過去レコ 南八ッ 権現岳（赤岳〜阿弥陀岳が素晴らしい…）

2009年06月20日(土) [日帰り]

• GPS: 08:40
• 距離: 11.6km
• 登り: 1,298m
• 下り: 1,272m

コースタイム

日帰り

• 山行: 7:25
• 休憩: 1:15
• 合計: 8:40

5:55 天女山上駐車場
6:10 6:10 天の河原
7:30 7:30 標高2000ｍ道標
8:30 8:45 前三ツ頭
9:40 9:50 三ッ頭
10:50 11:40 権現岳
12:30 12:30 三ッ頭
12:55 12:55 前三ツ頭
13:30 13:30 標高2000ｍ道標
14:25 14:25 天の河原
14:35 天女山駐車場

天候

晴れ

アクセス

利用交通機関：

自家用車

1、中部横断道の八千穂高原ICから国道141号線を走って韮崎方面に向かいます。
2、山梨県に入るとすぐの信号を右折して小淵沢方面に向かいます。
3、まきば公園の少し先に天女山入口の信号があり、右折して少し走ると駐車場に到着します。
4、カーナビのマップコード＝359 003 212
5、30台分程の駐車場で天女山側に下るとトイレがありました。

コース状況／危険箇所等

1、登山口にポストがありました。
2、登山道は良く整備されており、道に迷うことはありません。
3、前三ツ頭の手前や山頂手前に急登個所があり、一部ロープやクサリの箇所がありますが、特に危険な個所はありません。
4、三ツ頭のピークや権現岳から見事な展望が楽しめました。
5、山頂直下の権現小屋が利用可能です。

その他周辺情報

下山後は南相木村の滝見の湯（入湯料450円）で汗を流しました。
http://www.takiminoyu.com/index.html

写真

駐車場に到着した時はガスが流れていましたが、周辺では10数人のグループが準備をしており、自分もすぐに歩く準備をしてスタートします。

登山口からカラマツ林の登山道を10分程歩くと、天ノ河原の分岐点に到着しましたが、ガスが流れて周囲の景色は見えません。（下山時には金峰山が見えました…）

天ノ河原の道標に従って緩やかな登山道を歩いて行きますが、所どころ樹林帯が切れて砂礫地のような登山道を歩きます。

1時間程歩くとガスの上に出たようで、周囲が明るくなって日が射し始めました。

ガイドブックで紹介していましたが、登山道横に標高100m毎の道標が立っており、丁度良い目印となっていました。（ここは標高1900mですが、1700m〜2300mの間に道標がありました…）

標高1800mの道標を通過すると傾斜がきつくなり、標高2000m辺りから胸突き八丁の急登になりました。

急登の途中に立っている小さな道標に励まされます。

歩き始めて2時間程で樹林帯を抜けると、前方に前三ツ頭のピークが見えますが、今日は素晴らしい天気になるようです。

左前方の雲海上に北岳や甲斐駒ケ岳が見えました。

登山口から2時間半程で前三ツ頭に到着すると軽い行動食を摂って一休みしました。（前方は三ツ頭のピーク…）

南側の雲海上に頭を出しているのが南アルプスの山々で、
鳳凰三山〜北岳〜甲斐駒ケ岳〜仙丈ヶ岳が見えました。

南東寄りに見える富士山は先日の雪が残っていました。

一休みすると三ツ頭に向かいますが、景色の良い稜線歩きはすぐに終わり、樹林帯の登山道をしばらく登ります。

樹林帯を抜けると編笠岳が見えましたが、ギボシとの鞍部に青い屋根の青年小屋が見え、鞍部の間に見えるピークが西岳のようです。

三ツ頭の山頂手前にある前三ツ頭の分岐点ですが、健脚なら観音平からの日帰り周回が出来るようです。

森林限界を抜けて三ツ頭に到着すると、権現岳の岩峰のピークが見えました。

北側に見えるのが八ヶ岳の主峰・赤岳で大変迫力ある景色でした。

前三ツ頭分岐の上に富士山が見えました。

雲海上は北岳〜甲斐駒ケ岳〜仙丈ヶ岳のピークで、雲海は朝方に下べて大分薄くなりました。

三ツ頭でしばらく休憩すると稜線を進んで権現岳に向かいます。（三ツ頭辺りから登山者の数が増えました…）

登山道からはギボシ〜権現岳〜阿弥陀岳〜中岳〜赤岳を見渡すことが出来ました。

権現岳に向かう登山道は一度鞍部に下ってから尾根沿いを登り返します。（尾根を登り返す登山者が見えました…）

鞍部から登り返す途中で三ツ頭を振り返ると、三ツ頭のすぐ上に富士山が見えました。

稜線上の小ピークを左に巻くと山頂直下の岩峰が見えました。

さらに進むとクサリの岩場を通過します。（冬場の難所のようです…）

クサリ場を通過すると山頂が見え、山頂に3人の登山者が見えました。

山頂岩峰の手前に檜峰神社の石宮がありました。

山頂岩峰の直下に山梨百名山の標柱がありました。

天女山駐車場から歩き始めて4時間50分…、ほぼ予定通りの時間で権現岳の山頂に着きました。

山頂から稜線越しに見える赤岳で、その左奥に横岳の大同心や小同心、さらに左奥に硫黄岳が見えました。

山頂岩峰は狭く傾斜が強いため、山頂を降りると権現小屋側に進み、分岐道標の稜線で休憩しました。

山頂岩峰の東側は絶壁となっており、左下に見えるのが三ツ頭のピーク、その先に霞んだ富士山が見えました。

山頂北側には赤岳に向かう縦走路が延びています。

6/20 11:07

分岐点直下の権現小屋とギボシからノロシバに続く登山道で、左下の鞍部に青い屋根の青年小屋、編笠岳の先に中央アルプスが見えました。

山頂近くで見かけたハクサンイチゲです。

6/20 11:32

山頂近くではヤマキンバイも咲いていました。

撮影機器：

Caplio GX100 VF KIT リコー

D90 ニコン

感想

himazin

1、今回の山歩きで見かけた人たちは全部で数十人程、甲斐大泉方面から登ってきた人たちもいたようでした。
2、南八ヶ岳のピークとして初めて挑戦する権現岳でしたが、さすがに登り甲斐のある山と思いましたが、山頂から見える景色は素晴らしく山歩きの面白さを十分堪能することが出来ました。