毛勝山〜釜谷山〜猫又山（自転車）恐怖の落石デブリ＆クラック

2025年05月13日(火) [日帰り]

• GPS: 10:35
• 距離: 24.9km
• 登り: 2,380m
• 下り: 2,380m

コースタイム

日帰り

• 山行: 9:29
• 休憩: 1:02
• 合計: 10:31

距離 24.9km 登り 2,380m 下り 2,380m

5:54 東又谷・南又谷分岐
6:03 片貝第四発電所
6:42 6:43 片貝山荘
6:48 東又第五発電所登山口
6:54 6:56 毛勝登山口
7:52 板菱
8:17 8:18 二又・大明神沢出合
8:44 8:50 三又
10:02 10:06 ボーサマ谷・直登ルンゼ出合
10:30 ボーサマのコル
10:45 11:11 毛勝山
11:19 ボーサマのコル
11:28 毛勝山南峰
11:36 11:37 釜谷山と毛勝山南峰のコル
12:08 12:10 釜谷山
13:03 13:21 猫又山
14:33 14:34 釜谷出合
15:05 取水口分岐
16:25 東又谷・南又谷分岐

写真

5/13 4:45

駐車場、先行者の車が4台

5/13 5:11

鎖で施錠されて通行止め

5/13 5:22

自転車をデポ

5/13 6:38

道路は整備されてる

5/13 6:44

片貝山荘

5/13 6:50

この橋を渡り

5/13 6:55

毛勝山登山口

5/13 7:29

建物あり

5/13 7:34

スノーブリッジ、ここを渡るのか？自分は右斜面を木を掴みながら進む

5/13 7:55

毛勝谷に入っていく

5/13 8:18

落石とデブリだらけで気が抜けない

5/13 8:49

真正面から雪の塊が転がって来た所

5/13 10:05

急斜面を踏み跡を辿りながら登る。右横を落石が通過した。

5/13 10:05

振り返るとなかなかの景色

5/13 10:34

稜線に出た。山頂までもう一息

5/13 10:43

山頂から剱岳

5/13 10:43

白馬方面

5/13 10:44

毛勝山

5/13 11:02

撮っていただいた

5/13 12:08

釜谷山

5/13 12:25

長いクラック、どうやって越えるか・・・

5/13 12:42

通過したクラックを振り返る。かなり危険ポイントだったのでは・・・

5/13 13:04

猫又山

5/13 13:25

剱岳が大きく見える

5/13 13:34

ココからピッケルを持つ

5/13 13:57

猫又谷

5/13 15:01

取水口分岐

5/13 15:05

アスファルトが少し見えてる

5/13 15:32

荒れた道路

5/13 15:45

人は通れるが車とか無理

5/13 15:49

大規模な土砂崩れ

5/13 18:32

小政寿司にて

5/13 18:10

富山湾寿司

撮影機器：

iPhone 16 Apple

感想

hashimotomaru

天気が良いのが、火曜日水曜日のみ。
このあとの天気はイマイチなので休みを取って、富山県の毛勝三山。
片貝山ノ守キャンプ場を直進して、200mのところに広い駐車場がある。
この先はチェーンが張ってあり通行止めのため、ココから自転車で分岐点まで行く。
さあ、登山開始と思ったら、チェーンスパイクを忘れたことに気がつく。
また自転車で車まで戻って、再スタート。

片貝山荘付近まで、除雪もされて道路は割と整備されている。
落石等、少しはあるが、通行止めの必要は無さそうに思う。
しかし、まだ通れない。GW中は開放してたらしいが・・・

毛勝登山口から、稜線沿いを進むルートと沢沿いを進むルートがある。
ほとんどの方は、沢沿いを進んでいるようだ。
しかしこの時期は、稜線沿いを進んだ方が安全かもしれない。
右を見ても、左を見ても、そして正面も急斜面の雪壁、落石やデブリ多数。
真正面から直径1mくらいの雪の塊が転がって来たときは、恐怖を感じた。
手前50mぐらいで止まった時は、ホッとした。

そして最後の急斜面では、50センチくらいの落石が、右10mぐらいの所を通過していった。
左右と正面、常に注意を払いながら登るのは、精神的にも疲れる。
急斜面を登るのは、一苦労だったが、踏み跡があるため、登りやすかった。

毛勝山の山頂では、先行者に追いつき、しばらく会話する。
新潟の方と、東京から来た2名。
天気が良くて、本当に良かった。これだけ白い山並みは見事！
白馬岳、剱岳も目の前にドーンと見える。

しばらく景色を眺めたあと、釜谷山、猫又山を縦走
気温が高いので、雪面がだいぶ緩んできている。
踏み跡に乗っても、ズボッと沈むため、歩くのに一苦労。

釜谷山を超えたところで、長いクラックがあり、なんとか乗り越えて進めたが、
あとから振り返ると、かなり危ないポイントだったと思う。

猫又山の手前で2箇所ほど、急斜面があり、ステップを作りながら、なんとか登り切る。
猫又山の山頂では、剱岳がさらに大きく見えて圧巻の景色。

ココからは下るだけだが、猫又谷の下降点までも急斜面が3個所ほどあり、途中からピッケルを持つ。
猫又谷の下降点からは、長い急斜面！これは凄い！
毛勝谷よりは斜度が少しゆるいので、BCスキーで人気なのがよく分かる。
滑らないように慎重に、しかしサクサクと下りる。

取水口分岐地点からは道路を歩く。
積雪あるが、一部アスファルトが見えている。しかしかなり道が荒れている。
大規模な土砂崩れしてる所も多く、当分は復旧しないと思われる。

携帯電波は、登山口の駐車場から登山道は全域圏外、山頂付近は圏内。
水の消費は2.5L、最後は沢の水を飲んだ。
気温は、登山口で8℃、山頂付近でも同じくらいで、風も弱く暖かい。
登りも下りも、チェーンスパイクで行ったが、流石に下りの急斜面のところは滑る。
BCで下りる人が多いくらいだから、斜度もそれほどでも無いだろうと思っていたが、甘かった。
これはアイゼンが必要だった。

夕食は、魚津市の小政寿司にて富山湾寿司をいただく。