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Yamareco

記録ID: 2403524
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ハイキング
白山

三方崩山 〜イワカガミの行方を追う〜 [岐阜県 白川村]

2020年06月21日(日) [日帰り]
 - 拍手
体力度
4
1泊以上が適当
GPS
07:02
距離
11.2km
登り
1,519m
下り
1,517m
歩くペース
とても速い
0.70.8
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

日帰り
山行
6:49
休憩
0:11
合計
7:00
距離 11.2km 登り 1,520m 下り 1,519m
5:38
208
9:06
9:16
197
12:33
12:34
4
12:38
ゴール地点
天候 晴れ
過去天気図(気象庁) 2020年06月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
道の駅『飛騨白川』に停める。
コース状況/
危険箇所等
山頂手前のトラバースと岩場くらい。
その他周辺情報 道の駅『飛騨白川』に温泉あり
道の駅『飛騨白川』に停める
2020年06月21日 05:36撮影 by  SHV46, SHARP
6/21 5:36
道の駅『飛騨白川』に停める
暫く林道を歩く。
2020年06月21日 05:38撮影 by  SHV46, SHARP
6/21 5:38
暫く林道を歩く。
林道の終点でここが登山口になる。
2020年06月21日 06:04撮影 by  SHV46, SHARP
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6/21 6:04
林道の終点でここが登山口になる。
最初は少々藪っぽい。
2020年06月21日 06:16撮影 by  SHV46, SHARP
6/21 6:16
最初は少々藪っぽい。
見た目以上にキツい勾配だ。
ここで標高1000m。
2020年06月21日 06:26撮影 by  SHV46, SHARP
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6/21 6:26
見た目以上にキツい勾配だ。
ここで標高1000m。
ギンリョウソウも元気よく咲いている。
2020年06月21日 06:44撮影 by  SHV46, SHARP
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6/21 6:44
ギンリョウソウも元気よく咲いている。
それに歯でも美しいブナ林だ。
2020年06月21日 06:53撮影 by  SHV46, SHARP
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6/21 6:53
それに歯でも美しいブナ林だ。
ブナ林からの長い長い登り。
暫く続きます。
2020年06月21日 07:27撮影 by  SHV46, SHARP
6/21 7:27
ブナ林からの長い長い登り。
暫く続きます。
マイズルソウ発見。
2020年06月21日 07:32撮影 by  SHV46, SHARP
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6/21 7:32
マイズルソウ発見。
樹林帯から出て、視界も開けた。
あの崩れた際を歩く。
2020年06月21日 07:44撮影 by  SHV46, SHARP
6/21 7:44
樹林帯から出て、視界も開けた。
あの崩れた際を歩く。
三方崩山の姿が見えた。
2020年06月21日 07:44撮影 by  SHV46, SHARP
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6/21 7:44
三方崩山の姿が見えた。
タニウツギ
2020年06月21日 07:44撮影 by  SHV46, SHARP
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6/21 7:44
タニウツギ
ニガナ
2020年06月21日 07:49撮影 by  SHV46, SHARP
6/21 7:49
ニガナ
アザミ
2020年06月21日 07:49撮影 by  SHV46, SHARP
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6/21 7:49
アザミ
アカモノ
2020年06月21日 07:55撮影 by  SHV46, SHARP
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6/21 7:55
アカモノ
出前のピークも風格が良い。
2020年06月21日 08:02撮影 by  SHV46, SHARP
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6/21 8:02
出前のピークも風格が良い。
アカヤシオ
2020年06月21日 08:04撮影 by  SHV46, SHARP
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6/21 8:04
アカヤシオ
急な登り
2020年06月21日 08:14撮影 by  SHV46, SHARP
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6/21 8:14
急な登り
2020年06月21日 08:14撮影 by  SHV46, SHARP
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6/21 8:14
シモツケ
2020年06月21日 08:15撮影 by  SHV46, SHARP
6/21 8:15
シモツケ
ハクサンチドリ
2020年06月21日 08:16撮影 by  SHV46, SHARP
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6/21 8:16
ハクサンチドリ
もう一箇所ピークがあるのか
2020年06月21日 08:23撮影 by  SHV46, SHARP
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6/21 8:23
もう一箇所ピークがあるのか
イワカガミ出てきた!
2020年06月21日 08:25撮影 by  SHV46, SHARP
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6/21 8:25
イワカガミ出てきた!
ゴゼンタチバナ
2020年06月21日 08:26撮影 by  SHV46, SHARP
