京都市内で霧散歩(佐々里峠-品谷山-廃村八丁)
- GPS
- 04:08
- 距離
- 9.8km
- 登り
- 545m
- 下り
- 550m
コースタイム
天候 | 霧 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2020年05月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
写真
感想
ソロ+自家用車+越境しない、ということで、「いつか行く」リストの中から廃村八丁に行ってきました。京都市左京区(!)です。5時30分に家を出て、花脊の観光トイレ(ここ重要)に立ち寄ってから、7時過ぎに佐々里峠の駐車場に到着。他に停まっている車はありませんでした。しかし、同じ市内とは言え、この時間で橿原の職場に着いてコーヒー飲めてますよね。
雨上がりだったので、いい感じの霧が立ちこめています。小野村割岳ほどではないですが、杉や広葉樹の巨木を眺めながら稜線を歩き、ダンノ峠からの道に合流。新緑の写真とか撮っていたので、2km/hrくらいのスローペース。眺望あらへんと思いながら歩いているうちに品谷山山頂に到着。本当に軽い感じやと思っていたら、どうしてどうして。
さらにしばらく稜線を歩きますが、山頂を越えてから踏み跡が次第に薄くなります。さらに、倒木の被害が目立つようになり、1箇所では道がわからなくて右往左往しました。GPS見て、正しいと思う方に倒木を越えていくと、道が復活します。さらにその後、新品谷峠から南に折れると、谷筋に出ます。ただ、踏み跡がはっきりしないのに加えて、倒木が多いです。これ、行けるとわかっていたらそれなりに楽しいのですが、道が正しいかどうかおっかなびっくりなので、あまり心臓には良くありません。何度か渡渉しながら下流へ下流へ。コースタイムは35分で、実際にもそれくらい歩くと、左側に石垣が見えてきます。これは人が住んだ跡、と思ってさらに進むと、右手に写真では何度も見たトタン製の四角錐の小屋。やっと廃村八丁到着です。
ここは、明治期には5戸が暮らしておられたそうですが、その後陸の孤島と化し、1941年に離村なさったという話です。川を渡って少し行くと、斜面を登っていく階段があり、多分あの上に鎮守社があったんでしょうね(今は倒壊しているそうです)。
さて、今日の核心部は終わったつもりになって、帰路につきます。ここまで小休止・大休止なしで来ていて、お昼ご飯も車に戻ってから食べようと考えたのですが、実はこの後も結構難儀でした。恐らく、経路的には四郎五郎峠経由が楽だったのかと思います(分県登山ガイドもそっちを紹介しています)。しかし、滝を見たかったので刑部谷を通ったところ、さっきの谷筋よりも大変でした。女性とか、小柄な人だと、今日の水量は渡渉に難ありかも知れません。また、私も人のことを言えませんが、ある程度ルートを探しながら歩く必要はあります。
いくつかきれいな滝を見たあと、突然登りにかかります。谷から尾根まで登らないといけないので結構急です。ただ、尾根まで登ってしまうと、今日のしんどいところはほぼおしまい。間もなく四郎五郎峠経由の道と合流し、ちょろちょろ渡渉しているとダンノ峠到着。ここからまた急な登りはありますが長くは続かず。谷筋を歩いている間は全然なかった霧がまたかかるようになって、眺望は駄目駄目。しかし行きには気付かなかった巨木や花の写真を撮って帰着。
ただ、気持ちは疲れたものの、体力的にはまだ余裕が残りました。車に乗ったらしんどかったことは忘れ、その後ナビが府道361号線を通れというので、そこを通ったら、えらい目に遭いました。こんな道だったら、鞍馬街道走った方がまだしも楽ですやん。
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