山することに変更する。過去に不動橋から畠山まではピストンで登ったことがあるので、今回違う道を行くとすると新たな赤線が引かれることとなる。三浦半島を赤線だらけにしようとしている私にとっては甘美な誘いなのだ。
　畠山をピストンし、別の道に下る。そう、ここはもう葉山町から横須賀市に入っている。

　下山してから自宅までただ県道を行くのも面白みがないので、県道からわざと外れて時間を稼ぎながら歩くこととする。不動滝を見て、棚田を見て・・・。
　そして、もう少し水があったなら、もう少し体力があったならば仏塚山に向かおうと思っていた。かつて、仏塚山は葉山町最高峰であったが、ゴルフ場造成の際に削られてしまったという。今はどうなっているのか確かめてみたいとは思っていたのだが今回はあきらめることとする。バスで行けるようになったら行ってみるのもよいかなあと思う。

　あとは、県道を使って自宅に戻るのみ、そしてその中でもマスク探し、次に行きたい登山道の入り口なども見てきた。じっくり時間をかけて森戸川林道を歩くのもいいなあとか、連絡尾根で登って葉山町役場方面に下ってくるのもいいなあとか、新たな赤線への展望が見えた散歩でもありました。