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6/21 8:26
ゴゼンタチバナ
イワカガミとゴゼンタチバナ
2020年06月21日 08:27撮影 by  SHV46, SHARP
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6/21 8:27
イワカガミとゴゼンタチバナ
コメツガも実を付けてます
2020年06月21日 08:33撮影 by  SHV46, SHARP
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6/21 8:33
コメツガも実を付けてます
かなりの急登のピークだ。
2020年06月21日 08:35撮影 by  SHV46, SHARP
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6/21 8:35
かなりの急登のピークだ。
鎖をしっかり使いながら登ります。
2020年06月21日 08:36撮影 by  SHV46, SHARP
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6/21 8:36
鎖をしっかり使いながら登ります。
登りきりました。
高山ぽくなりましたね。
2020年06月21日 08:38撮影 by  SHV46, SHARP
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6/21 8:38
登りきりました。
高山ぽくなりましたね。
このピークだけにハイマツが生えてます。
2020年06月21日 08:38撮影 by  SHV46, SHARP
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6/21 8:38
このピークだけにハイマツが生えてます。
オオバキスミレ
2020年06月21日 08:39撮影 by  SHV46, SHARP
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6/21 8:39
オオバキスミレ
沢山のイワカガミ。
これが目的だったんです。
2020年06月21日 08:41撮影 by  SHV46, SHARP
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6/21 8:41
沢山のイワカガミ。
これが目的だったんです。
あぁ、雲に覆われるな。
2020年06月21日 08:42撮影 by  SHV46, SHARP
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6/21 8:42
あぁ、雲に覆われるな。
この下りが意外と手強い。
2020年06月21日 08:44撮影 by  SHV46, SHARP
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6/21 8:44
この下りが意外と手強い。
残雪はあんなものか。
2020年06月21日 08:47撮影 by  SHV46, SHARP
6/21 8:47
残雪はあんなものか。
片側の崩れの端を通るが、そこまで怖いものでもない。
2020年06月21日 08:52撮影 by  SHV46, SHARP
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6/21 8:52
片側の崩れの端を通るが、そこまで怖いものでもない。
もう山頂は見えないか。
2020年06月21日 08:56撮影 by  SHV46, SHARP
6/21 8:56
もう山頂は見えないか。
カールを巻いている最中。
振り返る。
2020年06月21日 09:02撮影 by  SHV46, SHARP
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6/21 9:02
カールを巻いている最中。
振り返る。
もうすぐ山頂です。
2020年06月21日 09:03撮影 by  SHV46, SHARP
6/21 9:03
もうすぐ山頂です。
三方崩山の山頂で記念撮影。
2020年06月21日 09:08撮影 by  SHV46, SHARP
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6/21 9:08
三方崩山の山頂で記念撮影。
シラビソの木が邪魔で白山が見えない。
2020年06月21日 09:19撮影 by  SHV46, SHARP
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6/21 9:19
シラビソの木が邪魔で白山が見えない。
景色といったらこんなものだった。
2020年06月21日 09:19撮影 by  SHV46, SHARP
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6/21 9:19
景色といったらこんなものだった。
戻ってる最中に山頂が晴れてきた。
そんなものだよね。
2020年06月21日 09:34撮影 by  SHV46, SHARP
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6/21 9:34
戻ってる最中に山頂が晴れてきた。
そんなものだよね。
猿ケ馬場山
2020年06月21日 09:42撮影 by  SHV46, SHARP
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6/21 9:42
猿ケ馬場山
両白山地北部と人形山方面。
富山平野は雲海になってる。
2020年06月21日 09:42撮影 by  SHV46, SHARP
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6/21 9:42
両白山地北部と人形山方面。
富山平野は雲海になってる。
鳩谷ダム湖と美濃方面
2020年06月21日 10:11撮影 by  SHV46, SHARP
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6/21 10:11
鳩谷ダム湖と美濃方面
エゾハルゼミを何匹か捕まえて遊んでた。
2020年06月21日 11:02撮影 by  SHV46, SHARP
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6/21 11:02
エゾハルゼミを何匹か捕まえて遊んでた。
おしまい
2020年06月21日 12:33撮影 by  SHV46, SHARP
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6/21 12:33
おしまい
撮影機器:

