戸来(ヘライ)はヘブライからの転訛? キリスト渡来伝説の戸来岳
- GPS
- 05:11
- 距離
- 11.4km
- 登り
- 1,063m
- 下り
- 1,062m
コースタイム
天候 | 曇りのち晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2020年06月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
駐車場から先に未舗装林道が延びています。この林道を先へ進むと中腹まで行けるようですが今回は未確認。 |
コース状況/ 危険箇所等 |
危険箇所は特にありませんが、人の背丈を超える笹が覆いかぶさってくる場所が多数あり少々煩いです。また今回は熊の気配を感じることはありませんでしたが、一帯は根曲がり竹の一大産地。当然、熊も食べにきますので遭遇注意です。 |
その他周辺情報 | キリスト渡来伝説に因んだグッズなどを販売している「キリストップ」というコンビニ?(笑)があります。残念ながら私が行った日は営業してませんでしたが。 登山後の入浴は新郷温泉が最寄りの温泉となります。400円と安いですが、シャンプー石鹸は持込が必要。 http://www.vill.shingo.aomori.jp/sight/onsensyukuhaku/onsenkan/ |
写真
感想
東北百名山の一座、戸来岳に登ってきました。
この山も計画するたびに天気が悪かったり、道が通行止めになったりで挑戦すらさせてもらえない山だったのですが、この度ようやく登るチャンスを得ました。
登山口の駐車場は広すぎるほどで、広大な敷地にポツンと一台自分の車だけが停めてある様子は不安を誘いほど(笑
メジャーな山ではないし、平日だしこんなものだろうと自分を納得させ入山します。
登山道は最初緩い傾斜で山肌を巻くように進んでいきます。徒歩道としては路肩が広くとってあるので、昔は山仕事の作業道だったのかもしれません。非常に歩きやすい道です。
最初は楽々ハイキング気分でしたが、この道の本当の姿は後半になって現れてくるのです。
まずは濃い笹薮が行く手を阻むために立ちふさがってきます。二メートルを超える密度の濃い笹薮は、多少の刈払を物ともせず両脇から登山道に覆いかぶさっており、視界の悪さと大量の露と蜘蛛の巣で心を折りにきます。熊も怖いですしね。なかなか最悪の気分。なかなか景色が変わらないし忍耐力が試されます。
ようやく笹薮地帯を抜けると今度は滑りやすい土道の急登となります。我々が登った日は前日にかなり雨が降っていてなおさら滑りやすかったようで、成すすべなく2回も転んでしまい泥だらけになりました。ずいぶんと山歩きにも慣れてきたつもりでいたのですが、一日に同じ場所で二度も転ぶなんて…。なかなか手厳しい歓迎を受けました。
そんな苦労をしても、山頂からの景色で心が癒やされる…はずだったのですが、天気予報に反して大駒ケ岳の山頂は強風&ガスで視界ゼロ。そこから一旦下って次に登った三ツ岳も同じくガッスガスの虚無の世界。正直、やってらんねーと思わずにいられませんでした。なかなか登らせてもらえず、ようやく登ったと思ったらこの仕打…。戸来岳にはよくよく嫌われてしまったようです。
失意のまま下山しようとすると、最後に「仕方ないなぁ、ちょっとだけよ?」といった感じで晴れ間が広がりました。せっかく早起きして登ってきたのですがねぇ…。早起きは三文の徳とは行かないのが山の天気の難しいところです。
ちょっとスッキリしない感じになりましたが、懸案の戸来岳、初踏破できました。これで青森県の東北百名山、完全踏破となりました。
コメント
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梅雨の時期ですからぁ〜
それでも少しだけ展望が得られて良かったじゃん!
土の道は下山時にコケるのよね〜
最近私はこけなくなったけど・・・( *´艸`)
コケても怪我をしない様に上手にコケないとね!
北東北はまだもうちょっと行けるかと思ったんですが、あっさりと梅雨入りしちゃいましたからねぇ。それでも、この日はもうちょっとだけ予報は良かったはずなんですが…。仕方ないですね。
土道の下山、普段は慣れているつもりだったんですが、ここの土は難敵でした(笑
受け身はうまくとれたようです
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