浅間山(前掛山) 【地獄から天国】


- GPS
- 08:57
- 距離
- 13.2km
- 登り
- 1,233m
- 下り
- 1,229m
コースタイム
車坂峠6:35−(表通り)−トーミの頭7:55−黒斑山8:13−蛇骨山8:43−仙人岳9:00−Jバンド9:18−(犀の河原)−本峰分岐(立入禁止)10:53−10:55シェルター(小休憩)11:11−11:28山頂(前掛山)
歩行時間 4時間37分
【復路】草滑り、中コース経由
山頂(前掛山)11:44−11:55本峰分岐(立入禁止)−12:25犀の河原−12:38湯の平口−(12:48昼食13:38)−14:16トーミの頭−15:01車坂峠
歩行時間 2時間27分
天候 | 朝:雲の中。時折小雨&強風 昼:強風も雲晴れだす 夕:快晴 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2012年10月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
【危険個所】 稜線上は、切り立っており、地図では危マークがありますが、しっかりと足元を見て歩行すれば全く問題ありません。当たり前ですが、景色を見たり、写真を撮りながら歩くと危険です。 【登山ポスト】 表コースのスタート地点の右側に小さい箱があります。 【温泉】 あぐりの湯こもろ:町を挟んだ反対側の丘陵地帯より、登ってきた山々の連なりを眺めながら湯につかれます。サウナ、露天、打たせ湯、泡ぶろ等揃ってます。 入浴料500円、地物野菜の物産コーナー、食事、休憩ももちろんあります。 足とお時間ある人は是非! http://www.kanko.komoro.org/kaiin/agurinoyu/index.html |
写真
感想
月曜お休みを頂いた。日・月とテント泊縦走で、谷川岳と思っていたが、天気悪いので、日帰りの浅間山に変更。
今までは夏の装備で我慢していたが、今回は、少々の冬山にチャレンジしたく、前日に買ったソフトシェルと冬用ズボンの装備での初体験。それとちょっと前に買ったポリエステル系のベースレイヤーも初だ。
いつもと同じく寝不足のまま高速に乗り、小諸を目指す。闇夜に月が浮かび上がり、天気予報通りの快晴になりそうで胸ワクワク。
軽井沢を過ぎるトンネルを抜けると…霧であった。
駐車場についても霧(雲の中)。気温3度。
何とかなるさと出発するも20m程度の視界で、何も見えず。
おまけに霧が小雨に変わり、風もかなる強い。
誰にも会わず、テンション下がりまくり。帰ろうかとも思った。
とりあえず汗をかかぬようゆっくりと歩を進める。
黒斑山、蛇骨山、何も見えず、何の感動もなくただ歩を進める。
こんな時は、「雲散霧消だー」なんて思っていたら、
・ ・・ …
ここから一気に風が強くなり、小雨がたたきつける。
何だクソ!また来なきゃならんなこりゃとか思っていると、前方からカップルが…。笑っている。こちらも笑う
。
余りの天候のひどさにお互いに笑いながら通過!
(苦しい顔よりいいですね。ナイスカップルでした)
夏用グローブがずぶ濡れになり、手が痛くなる。
「やはりグローブも買っておくべきだった!」時すでに遅し。息で指先を温めながら進む。
写真で見たJバンド到着。何も見えない絶景!!!
ここを下ると風だけ弱まるのが助かった。お菓子を食べ、小休止していると少しずつ霧(雲)が晴れる瞬間が出てくる。
ちょっとだけ紅葉の木々が見える。これだけでも十分嬉しい。
その後、黄色く色づいた犀の河原を通過しいよいよ本峰へ。
ここで一人すれ違う。今日3人目。
誰もいない中、もくもくと歩を進める。草木が凍っている。
本峰への分岐点(立入禁止)で風の向きも悪いことから、現状の浅間山である前掛山を目指す。稜線上に出るととにかく風が強い。
手と顔がとにかく痛い。だが、新しいソフトシェルとズボンに守られ身体は大丈夫。しかも、徐々に徐々に雲が飛び、流れ、晴れ間が広がりだす。
後から来たおじさんと写真を撮り合う。誰もいないと思ったが「ありがとうでした」。
とにかく風が冷たいが、景色の良さを堪能する。
浅間山と外輪山、小諸方面の街並みと遠くの秩父連峰、八ヶ岳。
素晴らしい景観が飛び込んでくる。
「最高だ!」
時折、雲により視界が狭くなるが、もう満足気分で下山開始。
草滑り途中の岩の上で、今登ってきた浅間山を見ながら、遅い昼食。
この間の富士山のおかげで登りも全く苦でなく、トーマの耳から中コースを経て、車坂峠へ戻る。
前半はとにかく苦行であったが、後半を考えると、余計、いい山行であった。
あぐりの湯こもろで登ってきた山々を愛でながら帰路へついた。
反省:この時期に夏グローブは×。冬用、防水を買うこと。
気付:ソフトシェルと冬用ズボン、ポリエステル系のベースレイヤーで小雨程度なら、濡れることも、汗冷えなく、まったく問題なし。
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