記録ID: 2380449
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積雪期ピークハント/縦走
剱・立山
猫又山 馬場島から東芦見尾根経由でピストン 滑落負傷
2020年06月06日(土) [日帰り]
体力度
5
1泊以上が適当
- GPS
- 11:58
- 距離
- 15.5km
- 登り
- 1,799m
- 下り
- 1,789m
コースタイム
天候 | くもり、夕方小雨 →下層雲べったり、基本ガス。雲頂約2000mの積雪層積雲に覆われる、時より雲のすき間から展望はあった。薄い上層雲にも覆われていた、日照はあった。 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2020年06月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
・工事用林道の脇に取り付きあり。初め見過ごして通りすぎた。 ・1400まで超急登、よく刈り払いされている。ロープあり。 ・大猫平から猫又山の尾根へは、軽い笹藪と残雪の急登。笹藪を掴みながらよじ登った。 →下山時に20〜30m滑り落ちた。 ・大猫山〜猫又山:概ね残雪歩き、時々軽い藪突入。 |
写真
撮影機器:
感想
毛勝三山の一角、猫又山をヤった。本当は前日の金曜日もクズバ山あたりをヤりたかったが、寝坊&準備不足で登れず、前日夕方に馬場島入り、テント張って一晩過ごす。ダニか何かにめちゃくちゃ咬まれた。
東芦見尾根からブナクラ峠の周回をやりたかったが、スタート遅くなり暗雲立ち込める。咬まれた痛みもありテンション下げ、展望も望めなさそうで途中大猫山で引き返そうかと考えた。山頂でブナクラ谷の渡渉が厳しいとの情報を得て、素直にピストンで下山した。
が、下山中東芦見根から大猫平への区間で滑り落ちた。20〜30m落ちた、藪を避けたいと考え雪の繋がってそうなところを下山しようと安易に考えてしまった、斜度30°ぐらいか、急斜面だった。足を滑らせ尻もちついた状態になり、咄嗟に反転してピッケル刺して制動姿勢とるも初速がついていたのと雪が柔らかいせいで止まらず。もうどうすることもできず落ちる方向を見て雪渓が途切れるところを確認、ぶつかって止まれと祈りつつ、重力に身を任せて藪や岩にぶつかりながら次の雪渓の壁にドスンと転がり落ちた。幸い軽い打撲(?)で済み、以後自力下山できた。
後日、右膝の痛みが引かず念のため病院で診てもらったが、骨折はしていないことが分かって一安心。
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コメント
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東芳見尾根から大猫平辺は急斜面のところ、
雪がなくても滑り易いところですね。
何よりご無事で良かったです。
コメントありがとうございます。
ご指摘の通り、藪の中でも滑りました。
恥ずかしながら、当時滑落に対する危機意識がありませんでした。大事故に繋がりかねない行動を反省します。
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