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Yamareco

記録ID: 2340600
全員に公開
ゲレンデ滑走
ヨーロッパ

トロワバレー(LES TROIS VALLÉES)(Val Thorens滞在)

1995年12月30日(土) 〜 1996年01月04日(木)
 - 拍手
GPS
128:00
距離
267km
登り
32,973m
下り
32,979m
天候 ☁ ☁ ☀ ⛇ ☀ ☀ 
アクセス
利用交通機関:
電車 バス 飛行機
(行き)成田🛫→🛬パリ🛫→🛬ジュネーブ。ジュネーブの空港からヴァル・トランまで貸し切りバス🚌(約3時間)。
(帰り)ヴァル・トランからムーティエまで貸切バス🚌(約1時間)。ムーティエからシャンベリーまでローカル鉄道🚞、シャンベリーからパリまでTGV🚝。パリ🛫→🛬成田。
コース状況/
危険箇所等
■LES TROIS VALLÉES(トロワヴァレー)は、フランスのサヴォワ県のフレンチアルプス(ヴァノワーズ山塊)にある大規模スキー場群の一角を占め、クールシュベル、メリベル、レ・ムニュィル、ヴァル・トランのスキーエリアがドッキングしてできた、総滑走距離600kmのエリアです。離れていない一体型のスキーエリアとしては、世界最大規模になります。
■名前のとおり、三つの谷に分かれており、滞在場所とは別の谷のスキーエリアまで遠征した時は、戻りのリフト、ゴンドラの終了時間に気をつける必要があります。間に合わなければ、一旦、谷の北の端にある麓のムーティエMoûtiersやブリッド・レ・バンの街に下りてから(メリベルからブリッド・レ・バンには6,700mの長いゴンドラで下りることができます。)、かなり遠回りをしてタクシーで戻ることになります。
■リフト券購入時にもらえる地図には、リフト表が掲載されており、各リフトの標高差と終了時間が記載されています。乗ったリフトの標高差の合計が、滑走標高差になります。
■2万5千の地形図は、フランスIGN 3534OT TOP25 LES TROIS VALLÉES
その他周辺情報 ■滞在した1995-96シーズンに、ヴァル・トランのすり鉢の山の向こう側(南側)にあるオレール(モーリエンヌ渓谷)までTROIS VALLÉESの区域が拡がりました。イタリアのトリノからフランスのシャンベリーに向かうA43高速道路沿いに南口ができ、ゴンドラでアクセスできるようになりました。

【当時と26年後の現在の状況を比較すると、以下のとおりです。】
■リフト券の値段は、フランスのインフレや通貨の変更、為替レートの変動もあって2倍に上がっています。
TROIS VALLÉES共通の6日券(13歳から65歳)で比較すると、
1995〜1996シーズンが960FF(当時の為替レートで約20,000円)、
2021.12.18〜2022.4.15が330ユーロ(2021,12,29現在の為替レートで42,827円)です。
なお、2021/2022シーズンの北海道のニセコ全山共通リフト券6日券の値段が41,600円と、ほぼ同じで、日本の一部のスキー場もリフト券の値段が上がっています。また、カナダのウィスラー・ブラッコムやアメリカ・コロラドのヴェイルだと、この2〜3倍の値段になっているようです。このようにどんどん値上がりしていますが、スキー場の規模から言っても、ヨーロッパアルプスはコストパフォーマンスが良いです。
■現在は、リフトやゴンドラの輸送力が増強されています。デタッチャブルリフトは6人乗りが主流に、ゴンドラは12人乗りが主流になっています。メリベルの空港の近くには、8人乗りのデタッチャブルリフトもあります。また、フニテル(複式単線自動循環式普通索道)と呼ばれている2本のケーブルに4点で吊るされた大型のキャビンのゴンドラ(日本でも箱根や谷川岳、蔵王にあります。)がヴァル・トランのエリアで4線に増えています。
参考URL:
https://ja.snow-forecast.com/resorts/Val-Thorens/pistemap
 今後6日間の降雪予報、ピステマップ、緑・青・赤・黒別の正確なコース図が見られます。最後の衛星写真は、拡大をして「リゾートスキー」を選択すると、リフト・ゴンドラが何人乗りかや、コース図が見られます。ハイキング、登山、マウンテンバイクなどの選択もできます。世界の他の地域も見られます。

