大台ヶ原 東大台・西大台 8の字周遊
三重県
奈良県
子連れ登山
asahi
体力度について
- GPS
- 09:37
- 距離
- 17.2km
- 登り
- 831m
- 下り
- 847m
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大台ヶ原ビジターセンター 6:30
展望デッキ 7:12 7:32 ←往復→ 日出ヶ岳 7:19 7:25
正木ヶ原 8:01
尾鷲辻 8:11
牛石（牛石ヶ原） 8:25
大蛇��分岐 8:28 ┬往復→ 大蛇�堯 �8:40 8:45
8:54 8:57 ←┘
シオカラ谷吊り橋 9:29
大台ヶ原ビジターセンター 10:04
<西大台>
大台ヶ原ビジターセンター 11:07
大台教会 11:12 11:17
西大台出入り口 11:19 11:22
七ツ池 12:39
開拓跡 13:30 13:33
開拓分岐 13:48 14:25 ←往復→ かぼちゃの木？ 14:02 14:07
たたら力水 15:08
西大台出入り口 16:01
駐車場入り口 16:05
| 天候 | 朝 濃霧 一時小雨 強風 午後 時々日が差す 強風 冬型の気圧配置の影響で「木枯らし1号が吹いた」そうです 一日中、冷たい風が吹き荒れました |
|---|---|
| 過去天気図（気象庁） | 2012年10月の天気図 |
| アクセス |
利用交通機関：
自家用車
|
| コース状況／ 危険箇所等 |
全体 鹿の食害から森を守るためとはいえ、いたる所に防鹿柵（ぼうろくさく）があるのにはちょっと幻滅 東大台 大台ケ原ビジターセンターから時計回りに牛石ヶ原付近まではとてもよく整備されていて、天気が良ければ展望を楽しみながら歩けます その先は体力と時間に余裕があれば、少し険しい所もありますが歩いてみるのもいいと思います。下草が少ないので（鹿に食べられた？）木々の間から向かいの山が見えます。 西大台 入山制限のため、事前申請＋シーズン毎に（4月〜11月）レクチャー受講が必要 展望の東大台に比べ、こちらは樹林と苔と渡河のコース。 複雑に絡みあった木の根やガラ場も越えて行きます。 必要最低限の道標とガイドロープのため、濃いガスにまかれると道に迷いそうな場所もあります。 周回する場合、山からまわるコース（反時計回り）と谷からまわるコース（時計回り）を選ぶことになりますが、ビジターセンターでは山からまわるコースがお勧めだそうです。（歩いてみて私もそう思いました） 熊の生息域ですが、今までみんな無事に帰ってきたそうです。不安ならビジターセンターで熊鈴のレンタルも有るようです。 |
写真
拍手
お母さんのお腹が大きいのは服の下にウエストポーチがあるから。
一応言い訳しときます。
今日は少し水量が多いんだとか
お母さん、浮き石に体重を掛けてしまい身動きがとれない
ザイルをザックに括り付け、一人で！
この先の道について親切に色々教えて下さりました。
さあ、最難関たるんだロープに滑りそうな飛び石
水深は深い所で膝より上は有りそう
これぞフィールドアスレチックス
娘の力と歩幅とロープの張り位置を考えると落ちずに一人で渡るのは無理！
仕方無く、リュックを背負ったまま25kgを超える娘を片手に抱きかかえて反対の手でロープを掴み何とか渡河
たるんだロープに滑りそうな飛び石
水深は深い所で膝より上は有りそう
これぞフィールドアスレチックス
娘の力と歩幅とロープの張り位置を考えると落ちずに一人で渡るのは無理！
仕方無く、リュックを背負ったまま25kgを超える娘を片手に抱きかかえて反対の手でロープを掴み何とか渡河
ここもたるんだロープを掴んで濡れずに娘が一人で渡るのは無理っぽい
さっきと同じ方法で渡河
森の中を流れる清流。
うっとり見つめてしまいます。
3つ目のロープ渡河
やっぱり同じように娘を抱いて渡河
そろそろイヤになってきた
向かい側に反射板があるので前を横切った人数を数えているのでしょうか？
