記録ID: 2402413
全員に公開
ハイキング
奥多摩・高尾
赤ぼっこ、要害山、唐松山
2020年06月20日(土) [日帰り]


体力度
3
日帰りが可能
- GPS
- 07:48
- 距離
- 20.2km
- 登り
- 894m
- 下り
- 907m
コースタイム
日帰り
- 山行
- 7:18
- 休憩
- 0:29
- 合計
- 7:47
距離 20.2km
登り 895m
下り 921m
17:17
ゴール地点
天候 | 晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2020年06月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車
ーーー山歩きーーー 17:17 JR武蔵増戸駅着 青梅駅前のコンビニに寄ったら、GPS-LOGのポイントが遠くに飛んでしまいました。(自動扉かWifiでログが乱れました。)そのため、09:30以前のLOGーPOINTは削除しています。 |
コース状況/ 危険箇所等 |
愛宕山分岐から梅ケ谷峠に降りる道はあまり使われてないようです。昨夜の雨で滑りました。 通矢尾根は夏草が茂っていて、分岐を間違えやすいです。落ち着いてルートファインディングする必要があります。(僕は2回間違えました。) |
写真
JR青梅駅をスタートして、調布橋で多摩川を渡ります。
上:小泉八雲の「雪女」はこの辺の話らしいです。
中:橋から多摩川が綺麗。
下:岩波光二郎(府議)像。小河内ダムの計画や陳情時(昭和10年頃)に、東京市と神奈川県の水利問題で活躍した人らしいです。
上:小泉八雲の「雪女」はこの辺の話らしいです。
中:橋から多摩川が綺麗。
下:岩波光二郎(府議)像。小河内ダムの計画や陳情時(昭和10年頃)に、東京市と神奈川県の水利問題で活躍した人らしいです。
道の脇に馬頭観音の石仏。
「安永3年7月7日」の文字が読めます。西暦1774年。杉田玄白が「解体新書」を出した年です。
「馬安全 大久野」の文字も見えます。「大久野」は今も「日の出町」の大字の名として使われています。
「安永3年7月7日」の文字が読めます。西暦1774年。杉田玄白が「解体新書」を出した年です。
「馬安全 大久野」の文字も見えます。「大久野」は今も「日の出町」の大字の名として使われています。
【赤ぼっこ】以下が説明看板に書いてありました。
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1923年(大正12年)9月1日に起きた関東大震災によりこの周りの表土が崩落し赤い土が露出した山となってしまいました。それ以来、地元ではこの付近を「赤ぼっこ」と呼ぶようになりました。和田町自治会では和田町森林組合の協力を得て、平成20年に東京都の「花粉の少ない森づくり運動」の一環としてそれまであった杉の木を伐採し、山桜を植樹、平成27年にはソメイヨシノ、ゲンカイツツジを植樹するなど、ハイキングの休憩スポットとして整備・管理を行っています。
平成28年3月
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1923年(大正12年)9月1日に起きた関東大震災によりこの周りの表土が崩落し赤い土が露出した山となってしまいました。それ以来、地元ではこの付近を「赤ぼっこ」と呼ぶようになりました。和田町自治会では和田町森林組合の協力を得て、平成20年に東京都の「花粉の少ない森づくり運動」の一環としてそれまであった杉の木を伐採し、山桜を植樹、平成27年にはソメイヨシノ、ゲンカイツツジを植樹するなど、ハイキングの休憩スポットとして整備・管理を行っています。
平成28年3月
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道の先、15m位に鹿を見ました。カメラは間に合いませんでしたが、鹿のいた所に慌てた足跡が残っていました。他の場所でも、ピィィ、ピィィという鳴き声を2~3回聞きました。鹿がハイキング道の近くまで出てきているのだと思います。
要害山を過ぎた辺りから愛宕山分岐の先まで、進行方向左側の山が大きく削られています。今日は土曜日で工事はお休みです。大きなユンボが何台も止まっているのが見えます。「ヘリポートの造成工事かなぁ」位にこの時は思っていました。
西の梅ヶ谷峠へ向かう前に、山の削られた所を見ようと南の藪に入ったらお社がありました。恐らくP388.4だと思います。お社からもっと西へ行った方が工事現場に入り易そうなので、梅ケ谷峠への道に戻って西へ進みます。
愛宕山分岐の指導標から数分西の所で、藪を抜けて工事現場山に入りました。昨夜の雨で剥き出しの地面は、グチャグチャのヌチャヌチャです。工事現場がとんでもなく広いことが判りました。ヘリポートというより、セスナ級の飛行場という感じです。二ツ塚処分場を拡張するのかな?と思いました。
削られた山の端まで進んで見下ろしました。下に太陽光発電のソーラーパネル(写真)。この造成工事が広大な太陽光発電のためであることがやっと判りました。ソーラーパネルの下に林道も開通しています。こんなに山を削ってしまって大雨の時に大丈夫?、と不安になりました。靴の中に泥を入れないようにヌチャヌチャの地面を慎重に歩いて、藪コギして、梅ヶ谷峠への道に戻りました。
