ヤマレコ

記録ID: 236316 全員に公開 沢登り丹沢

世附川水系 樅ノ木沢右俣

日程 2012年10月20日(土) [日帰り]
メンバー
 watasaru(CL)
天候曇り
アクセス
利用交通機関
車・バイク
山伏峠
・山伏峠トンネル山中湖側南側のホテル廃墟入口は駐禁チョークを付けられて
 しまい迷惑を掛けるので、道志道を50mほど山中湖側に降りた北側の路肩
 スペースがよいかもしれない。3−4台。

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地図/標高グラフ


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コースタイム [注]

山伏峠8:12−
8:40水ノ木分岐−
9:04西丸東尾根−
9:34金山沢徒渉点−
9:45樅ノ木沢橋10:10−
樅ノ木沢入渓−
10:25標高760m西沢との二俣−
10:50標高835m二俣11:08−
11:18標高885mゴルジュ入口−
12:00標高930m二俣−
12:05標高960m二俣(両門ノ滝状)12:15−
12:20標高980m左俣との二俣−
右俣へ−
13:13標高1145m最奥の二俣−
左沢へ−
13:33東海自然歩道/油沢ノ頭(1310m)東側コル13:50−
翌日、西沢&沖ビリ沢を遡行するというwatasaru、hitomaruと別れ
kamog単独で下山開始−
14:38石保土山(1297m)14:50−
15:26山伏峠
コース状況/
危険箇所等
■丹沢の沢登り記録全般
 http://mt-farm.info/tanzawakiroku.html

■世附川水系 樅ノ木沢(モミノキサワ)

 アプローチ不便の西丹沢/世附川の源流域にあって、周辺の「沖ビリ沢」
 「西沢」「水ノ木沢」と並んで、丹沢らしからぬ美しいナメとナメ滝が
 連続する秘境の沢。

 遡行グレード:1級上

 ※この沢の核心部・・・標高885mから出てくるゴルジュの高巻きと
  要読図の長いアプローチ(笹藪漕ぎあり)。
  また交通手段も車(バスは本数少なく使えない)と駐車スペース
  も核心であろう。
  それ故、これらの沢の遡行価値がある。

 ‘算崙擦了撹峠から大棚ノ頭方面は、山伏峠トンネル山中湖側入口の
  南側側道に入り、ホテル廃墟前の鳥居から割りと幅の広い径路を
  ジグザグと上がり東海自然歩道でもある尾根道に上がる。
  南東に向かい登りすぐにある鉄塔をやり過ごす。
  右側に登山道が分岐しているが、4つ目までは巻き道であり、
  5つ目の分岐で右手水平に進むと、高指山から来る登山道と合わさるので
  これを左の水平道へ行く。すなわち大棚ノ頭を巻くようにして菰釣山方面
  へ進むことになる。
  鉄塔を再び越し古い木の階段をひと登りすれば「水ノ木分岐」。
  ここから標識にある東丸・西丸方面へ尾根を下る。
  (この径路は一般登山道ではない)
  少しで背丈以上の笹が両側から覆いかぶさるが、足元の踏み跡は狭いが
  続いているのでこれを追う。
  笹の藪漕ぎをしながらの下降なのでスリップ注意。またこの周辺は
  クマの痕跡も多いので臭いもの、音ものなど要対策。
  (昨年は「クマ結び」と呼ばれる笹を編んだ2mほどの円座を目撃)
  西丸の登りに差し掛かるポイントで、西丸には登らず北側を巻くように
  付けられた踏み跡へ進む。
  しばらく行けば右側が植林になった北東に伸びる尾根に出るので
  これを下降。
  痩せたコルを過ぎた標高1050m辺りから尾根の右手山腹に水平に付けられた
  森林作業径路が続いているので、これを最後まで追えば、小さな沢の中を
  下るようになる。5mほどの堰堤を右から巻き下れば、本流の金山沢に
  合わさる。
  この金山沢の対岸上部に草の繁茂する林道があるので、しばらくこの林道を
  東へ下ればコンクリの樅ノ木沢橋に到着。
  足達者なメンバーで山伏峠から橋まで1時間半程度かかる。

