【日光白根山】ロープウェー利用でちょっと楽々山行
- GPS
- 06:04
- 距離
- 8.5km
- 登り
- 736m
- 下り
- 739m
コースタイム
8:35 二荒山神社 登山口
8:40 不動岩
9:03 大日如来前
9:05 七色平分岐
9:25 地獄ナギ
10:55 白根山山頂
11:55 五色避難小屋
12:10 五色沼(ランチ) 12:45
13:20 弥蛇ヶ池
13:55 避難小屋
14:00 七色平分岐
14:25 ロープウェー山頂駅
天候 | 晴れ、山頂付近強風 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2012年10月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
丸沼高原スキー場センターハウス前駐車場:100台ほど AM6:00で20台ほど、AM7:30で80台ほど センターハウスはAM7:30ころからオープン、トイレは早朝より利用可 ロープウェーはAM8:00時より |
コース状況/ 危険箇所等 |
【山頂駅〜七色平分岐】 ・二荒山神社前から獣ゲート潜って登山道に入る ・樹林帯の中の登り、階段や木道部もあり、所々に泥濘 ・紅葉樹林の赤や黄色が鮮やか ・道幅はあまり広くは無い ・標識やコース案内は整備されている 【七色平分岐〜奥白根山山頂】 ・途中までは樹林帯の中の登山道 ・森林限界点の少し手前に霜柱があり日向部分は解けて泥濘 ・森林限界点を過ぎると風が強くなり、ガレ場となり歩き辛い ・山頂手前が岩登りとなり、人が多いので危険、要注意 ・山頂はとても狭い 【奥白根山山頂〜五色沼】 ・中禅寺湖、男体山を目の前にしてガレ場をジグザクに下る ・かなり歩き辛い、ダブルストック必須アイテム ・避難小屋から五色沼まで枯れた沢の岩場を降りる箇所とその淵の道と コースが広がるところがあるのでコースアウトに注意 ・五色沼に「水場」あり ・沼岸には腰掛やテーブルになりそうな石が点在するのでランチポイント 【五色沼〜弥蛇ヶ池】 ・五色沼の淵から五色山を正面に右の樹林の中への登り ・意外に急登 【弥蛇ヶ池〜七色平分岐】 ・池岸の分岐標識、「白根山 1.1Km」方向への登り ・少し登った所の分岐標識、「七色平・山頂駅」へ進む ・分岐後平坦な道を進むが直ぐに樹林の中の急な下りとなる ・30分程降りると六地蔵方面との分岐点、左折して「七色平」へ ・七色平の歩き易い木道を進むと避難小屋に出る ・避難小屋はほとんど廃屋化 ・避難小屋の前から2〜3分で七色分岐 【七色平分岐〜山頂駅】 ・朝登って来たコースを下る |
写真
感想
紅葉真っ盛りの「白根山」に行ってきました。「白根山」って、
「奥白根山:日光白根山」と「本白根山:草津白根山」の
日本百名山に二つの「白根山」があるのです。
「駒ヶ岳」は木曽・甲斐・会津・越後など多くあるのは知っていましたが、
恥ずかしながら山行計画を立てる時まで漠然と一つの「白根山」でした。
今回は迷ったあげく、丸沼高原からの「日光白根山」です。
ヤマレコで調べるといろいろなアプローチがありそうでしたが、
帰りの渋滞を考慮してスキー場のロープウェーを利用して
少し楽しようと、山行計画の段階で付けたタイトルが
「【日光白根山】ロープウェー利用でちょっと楽々山行」、
実際は結構ハードでヘロヘロになった約6時間で8Kmの中身の濃い山行でした。
それに帰りの道路の渋滞を心配する前に、山頂付近や登山道が想像以上の大渋滞。
下調べで、休祭日のロープウェーの始発は午前8時からということで、
一時間前には着いていようと午前3時過ぎに自宅を出たのですが、
快調な走行で午前6時に現着、現地は快晴で気温は0度で震え上がり、
長袖のTシャツを1枚追加して着込んで、一時間ほど仮眠。
センターハウス前の駐車場は、この時点で20台ほど、
センターハウスは7時半過ぎにならないとオープンしないようだが、
トイレは終日利用出来る様子、車中泊組も数台見受けられた。
午前7時過ぎには駐車場の係員が立ち、9割方うまって来た。
予想はしていたがかなりの人出である。
サーマースキーも営業中なので、登山者だけでなくスキーヤーも多い。
8時15分前頃からロープウェーのチケットの販売が始まった。
片道が\1,000、往復で\1,900、私は温泉入浴券付きの得々切符を
\2,100で購入。クレジットカードも利用可能。
ロープウェーは10分足らずで山頂駅に到着。
車(?)窓からの紅葉風景は色鮮やかでなかなかのものであった。
山頂駅付近では団体さんの点呼などでかなりの賑わいである。
登山コースの途中にはトイレは無く、山頂駅近くのレストハウスのトイレが
最後になるので既に長蛇の列、麓でロープウェーに乗る前に済ませておくのが賢明。
登山者に交じって、軽装のハイカーも多い。
山頂付近を中心とした軽装ハイカー向け周回コースも整備されている。
天気がとても良く、日差しも強く、朝方の寒さが嘘のように暖かく気持ちが良い。
今回は山頂付近はやや風が強かったが天候には恵まれた。
森林限界点の上から山頂付近まではガレ場よりももっとザレた感じで、
登りもパワーを要するし、下りも滑り出すとブレーキが利かず力が入る。
スニーカー履きのハイカーも紛れ込んでいたがかなり苦戦していた様子。
山頂はかなり狭かった、狭い岩場コースを記念撮影の順番待ちの行列が出来て、
山頂を目の前にして10分以上待たされる。
また、その順番を守らずに割り込んでくる団体の輩があり、溢れかえり、
とても危険な状態であった。
一瞬、パスしようかと思ったが、ここまで登って来たのだから、
少しでも360度の眺望と、山頂の標をカメラに収めたいと、
行儀よく並んでいる人たちのあとに付いて順番を待った。
今回の山行で感じたこと、
かなりの人出の賑わいで、渋滞もあり、自分のペースで登ることが出来ずに
写真撮影のポイントに立ち止まることも儘ならず、
いつもより遅いペースだったのに、慌ただしく感じた。
平日に来られる人が羨ましい。
五色沼までの下りコースで、遅くなっていたコースタイムを取り戻そうと
渋滞が切れたところから、一目散に下って行ったが、これは五色沼まで下りれば、
あとは登りは無いものと思い込んでいたからであり、昼食休憩後、
その誤解に嫌をもなく気付かされた。
弥蛇ヶ池までは、結構な急登であったため、三度ほど息切れをして立ち止まった。
俄仕込みの下調べによる思い込みと、地図を持っていても等高線などが読めていない
ということが明らかになった。やはり、地図は読めるになろうと再認識。
下山後、得々切符を利用して、センターハウス1階にある座禅温泉で汗を流した。
あまり大きな施設ではないが、駐車場を移動せず利用できる点は良かった。
休みと天候の具合で、瑞牆山と金峰山のテント泊以来、およそ一か月ぶりの山行であった。
少し時間を空けたので、膝痛や筋肉痛などを心配したが特に心配に及ぶことは無く、
無事に下山できた。
相変わらず体力の問題は残っているが少しは山歩きに体も慣れてきた様だ。
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