朝日連峰 日暮沢小屋→大朝日岳


- GPS
- --:--
- 距離
- 22.6km
- 登り
- 2,004m
- 下り
- 2,008m
コースタイム
7:30日暮沢小屋-9:20清太岩山-10:30竜門小屋-12:00西朝日岳-13:10大朝日岳
○下り
13:30大朝日岳-14:45古寺山-15:15ハナヌキ峰-16:00竜門滝-16:30日暮沢小屋
天候 | 晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2012年10月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
稜線上の紅葉は終わってましたが、麓側の紅葉は最盛期。 ハナヌキ峰より麓側の紅葉が特に見事でした。 稜線上の登山道に一部積雪。 但し、雪付きは浅く、日陰の極一部に残っているのみなので、 27日時点ではアイゼンは不要な状態でした。 |
写真
感想
登山口の日暮沢小屋には7時に到着。
駐車場に車両は少なく、3台のみ。
そのうちの1台にはテントが干してある。
前日、ここで幕営したようだが・・・
ここには日暮沢小屋、という立派な山小屋があるのに、なぜ幕営したのだろう?
不思議に思い、小屋の中に入ってみると、鼻をつく異臭に包まれる。
小屋の玄関床にはびっしりと、踏みつぶされたカメムシの死骸が残っている。
異臭の原因はこれか・・・
小屋の壁には大量のカメムシが蠢いており、虫嫌いにはかなりきつい環境。
無人小屋になった事で、カメムシに占拠されてしまったようだ。
なるほど、それで小屋を利用しなかったのか。
テントの理由を理解した。
登り始めの天候は曇り。
紅葉に包まれた森の登山道を登ってゆく。
途中、ガスに巻かれ周囲が見えなくなるが、9時を過ぎると晴れ間が見えてくる。
竜門山に到着した頃にはガスが晴れ、稜線上の視界は明瞭。
だが、まだ少し雲が残っている。
もう少し待った方が景色は良くなりそうだ、と考えて稜線を逆方向へ進み竜門小屋へ。
そこで昼食を摂り、時間をつぶしてから登山を再開した。
小屋を出ると、稜線を覆っていた雲は消えており、空には青空が広がっていた。
快晴の中、快適な稜線歩きとなった。
稜線上の天気は良く風は弱いが、気温は低い。
竜門小屋の温度計は4℃、大朝日小屋は3℃と、日中でも肌寒さを感じさせる。
寒さが厳しくなってきた為か、快晴にも関わらず登山者は少ない。
竜門〜大朝日小屋までの稜線上では一人も登山者と会う事はなかった。
13時、大朝日岳の山頂に到着。
前回来た時はガスに包まれ、全く眺望が得られなかったが、今日は天気が良く、
そこには周囲一面を見渡せる大展望が広がった。
ずっと日没までこの眺望を眺めていたかったが、残念な事に今日は日帰り。
明日の天気は雨になりそうなので日帰りにしたのだが、一泊装備でくれば良かったと後悔する。
下山は小朝日岳、古寺山経由で日暮沢小屋に戻る。
稜線上の紅葉は終わっていたが、麓の紅葉は今が最盛期。
ハナヌキ峰に差し掛かると、再び登山道は紅葉に包まれる。
日没が迫っており帰路を急いでいたが、次々に現れる錦秋の山景色にしばし歩みを停める。
そして、登山口に着いた頃に、ちょうど日没。
名前の通り、日暮沢小屋にて日が暮れた。
Luskeさん、こんばんは。
カメムシをわざと踏む人はいないですよね。
不意にですかね
それにしても20kmオーバー
朝日日帰り周回、見事ですね
僕もいつか挑戦してみたいです
Luskeさん今晩は
私がアップしたレコの間にあり、朝日岳の山容が優美なので、コメントさせていただきました。
東北は遠いのですが、100名山達成のため、いずれ訪れたいと思っています。
美しい朝日岳の紹介ありがとうございます。
Luskeさん、こんばんは
今回の朝日連峰は天気に恵まれてよかったですね。
眺めもいい。紅葉も綺麗。特に中ツル尾根方面の紅葉はすごい。
小屋の異臭、事件発生か?と思っちゃいました
カメムシはちょっと遠慮したいです。
竜門滝と沢、やっぱり水がきれいに見えます。
コースに滝や沢があるのは気分転換にいいですね。
レコを拝見して来年こそは!と思っています。
小屋に入った途端、足元はカメムシだらけで足の踏み場の無い状態でした
踏みたくなくても、踏まざるを得ないような修羅場でありました><
今回の日暮沢周回コースは、前回の古寺コースに比べて距離が長いのがネックですが、大朝日岳より西側の稜線を歩けるのが良い所であります。
健脚のtooleさんには是非!
100名山、良いですね
小生、まだ20座程度しか登った事がありませんが、いつか100名山、達成してみたいものです。
tanosikuさんが朝日連峰を訪れた際の参考に少しでもなれば幸いです。
朝日連峰は、アクセスが少々不便な山ですが、大朝日岳より以東岳に続く西側の稜線が素晴らしいと思います。
朝日連峰を訪れた際は、快晴に恵まれるよう、お祈り致します
カメムシの大群には参りました
自分もあの環境で小屋に泊まりたくはありませぬ…
朝日連峰は、山だけでなく、沢も素晴らしい山域です。
特にオススメしたいのは、朝日鉱泉から登る中ツル尾根コースです。
急登が続きますが、最短で大朝日岳へ登れ、登山コースすぐ傍に流れている沢の景色がとても美しい。
日帰りピストンでは多く利用されているルートなので、初めての朝日には特にオススメしたい登山道です。
(周回も可能ですが、長丁場になって少しきついかも…)
9月29日にすれ違ったかもしれないHITOIKIです。
10月に登った時は山頂からの展望は最高でした。
6度目にして初めて祝瓶山を望むことができました。
日暮沢周回コースも去年の9月に日帰りで歩きましたが
また行きたくなりました。
11月になり、晩秋の祝瓶山とか良さそうですね。
これからもよろしくお願いします。
追記
9月29日はたぶん大朝日小屋の中でお会いしたように思います。
私は着替えただけでしたがLuskeさんは1階の階段下で食事されてた
方のように思いました。
HITOIKIさんの10月の記録、ブログにて拝見させて頂きました。
強風の中の登頂、
そしてそこから眺める祝瓶山、
清々しさ感じさせる、素晴らしい記録でした。
初めて望む事が出来た祝瓶山の写真、実に神々しく、食い入るように眺めさせて頂きました。
私も大朝日岳から望む祝瓶山の姿は、強く印象に残っておりまして、今季中に登りたいと考えてます。
しかし、同じ鋭鋒、障子ヶ岳にも行きたい気持ちもありまして、
どちらを行くか、悩んでいるところです。
9月29日、確かに小屋の階段下で食事しておりました。
その人物に間違いないかと思います。
また山でお会いする機会がありましたら、お気軽にお声掛けて下さい
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