 ∠皀量擽兇ら沢へは左隅から容易に降りられる。
  入ってすぐにトタン製の筒管と沢幅いっぱいに広がった浅い池状が現れ
  その上部には4×8mのナメ滝がかかっており、思わず今後を期待して
  しまう。4×8m滝は右手から簡単に登れる。

 I弦760mで水量比1:1の二俣。
  両沢とも堰堤が架かっている。
  左は西沢で、樅ノ木沢と似たような渓相できれいな沢だ。
  (西沢の記録はヤマレコサイト内kamogの2012/07/30記録を参照ください)
  右が樅ノ木沢で、最初の堰堤は右側から巻ける。

 い靴个蕕は幅の広い平凡な渓相が続く。
  標高835mで右からナメを前衛にした3段6m滝を持つ支流が水量比
  10:1で合わさる。
  1.5m小滝を越え少しで標高860mの水量比1:2の支流が左から合わさる。
  支流には7mの垂直滝が架かっている。

 イ垢阿忘犬大岩のナメが現れ、右から3段7mの下部がスラブ、上部が
  やや被った滝が合わさっている。
  本流はゴルジュで、釜を持った4×5m滝。釜は腹まで浸かれば突破できる
  が、さすがにこの時期はそこまで濡れたくない。
  右側のザレを10mほど上がって高巻きに入る。
  土が脆い斜面を慎重にトラバースし、次の3条2m滝と6m滝を越えた
  辺りの少し樹木が開けたところで木を支点に長さ15mほど懸垂下降して
  沢に戻る。(トラバースをし過ぎると降りられなくなるので注意)
  左上部が被り気味の岩を抱える3段5m滝は、流芯沿い右を登る。
  ここは卦蕁歡度で楽に登れる。足も踝を濡らす程度だ。
  このゴルジュがこの沢の最大の核心部であろう。

 ι弦960mでちょっとした両門ノ滝に出会う。
  右が6×10m、左が3条7×12m滝でやっと皆からも歓声が上がる。
  ここからがこの沢の真骨頂で美しいナメとナメ滝が連続して
  思わず笑顔になってしまうであろう。
  左の7×12滝はそれほどヌメリもなく教蕁棔銑卦蕁櫃藩動廖
  滝を登りきっても長さ30mの美しいナメ床がヒタヒタと続き
  その先は苔岩が日本庭園のようになかなかだ。

 Г垢阿砲海梁瑤瞭麕鵑噺討个譴討い觜舂点。水量比は1:2。
  最近の市販されている沢登りルート集には左俣が紹介されているが
  右俣の方が水量も多く開放的なので、今回は右俣に入る。
  入ってすぐにナメ床と5×10mの美しいナメ滝が架かっている。
  この滝は出だしの一歩だけ少し細かいがあとは容易だ。

 ┐海梁譴鯏个辰銅囲を見渡せばここは三俣になっていて、いずれの沢も
  ナメ床が続き、一番美しいポイント。(標高990m)
  水量比は5:2:1で一番水量の多い正面の左沢を進む。
  長さ30mほどのナメは思わずはしゃぎたくなってしまう。

 すぐにまた二俣。標高1000mで水量比は1:1。
  左沢も延々とナメが眺められ、どこを詰めてもそれないであろうが
  今回は右沢へ行くと、段を区切りにくい長さ40mナメとナメ小滝。
  「いいね」「いいね」の連呼。
  3条2段5×12mナメ滝を越えると、ようやく沢もやや狭まって
  ゴーロ帯となる。
  水も一旦涸れたり、再び現れたり程度の水量となる。

 壁状大岩がある左沢を見送り次の標高1150m二俣は今回左に入った。
  狭くなったトイ状のナメ床は傾斜もあるが、ほぼ最後まで詰め上がる
  ことができる。最後は少しだけ笹藪を漕いで、東海自然歩道上、
  油沢ノ頭東側のコルに飛び出れた。

