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ハイキング
房総・三浦
三浦アルプス(もう一度体力確認定番コース)
2020年06月20日(土) [日帰り]
体力度
2
日帰りが可能
- GPS
- 06:22
- 距離
- 9.1km
- 登り
- 590m
- 下り
- 587m
コースタイム
日帰り
- 山行
- 4:47
- 休憩
- 1:35
- 合計
- 6:22
9:34
28分
スタート地点
10:32
10:32
13分
新沢分岐
10:45
10:45
25分
連絡尾根分岐
11:10
11:13
3分
大桜
11:49
11:49
9分
上山口分岐
12:51
12:54
9分
斜め十字路
13:47
13:50
1分
中尾根・二子山順路出合
13:51
14:23
2分
土砂崩れ・倒木現場
14:45
14:45
29分
連絡尾根・南尾根出合
15:56
実教寺入山口
天候 | 晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2020年06月の天気図 |
アクセス | |
コース状況/ 危険箇所等 |
道迷いアリア: 乳頭山からエキスパンドメタルの階段を北西に下って直ぐ、FK1の分岐があります。直進すると中尾根、右に入ると東尾根に入ります。ここを何も考えずに直進して中尾根に入り、道に迷って消防や警察に助けを求める人が後を絶たない様です。 中尾根には道迷いの原因となる分岐が二つあります。斜め十字路(別名峰ノ辻)と六杷峠(別名南中峠)です。どちらも、南沢と中沢をつなぐ道とクロスしていますが、初めてだと、どちらが沢に下りる道でどちらが尾根道なのか区別がつきません。間違って沢に下りてしまい、自分の位置を見失ってしまう様です。私も沢を歩いていてこのような人に道を聞かれたことが何度かあります。 どちらの分岐にも、10年以上前に地元の山歩き愛好会の「葉山・山楽会」が手作りの道標を立てましたが、流石に今は朽ち果てて判読不可能となっています。これ以外に、はっきりした道標がありません。 沢(中沢・南沢)沿いの道を行く場合も事情は同じです。 このようなことから、二子山山系自然保護協議会は、この区域(中尾根、中沢、南沢および周辺区域)を道迷いエリアと指定して、経験の乏しいハイカーが立ち入らない様に注意喚起をしているようです。 冒頭書いたFK1分岐付近に最近建てられた「道迷い」「事故多発注意」の巨大な立て看板もこういった事情から建てられたもののようです。「→x」ともなっていますが、これはちょっと行き過ぎだと思います。山歩きに慣れた人であれば、道迷いに注意しさえすれば、南尾根と同様、特に問題もなく歩ける普通の山道です。ただ、初めての人は、事前の下調べと、地図(*)、コンパスは必須、GPSもあれば鬼に金棒でしょう。 中尾根、中沢、南沢ともに登山道は林道終点まで途中途切れることなくずっとつながっています。藪に入って進退窮まったらそれはどこかで道を外した証拠です。見覚えのあるところまで戻ってください。南沢、中沢は、途中一旦渡渉する個所や、暫く沢の中を歩く場所もありますが、概ね沢沿いに山道がつながっています。おかしいなと思ったら、注意深く渡渉点を探してください。 * 実は三浦アルプスエリアで手軽に入手できる登山地図は余りありません。国土地理院の地形図に記載されている山道はずっと昔のもので全く役に立ちません。私が一番実用的だと思っていつもポケットに入れているのは、葉山・山楽会が作成した手作り冊子「葉山の山歩きコース」に挿入されている地図で、行政の出している等高線図をベースにして登山道を手書きで記入、また、標高ごとに三色に色塗りした詳細なものです。道は実際に歩いてGPSで確認したものが記入されています(必ずしも毎年メンテナンスされているわけではない様で、多少現状とそぐわない部分が無いわけではありませんが)。市中の本屋さんでは手に入りませんが、葉山図書館内にある「葉山まちづくり協会」に出向けば実費(¥500.-)で分けてくれます。協会に行けない場合は、通信販売もやっているようです。 https://hayama-bookstore.stores.jp/ 私のプロフィール写真に入っているかなりくたびれた方の地図はこの地図です。 |
写真
撮影機器:
感想
3日前の体力確認山行が不本意な結果に終わったので、再確認のためにまた同じルートを歩きました。ザック重量10kg。途中、前日の雨で滑りまくる土壌に余計な神経を使ったり、写真撮影に時間を取ったりして結構時間をロスしていますが、それでも、まだまだ以前の調子に戻っていない様です。
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初めまして。いつも楽しくレコ拝見し多くを勉強させていただいています。ありがとうございます。また、勝手にフォローさせて頂いています。ご近所のよしみで今後ともどうかよろしくお願いします。
過剰に思える看板は、よほど多くの道迷い&救助要請でもあったのでしょうか?それとも親切心?中尾根のトラロープも私も不可解に思っていました。確かにこのエリアはいい地図がなく京急パンフを片手に気軽に来る方も多いようですね。私もよく道を聞かれます。私はWebの国土地理院地図を拡大印刷して貼り付けて自製のでっかい地図を作り研究&持参しています。今回のsancjさんの情報も大変参考になりました。「葉山山歩き」入手しようと思います。
木陰にあった小さな樹木はもしかしたらヤブコウジではないでしょうか? https://matsue-hana.com/hana/yabukouji.html
もうじき綺麗な白い5弁花を咲かせ秋には赤い実を付けるのでしょうね。私も散歩道で探してみます。違っていたら申し訳ありません。
初めまして。こちらこそよろしくお願いします。
あの看板は、恐らく、絶えることのない救助要請に業を煮やして建てられたんでしょうね。あそこまで大きく書かれると、いやでも目に入ってきます。
ヤブコウジですか。名前はよく聞くので赤い実だけは頭に入っていたのですが。。。蕾が隠れるようにして葉っぱの下にあるので面白いな、と思いました。花のリンク、有難うございました。
nao515さんも眼が良いですね。私が気の付かない花を一杯撮っておられて、また、アングルも良く、とても楽しみにしています。この間出されていたレコを見て、近いうちに仙元山に花を探しに行こうかな、とも思っていました。ただ、私の眼もかなり節穴なので。。。
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