以前は笹に隠れて分からなかったのが、鹿が笹を食い尽くしたためこうなっていたのが分かったのだとか。
鹿、恐るべし！
ビジターセンター入り口横の温度計。
12時間前の気温と余り変わらないなー。
感想
長文です。お気に触れば読み飛ばして下さい。
今日は月曜日。でも、小2の娘が学校は休みだと言うので紅葉を見にるにはちょっと遅いですが家族で大台ケ原へ。
どうせ行くなら「東と西の八の字周遊欲張りコース」を設定。
前日は雨で足元が悪いのは覚悟の上。ズボンが汚れるのは諦めます。
深夜に自宅を出発。
川上村あたりに来ると道路が濡れている。車の前を黒猫が横切る。何やらヤな感じ。
（少し行ってから白猫も横切りましたが．．．）
大台ケ原ドライブウェイに来ると強風＋濃霧。
前がよく見えない！ 視界は良くても15〜20m程か。
時間は午前3時をまわっている。
この時間、この状況でカッ飛ばして下りてくる車はまずないだろうとタカを括って道の両端を確認しながらユルユルと慎重に走らせます。（緊張したー！）
と、鹿がいる！
道を悠々と横切って行きます。ビジターセンターに着くまで数度、単独だったり、グループでいたり。
立派な角の牡鹿には娘も大喜び。
ビジターセンター前の駐車場に午前4時過ぎに到着。10台程の車が止まっています。叩きつけるような風に車を揺すられながら仮眠。
<東大台>
私の脳内旅行社の予定表では5時30分に出発、日出ヶ岳山頂でご来光に感動しながら朝食と家族団欒。
現実はガス、猛烈な強風に加えて雨。仕方なく車中で天候回復待ち。
目を覚ますと6時をとっくにまわってる。しまった〜と思いつつ外を見るとグループの1団が入山口に。私たちも慌て準備、出発。
朝食は、持参したおにぎりを歩きながら。時折、防鹿柵の向こうから鹿の鳴き声が聞こえてきます。
40分程で日出ヶ岳山頂に苦もなく到着。娘は、
「え？
もう頂上？
早っ！！！」
いつも、山登りはしんどい思いをして山頂に着くので今日は拍子抜けの様子。
でも、寒い！
冷たい横殴りの風がビュービュー。1分とじっとしてられません。
（ここで朝食を摂らなくてよかったぁ）
娘はもと来た道を引き返し車に戻るつもりのようなので、
「これから山歩きするよー」
と言うと
「えーーー！」
予定より出発が遅れたので先を急ぎます。
次の、脳内旅行社の予定表は「紅葉を見ながら牛石ヶ原まで散策、大蛇�瑤蚤臈庫召魍擇靴發Α�
笹の草原を見ながら木道を進み牛石ヶ原に着く頃には、まだ風は強いものの、時折日が差すようになりました。
紅葉は、ほとんど落葉してしまっていて残念。
大蛇�瑤悗肋�し岩場もあります。風がとても強いので注意して下りてゆきます。
大蛇�瑤肪紊�と同時に雲の切れ間から向かいの山に日が差し見事な紅葉が！
しばし堪能。
と、いきたいところですが兎に角風が強い、寒い。
娘を岩の先端まで下す予定でしたが風が強すぎるのと岩が濡れているのとで降り口で断念。
私が一人で下りかけましたが横から叩きつけるような風が吹いて体を持って行かれそうになるので途中で止めました。
出来れば10時30分からのレクチャーに間に合わせたいのでビジターセンターまで中道で戻るかシオカラ谷を通るか？
折角なのでシオカラ谷から。
娘に
「今度は吊り橋渡るよー」
「吊り橋ってなにぃー？」
「・・・」
（忘れてる！）
取り敢えず、最近歩くのが遅くなった娘を急がせて同年代の子供並みのペースで進みます。
吊橋を渡った後の急登を頑張り、10時過ぎに駐車場に到着。間に合いました。
<西大台>
西大台利用調整地区に入るために受けなければならないレクチャー。
自然を大事にという内容と注意点の他に、コースの説明や見どころ、注意箇所、今日は雨上がりで川の水量が少し多いなどのコースの様子なども教えて頂きとても参考になりました。
入口には監視員の方がおいでで、立入認定証と入山者の名簿を見比べてチェック。
また、外来種子を持ち込まないように入口のマットで靴の裏の汚れ落とし。
