記録ID: 2338397
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無雪期ピークハント/縦走
大山・蒜山
【過去レコ】伯耆大山(山頂避難小屋泊)
1991年05月18日(土) 〜
1991年05月19日(日)
- GPS
- 32:00
- 距離
- 7.8km
- 登り
- 1,018m
- 下り
- 1,008m
天候 | 18日/晴れ 19日/曇り |
---|---|
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
写真
感想
山頂に泊まって思う存分夕景と日の出を楽しもうと大山に登った。
大山寺を昼過ぎに出発。2時間かからず山頂に。夕焼けまでにはまだまだ時間がある。剣ヶ峰を往復しようかとも思ったが、こわいことはやめて小屋で昼寝。
小屋は無人で日が暮れるころになっても誰もやってこない。一人きりの山頂だ。夕食を終えると西の空が色づき始めた。
いよいよ本日のエンディングショーが始まりだ。夕日に照らされて中海や米子郊外の水田が鏡のように輝く。美保湾海岸線のカーブが艶めかしい。大山自体も赤く染まってきた。刻々と変わりゆく景色を贅沢にも一人楽しむ。日が沈むと今度は米子の街が宝石箱のように輝き始めた。上空は満天の星。時々流れ星が駆け抜ける。気がつくと山はすっかり闇の中。懐中電灯を持って出ていなかったので、小屋まで手探りで戻る。
そろそろ寝ようかと思った夜半、小屋に誰かがやってきた。ムクムク起きて様子を見ると、小屋に水はないかと聞く。ないので私の水を分けようかというが、断ってそのまま下山して行かれた。何だったんだろうか。
翌朝の朝焼けもまた見事だったが徐々に雲が広がり、すぐにガスがかかってしまう。ガスの中を下山。元谷に下り北壁を望む。今にも崩れそうな不安定な岩壁が雲の中に聳えていた。大山寺まで下り、車で大山を西から回り込み、大山滝に向かった。
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