南アルプスの女王が雪化粧〜晩秋の仙丈ヶ岳


- GPS
- --:--
- 距離
- 8.7km
- 登り
- 1,131m
- 下り
- 1,140m
コースタイム
11:30 仙丈山荘 〜 12:25 馬の背ヒュッテ 〜 14:15 太平山荘 〜 14:35 北沢峠 〜
15:30 仙流荘バス乗場
天候 | 晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2012年10月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
バス 自家用車
仙流荘に無料駐車場あり 仙流荘から北沢峠(約50分)までは定期バスにて(登山者が多いと臨時便あり) (最終バスの時間には注意) 運賃:往復\2,600(手回り品料金含む) |
コース状況/ 危険箇所等 |
特に危険個所はなし。 今回は初冠雪後で雪も僅かであったが、今後は積雪・凍結に注意が必要。 |
予約できる山小屋 |
|
写真
感想
初めての南アルプス…どの山に登るか迷った挙句、単独で日帰りにて仙丈ヶ岳にチャレンジ。
伊那側の仙流荘バス乗場では始発は6:05であったが、登山客が多いということで5:00頃に切符販売、5:30に臨時便始発が運行。
北沢峠までは約50分。鋸岳、甲斐駒ケ岳が左手に見え、紅葉も綺麗に映る。鹿やら猿やらに林道でお出迎えされる。
北沢峠では気温氷点下。昨日、山の上部では初冠雪だったとか。めちゃ寒い。
今回は小仙丈尾根ルートにて登り始める。
最初は樹林帯の中を登り、順調に一合目、二合目、三合目、四合目とクリア。
五合目くらいから視界が開け、左手に甲斐駒ケ岳、北岳が現れる。
登山道に霜柱が現れる。更に高度を上げると、雪が…。一部凍りついており、1回ツルっと尻もちをつく。幸い大事には至らなかったが、危ない、危ない…。
小仙丈ヶ岳山頂に到着。仙丈ヶ岳にピークが見えるが、登山道には白く雪が被っており、登れるかどうか心配になる。
ここから見る甲斐駒ケ岳、北岳は最高。富士山も北岳の奥に雲の上に浮かんでいる。
仙丈ヶ岳途中の登山道には多いところで10cm以上の雪が積もっているが、踏み跡を辿り慎重に歩き、特に問題はなし。
山頂には多くの登山者が寛ぎ中。天気も最高で、360度のパノラマが広がる。
但し、風も強くめちゃめちゃ寒い。
帰路は、薮沢ルートを進む。雪の登山道の下降を心配したが、慎重に下れば特に問題なし。
薮沢カールを下降、仙丈山荘にて昼食のおにぎりを食べる。風もなく暖かく、人も少なく、ほのぼのとした感じ。
馬の背ヒュッテを過ぎると、馬の背への分岐がある。
このまま沢沿いを下降し、太平山荘方面へ向かう。
誰一人として登山者とすれ違わず、道に迷ったかと少し心配になる。
沢を渡って樹林帯を進む。沢には木橋はない。
途中、大滝の表示があるが、音はすれど滝は見えず。
一人寂しく樹林帯の登山道を下降し、何とか大平山荘に到着。ホッする。
大平山荘から北沢峠までは約15分。近道とやらを進むが、登りの山道にて疲れた足にはきつい。
北沢峠バス乗場に到着すると、15:00前に臨時便があり、タイミング良く乗車。
バスから鋸岳、甲斐駒ケ岳が綺麗に見えるが、疲れと睡眠不足にてウトウトと…。
南アルプスは初めての山行であったが、非常に素晴らしい山行となった。
甲斐駒ケ岳、北岳、鋸岳…素晴らしい山々があるので、来シーズンは南アルプスの山々にチャレンジしていきたいな。
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