斜里岳(道東のマッターホルン)〜一度で二度おいしい登山
- GPS
- 08:00
- 距離
- 11.0km
- 登り
- 1,070m
- 下り
- 1,075m
コースタイム
天候 | 晴れ、たびたびガス。稜線は強風。 |
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過去天気図(気象庁) | 2020年06月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
前日に、空路にて愛知県・中部空港から、 新千歳空港乗継で女満別空港まで。 空港で、レンタカー借り受け後、斜里に前泊。 前泊地にて、事前送付の、宅配便受け取り。 斜里駅前から、清岳荘までは、約1時間。 マップコードは、642・067・784 途中から、ダートになりますが、 舗装されてないだけで 車の走行に問題ありません。 登山口に大きめな駐車場。50台。 清岳荘は、6/24から、管理人さん常駐。 ただし、宿泊はできないようです。 https://topics.kiyosatokankou.com/2020/05/blog-post_28.html |
コース状況/ 危険箇所等 |
下二股分岐まで) 登山口には、大きな看板があります。 しばらくは、一の沢沿いの、歩きやすい道が 続きます。美しい森の中には ゴゼンタチバナなどが、たくさん咲いています。 やがて、道の傾斜が増し、水音が聞こえだすと 渡渉の開始です。 旧道の、滝巡り渡渉箇所よりも、下流なので 水量が多く感じました。 飛び石で、十分対応可能でした。 下二股分岐〜旧道〜山頂) 渡渉を繰り返しながら、高度を上げて ゆきます。急流が流れる 一枚岩の真横を通る箇所もあり 下りでの利用は、難易度高いでしょう。 全部で7か所、滝が登場して 景観に秀でたルートでした。 上二股で、新道と合流後は、 左へ折れて、山頂への 急なザレ場を登れば山頂です。 お花畑がありますが、強風のため 撮影困難でした。 下二股分岐〜熊見峠〜登山口) いくつか望める小ピークは 全て、巻かずに、直登して 下って、また登り返しです。 森林限界を超えた稜線歩きは 気分爽快です。残念だったのは ガスで、展望がなかったこと。 でも、至近距離の景色だけでも 存分に楽しめました。 熊見峠以降は、ダケカンバの 樹林帯になります。美林。 竜神の池は、こじんまりした 水たまりですが、「鉄釜」と呼ばれる 特殊な現象らしいので、一見の価値が あります。 |
写真
装備
MYアイテム |
komaki
重量:-kg
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感想
昨年秋に、永年勤続表彰を
勤務先からいただきまして
10日間の、連続休暇、さらに加えて
10万円の旅行券を贈呈いただきました。
使い道は自由。ただし期限は、今年の9月まで。
そこで計画しましたのが、
このたびの北海道・道東の百名山遠征登山です。
6月は、本州は梅雨前線が活発な時期ですが
北海道は、あまり影響を受けないこと、
雪も溶け出して、登山的な難易度が
下がること、
そして決定的なポイントは
他の月に比べますと「費用が格段に安い」
ことでした。
新型コロナ禍の影響により
中部−女満別までの直行便が欠航となり
飛行機代が余計にかかってしまったこと
北海道、愛知県双方の、往来自粛が、
なかなか解除されないことなど
やきもきの連続でしたが、「慎重に行動すること」を
心がけての往来が可能になり、一安心。
無事に旅行の運びとなりました。
前置きが長くなりまして
スミマセン。以降は、5泊6日の
登山の記録となります。
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斜里岳)
「なぜ、この山が、百名山選定なんだろう?」と
かねてから思っておりました。
北海道には、風格ある山が、他にたくさん
あるようですし、知床羅臼岳のすぐ近くですし。
同じ斜里町に、2座選定は、ぜいたくすぎだろうと
思っていました。
ただし、そんな想いは
オホーツク海岸沿いに
この山を一目見た瞬間に
ぶっ飛びました。
どこからでもよく見える姿、
カタチ良くすらっと三角錐。
堂々と、四方に尾根を伸ばして
どっしりとした、孤高の山
バツグンの存在感でした。
今回、斜里岳を、実際に歩いてみまして
旧道ルートの構成の面白さに
ワクワクしました。
樹林帯〜赤い鉄分多めの沢登り
〜豪快な滝見物、
その後は、砂礫のお花畑と
変化あるルートは
とても楽しめました。
その後、下りでは、熊見峠経由の
新道ルートへ進みます。
ハイマツ帯を、ゆるくアップダウンする
稜線歩きは、お天気こそあいにくでしたが
雰囲気は、バツグンでした。
斜里岳、眺めてよし、登ってさらによしの
素敵な山でした。
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◎ 約1週間前のことにて、
既に記憶が少しあいまいです。
他に、思い出したことなどあれば
追記させていただきます。
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