記録ID: 2402457
全員に公開
無雪期ピークハント/縦走
北海道
北海道山行
2007年08月11日(土) 〜
2007年08月19日(日)
体力度
10
2〜3泊以上が適当
- GPS
- 30:05
- 距離
- 134km
- 登り
- 6,945m
- 下り
- 4,136m
コースタイム
1日目
- 山行
- 5:49
- 休憩
- 0:26
- 合計
- 6:15
2日目
- 山行
- 9:09
- 休憩
- 1:35
- 合計
- 10:44
3日目
- 山行
- 4:36
- 休憩
- 0:10
- 合計
- 4:46
9:58
4日目
- 山行
- 3:13
- 休憩
- 0:12
- 合計
- 3:25
今回は北海道の夏山を歩くと題して道央から道東の百名山を巡る山行です。(以下、竹内き報告)
●8月11日(土)晴れ
5:00上田−7:55新潟港−9:00乗船−10:30出航
船の中では早速宴会 水出さん差入れの枝豆とビール美味しかったです。これから山に登るというのに結構食べ通しで体重を気にしながら食べまくりました。
●8月12日(日)晴れ
4:30小樽港接岸-札樽自動車道-江別-道央自動車道-旭川-網走-11:55オシンコシンの滝-12:30知床峠-羅臼温泉キャンプ場まで移動
キャンプ場に着くと上田を出る事2ケ月が経った佐藤ひさんと合流、体重を15kg落とし毎日山登りや散歩の日々を送っているとかで肉体改造バッチリ、もう「さとじ−」とは呼べないほど元気溌刺。大好きな混浴露天風呂につかり今の生活を止められないようですよ。
●8月13日(月) 晴れ
羅臼岳(1,661m)若尾、足立、佐藤ひ、野口、竹内き、小池(非会員)
羅臼岳キャンプ場4:25-5:20里見台5:25-6:08第一ノ壁-7:30泊場(頂上まで3km)7:35-8:20屏風岩(頂上まで2km)-9:30岩清水10:00-10:30羅臼岳11:00-11:30岩清水12:00-11:45羅臼平-13:20泊場-14:35第一ノ壁-15:55キャンプ場着
キャンプ場からなだらかな樹林帯の中を通り(ハリキリ、カエデと名札あり)10分ほどして“木かくれ滝”、里見台からは国後島が良く見えベンチとイスがありキャンプ場に遊びに来ている人用の散策コース、笹道は谷側が切れているので踏み外しに注意、第一ノ壁、第二ノ壁、を見ながら岩ゴロを登る、泊場は硫黄がしっかりついた沢になっているので臭いもかなりきつい場所、屏風岩は正に屏風のように縦縞になっており、岩登りを始めた野口嬢と足立大先輩の話は絶好調、羅臼平からの分岐点からの雪渓を登り、岩清水で喉を潤したり水を補給したりとたっぷりと休み、30分ほどかけて最後の岩ゴロの急登を一歩一歩登りつめて頂上に到着、頂上は20人ほどでいっぱいになりそうでやや狭く大きな岩の塊でできていました。眺望もすばらしく気分は最高。帰路は雪渓の下りを避け羅臼平を回る事に。ここはお花畑が満開で通って大正解でした。下りは長く続く道で飽きました。すれ違う人もほとんど無く地元の人に聞くところによると岩尾別温泉から登る人が99%で羅臼側から登る人は殆ど居ないとのこと、迷いやすい箇所もあり何人かは山から戻ってないような話を聞き確かに大変なコースだと実感しました。
●8月14日(火) 晴れ
斜里岳(1,547m) 佐藤ひ、野口、竹内き
清岳荘登山口6:45-7:30 6合目(845m)-7:33下二股-8:55上二股9:05-9:30馬の背-9:40頂上10:20-12:05下二股-13:05駐車場
登山口から下二股まではなだらかな道で沢を横切るところが何箇所かあり。下二股から上二股の間は旧道と新道の分岐になっている。旧道の滝巡りを兼ねた沢コースを行くことに、とても涼しく快適、沢を横切り岩を登ったりトラバースしたりとにわか沢登が楽しみおまけに、羽衣の滝、方丈の滝、見晴の滝、七重の樽、霊華の滝、竜神の滝とそれぞれ滝の特徴に合わせて名前が付けられているので滝の流れとイメージを合体させ目を楽しませてくれる。馬の背まではガレ場、胸突八丁ありの急斜面になるが距離は短い、稜線に出るとチングルマ、コケモモなどちょっとしたお花畑がある、最後の岩場を登ると双耳峰の頂上に、斜里町の方角にはジャガイモ畑の緑と麦の刈った後の黄土色が幾何学模様をつくりこれぞ北海道の畑を上か見ることに、周りの山々と屈斜路湖もよく見え今日も満点登山。下りは上二股から新道コースを取るのが通常のようだが、本日の道先案内人の佐藤ひさんの沢を下りたいとの希望を立て帰路も同じ沢を下ることにややすべる箇所もありヒヤヒヤもので下ってきました。次のオンネトーキャンプ場を目指して佐藤ひさんのエクスタシー号は快適に走り途中、摩周湖に寄り、キャンプ場に。