入口からしばらく下りると山から回るコースと谷から回るコースの分岐点の道標。
レクチャーで「1周した時にこれを見落とすと、2周めに突入してしまうので注意して下さい」と言われていたので、しっかり記憶しておきます。
今回はビジターセンターお勧めの、山から回る周回コースを選びます。
入口から開拓跡まで、山から回るコースだと小さなアップダウンを繰り返しながら徐々に高度を下げて行けるのに対して、谷から回るコースだと吊橋の手前でしばらくガラ場を下ることになるので足を痛めやすいそうです。
歩き始めてすぐ、苔が出迎えてくれます。
防鹿柵の向こうからは時々鹿の鳴き声もします。
最初の目標は、池が無い七ツ池。いくつか渡河し、原生林の中を進みます。
レクチャーでは今日は雨上がりでいつもより水かさが多いそうで、川に落ちないように慎重に岩を選びながら飛び石をわたってゆきます。
ただ、それも3箇所目くらいになると
「まぁたー」
と娘の声が聞こえてきます。寝不足＋午前の東大台での疲れからか、木の根に足を取られながらの景色の変化の少ない樹林歩きに参ったようで、七ツ池に着く頃には娘は完全に無口になっていました。
七ツ池の手前くらいから、紅葉した木がちらほら。
西大台は東よりも標高が低いせいか紅葉はまだ残っていました。
七ツ池から開拓跡を目指してだらだらと下って行くと、向こうから巡視員の方がやって来ます。
立入認定証の提示を求められ、手持ちのリストと照合。
ここから開拓跡まではもうすぐだと教わり、その後、なだらかな道を開拓分岐まで進めばこれまで歩いた道より1.5kmほど短縮して入口に戻れるとの事。
それではと、歩を進めます。
開拓跡を過ぎると、美しい苔むした木々が広がりますが娘は丸太の木道で平均台ごっこに夢中。
途中で、レクチャーや先程の巡視員から教わった小処へ行く道に入ります。根本がコブのようになったミズナラの巨木を見に寄り道。
娘は木を見た途端、
「カボチャやぁー」
と大喜び。止めるまで木の周りをぐるぐる走り回っていました。
この先、展望台があり大蛇�瑤�見えるのですが、先程の巡視員が子連れでの往復時間を考えるとここで引き返すほうがいいとアドバイスして下さったので従います。
2つめの赤い吊り橋を渡ると、巡視員に教わったとおりのガレ場の急登。
疲れ切った娘の手を曳き、標高差100m程をえっちらおっちら登ると道は緩やかになり徐々に高度を上げて行きます。
娘は、道すがら見える見事な紅葉に感動しながら手を曳かれるままに付いてきます。
駐車場に戻ったのは4時過ぎ。寄り道したとはいえ、ほぼ予定通りに帰ってこれました。
追記
ビジターセンターにスタンプがいっぱいあるので、スタンプ帳を持って行けばお子さんに楽しんでもらえると思います。大人の方も山の記念にいかが？
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こんにちは
東大台と西大台を一日で歩かれるなんて健脚ファミリーのasahiさんチームならではですね！
東大台では天候は今ひとつだったようですが、大台ケ原を存分に満喫できたのではないでしょうか？
実は先月に子どもと歩いたとき、初めは西大台の予定で申請準備とか計画していました。
結局のところ西大台は来年歩こうと延期したので、反時計回りコース覚えておきますね
東と西のどっちかに決め切れなくて、それなら両方と・・・。
ただ、雨の日に行くのは嫌だったので、日にちを決めて事前申請するのに結構勇気も要りました。
一度に両方回った事で双方の自然の違いが際立って目に映り、まるで別の山にいるような気分でした。
今度大台に行く時は是非とも水平線から登る朝日を満喫したいなぁ〜。
西はピークハントこそ有りませんが、ロープを伝って飛び石で渡河したりと結構ワイルドな所も有りますので是非楽しんで来て下さい。
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