【参考】
■SETAM:SOCIETED'EXPLOITATION DES TELEPHERIQUES TARENTAISE-MAURIENNE
 ヴァル・トランのリフト・ゴンドラの整備・運営をしている会社。

■Compagnie des Alpes(CDA)
 フランスの政策投資銀行「CDC(預金供託公庫)」の子会社。この会社は山岳地域の観光開発に携わっており、TROIS VALLÉESのレ・ムニュィル、メリベルをはじめ、近くにあるラ・プラーニュ、Les Arc(レ・ザルク)、ティーニュ、ヴァル・ディゼールなどのスキーエリアを、長期のコンセッション契約により運営しています。また、この会社は、ムジェーヴ、シャモニー・モンブラン、Avoriaz(アヴォリアツ)、ヴァル・モレルなどのエリアにも出資しています。
https://www.compagniedesalpes.com/en
【0日目】深夜にヴァル・トランのホテル(ノボテル・ヴァル・トラン)に到着。夜食が用意されていました。
【0日目】深夜にヴァル・トランのホテル(ノボテル・ヴァル・トラン)に到着。夜食が用意されていました。
【1日目】パリでのトランジットの時間が短く、荷物の積み換えが間に合わなかったため、人間だけは前日深夜にヴァル・トランに到着したものの、荷物はこの日の午後の到着となりました。午前中は、ヴァル・トラン観光局とノボテル・ヴァル・トランの職員を兼務されていた加藤さんに、ヴァル・トランの町を案内してもらいました。
【1日目】パリでのトランジットの時間が短く、荷物の積み換えが間に合わなかったため、人間だけは前日深夜にヴァル・トランに到着したものの、荷物はこの日の午後の到着となりました。午前中は、ヴァル・トラン観光局とノボテル・ヴァル・トランの職員を兼務されていた加藤さんに、ヴァル・トランの町を案内してもらいました。
【1日目】斜面に造られた人工の町で、宿泊施設へのスキーイン・アウトができます。町中の上下移動はエレベーターが利用されていました。今では駅で普通に見られますが、当時は珍しかった入口と出口が別のエレベーターに初めて乗りました。
【1日目】斜面に造られた人工の町で、宿泊施設へのスキーイン・アウトができます。町中の上下移動はエレベーターが利用されていました。今では駅で普通に見られますが、当時は珍しかった入口と出口が別のエレベーターに初めて乗りました。
【1日目】レストランやスーパーなどいろいろなお店がそろっていました。
【1日目】レストランやスーパーなどいろいろなお店がそろっていました。
【1日目】午後2時にホテルに荷物が届いて、急いで着替えて、スキーに繰り出しました。当時は珍しかった6人乗りデタッチャブルリフトで上がります。
【1日目】午後2時にホテルに荷物が届いて、急いで着替えて、スキーに繰り出しました。当時は珍しかった6人乗りデタッチャブルリフトで上がります。
【1日目】ヴァル・トランの町並み。森林限界を超えた標高2300mに町が造られました。標高が高いので、暖冬の年末年始でも雪はたっぷりあります。
【1日目】ヴァル・トランの町並み。森林限界を超えた標高2300mに町が造られました。標高が高いので、暖冬の年末年始でも雪はたっぷりあります。
【1日目】フニテル(日本の鉄道事業法では、複式単線自動循環式普通索道)。2本のケーブルで吊るされて強風にも安定しており、大型のキャビンを採り入れ、何でも載せられるユニバーサルな設計のゴンドラになっています。ヴァル・トランのフニテルはPOMA社(フランス)製のものです。日本には、その後、Doppelmayr社(オーストリア)系列のCWA社(スイス)製のものが、箱根、谷川岳天神平、蔵王に入っています(いずれも日本ケーブルが国内企業)。
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【1日目】フニテル(日本の鉄道事業法では、複式単線自動循環式普通索道)。2本のケーブルで吊るされて強風にも安定しており、大型のキャビンを採り入れ、何でも載せられるユニバーサルな設計のゴンドラになっています。ヴァル・トランのフニテルはPOMA社(フランス)製のものです。日本には、その後、Doppelmayr社(オーストリア)系列のCWA社(スイス)製のものが、箱根、谷川岳天神平、蔵王に入っています(いずれも日本ケーブルが国内企業)。
