【過去レコ】震災後、久しぶりの登山は至仏山。

2011年07月23日(土) [日帰り]

• GPS: 04:00
• 距離: 9.2km
• 登り: 714m
• 下り: 697m

コースタイム

日帰り

• 山行: 4:10
• 休憩: 0:30
• 合計: 4:40

10:00 鳩待峠
10:50 オヤマ沢田代
11:10 小至仏山
12:00 12:30 至仏山
13:40 小至仏山
14:00 オヤマ沢田代
14:40 鳩待峠

カメラの時計が狂っていたため、時間は推定値です。

天候

晴れ、のち曇り（ガス）

アクセス

利用交通機関：

バス 自家用車

尾瀬戸倉の駐車場から鳩待峠まではマイクロバスで往復し、鳩待峠から山頂までピストンしました。

その他周辺情報

下山後には、南郷しゃくなげの湯に立ち寄りました。

写真

1/1 0:00

花の至仏山、そのまんま古い橋にくっ付いている金属製のアレにそっくりなギボウシの蕾

1/1 0:13

イワオトギリ

1/1 0:25

ヒオウギアヤメと尾瀬ヶ原、燧ヶ岳はうっすらと

1/1 0:26

コケモモ類

1/1 0:27

ニッコウキスゲの群れ

1/1 0:28

ミネウスユキソウ

1/1 0:28

コオニユリ

1/1 0:29

ダイモンジソウ

1/1 0:30

タテヤマリンドウ

1/1 0:31

ギボウシの蕾はジンジャーの花みたいです

1/1 0:33

アカモノ

1/1 0:52

シャクナゲの群れ

1/1 0:53

風に揺れるワタスゲ

1/1 0:55

ピンぼけですがヨツバシオガマ

1/1 0:56

オヤマ沢田代入口の標識を過ぎます

1/1 0:58

見応えのあるベニドウダン

1/1 1:00

ウラジロヨウラクも

1/1 1:01

ハクサンイチゲはここでは少数派

1/1 1:02

イワカガミはあちこちに

1/1 1:04

イワイチョウの花

1/1 1:04

チングルマの群生地

1/1 1:05

お花畑を満喫

1/1 1:06

シナノキンバイって存在感あるなぁ

1/1 1:06

花だらけで、ガスでも全然退屈しません

1/1 1:08

ハクサンチドリ

1/1 1:15

ジョウシュウアズマギク

1/1 1:26

蛇紋岩のこの山らしい風景

1/1 1:28

タカネアオヤギソウ

1/1 1:28

ホソバヒナウスユキソウ

1/1 1:30

ホソバツメクサ

1/1 1:36

見頃のシャクナゲ

1/1 1:40

タカネバラ

1/1 1:43

ガスの登山道で花を愛でながら山頂を目指す

1/1 1:44

タカネナデシコ

1/1 1:45

イブキジャコウソウの群れ

1/1 2:09

そして至仏山山頂に到着！

1/1 3:23

帰路での小至仏山

1/1 3:38

ガスに巻かれたけど、久しぶりの登山を満喫しました

1/1 3:58

ギョリンソウでこの日の花は終了！

1/1 5:58

下山後はみんなで南郷しゃくなげの湯、ちょっと硫黄臭のするお湯が気持ちのいい温泉です

撮影機器：

EX-Z600 CASIO COMPUTER CO.,LTD.

感想

yamaonse

2011年は東日本大震災の年。個人的には前年秋に母が倒れ、老健から在宅介護に向かう激動の年でした。2年くらい前から自分自身も体調のすぐれないことが多く、山行頻度は大きく減少。1年8か月ぶりに山登りをしたのが、地元尾瀬の至仏山でした。

山が一年で一番賑わう季節、樹林帯、高層湿原、岩稜帯と表情を変えるごとに、種類の違う花たちをたくさん見ることができました。途中からは一面ガスで真っ白だったものの、ハイマツと岩肌が続く光景は二千メートル級の山とは思えない感動でした。

尾瀬はこのときで6回目、前回湿原を歩いたときから6年が経過していました。家族連れや中高年ハイカーに大人気な山のはずが、若者比率の高さ、それも今どきな服装の山ガールのみならず、小洒落た草食風男子が多かったことにびっくりしました。

一昔前の若い子といえば、男だけのグループ、大学サークルのでかいリュック背負ってる子など、生息範囲も槍穂とかの高い山に限られてました。このときはおしゃれな30前後の男女グループや、街歩きできそうな格好のカップルが多数歩いていました。

アウトドアがブームとはいえ、ちょっと衝撃を覚えたこのときの登山。ついでに言うと、ちょっと斜度が上がると途端に息があがってしまい、こちらも衝撃でした。この後、徐々に山復活を意識させたこのときの登山での感動が、なんとも懐かしいです。
【2020年5月29日記】