【010】三ツドッケ〜蕎麦粒山〜日向沢ノ峰〜踊平〜川乗橋【単独・バースデー山行】


- GPS
- 07:34
- 距離
- 24.2km
- 登り
- 2,017m
- 下り
- 2,231m
コースタイム
08:40 中日原
09:00 登山開始
09:30 ヨコスズ尾根取り付き
11:01 一杯水避難小屋
避難小屋にザックをデポ。
11:30 三ツドッケ山頂 11:45 出発
途中で道を間違え、一杯水の水場に降りてしまいました。
12:00 一杯水避難小屋
ここで埼玉県県警山岳救助隊の方に話しかけられる。詳細はコース情報で。
12:18 軽食を取り小休憩後、出発。
12:24 一杯水の水場
12:40 棒杭尾根分岐
13:12 蕎麦粒山山頂
13:26 桂谷ノ峰
13:50 日向沢ノ峰
14:07 踊平
14:12 林道日向沢線へエスケープ
15:22 細倉橋 15:40 出発
15:50 聖滝
16:09 川乗橋BS
16:45 奥多摩駅
17:00 もえぎの湯
天候 | ・奥多摩駅〜中日原BS 天晴れ!! ・中日原BS〜ヨコスズ尾根〜一杯水避難小屋 だんだん雲が出始め、埼玉県側は青空だけど、奥多摩町方面から雲が厚くなってきた。 ・一杯水避難小屋〜三ツドッケ 一旦雲が引いて青空に。 ・三ツドッケ〜蕎麦粒山 雲が厚くなってきて、時折雲間に青空が見えるもののどんよりした感じに。 ・蕎麦粒山〜踊平〜川乗橋 以前として雲は暑かったが、日差しはあまり陰らず比較的暖かかった。 |
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過去天気図(気象庁) | 2012年10月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車 バス
・自宅〜最寄り駅 バスで20分。料金210円。 ・武蔵小金井駅〜奥多摩駅 片道1時間28分。計26駅。料金780円。 ・奥多摩駅BS〜中日原 片道30分。料金ド忘れ。 【温泉】 ・奥多摩駅’より徒歩15分で、もえぎの湯が有り。 入浴料750円。時間制:2時間まで。超過:200円/1時間 足湯のみも有り:100円。季節によって閉館時間が異なります。 詳細はHPにて⇒http://www.okutamas.co.jp/moegi/ |
コース状況/ 危険箇所等 |
【ヨコスズ尾根】 登山口は東日原の駐在所の近くにあります。 急登が多い尾根道ですが、危険箇所はありません。 【一杯水避難小屋〜三ツドッケ】 入口は避難小屋の真裏にあります。 長沢背稜方面ルートに間違えやすいので注意。 偽ピークがいくつかあります。 岩稜もありますが、気を付けて歩けば大丈夫です。 ヤブに囲まれた道なので、帰りのルートが間違えやすいです。要注意! 【一杯水避難小屋〜蕎麦粒山】 途中に水場有り。枯れていても、谷を降れば補給できるようですが 中級者以上でないと滑落の恐れ有り。 しばらくトラバースして一時間ほどで仙元峠。 その後15分ほどで蕎麦粒山。巻き道もあります。 【蕎麦粒山〜日向沢ノ峰】 石尾根のような防火帯が続き、とても歩きやすいです。 旺文社の山と高原地図では「迷」のマークがありますが 道沿いに進めばまず迷いません。 時折、広く平らな場所にでるので、霧中では注意が必要かも。 【日向沢ノ峰〜踊平】 引き続き防火帯が続きますが、急峻なガレ場があったりと 侮れないルートです。集中して歩きましょう。 【踊平〜川乗橋】 踊平からの分岐は三方向にあります。 1:川苔山方面、2:獅子口小屋跡、川井方面、3:林道を経て川乗橋へ 今回は3を選択。 林道序盤はガレた道を歩き、日向沢線から川乗線になり少し歩くと 道が平らになります。側面の岩盤からの崩落注意。 途中で、百尋の滝が拝めます。緑が多い時期は眺めはよくありません。 あと、林道だからといっても道の状況が良いとは限りません。怪我に注意。 【遭難情報】 10月8日に東日原に車を停め、ヨコスズ尾根から登った、 「加藤さん」という方が行方不明になっているそうです。 10月11日現在でも車が放置されているとのことで遭難の可能性が発覚。 出くわした捜索隊は埼玉県警の山岳救助隊でしたが 要救助者を発見した際の通報は東京側でも埼玉側でもどちらでも良いそうです。 これから登る予定の方はご注意願います。 |
写真
感想
山にハマッて祝1周年です(´∀`)
丁度1年前に友人と筑波山登ったのがきっかけ。
今年は一人で登ろうってずっと思ってて
じゃあどこにしようか迷ってたら
そういえば最近、日本百名山以外の山に登ってない事に気付くΣ
奥多摩だったら一番行ってるのは川苔山なんですが
ずっと登りたいと思ってたのは今回の山々なので
三ツドッケからの縦走に決定♪
朝眠い眼をこすって起床。
奥多摩駅まで電車で、そこからバスで中日原まで。
三ツドッケへの登山口は2箇所あるらしく、中日原側からの登山口が見つけられず