【1日目】ずっと上まで上がりました。
【1日目】ずっと上まで上がりました。
【2日目】スキー終了後の休憩タイム。ヴァン・ショー(ホットワイン)がおいしい。ツアーでご一緒した方々と一緒に写真撮影。撮った方から写真を送っていただきました。
【2日目】スキー終了後の休憩タイム。ヴァン・ショー(ホットワイン)がおいしい。ツアーでご一緒した方々と一緒に写真撮影。撮った方から写真を送っていただきました。
【3日目】晴れ渡りました。真ん中のメリベルの谷の最奥にあるCol de la Chambre(2786m)からの景色。この日は、メリベルまで谷を滑り込み、クールシュベルまで遠征しました。
【3日目】晴れ渡りました。真ん中のメリベルの谷の最奥にあるCol de la Chambre(2786m)からの景色。この日は、メリベルまで谷を滑り込み、クールシュベルまで遠征しました。
【3日目】メリベルの手前のモッタレから、Croix de Verdon(2739m)と Saulire(2788m)を見上げます。
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【3日目】メリベルの手前のモッタレから、Croix de Verdon(2739m)と Saulire(2788m)を見上げます。
【3日目】Saulire(2788m)の山上からの、Aiguille du Fruit(3051m)の景色。
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【3日目】Saulire(2788m)の山上からの、Aiguille du Fruit(3051m)の景色。
【3日目】クールシュベルのロープウェイ下駅(Les Verdons)まで滑り降りてきました。
【3日目】クールシュベルのロープウェイ下駅(Les Verdons)まで滑り降りてきました。
【3日目】一旦、クールシュベル1850のベースまで下りてから、ゴンドラとロープウェイを乗り継いで再びSaulire(2788m)の山上に戻ります。
【3日目】一旦、クールシュベル1850のベースまで下りてから、ゴンドラとロープウェイを乗り継いで再びSaulire(2788m)の山上に戻ります。
【3日目】クールシュベル1850の遠望
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【3日目】クールシュベル1850の遠望
【3日目】ラプラーニュ方面の山々
【3日目】ラプラーニュ方面の山々
【3日目】TougneteからCroix de Verdon(2739m)と Saulire(2788m)を望む。ここからレ・ムニュィルまで長く緩やかな林道コースを滑ります。ツアーでご一緒した方々と記念撮影。撮っていただいた方から写真をいただきました。
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【3日目】TougneteからCroix de Verdon(2739m)と Saulire(2788m)を望む。ここからレ・ムニュィルまで長く緩やかな林道コースを滑ります。ツアーでご一緒した方々と記念撮影。撮っていただいた方から写真をいただきました。
【3日目】ツアー参加者の方々との集合写真。撮っていただいた方からいただきました。
【3日目】ツアー参加者の方々との集合写真。撮っていただいた方からいただきました。
【3日目】レ・ムニュィル
【3日目】レ・ムニュィル
【4日目】雪と小雨の降る天気のため、滑るのはそこそこにして、ツアー参加者有志で、メリベルのレストランで贅沢な昼食をとることに。カエルの足のムニエル、クリームソース添え。
【4日目】雪と小雨の降る天気のため、滑るのはそこそこにして、ツアー参加者有志で、メリベルのレストランで贅沢な昼食をとることに。カエルの足のムニエル、クリームソース添え。
【4日目】野菜サラダとパンにワイン
【4日目】野菜サラダとパンにワイン
【4日目】デザートとコーヒー
【4日目】デザートとコーヒー
【4日目】メリベルの街並み。建物の表に木が使われています。
【4日目】メリベルの街並み。建物の表に木が使われています。
【4日目】道路の上を通る橋
【4日目】道路の上を通る橋