●8月15日(水)晴れ
雌阿寒岳(1,370m)若尾、足立、野口、竹内き
オンネトーキャンプ場4:30−4:45 一合目-5:05二合目-5:25三合目-5:40四合目-6:00五合目6:10-6:30六合目-6:45七合目-7:00八合目(阿寒富士分岐)-7:30九合目-7:40頂上8:00-10:00オンネトーキャンプ場
三合目までは樹林帯のなかを登るなだらかなコース四合目あたりはハイマツのトンネル、六合目を過ぎると目の前に阿寒富士が正面に現れ、イワプクロの群生地があり、七合目、八合目の阿寒富士との分岐を過ぎると火山独特のザレ道となる九合目までの急坂を登るとお釜の周りを歩く道に ほっと一息をつき、釜の大きさに目を引かれ、ゴーゴーと音を立て蒸気が上がっている様はジェット機の噴射音のよう。ツバメが火口の中で気流に乗り上下気持ちよさそうに飛んでいるのがなんとも不思議な光景でした。下りはザレ道なのでスリップに注意しながら慎重に樹林帯はほどなくこなし無事下山となりました。トムラウシ温泉キャンプ場へ移動
●8月16日(木)
トムラウシ山(2,141m)雨
生憎の雨の為本日の登山は中止。予定を変更して十勝岳温泉に移動。
●8月17日(金)霧
十勝岳(2,077m)若尾、足立、佐藤ひ、野口、竹内き
望岳台(頂上まで3.9km標高1,100m)-6:10雲ノ平分岐-7:30昭和噴火口-8:30十勝岳頂上9:00-10:00雲ノ平分岐-11:05望岳台
昨日の雨が明け方まで続き霧雨の中を出発することに、ザレ道なので水はけも良く昨日からの雨によるぬか道の心配はいらなかった、砂地あり泥地あり,頂上近くになると霧が晴れゴツゴツとした頂上を眺めることに霧で頂上も見え隠れして着いた時は晴れてはいましたが下界は霧の中で眺望はあまり効きませんでした。下る途中霧の晴れ間から溶岩流の流れ後の縦縞模様も見えましたが下に下るほど霧が濃くなり眺望はお預けとなってしまいました。濃い紫色のリンドウはちょうど花盛りでした。小樽港近くの朝里川温泉のキャンプ場に移動。
●8月18日(土)晴れ
小樽港近くの市場で早朝4:30から開いている食堂で海鮮丼を食べ、車窓からレンガ倉庫通りを見てフェーリーターミナルに到着。10:30小樽港出発。
●8月19日(日)晴れ
新潟港6:00-10:00上田
●8月11日(土)晴れ
5:00上田−7:55新潟港−9:00乗船−10:30出航
船の中では早速宴会 水出さん差入れの枝豆とビール美味しかったです。これから山に登るというのに結構食べ通しで体重を気にしながら食べまくりました。
●8月12日(日)晴れ
4:30小樽港接岸-札樽自動車道-江別-道央自動車道-旭川-網走-11:55オシンコシンの滝-12:30知床峠-羅臼温泉キャンプ場まで移動
キャンプ場に着くと上田を出る事2ケ月が経った佐藤ひさんと合流、体重を15kg落とし毎日山登りや散歩の日々を送っているとかで肉体改造バッチリ、もう「さとじ−」とは呼べないほど元気溌刺。大好きな混浴露天風呂につかり今の生活を止められないようですよ。
●8月13日(月) 晴れ
羅臼岳(1,661m)若尾、足立、佐藤ひ、野口、竹内き、小池(非会員)
羅臼岳キャンプ場4:25-5:20里見台5:25-6:08第一ノ壁-7:30泊場(頂上まで3km)7:35-8:20屏風岩(頂上まで2km)-9:30岩清水10:00-10:30羅臼岳11:00-11:30岩清水12:00-11:45羅臼平-13:20泊場-14:35第一ノ壁-15:55キャンプ場着
キャンプ場からなだらかな樹林帯の中を通り(ハリキリ、カエデと名札あり)10分ほどして“木かくれ滝”、里見台からは国後島が良く見えベンチとイスがありキャンプ場に遊びに来ている人用の散策コース、笹道は谷側が切れているので踏み外しに注意、第一ノ壁、第二ノ壁、を見ながら岩ゴロを登る、泊場は硫黄がしっかりついた沢になっているので臭いもかなりきつい場所、屏風岩は正に屏風のように縦縞になっており、岩登りを始めた野口嬢と足立大先輩の話は絶好調、羅臼平からの分岐点からの雪渓を登り、岩清水で喉を潤したり水を補給したりとたっぷりと休み、30分ほどかけて最後の岩ゴロの急登を一歩一歩登りつめて頂上に到着、頂上は20人ほどでいっぱいになりそうでやや狭く大きな岩の塊でできていました。眺望もすばらしく気分は最高。帰路は雪渓の下りを避け羅臼平を回る事に。ここはお花畑が満開で通って大正解でした。下りは長く続く道で飽きました。すれ違う人もほとんど無く地元の人に聞くところによると岩尾別温泉から登る人が99%で羅臼側から登る人は殆ど居ないとのこと、迷いやすい箇所もあり何人かは山から戻ってないような話を聞き確かに大変なコースだと実感しました。