やむなく東日原まで歩いて、駐在所の方に登山口を聞いて出発。
もっとよく予習しておけばよかった・・・。
ヨコスズ尾根から一杯水避難小屋までは急登が多いものの
展望がよく、終始飽きずに登ることができました。
途中ではキノコ狩りをしている方などもいて、秋の訪れを感じました(^O^)
ヨコスズ尾根序盤は野生のニホンザルの生息地ともあって
何匹かのニホンザルに遭遇。
熊鈴着けてるので猿も近寄ったら基本逃げてくんですが
たった一匹だけは逃げずに、なんと威嚇してきました・゜・(ノД`)・゜・
歩いててふと右をみたら距離にして5メートルくらい先にその猿が・・・。
写真に撮ろうとカメラを構えるときに音を出してしまい、
その音が猿を警戒させたようです。
前のめりになってものすごい剣幕で睨まれました。
猿に恐怖したのは生まれて初めてかも( ´△`)
あとリスにも出くわしました。
なにか今横切ったよね?と思った矢先、谷の方へすぐ逃げて行きましたが
間違いなくリスでしたね。初めて山で見ました。
カメラに収めたかったなぁ〜。
一杯水避難小屋にようやく着いて、ここから三ツドッケはピストン道なので
ザックを避難小屋にデポ。熊鈴、ケータイ、iPad、ボトル、カメラだけ持参。
山頂まではヤブ尾根だったり、岩稜だったりとバリエーション豊かな道でしたが
偽ピークが多く、何度も煮え湯を飲まされました(笑)
やっと着いた山頂は一部を除いて大パノラマの展望。
石尾根がよく見渡せ、富士山も薄ぅ〜くですが見えました。
帰りの下降では道を間違え、一杯水の水場まで出てしまいました。
なんとか道に出る事ができたのが幸いで。
もし遭難したら、ザックは避難小屋ですから考えただけでもゾッとします。
ちょっと小走りで避難小屋まで戻ると、4名パーティがいました。
その方々、埼玉県警の山岳救助隊で、行方不明者捜索中とのこと。
「変なニオイとかしたら知らせてくださいね」って言われました。
この時の自分の鳥肌の半端ないこと半端ないこと(笑)
わかりましたと答え、私は先に進みました。
※詳細はコース状況に書きました。
一杯水水場から蕎麦粒山まではトラバース道や防火帯などとても歩きやすく
涼しく、また人が全然いないので静かな山歩きが楽しめました。
蕎麦粒山は小さいピークだけど、なんとなくホッとします。
また山頂に道標が有り、分岐していますが、
踊平への巻き道は、土砂堆積で通行注意と踊平の道標にあったので
危なかったです。セーフ(´-ω-`)
山頂から下りのガレ場が急ですが、気をつけていけば大丈夫です。
またしばらく歩きやすい防火帯の道を行きます。
日向沢ノ峰を通り過ぎ、踊平へ。
本来この後、川苔山へ向かい鳩ノ巣駅へ下る予定でしたが
時間的に余裕が無いことと、若干体調が優れなかったので
林道日向沢線へエスケープすることにしました。そして川乗橋へ。
林道歩きも楽ではないんですが、およそ安全な道を下っていけば
いずれ目的地に到着する事で気持ちに余裕ができました。
また林道日向沢線は途中で川乗線に合流するので
川乗線の途中で百尋の滝が拝めるのです!!
いつもは登山ルートから眺めていた百尋の滝を林道から。
実際は木々で眺めはあまりよくなかったんですが、
水量が多く、遠くても見ごたえのある滝でした。
割と何度もみてますが、何度見ても飽きない自然は本当にいいものです(*゜▽゜*)
やっとの思いで、細倉橋に到着。
やはり人は全然いません。
ここで遅すぎる昼食。レトルト鶏そぼろ御飯。
しかしバスの時間が迫っていた為、湯を沸かし、レトルトパックに注ぎ、出発!
林道を通っている途中で、パックを開け食べました。
歩きながら食べるのは非常に行儀が悪いんですが
誰に見られてるわけでもないですからね(笑)
途中で蕎麦粒山へ至る鳥屋戸尾根の入口がありました。
川乗橋から林道入ってすぐの地点です。
悪路とのことなので、余程の事がない限り通りたくないですね。
バスに乗り奥多摩駅へ。
奥多摩駅から徒歩15分でもえぎの湯へ。
汗を洗い流し、温泉でフハー(;´Д`A)
自分へのセルフ誕生日プレゼントです(笑)
帰りの電車の出発時刻に余裕がないので、足早に出てしまいました。
もっとゆったり浸かりたかったなぁ(´Д`)
そして電車で吉祥寺に行き、行きつけの飲み屋でおつかれビール。
いつもはアサヒ生ビールなんですが、誕生日記念ってことで
今回はヒューガルデン生。すっきりしててフルーティで美味しい!
今回久しぶりの奥多摩で、奥多摩らしさというものを
存分に感じさせてくれた山行でした。
日本百名山もいいけど、たまにはこういう低山にも登っていきたいものです。
単独行もいいですが、そろそろ大人数パーティ(3〜4名以上)で登山したいです。
そんなに山友いないですけど、いつか、という願いを持って。
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