【4日目】メリベルの屋内スケートリンク。1992年アルベールビル五輪のアイスホッケーの会場になりました。
【4日目】メリベルの屋内スケートリンク。1992年アルベールビル五輪のアイスホッケーの会場になりました。
【4日目】スケートリンクの内部。一般に開放していました。
【4日目】スケートリンクの内部。一般に開放していました。
【4日目】メリベルから麓の温泉地ブリッド・レ・バンに下りるゴンドラ。6700mの長さがあります。1992年アルベールビルオリンピックでは、麓のブリッド・レ・バンに選手村が造られています。
【4日目】メリベルから麓の温泉地ブリッド・レ・バンに下りるゴンドラ。6700mの長さがあります。1992年アルベールビルオリンピックでは、麓のブリッド・レ・バンに選手村が造られています。
【4日目】OLYMPEという名前がついています。メリベルではアイスホッケーと併せて女子のアルペンスキー競技が行われました。ゴンドラを選手の輸送に使い、オリンピック後は、スキーリゾートと温泉地をつなぐアクセス手段となっています。
【4日目】OLYMPEという名前がついています。メリベルではアイスホッケーと併せて女子のアルペンスキー競技が行われました。ゴンドラを選手の輸送に使い、オリンピック後は、スキーリゾートと温泉地をつなぐアクセス手段となっています。
【4日目】駐車禁止のマークが灰色。景観に気をつかっています。
【4日目】駐車禁止のマークが灰色。景観に気をつかっています。
【4日目】ホテルやコンドミニアムが軒を並べています。
【4日目】ホテルやコンドミニアムが軒を並べています。
【5日目】ヴァル・トランのすり鉢の稜線に上がってきました。遠くにモンブランが見えます。
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【5日目】ヴァル・トランのすり鉢の稜線に上がってきました。遠くにモンブランが見えます。
【5日目】ヴァル・トランの街
【5日目】ヴァル・トランの街
【5日目】Aiguille de Péclet(3561m)
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【5日目】Aiguille de Péclet(3561m)
【5日目】シムデキャロンに上がるロープウェイから
【5日目】シムデキャロンに上がるロープウェイから
【5日目】シムデキャロン山頂(3195m)に到着。
【5日目】シムデキャロン山頂(3195m)に到着。
【5日目】
【5日目】山頂付近。雲海が広がってきました。
【5日目】山頂付近。雲海が広がってきました。
【5日目】山頂で休憩。
【5日目】山頂で休憩。
【5日目】シムデキャロンの山頂から滑ります。雲海の向こうにモンブラン
【5日目】シムデキャロンの山頂から滑ります。雲海の向こうにモンブラン
【5日目】雲海に浮かぶモンブラン
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【5日目】雲海に浮かぶモンブラン
【5日目】山頂直下から迂回コースを下ります。
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【5日目】山頂直下から迂回コースを下ります。
【5日目】レ・ムニュィルの西側にあるLA MASSEエリアに移動しました。ずっと雲海の上にいます。
【5日目】レ・ムニュィルの西側にあるLA MASSEエリアに移動しました。ずっと雲海の上にいます。
【5日目】夕日に照らされて雲海に浮かぶモンブラン。
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【5日目】夕日に照らされて雲海に浮かぶモンブラン。
【5日目】夕日に映えるMt. de la Chambleの山頂リフト駅。月が出ていました。
【5日目】夕日に映えるMt. de la Chambleの山頂リフト駅。月が出ていました。
【5日目】夕日に照らされるAiguille de Péclet。
【5日目】夕日に照らされるAiguille de Péclet。
【5日目】滑り下りてきたコースを振り返ります。
【5日目】滑り下りてきたコースを振り返ります。
【5日目】夕日が沈むところです。
【5日目】夕日が沈むところです。
