アポイ岳〜足慣らし登山〜

2020年06月08日(月) [日帰り]

• GPS: 05:54
• 距離: 10.1km
• 登り: 784m
• 下り: 776m

コースタイム

日帰り

• 山行: 5:08
• 休憩: 0:46
• 合計: 5:54

6:17 アポイ岳ジオパークビジターセンター
6:26 6:26 新道分岐
7:07 7:07 新道合流
7:18 7:31 5合目山小屋
8:17 8:17 馬の背お花畑
8:30 8:30 馬の背分岐（幌満分岐）
9:07 9:09 アポイ岳
9:37 9:37 幌満花畑
10:05 10:05 馬の背分岐（幌満分岐）
10:13 10:13 馬の背お花畑
10:42 11:12 5合目山小屋
11:20 11:20 新道合流
12:00 12:00 新道分岐
12:08 12:09 アポイ岳ジオパークビジターセンター
12:11 ゴール地点

前日のBBQの席上で「明日、アポイ岳に登る予定」を明かした際、「私も一緒に行ってみようかな？」と急遽同行者が出来ました。

天候

晴れ/時々ガスが流れる

アクセス

利用交通機関：

自家用車

アポイ岳ジオパーク駐車場

コース状況／危険箇所等

分かりやすい登山道
希少種保護のため、関係者の踏み跡が所々にありますが立ち入り禁止です

その他周辺情報

アポイ山荘（温泉ではありませんが、とても見晴らしの良い露天風呂が素敵です。日帰り入浴大人500円）

写真

6/8 7:22

5合目、山小屋到着！
同行したビギナーさんは大事を取ってここまで。
「ここで待っている」と言っていたのに、下山してみると姿がない！駐車場まで下りて車の中で寝ていました。

6/8 7:30

今日は躑躅がとても綺麗でした。

6/8 7:39

エゾタカネニガナ

6/8 7:52

アポイアズマギク

6/8 8:01

アポイハハコ

6/8 8:08

アポイクワガタ

6/8 8:08

エゾヒメクワガタとかミヤマクワガタは他の植生の中に混生していますが、アポイクワガタはまるでコマクサのような咲き方

6/8 8:09

アポイハハコ

6/8 8:10

キタヨツバシオガマ

6/8 8:14

キンロバイ

6/8 8:15

チングルマ

6/8 8:16

馬の背から山頂方面
ちょうどガスが上がってきました

6/8 8:26

アポイアズマギクロード

6/8 8:31

吉田岳〜ピンネシリ方面
ガスが晴れてきます

6/8 8:36

アポイゼキショウ

6/8 8:39

ユキワリコザクラ

6/8 8:44

アポイタチツボスミレ

6/8 8:46

8合目から馬の背を振り返ると、さっきまであんなに濃かったガスが綺麗に晴れていました

6/8 8:48

吉田岳方面も鮮やかに見えます

6/8 8:50

チングルマ

6/8 8:51

ヒダカイワザクラは散っていました

6/8 8:54

吉田岳〜ピンネシリ方面
ガスが晴れ、これが本来の姿

6/8 8:54

以前は赤文字（白囲み）でしたが
https://yamareco.info/modules/yamareco/include/tmp_imgresize.php?maxsize=800&did=1474248&fname=e3224b898b42e357995d7bd1cb5e1dc5.JPG
白文字にペイントし直して見やすくなっていました。
「九合目」

6/8 9:07

山頂！

6/8 9:08

自撮り

6/8 9:56

今日は久々に幌満お花畑側に下りてみましたが、期待していたエゾルリムラサキの花は既に終わっていました。
代わりと言ってはなんですが、登山口周辺では既に花が終わっていたエゾオオサクラソウが幌満お花畑と8合目の間の登山道脇に群生

6/8 10:04

躑躅ロード

6/8 10:41

5合目まで下りて
撮影を後回しにしたエゾコウゾリナを

6/8 15:18

帰りに、以前から気になっていた大樹町晩成温泉近くの「ピリカル珈琲店」に寄ってみました。

6/8 15:27

連れはオリジナルブレンドとリンゴのタルト

6/8 15:27

私はオリジナルブレンドとリコッタチーズのケーキを

6/8 15:27

リコッタチーズのケーキ

6/8 15:37

火・水・木がお休みのため、今まではなかなか縁がありませんでした。

撮影機器：

PENTAX Q10 ペンタックス

装備

個人装備

長袖シャツ Tシャツ ソフトシェル ズボン 靴下 グローブ 防寒着 雨具 靴 ザック 昼ご飯 行動食 飲料 レジャーシート 地図（地形図） コンパス 笛 ヘッドランプ 予備電池 GPS ファーストエイドキット 常備薬 保険証 携帯 時計 ストック カメラ