帰宅後にGPS-LOGを確認したら、梅ケ谷峠より200mほど手前(日の出町より)に降りていました。都道251号を渡ると、ちょうど「林道 西の入・ホオバ線」の入り口です。林道入口の右側に「大日如来石仏」があったと帰宅後に知りましたが、あとの祭りです。
林道脇にヤマグワが沢山なっていて食べるのに夢中で、「大日如来石仏」を見ないで進んでしまいました。
林道脇にヤマグワが沢山なっていて食べるのに夢中で、「大日如来石仏」を見ないで進んでしまいました。
ヤマグワ。赤いのは酸っぱいので、甘いマルベリーパープル色(いわゆる「どどめ色」)だけを選んで食べます。美味しいです。何本もヤマグワの木があったので沢山食べました。食べながら地図を調べたら、通り矢尾根までこの林道が繋がっているので、ヤマグワを食べながら林道を進みました。
カーブミラーの左から、梅の木林道に出てきました。(振返って撮った写真)
梅の木林道を北西に進めば直ぐに肝要峠。肝要に降りれば「つるつる温泉」は近いです。「♨温泉、良いなぁ」と思いましたが、天気も良いしまだ早い。ここから南南東に進み、「通り矢尾根」を目指しました。
梅の木林道を北西に進めば直ぐに肝要峠。肝要に降りれば「つるつる温泉」は近いです。「♨温泉、良いなぁ」と思いましたが、天気も良いしまだ早い。ここから南南東に進み、「通り矢尾根」を目指しました。
写真はヒメコウゾの実です。「野鳥と木の実ハンドブック」では「口の中でべとつき、しかも刺々しく、口当たりが非常に悪い。」と味が評価されています。確かにちょっとヌルッとするけれど、薄甘で僕には美味しいです。ナワシロイチゴやモミジイチゴよりヒメコウゾの方が沢山食べられるのは、「野鳥と木の実ハンドブック」で味が低評価で、あまり人が食べないせいかも、と思いました。
ダイミョウセセリ(大名挵蝶)チョウ目 セセリチョウ科 チャマダラセセリ亜科
黒地に白の紋付姿が、お大名の羽織袴姿に似ているからとか、羽を平たく開いてとまるのが、大名行列に平伏する姿に似てるからとか言われています。
黒地に白の紋付姿が、お大名の羽織袴姿に似ているからとか、羽を平たく開いてとまるのが、大名行列に平伏する姿に似てるからとか言われています。
日の出山荘分岐の指導標を通過します。
日の出山荘は中曽根元総理(2019年11月29日没)の元別荘の記念館です。ロンヤス会談の会場で有名です。ゴルバチョフ元ソ連大統領(存命89歳)や、全斗煥元韓国大統領(存命89歳)も来たことがあります。300円で入館見学ができます。
日の出山荘は中曽根元総理(2019年11月29日没)の元別荘の記念館です。ロンヤス会談の会場で有名です。ゴルバチョフ元ソ連大統領(存命89歳)や、全斗煥元韓国大統領(存命89歳)も来たことがあります。300円で入館見学ができます。
道間違え2回目です。左の踏み跡に誤って入りました。踏み跡が無くなり直ぐに気が付きました。ここまで戻って右へ降りると台沢林道に出ます。台沢林道を横切って、再度尾根道に入れますが、尾根道は夏草が多く道間違えも増えてきたので台沢林道を楽して進みました。
間坂峠の下の十字路です。
(右:間坂峠を経て岩井)(後:西の入林道)(左:長井)(前:白山神社)
間坂峠まで様子を見に上がりました。通矢尾根の道は相変わらず厳しそうなので、このまま台沢林道を白山神社へ進むことにしました。
(右:間坂峠を経て岩井)(後:西の入林道)(左:長井)(前:白山神社)
間坂峠まで様子を見に上がりました。通矢尾根の道は相変わらず厳しそうなので、このまま台沢林道を白山神社へ進むことにしました。
十字路に立っている角柱標識です。
25000分の1地図ではP331の下で林道が途切れています。角柱標識に白山神社と書いてあるし、最悪ここまで戻って間坂峠から通矢尾根で進めばよいので気楽に林道を進みました。
25000分の1地図ではP331の下で林道が途切れています。角柱標識に白山神社と書いてあるし、最悪ここまで戻って間坂峠から通矢尾根で進めばよいので気楽に林道を進みました。
P351(天王山)の下を台沢林道が巻いている所です。とても見晴らしが良いです。二ツ塚峠の2本のアンテナが良い目印になるので、今日歩いた稜線と6/15に歩いた菅生尾根を地図と見比べることができます。ここから北原へ降りるらしい明瞭な踏み跡がありました。
台沢林道の出口ゲートです。1/25000地形図上では台沢林道は作りかけですが、白山神社まで既に完成しています。途中に「平成25年起工」の白杭がありました。2013年に作り出したということは、完成して4~5年という感じだと思います。
白山神社の参道(写真)を抜け、石段と石鳥居を抜けて、舗装車道で山を下ります。都道184号線まで降りると「萱窪」交差点はすぐそばです。交差点の角にあるセブンイレブンで、牛乳とアイスでクーリングしました。
唐松山を過ぎると、間もなく「日の出団地」の裏です。ここもトラロープで急斜面を降りたら、日の出団地内の舗装車道を駅に向かってずっと下っていきます。日の出団地は結構標高が高いです。きっと東京の夜景がきれいに見えるだろうと思います。
装備
MYアイテム |
![]() 重量:-kg
![]() ![]() |
---|---|
個人装備 |
Tシャツ
ズボン
靴下
グローブ
雨具
日よけ帽子
靴
ザック
昼ご飯
行動食
非常食
飲料
地図(地形図)
コンパス
ヘッドランプ
GPS
筆記用具
ファーストエイドキット
保険証
携帯
時計
カメラ
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