【5日目】ツアーの主催者、旅行会社の方と、参加者とで、ホテルの部屋で呑み会。撮っていただいた方に写真をいただきました。
【5日目】ツアーの主催者、旅行会社の方と、参加者とで、ホテルの部屋で呑み会。撮っていただいた方に写真をいただきました。
【6日目】モンヴァロンの上にゴンドラで上がります。
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【6日目】モンヴァロンの上にゴンドラで上がります。
【6日目】Mt.VALONの山頂からのメリベル渓谷の眺め。
【6日目】Mt.VALONの山頂からのメリベル渓谷の眺め。
【6日目】メリベルの奥のモッタレに下りてきました。
【6日目】メリベルの奥のモッタレに下りてきました。
【6日目】林の中の道
【6日目】林の中の道
【6日目】モッタレのコンドミニアム群
【6日目】モッタレのコンドミニアム群
【6日目】クールシュベル1650に向かって滑ります。
【6日目】クールシュベル1650に向かって滑ります。
【6日目】クールシュベルの飛行場
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【6日目】クールシュベルの飛行場
【6日目】クールシュベル1650のゲレンデから、飛行場の滑走路とクールシュベル1850
【6日目】クールシュベル1650のゲレンデから、飛行場の滑走路とクールシュベル1850
【6日目】クールシュベル1650のゲレンデ
【6日目】クールシュベル1650のゲレンデ
【6日目】クールシュベル1650のベース
【6日目】クールシュベル1650のベース
【6日目】クールシュベル1850のベースを望む。
【6日目】クールシュベル1850のベースを望む。
【6日目】正面にモンブランを見ながら滑ります。
【6日目】正面にモンブランを見ながら滑ります。
【6日目】クールシュベルの飛行場
【6日目】クールシュベルの飛行場
【6日目】お昼の食事
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【6日目】お昼の食事
【6日目】メリベルのオリンピック・エクスプレスリフト。1992年アルベールビル五輪の女子滑降競技が行われたコース沿いにあります。
【6日目】メリベルのオリンピック・エクスプレスリフト。1992年アルベールビル五輪の女子滑降競技が行われたコース沿いにあります。
【6日目】女子滑降コースの上部
【6日目】女子滑降コースの上部
【6日目】女子滑降コースからの眺め。
【6日目】女子滑降コースからの眺め。
【6日目】メリベルに向かって滑ります。
【6日目】メリベルに向かって滑ります。
【6日目】メリベルの街並み
【6日目】メリベルの街並み
スキーを終えて、翌日、ヴァル・トランからムーティエにバスで下山。
スキーを終えて、翌日、ヴァル・トランからムーティエにバスで下山。
ムーティエのバスセンター
ムーティエのバスセンター
ヨーロッパらしい景色が広がります。
ヨーロッパらしい景色が広がります。
古い街並みが続きます。
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古い街並みが続きます。
お店のショウウィンドウの飾り
お店のショウウィンドウの飾り
仮面の飾り
露天の市場
SNSF(フランス国鉄)のムーティエ駅
SNSF(フランス国鉄)のムーティエ駅
シャンベリー行きの列車に乗ります。
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シャンベリー行きの列車に乗ります。
シャンベリーの駅前
シャンベリーの駅前
ジャム売りの露店
ジャム売りの露店
シャンベリー駅
シャンベリーの駅前通りをしばらく歩きました。
シャンベリーの駅前通りをしばらく歩きました。
駅に戻ります。
シャンベリーからパリ行きのTGVに乗り換え。
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シャンベリーからパリ行きのTGVに乗り換え。
TGVの車内
パリのリヨン駅に到着。
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パリのリヨン駅に到着。

