[信州の里山] 戸隠連峰 西岳〜本院岳〜戸隠山


- GPS
- 08:34
- 距離
- 13.9km
- 登り
- 1,503m
- 下り
- 1,494m
コースタイム
1025西岳山頂-1049本院岳-1141最低鞍部-1220八方睨み-1230戸隠山-1240八方睨み
1300八方睨み-1335西窟-1342百間長屋-1420奥社-1430随神門-1450鏡池駐車場
天候 | 晴れのち曇り |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2012年10月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
宝光手前を左折鏡池方面へ。 紅葉シーズンの10月土日は8:00〜16:30までは、マイカー規制が実施されていて、鏡池方面へは進入できないので注意。 http://togakushi-21.jp/medias/upload/DOC120419-001.pdf |
コース状況/ 危険箇所等 |
●トイレ・水場 鏡池にあり 奥社にも水場あり ●登山ポスト 鏡池にはなかった。 今回はメールにて提出 ●危険箇所など [鏡池〜天狗原] 登山道への取り付きは、一先ず上楠川林道に入れば、左側を注意深く見ていけば登山道に入れる。 その後の分岐地点がちょうど土砂崩落しており、かなり彷徨った。 ウォッ地図のルートが最新なので、それを参考にすると良い。 渡渉は問題ないが、天狗原までの登りは、ぬかるんでいる箇所があり若干気を遣う。 [天狗原〜最初の鎖場] 最初は草原を緩やかに登るが、樹林帯に入り、次第に坂がキツくなり、尾根も痩せてくる。ほぼ直登なので、人によってはキツイかもしれない。 [最初の鎖場〜P1] 鎖場の連続。若干迷う箇所があった。P1尾根での道迷いは、イコール墜落死なので、慎重に。鎖のサポートがない箇所もあるので、とにかく掴めるものは何でも掴んで登る。 [P1〜西岳山頂] 問題ないが、東側は切れ落ちているので、ちょっとした所で、つまずいたりしないように。 [西岳山頂〜本院岳] 西岳肩からコルに下る所に三段構えの鎖場がある。 本院岳への登りはキツイ。 [本院岳〜八方睨み] 長い鎖場があるので慎重に。八方睨みへの登り返しはしんどかった。 [戸隠山〜奥社] 蟻の戸渡他、鎖場多数 お馴染みのルートなので割愛 [奥社〜鏡池] 遊歩道 |
写真
感想
今年の山行の集大成として遭難者の90%以上が墜落死と言われている、西岳縦走を選んだ。
まさか、毎日見ている険しい山並みを自らが登るとは夢にも思っていなかった。
この時期を選んだのは
・夏場は暑いので、水を担ぎ上げるのが大変。
・日の出、日没時間を考慮すると、ギリギリのタイミング。
・紅葉も楽しめる。
というのが主な理由。
今回は、1.5L+奥社での補給ですんだが、夏場であれば、私の場合、行程的に3L超は必要であっただろう。日が長くてその分時間的な余裕ができるが、できるだけ重量を節約したかったのである。
評判どおり、険しい山であったが、何とか登れるものである。しかし、一般ルートでは無いので、ルートが不明瞭であったり、あって然るべき所に鎖やロープのサポートがなかったりで安易に入れる山ではないと思った。
歩行距離も10kmを越え、工程も8時間以上かかるので、それなりの準備と体力、気合が必要と感じた。
今回は時計回りであったが、稜線では逆回りのペア1組と単独行の方1名とすれ違った。奥社からだったら難易度は五分、ルートは逆回りの方が圧倒的に分かり易いと感じた。また、いつもの山ではありえない所の筋肉痛に見舞われている。腕とかお尻とか。
総体的には、天気にも恵まれ、素晴らしい景色、紅葉も楽しめ、集大成にふさわしい山行であったと思う。八方睨みは奥社からの登山者で賑わっており、西岳方面からの登りは急登のため、八方睨みへはひょこんと顔を出す感じで登場するので、かなり目立ったというか、どこから来たの?的な視線が、、、縦走路を振り返ると、我ながら、何となくその気持ちがわかる気がした。
※GPSのルート軌跡は一部正確でない部分があり。
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