雨飾山


- GPS
- 25:04
- 距離
- 17.8km
- 登り
- 1,327m
- 下り
- 1,304m
コースタイム
雨飾高原バス停13:55
14:40雨飾高原キャンプ場
10月26日
雨飾高原キャンプ場6:02
ブナ平6:48
荒菅沢7:24
笹平8:27
8:51雨飾山9:40
荒菅沢11:04
12:27雨飾高原キャンプ場13:29
13:55鎌池14:06
14:59雨飾高原バス停
天候 | 10月25日 晴れ 10月26日 晴れのち曇り |
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過去天気図(気象庁) | 2012年10月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車 バス
復路:小谷村村営バスの雨飾高原バス停→JR大糸線の南小谷駅 |
コース状況/ 危険箇所等 |
雨飾高原キャンプ場 登山者向けテント1人1泊500円 水場、炊事場、トイレ有り 雨飾山山頂直下の日影にわずがではあるが雪があった。通行には問題なし。 |
写真
感想
紅葉がよさそうなので雨飾山へ行ってみた。
10月25日
雨飾高原へ向かうバスが山を登り始めると、あたり一面の木がいい具合に色づいていた。ここへ来て正解だと思った。この日はキャンプ場までの移動日。バス停からは車道を歩いた。山の色づきを見ながら、撮りながらのんびり登った。雨飾高原キャンプ場のテント場は整地されており、非常にテントを設営しやすかった。山の中のテント場とはやはりちょっと違う。夜のテント内は4℃ほどまで下がった。
10月26日
よく寝たつもりだが、体はやや重めであった。水滴が見えるほどではないが、そこそこ結露はしていた。朝食を食べてゆっくり目の出発となった。すでに駐車場にはたくさんの車が止まっていた。川沿いに平坦な道を進んで行き、2/11の看板のところから急登が始まった。登りに入ってもイマイチ調子が上がらなかった。葉はすっかり色づいており、後は朝日が入ってくるのを待つだけであった。ブナ平を抜けて少し進んだあたりでようやく光が差し込んできた。とてもきれいであった。
荒菅沢は立派であった。この沢沿いに登って見たくなるような立派さであった。沢を越えるあたりの高度の色づきが最もよかったような気がする。ここからまた急登が始まった。段々と暑くなってきたので、長袖Tシャツ1枚で十分であった。樹林帯を抜けてはっきりとした稜線に出て少し進むと、手を使って登らなければいけない岩場とハシゴが出てきた。ストックはここの箇所だけ邪魔であった。それからも急な坂を登って見晴らしがよくなってくる。ここが笹平だ。遠くに雪をかぶった山まで見える。笹平の道と雨飾山への最後の登りはぐしょぐしょな箇所が多くて歩きづらかった。よく見ると雪も残っていた。いつ降ったのであろうか?
そんなに調子はよくなかったがコースタイムよりも明らかに早く山頂へ着いた。山頂からは雲は多かったが、雪をかぶった白馬岳〜朝日岳がよく見えた。鹿島槍ヶ岳も認識できた。双眼鏡で見てみると槍ヶ岳もうっすら見えた。糸魚川の工場群と日本海もよく見え、そして山頂の真下は色づいた樹々が広がっていた。とてもよい景色であった。朝はよかったのだが、この時分からはっきりと曇るようになってきた。もう少しはっきりと太陽が出ていればさぞかしいい景色だったろうに。
景色を1時間近く楽しんだ後、下山した。すっかり曇ってきた。荒菅沢までの下りは急坂ということもあって難儀した。ストックを使っているのに膝が痛くなりそうであった。さらに高度を落としたあたりはちょうど紅葉の見頃ではあるのだが、曇り空でイマイチであった。どんよりとした空の中の紅葉を眺めながら、長い下りが終わってようやく川沿いの道へたどり着いた。すぐに歩くと休憩所の小屋が見え、そこから登山口まではあっという間であった。
少し休んで乾いていたテントを撤収。バスまで時間があるので鎌池へと向かった。車道を歩いたり、ブナの小道を歩いてみたりしてたどり着いた鎌池は曇り空ということもあって色映えがちょっと残念であった。それでも十分に色づいていてキレイであった。鎌池からの帰りもブナの小道を通ってみたが、何気にアップダウンがそこそこあってただの遊歩道ではなかった。雨飾山ピストンした足にはちょっとつらかった。再び車道へ戻って下り始めると、雨飾荘近道なる看板があったので、入ってみた。これも林床が色豊かな、しっかりとした山道であった。雨飾荘前で銘水をたっぷり汲んでバス停に着くと、ちょうどバスが来たところであった。はるばるやってきたが温泉は今回はお預けだ。
雨飾山は鎌池周辺も含めて非常によいところであった。今度来るときは新潟側から登って越境してみたい。
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