感想

(2021年12月記載)
26年前に、年末年始を利用して、フランスのサボワ県 LES TROIS VALLÉESへのスキーツアーに参加しました。1992年のアルベールビル冬季オリンピックの競技会場にもなった所です。滞在したヴァル・トランは標高2300m(志賀高原の横手山山頂の標高と同じ)の高所にあり、暖冬の雪不足の年でも安心して滑れました。

LES TROIS VALLÉESは、3つの谷にある4つのスキー場がリフト・ゴンドラと滑走コースでつながっている集合体ですが、エリア共通のリフト券が発行されているため、総滑走距離600km(志賀高原の5〜6倍)の大規模エリアになっていました。

ヨーロッパアルプスは、スイス、フランス、イタリア、オーストリアにまたがり、各地域のスキーエリアが競争しています。隣のスキー場とコースやリフトをつなげて大規模化すること(国境をまたいでドッキングすることもあり)や、地域で共通のリフト券を発行することが、よく行われています。イタリアのドロミテのように広域で共通リフト券を発行しているケースもあります。

ヴァル・トランは人工的に造られた無国籍な町で、ヨーロッパに居る気がしませんでした。しかし、滞在者が食事や買い物で町中に出ているので、賑やかな町でした。

なお、ヴァル・トラン滞在6日間の行程は次の通りです。
【前日】
 パリのシャルルドゴール空港の混雑でなかなか着陸できず、トランジットの時間が短くなり、最後に飛行機を降り立ったジュネーブの空港で、ウェアや靴の入った荷物が出て来ず、翌日にホテルに届けてもらうことになった。
 深夜にヴァル・トランにツアーの貸切バスで到着。ジュネーブから、アネシー、アルベールビル、ムーティエ経由で約3時間かかった。
【1日目】
 曇りの天気。午前中には荷物が届かず、ヴァル・トラン観光局とノボテル・ヴァル・トランの両方で仕事をされていたMs.加藤にヴァル・トランの町の中を案内してもらう。スキー板をレンタル。お昼過ぎに荷物が届き、午後2時から着替えて、スキー開始。ヴァル・トランのエリア内だけで滑る。滑走標高差2,479m。
【2日目】
 朝、雪が積もる。曇りの天気。ツアーの参加者の方々と一緒に滑る。
 ヴァル・トランとレ・ムニュィルで滑走。滑走標高差5,244m。
 夜は、ホテルで年越しのパーティー。
【3日目】
 朝から晴れ渡る。ツアー参加者の方々と一緒に、ヴァル・トランからメリベルを経てクールシュベルまで遠征。帰りはレ・ムニュィル、Mt.Vallonにも立ち寄ってから戻る。滑走標高差6,903m。
【4日目】
 朝から雪。ツアーの参加者の方々と一緒にメリベルのレストランでゆったりと昼食。帰りにコケて胸を打つアクシデント。滑走標高差2,703m。
【5日目】
 朝からヴァル・トランの診療所でレントゲン撮影。骨には問題なく、痛み止めの薬をもらう。晴れの天気で、11時から遅れて滑走開始。モーリエンヌ側に滑り込む。シムデキャロンの山頂でツアーの方々に合流。レ・ムニュィルのラ・マッセ側で滑る。滑走標高差4,944m。
【6日目】
 最終日も晴れ、この日は単独ですべてのエリアを回る。メリベルにあるアルベールビル五輪の女子滑降コースを滑ることができた。滑走標高差8,036m。
【翌日】
 早朝にヴァル・トランを出発。ムーティエからシャンベリー経由でパリまで鉄道で移動。

新たにオミクロン株が出てきて、新型コロナはまだまだ終息が見えない状況ですが、気長に待つことにしましょう。

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