感想

梅雨に入り高山植物も徐々に高山へ上がってる。
ショウジョウバカマもだが、イワカガミは今どの辺まで上がってるのだろう?
そんな疑問を晴らすべく、選んだ山が三方崩山だ。
この山は標高差がある分、幅広い層での観察が可能だろう。

道の駅を朝5時起床とかなり早起きが出来た。
5時半に出発し林道を歩いていると車が通る。
林道終点まで車で行くスタンスの人だ。
勿論それもありだが、大した距離と時間の差はそんなに無い。

林道終点から登山道に入っていくと、いきなり藪っぽい道から始まり不安に駆られるも、直ぐに下草はなくなる。
それ以上にかなりの傾斜がずっと続く。

標高1000mを越えるとブナ林がより一層美しくなり、これからまだ標高差1000m以上もある事を忘れさせてくれる(はず)。
ギンリョウソウも見頃を迎えており、かなりの数が生えてる。

そして6時半を回った時にそれは訪れた。
エゾハルゼミが一斉に鳴きだして一気に大合唱を迎えた。
このセミの存在で驚く事はないが、鳴き始めの時間帯に巡り合ったのは初めてだ。
因みにこのセミはこの登山中に何匹か手掴みで捕まえては生態調査を行ってました。

そんな事をしながら登っていったら自然と樹林帯から抜け出し、格好良い三方崩山の姿が見れるようになった。
風格は高山と言われても違和感ないだろう。
そして花もどんどん出てくるようになった。

鎖場がある急登の先のピークは山頂手前のピークの中で1番のビューポイントだ。
しかもハイマツも生えているくらいだ。
両白山地北部、人形山を初めとする県境の尾根など。
360℃の景色なので当然美濃側も展望はあるが、雲掛かってそこまで見応えはなかった。

そこのピークからの下りは意外とスリリングで少し気をつけた方が良い。
そして崩落地際の痩せ尾根を通り、カールを巻く。
このカールの巻き、見た目以上にかなりの傾斜のトラバースなので油断は禁物だ。
そこを通り過ぎるとシラビソの樹林帯に入る。
すると目的であるイワカガミの群落がいくつもあり魅了してくれた。
この時期はもう2000mまで上がっていると言う事が分かり満足した。

その樹林帯の先に三方崩山の山頂がある。
残念な事に隣にあるはずの白山はシラビソの樹林帯に邪魔されて見れない状態だ。
しかもこの樹林帯の先に道どころか踏み跡も見当たらず、密かに企んでいた奥三方岳の縦走はボツとなった。
行く人は居るのだろうけど。

山頂は狭く樹林帯があるせいで落ち着かないので、先程のピークまで戻って大休止を取った。
下山時もエゾハルゼミを捕まえながら遊んでゆっくり下ってると、一人の男性が『何処かであったな』と言う。
俺は全然思い出せなかったが、その人は『冬の貝月山であったやろ』と言い、そこでようやくヤマレコユーザーのKAMEさんだと気が付いた。
よく分かったなと関心するものだが、俺は男っぽい髪型じゃないから分かりやすいのかもしれないな。

それにしても下りがかなり堪える。
それもその筈、標高差は1400mある訳だから当然楽ではないな。
勾配は特に標高1000mから林道終点までがキツかった。
林道に出るとあんなにうるさかったエゾハルゼミの鳴き声もなくなった。
そう、このセミの鳴き声って大合唱だとクマゼミに負けないくらいうるさいんです。

あとは道の駅に戻りきっておしまい。
この山は何度も言うとおり、とにかく標高差がありトレーニングには打ってつけだろう。
そして疑似高山を味わえるのも魅力だと思う。


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訪問者数:286人

コメント

お久しぶり!
お久しぶり!KAME32ですよ、
偶然レボを発見🤗
相変わらず絶好調ですね😃
私はYAMAPでは  mooかめ  でアップしてます、こちらもご覧下さいな🤗
最近の五蛇池山ではケチョンケチョンにされました😰
あそこは2度と行きたくないですね、、時間が経つとわからんですが、、。
ではでは。
2020/11/2 9:52
プロフィール画像
ニッ にっこり シュン エッ!? ん? フフッ げらげら むぅ べー はー しくしく カーッ ふんふん ウィンク これだっ! 車 カメラ 鉛筆 消しゴム ビール 若葉マーク 音符 ハートマーク 電球/アイデア 星 パソコン メール 電話 晴れ 曇り時々晴れ 曇り 雨 雪 温泉 木 花 山 おにぎり 汗 電車 お酒 急ぐ 富士山 ピース/チョキ パンチ happy01 angry despair sad wobbly think confident coldsweats01 coldsweats02 pout gawk lovely bleah wink happy02 bearing catface crying weep delicious smile shock up down shine flair annoy sleepy sign01 sweat01 sweat02 dash note notes spa kissmark heart01 heart02 heart03 heart04 bomb punch good rock scissors paper ear eye sun cloud rain snow thunder typhoon sprinkle wave night dog cat chick penguin fish horse pig aries taurus gemini cancer leo virgo libra scorpius sagittarius capricornus aquarius pisces heart spade diamond club pc mobilephone mail phoneto mailto faxto telephone loveletter memo xmas clover tulip apple bud maple cherryblossom id key sharp one two three four five six seven eight nine zero copyright tm r-mark dollar yen free search new ok secret danger upwardright downwardleft downwardright upwardleft signaler toilet restaurant wheelchair house building postoffice hospital bank atm hotel school fuji 24hours gasstation parking empty full smoking nosmoking run baseball golf tennis soccer ski basketball motorsports cafe bar beer fastfood boutique hairsalon karaoke movie music art drama ticket camera bag book ribbon present birthday cake wine bread riceball japanesetea bottle noodle tv cd foot shoe t-shirt rouge ring crown bell slate clock newmoon moon1 moon2 moon3 train subway bullettrain car rvcar bus ship airplane bicycle yacht

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