 下山は東海自然歩道の尾根上を山伏峠まで1時間半少々だ。

過去天気図(気象庁) 2012年10月の天気図 [pdf]

写真

西丸へのアプローチ
笹藪漕ぎだぃ
2012年10月20日 08:45撮影 by PENTAX Optio WG-2, PENTAX
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西丸へのアプローチ
笹藪漕ぎだぃ
水ノ木林道へ向け西丸東尾根を下降
2012年10月20日 08:59撮影 by PENTAX Optio WG-2, PENTAX
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水ノ木林道へ向け西丸東尾根を下降
金山沢へ出ました
2012年10月20日 09:34撮影 by PENTAX Optio WG-2, PENTAX
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金山沢へ出ました
樅ノ木沢橋です
2012年10月20日 09:45撮影 by PENTAX Optio WG-2, PENTAX
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樅ノ木沢橋です
樅ノ木沢へ入ってすぐの風景
今後を期待してしまいます
2012年10月20日 10:12撮影 by PENTAX Optio WG-2, PENTAX
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樅ノ木沢へ入ってすぐの風景
今後を期待してしまいます
1
すぐにある4×8m滝
2012年10月20日 10:12撮影 by PENTAX Optio WG-2, PENTAX
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すぐにある4×8m滝
中盤の核心部ゴルジュ
くそ暑い夏なら釜を突破するんだが・・
2012年10月20日 11:21撮影 by PENTAX Optio WG-2, PENTAX
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中盤の核心部ゴルジュ
くそ暑い夏なら釜を突破するんだが・・
高巻きします
2012年10月20日 11:23撮影 by PENTAX Optio WG-2, PENTAX
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高巻きします
この6m滝は一緒に右から巻きますが
降りる箇所が悪く結局懸垂下降
2012年10月20日 11:25撮影 by PENTAX Optio WG-2, PENTAX
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この6m滝は一緒に右から巻きますが
降りる箇所が悪く結局懸垂下降
hitomaru懸垂中
2012年10月20日 11:47撮影 by PENTAX Optio WG-2, PENTAX
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hitomaru懸垂中
1
その次の3段5mは流芯を直登です
2012年10月20日 11:53撮影 by PENTAX Optio WG-2, PENTAX
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その次の3段5mは流芯を直登です
ナメナメナメ
2012年10月20日 12:18撮影 by PENTAX Optio WG-2, PENTAX
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ナメナメナメ
1
日本庭園風の苔岩
2012年10月20日 12:19撮影 by PENTAX Optio WG-2, PENTAX
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日本庭園風の苔岩
ナメ滝連発
2012年10月20日 12:23撮影 by PENTAX Optio WG-2, PENTAX
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ナメ滝連発
1
まだまだ続くよ
2012年10月20日 12:25撮影 by PENTAX Optio WG-2, PENTAX
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まだまだ続くよ
40mくらい続くナメ床
2012年10月20日 12:33撮影 by PENTAX Optio WG-2, PENTAX
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40mくらい続くナメ床
次第に源頭の雰囲気
2012年10月20日 12:41撮影 by PENTAX Optio WG-2, PENTAX
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次第に源頭の雰囲気
最後はトイ状の急なナメ床登ります
2012年10月20日 13:19撮影 by PENTAX Optio WG-2, PENTAX
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最後はトイ状の急なナメ床登ります
東海自然歩道に出ました
2012年10月20日 13:49撮影 by PENTAX Optio WG-2, PENTAX
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東海自然歩道に出ました
帰りに見た西丸
この後、登山道の下をクマらしき大型獣が逃げるように転げ落ちていきました!
2012年10月20日 15:06撮影 by PENTAX Optio WG-2, PENTAX
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帰りに見た西丸
この後、登山道の下をクマらしき大型獣が逃げるように転げ落ちていきました!
ホテル廃墟着
2012年10月20日 15:24撮影 by PENTAX Optio WG-2, PENTAX
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ホテル廃墟着
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