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Yamareco

記録ID: 239696
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無雪期ピークハント/縦走
甲斐駒・北岳

北沢峠〜仙丈ヶ岳〜大仙丈ヶ岳(五合目から上は雪景色!雷鳥・カモシカにも遭遇!)

2012年10月27日(土) [日帰り]
情報量の目安: A
都道府県 山梨県 長野県
 - 拍手
GPS
07:22
距離
10.3km
登り
1,129m
下り
1,128m

コースタイム

07:20北沢峠→8:20藪沢・小仙丈ヶ岳分岐→9:10小仙丈ヶ岳→10:00仙丈ヶ岳→10:40大仙丈ヶ岳→11:40仙丈ヶ岳→11:50仙丈小屋→12:15馬ノ背ヒュッテ→13:00藪沢渡渉点→14:00大平山荘→14:20北沢峠
天候 曇り時々晴れ
過去天気図(気象庁) 2012年10月の天気図
アクセス
利用交通機関:
バス タクシー 自家用車
往路:05:10芦安駐車場発(バス)→06:00広河原着・06:50広河原発(バス)→07:15北沢峠着
復路:15:北沢峠発(バス)→15:25広河原着・15:40広河原発→16:30芦安駐車場着
 ※復路のバス・乗合タクシーは定員が集まると予定より早く出発してくれました。
コース状況/
危険箇所等
 コース自体に危険箇所はありませんでしたが、五合目より上は先週の雪が残っており一部は解けて氷結しておりツルツルの箇所があるので注意が必要です。私はダブルストックのノーアイゼンで通しましたが、大半の方は軽アイゼンを装着していました。
 復路の藪沢沿いに渡渉ポイントがあり渡り橋らしきものも見当たらず、濡れた岩伝いの渡渉となるので転倒注意です。少し戻った浅瀬から巻いた方が無難でした。
 コース上の仙丈小屋は営業していましたが、馬ノ背ヒュッテと大平山荘は営業終了していました。
予約できる山小屋
仙丈小屋
馬の背ヒュッテ
北沢峠 こもれび山荘
広河原からの北岳。
前回の山行から一月も経ってないのに既に冬山模様!
晴天と雪山を見るとテンションが上がります!!
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広河原からの北岳。
前回の山行から一月も経ってないのに既に冬山模様!
晴天と雪山を見るとテンションが上がります!!
北沢峠の登山口。
バスを降りて直ぐのトイレの左横です。
北沢峠の登山口。
バスを降りて直ぐのトイレの左横です。
一合目
しばらく樹林帯の中を上ります。
一合目
しばらく樹林帯の中を上ります。
二合目
高度を稼ぐより距離を稼ぐイメージで比較的平坦な登山道が続きます。
二合目
高度を稼ぐより距離を稼ぐイメージで比較的平坦な登山道が続きます。
五合目
そろそ雪が出始めます。
五合目
そろそ雪が出始めます。
六合目
見えるピークは小仙丈ヶ岳。
六合目
見えるピークは小仙丈ヶ岳。
小仙丈ヶ岳山頂
雷鳥に遭遇!!
この後、頭の赤いオスにも遭遇。
羽の色が既に冬装束ですね。
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雷鳥に遭遇!!
この後、頭の赤いオスにも遭遇。
羽の色が既に冬装束ですね。
仙丈ヶ岳は一番奥のピークです。
山頂の人影が肉眼でも見えます。
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仙丈ヶ岳は一番奥のピークです。
山頂の人影が肉眼でも見えます。
尾根筋の雪の付き具合はこんな感じ。
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尾根筋の雪の付き具合はこんな感じ。
小仙丈ヶ岳の尾根筋から仙丈小屋とカールを見下ろす。
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小仙丈ヶ岳の尾根筋から仙丈小屋とカールを見下ろす。
仙丈ヶ岳山頂
目指す大仙丈ヶ岳は雲の中。
目指す大仙丈ヶ岳は雲の中。
この先は多少の岩場もあり縦走気分が味わえます。
この先は多少の岩場もあり縦走気分が味わえます。
大仙丈ヶ岳山頂
大仙丈ヶ岳から仙丈ヶ岳を望む。
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大仙丈ヶ岳から仙丈ヶ岳を望む。
北岳方面
雲で終始眺望が得られず残念!
北岳方面
雲で終始眺望が得られず残念!
復路で仙丈ヶ岳を望む。
復路で仙丈ヶ岳を望む。
大仙丈ヶ岳を見返す。
手前のピークが大仙丈ヶ岳。
大仙丈ヶ岳を見返す。
手前のピークが大仙丈ヶ岳。
仙丈ヶ岳から仙丈小屋へはアッと言う間に下れます。
仙丈ヶ岳から仙丈小屋へはアッと言う間に下れます。
ただし、仙丈小屋の直下に一部に完全氷結部分があるので要注意!
ただし、仙丈小屋の直下に一部に完全氷結部分があるので要注意!
馬ノ背ヒュッテ
既に冬の店じまい。
馬ノ背ヒュッテ
既に冬の店じまい。
藪沢合流点
藪沢筋の登山道も結構雪が残ってスリップ注意です。
藪沢筋の登山道も結構雪が残ってスリップ注意です。
藪沢の渡渉ポイント。
写真の範囲には手頃なポイントが無く少し左の川上から渡りました。
藪沢の渡渉ポイント。
写真の範囲には手頃なポイントが無く少し左の川上から渡りました。
カモシカ遭遇!
真っ黒なので一瞬クマかと思いました!
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カモシカ遭遇!
真っ黒なので一瞬クマかと思いました!
甲斐駒ヶ岳は終日雲の中でその姿を望めませんでした。
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甲斐駒ヶ岳は終日雲の中でその姿を望めませんでした。
最後に藪沢の支流でも渡渉ポイントがありました。
最後に藪沢の支流でも渡渉ポイントがありました。
大平山荘
ここからは舗装された林道を歩きます。
ここからは舗装された林道を歩きます。
大平山荘の内部。
避難小屋として開放されている様です。
(ドアが開いていたので入口から撮影)
大平山荘の内部。
避難小屋として開放されている様です。
(ドアが開いていたので入口から撮影)
麓の紅葉もそろそろ終わり...。
麓の紅葉もそろそろ終わり...。
ショートカットの登山道があったようです。
ショートカットの登山道があったようです。
アスファルトが終わってこの看板が見えたら、その先が北沢峠です。
アスファルトが終わってこの看板が見えたら、その先が北沢峠です。
バス待ちのテントが見えた。
こちらは戸台行き。
バス待ちのテントが見えた。
こちらは戸台行き。
北沢峠に到着。
奥に見えるのが長衛荘。
広河原行きのバス停はこの右手。
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北沢峠に到着。
奥に見えるのが長衛荘。
広河原行きのバス停はこの右手。
芦安の白峰会館。
芦安駐車場の目の前の温泉で汗を流してサッパリしてから帰路に着きました。
芦安の白峰会館。
芦安駐車場の目の前の温泉で汗を流してサッパリしてから帰路に着きました。