●8月14日(火) 晴れ
斜里岳(1,547m) 佐藤ひ、野口、竹内き
清岳荘登山口6:45-7:30 6合目(845m)-7:33下二股-8:55上二股9:05-9:30馬の背-9:40頂上10:20-12:05下二股-13:05駐車場
登山口から下二股まではなだらかな道で沢を横切るところが何箇所かあり。下二股から上二股の間は旧道と新道の分岐になっている。旧道の滝巡りを兼ねた沢コースを行くことに、とても涼しく快適、沢を横切り岩を登ったりトラバースしたりとにわか沢登が楽しみおまけに、羽衣の滝、方丈の滝、見晴の滝、七重の樽、霊華の滝、竜神の滝とそれぞれ滝の特徴に合わせて名前が付けられているので滝の流れとイメージを合体させ目を楽しませてくれる。馬の背まではガレ場、胸突八丁ありの急斜面になるが距離は短い、稜線に出るとチングルマ、コケモモなどちょっとしたお花畑がある、最後の岩場を登ると双耳峰の頂上に、斜里町の方角にはジャガイモ畑の緑と麦の刈った後の黄土色が幾何学模様をつくりこれぞ北海道の畑を上か見ることに、周りの山々と屈斜路湖もよく見え今日も満点登山。下りは上二股から新道コースを取るのが通常のようだが、本日の道先案内人の佐藤ひさんの沢を下りたいとの希望を立て帰路も同じ沢を下ることにややすべる箇所もありヒヤヒヤもので下ってきました。次のオンネトーキャンプ場を目指して佐藤ひさんのエクスタシー号は快適に走り途中、摩周湖に寄り、キャンプ場に。
●8月15日(水)晴れ
雌阿寒岳(1,370m)若尾、足立、野口、竹内き
オンネトーキャンプ場4:30−4:45 一合目-5:05二合目-5:25三合目-5:40四合目-6:00五合目6:10-6:30六合目-6:45七合目-7:00八合目(阿寒富士分岐)-7:30九合目-7:40頂上8:00-10:00オンネトーキャンプ場
三合目までは樹林帯のなかを登るなだらかなコース四合目あたりはハイマツのトンネル、六合目を過ぎると目の前に阿寒富士が正面に現れ、イワプクロの群生地があり、七合目、八合目の阿寒富士との分岐を過ぎると火山独特のザレ道となる九合目までの急坂を登るとお釜の周りを歩く道に ほっと一息をつき、釜の大きさに目を引かれ、ゴーゴーと音を立て蒸気が上がっている様はジェット機の噴射音のよう。ツバメが火口の中で気流に乗り上下気持ちよさそうに飛んでいるのがなんとも不思議な光景でした。下りはザレ道なのでスリップに注意しながら慎重に樹林帯はほどなくこなし無事下山となりました。トムラウシ温泉キャンプ場へ移動
●8月16日(木)
トムラウシ山(2,141m)雨
生憎の雨の為本日の登山は中止。予定を変更して十勝岳温泉に移動。
●8月17日(金)霧
十勝岳(2,077m)若尾、足立、佐藤ひ、野口、竹内き
望岳台(頂上まで3.9km標高1,100m)-6:10雲ノ平分岐-7:30昭和噴火口-8:30十勝岳頂上9:00-10:00雲ノ平分岐-11:05望岳台
昨日の雨が明け方まで続き霧雨の中を出発することに、ザレ道なので水はけも良く昨日からの雨によるぬか道の心配はいらなかった、砂地あり泥地あり,頂上近くになると霧が晴れゴツゴツとした頂上を眺めることに霧で頂上も見え隠れして着いた時は晴れてはいましたが下界は霧の中で眺望はあまり効きませんでした。下る途中霧の晴れ間から溶岩流の流れ後の縦縞模様も見えましたが下に下るほど霧が濃くなり眺望はお預けとなってしまいました。濃い紫色のリンドウはちょうど花盛りでした。小樽港近くの朝里川温泉のキャンプ場に移動。
●8月18日(土)晴れ
小樽港近くの市場で早朝4:30から開いている食堂で海鮮丼を食べ、車窓からレンガ倉庫通りを見てフェーリーターミナルに到着。10:30小樽港出発。
●8月19日(日)晴れ
新潟港6:00-10:00上田
天候 | 晴れ |
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過去天気図(気象庁) | 2007年08月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
船
|
写真
撮影機器:
感想
10年ぶり2度目の北海道山行でした。最初の羅臼は天気にも恵まれましたが、標高200mからの高温高湿の中の登りは大変でしたが、全体としてすばらしい山旅になりました。
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