感想

kenyo

金曜日までの予報で、今日の天気は「道南太平洋側ほど良い」とあり、更に浦河様似方面は終日晴れ予報だったので、今日はアポイ岳に登ることに決めていました。
「足の調子次第では吉田岳〜ピンネシリ縦走も視野」に入れていましたが、やはり骨折箇所が気になったのでアポイ岳ピストンにターゲットを固定します。ただし、「久し振りに幌満お花畑側から下りてみようかな」と考えます。

と言うか、実は前日の日曜日、自宅でBBQパーティを開きました。この日は一條君が消防団の点検日（彼は厚岸消防団第2分団の部長を拝命しております）で午前中の予定が埋まっていたため登山することが出来ず、午後からならBBQに参加出来るとのことで、私は今日単独でアポイ岳に登るつもりでした。
ところが、BBQ席上で「私、明日休みなんで登山に挑戦してみようかな」と言う奇特な女性が現れます。ただ、足を痛めているので、「行ける所まで」と言う条件付きで。「せっかく登るのなら、最低でも5合目の山小屋までは登ろうよ。そこまで行けば林の中から急に視界が開けて下界がよく見渡せるから！」と、「出来れば、6合目、7合目と足を延ばせば、もっといい景色なんだけどね」と促します。

そして今日、午前3時に彼女を迎えに行き、アポイ山荘へと向かいます。
当日朝の天気予報では、様似町のお天気はやや悪化。午後までずっと「曇り」に変わってしまいましたが、道中の空はずっと晴れ。思っていた以上に好条件です。

彼女は足を痛めていると言うワリにはなかなかの健脚で、5合目までノンストップで私のペースについてきます。「この調子なら山頂も行けるんじゃないかな？」水を向けますが、「いや、私ここで待っている」と譲りません。「待っているから登ってきて！」

私は彼女を置いて山頂を目指すことになります。例年よりも遅いアポイ岳だったためか、咲いている花の構成がかなり違っていましたが、これはこれで満喫します。
今日は躑躅やアポイクワガタ、アポイアズマギクなどが見事でした。
そして当初の予定通り、幌満お花畑側に下りましたが、残念ながら「お花畑」なのに花がほとんど咲いていない！期待していたエゾルリムラサキも終わっていました。

そして彼女を待たせている5合目まで急いで下山！しますが、彼女がいません。「しまった！」後悔しつつ電話をかけたところ、「車まで戻って寝ています」
あぁ、朝早く出たもんなぁ。
ホッとして5合目で昼食を摂ってから私もエゾハルゼミの鳴き声のシャワーを浴びながら下山。





アポイ山荘で汗を流して帰路に就きます。そして途中、以前からずっと気になっていた「ピリカル珈琲店」に寄ってみました。ここは大樹町晩成温泉の近く、山の中の国道336号線から脇道に入った所にある民家のような喫茶店で、「火・水・木」が休業日なのでなかなか都合が合わずに未訪問のままでした。
https://www.google.co.jp/maps/@42.56218,143.4386003,3a,75y,133.56h,92.49t/data=!3m6!1e1!3m4!1s_dWXZL9XXi1V26aKoh5kAQ!2e0!7i13312!8i6656

やっと気が済みました。（笑

コメント

tomo-masa

いいですね〜！綺麗なお花と爽やかな景色♪
こんばんはkenyoさん！　足の状態は大丈夫ですか？

今年はこのご時世でアポイ遠征計画は実現出来ませんでしたが、kenyoさんのお写真を拝見し、行った気分になれました！！
5月にしか行った事がありませんが、時期が変わるとまた綺麗なお花がいろいろ咲いてますね♪

海が綺麗な登山道、固有種多いお花の山。
また来年いきたいです(^^)

kenyo

Re: いいですね〜！綺麗なお花と爽やかな景色♪
tomo-masaさん、コメントありがとうございます！
足は骨折した箇所はもうほとんど問題ないと思うのですが、無意識に患部をかばっていたのか古傷の膝にも違和感があって、一度身体のバランスを崩すと後々まで影響が残ることをつくずく思い知らされました。このたびの骨折もそんな古傷の一つとなるのでしょうね。
その意味でも、まずポニョを何とかしなくては！

今年は町の様々なイベントが中止となり、私は逆に山に出掛ける日が多くなりそうですが、諸事情あって遠征登山は機会が少なくなるかもしれません。それでも黒岳ロープウエイのグリーンシーズンチケットを購入したので最低でも元はとります！（笑

アポイ岳は私にとっても思い出深い山です。次回は必ず縦走します！