感想

 冬山シーズンに入る前にもう一つ3000mクラスに登っておきたかったのと、南アルプス林道のマイカー規制で11月10日以降は入山出来なくなるのもあり、前回の北岳から見えていた仙丈ヶ岳に行ってきました。
 紅葉もそろそろ終わりで先週に初冠雪との情報もあり、第2駐車場で足りてしまう程度の人出でした。往路の始発の乗合タクシーも4台で事足りていた様です。
 上りの小仙丈ヶ岳回りのコースは比較的平坦で岩場等も少なく、雪が残っていたにも関わらず予想よりも早く仙丈ヶ岳山頂に到着できたので、計画通り大仙丈ヶ岳まで足を伸ばしてみました。
 私が行ったタイミングでは、仙丈ヶ岳から先に進む登山者は皆無で、雪に残った足跡はありましたが当日の物と思われるものも無く、結果として30分程頂上に居ましたが往復とも誰にも会わず、大仙丈ヶ岳を独り占めにして大勢の人影の見える仙丈ヶ岳を静かに眺めることが出来ました。
 雲が取れずにあいにくの眺望でしたが、そこそこの岩場の尾根歩きも堪能出来て仙塩尾根の一端を歩くことが出来て満足です。
 下りの藪沢沿いの登山道は大半が沢の岩場歩きで、中途半端な雪が残り意外と大変でした。
 帰りの北沢峠発の最終バスが15:30といつもの山行より早いリミットがあるため、昼食もそこそこに何かと時間を気にして少しだけ慌しかったですが、結果的に明るいうちに芦安まで戻れたので、この時期としては正解だったようです。
 あいにくの雲で期待していた大パノラマは望めませんでしたが、まずまずの眺望も得られ、途中、雷鳥やカモシカにも会うことが出来、満足の山行でした。

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