白峰三山縦走(北岳〜間ノ岳〜農鳥岳)道迷い2回
コースタイム
7:40 二股
9:40 北岳 (40分休憩)
11:00 北岳山荘
12:00 間ノ岳
13:00 西農鳥岳
13:30 農鳥岳
14:00 西農鳥岳 (道間違い)
14:20 農鳥岳
14:50 大門沢降下点
16:00 大門沢小屋
18:00 奈良田発電所 (途中道迷い)
18:15 奈良田駐車場
天候 | 快晴 2800m以下はガス |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2012年10月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
農鳥岳までは、登山道はしっかりして危険な箇所なし。 かなりの積雪があったようで、一部登山道に積雪あり、吹き溜まりだと 30�の積雪箇所もあり。 一部、凍結箇所があるが、岩場が出ているので、アイゼンの必要はなし 大門沢降下点から下りは、大門沢までは登山道がはっきりしていて問題なく 飛ばせます。 大門沢からの下りは、沢を渡った後、斜面をトラバースする登山道で 不明瞭な個所あり。 林間は、トレラン向きの斜面ですが、登山道が不明瞭でテープを見落とすと 迷う可能性があり。 イメージと違うところにコースがあり、スピードを出すと 必ず迷うので、コース確認が必要 |
写真
感想
昨年、敗退した農鳥岳、西農鳥岳を登るために
日帰りで白峰三山縦走。
星空を見るためテント泊も考えたが、氷点下のテント装備で
トレランは困難なので、日帰りで目指すことにした。
いつもは、電車、バス利用ですが、今回は車が使えたので
奈良田に駐車し、広河原より縦走。
奈良田の駐車場は、20台ほど停車していた。
5:30のバスの乗車ほぼ、満席で出発。
6:30ぐらに広河原に到着したが、すでに沢山の登山客が
北沢峠行バス亭に並んでおり、芦安からのタクシー乗車組は
かなり早く到着するようです。
登山届を提出し、ゆっくり準備して出発。
北岳までは、比較的抑えながらの登りになる。最近、登り始め
3時間経過後に大腿四頭筋が攣る症状がでているため
前半は抑えて行動。
途中、積雪箇所があり、一部凍結しており凍結が濡れているか
不明な個所が多く、注意が必要
北岳には、ちょうど3時間で到着。八本歯からの登りは
若干攣ってきたが、北岳山頂に到着エネルギーチャージし
10分程度休めると攣りも収まる。
北岳山頂は、誰もいなく天気もよく風が吹いていなく
あまりにも気持ちよかったので、山頂で40分ほど滞在した。
頂上で、アメリカから短期留学の学生が登ってきたので、少し会話し
体が冷えて来たので出発。
単独の外国の方と合うのは初めてでしたが日本語が上手だった。
北岳山荘でトイレを借りて、間ノ岳に向かう。
日の入りが 17:10で残りの行動時間が少なく、間ノ岳は通過するだけで
農鳥岳に向かうが間ノ岳の下りでかなりの積雪でタイムロス
気温が低く、iPhoneはすぐに電源が落ちてしまい、途中から写真撮影しないで
GPSで現在地確認できるようにバッテリーの消耗を防ぐ。
予備バッテリーは持って来なかったが、予想以上に低温での消耗が激しく
GPSは起動しなく、大門沢の下りまで取っていく。
間ノ岳より農鳥岳は、コースタイム150分 積雪がかなり多く吹き溜まりは
踏み抜くところもあり、締まった雪で脛を痛めてしまった。
ガーターを持ってきていないが、
トレランシューズのまま、雪道を駆け下りるが気温が低いので思ったよりも
濡れなくて衝撃も吸収するので膝には優しいが滑るので慎重に下る。
農鳥岳には予想タイムよりも30分遅れの13:30に到着したので、日の入り前までに
到着するため、急いで大門沢降下点を目指す。
ここで、最大のミスを犯し何故か、西農鳥岳に
向かってしまったようだ。
途中で風景がおかしいと思ったが
確認する時間がもったいないので、急いで向かったところ
何故かピークの標識があり、恐る恐る見ると なんと西農鳥岳と書いてあった。
理由がわからなく、冷静に考えて農鳥岳小屋も見えるので間違いに気が付いて
急いで農鳥岳まで戻ることにしたが、往復で1時間のロスで
ナイトランの覚悟を決める。
視界が良好なのに何故間違ってしまったか分からず、時間に追われていると
思いがけないミスを犯すことを痛感。
結局、西農鳥岳ー農鳥岳を1.5往復 コースタイム80分をロスしたことになり
3:00に大門沢降下点に到着。
下りは怪我が怖いので抑えて下山したが コースタイム 40%1時間で到着。
初めての登山道で不明瞭なコースなので、小屋で宿泊も考えたが
暗闇になる前に林道に抜けられると考え、下山することにした。
小屋を出て沢を2回渡った後に、山を駆け下りたところで道迷いしてしまいました。
踏み足を間違って進んでしまったようで
崖をトラバースする踏み足で最後には踏み足がなくなり
崖に落ちるような場所で明らかに登山道ではなかったが、
崖をトラバースして尾根に到着。
しかし、尾根にも登山道を発見できなく、仕方なく
引き返したが、不明瞭な踏み足だったので、
来た道が完全にわからなってしまった。
道迷いー崖から滑落ー遭難などと最悪なことを考え
8mmぐらいのロープがあった方が心強いかも知れません、
ここで動き回ると、山中を彷徨うことになると考え、少し斜面を登った所
登山道を発見した。 まだ日暮れ前だったので見つけることができたが
暗闇だったらと思うとゾッとします。
ダウンは、持参していたが、ツエェルトは持ってないので、テントマットを
シュラフのようにしてビバークもする事も考えたが
0度付近まで気温が下がるので、ビバークしないでテープを確認しながら
慎重に下山することにした。
かなり複雑なコースなので、予想と違うところにテープがあり
かなりタイムロスして、コースタイム180分の70%で
奈良田に到着。テープの数がかなり多いい理由がわかりましたが
おかげで助かりました。
今回のトレランは、日帰りなで体力的、エネルギー補給には問題なかったが、
焦ってしまったため
大きくタイムロスすることになってしまった。
コース確認は、慎重に行うのと、初めてのコースはビバークできる装備が
必要だと痛感した。ザイルも持っていると安心です。
装備
35L ザック
ハイドロレーション 水 2L
エネルギーチャージ 3本
パン 2つ
ピーナッツ 85g
カップラーメン 1つ
ガスバーナー+ガス缶
ダウン
ヘッデン
テーピング
簡易トイレ
手袋
熊鈴
昭文社 地図
テントマット
iPhone
腕時計 (心拍計)
水込みで5kgぐらい
持ってると安心な物
ビバークシュラフ
ヘッデン予備
食料 2食分
予備バッテリー
ザイル
+1kgは必要。
いいねした人
コメントを書く
ヤマレコにユーザー登録いただき、ログインしていただくことによって、コメントが書けるようになります。ヤマレコにユーザ登録する