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ヤマレコ

記録ID: 240755 全員に公開 沢登り丹沢

河内川水系 コノマ沢(二俣ゴルジュより上流)

日程 2012年11月02日(金) [日帰り]
メンバー
 kamog(CL)
天候晴れ時々曇り(暖か)
アクセス
利用交通機関
車・バイク
道の駅山北手前オアシス公園駐車場
経路を調べる(Google Transit)

地図/標高グラフ


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コースタイム [注]

オアシス公園9:41−
塩沢林道−
P302を回り込んだコルからコノマ沢右岸尾根へ−
10:14P350小ピークから北東尾根下降−
10:26コノマ沢標高275m流木3m滝上部−
11:41標高380m2段7m滝(左岸高巻き)12:10−
12:40標高410m二俣−
12:55標高450m二俣−
14:07コノマ沢左岸尾根/標高720m14:24−
左岸尾根下降−
14:43P643−
南支尾根(コノマ沢左俣・右俣の界尾根)下降−
15:21コノマ沢二俣ゴルジュ上−
作業径路下降−
15:45作業径路トタンゲート−
16:00オアシス公園
コース状況/
危険箇所等
■コノマ沢二俣ゴルジュ上までは10/31記録を参照ください。

  http://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-240363.html

■コノマ沢(モロト沢)

 遡行グレード:2級

 無名だが前半部に険悪な2つのゴルジュと滝を擁し、地形や岩質を見ても
 これらの直登は不可能で、その高巻きも手強く、ルートファインディング
 を誤れば沢に戻ることはできなくなる。
 中盤は適度に滝とナメがあり沢登りとして遡行価値も充分あるが、一箇所
 2段7m滝は見た目より悪いので注意が必要。
 上流部は2010年の豪雨のためか荒々しい崩壊地が目立ち倒木も多い。
 この時、出合にある河内ふれあいビレッジオートキャンプ場が営業不可と
 なったくらい(現在は無事営業している)であったし、沢の側壁のえぐれ
 方を見てももの凄い水量であったことが想像できる。
 下降は一般登山道はないので、要読図。

 |鷦屬脇擦留愡核未亮蠢阿魏聾兇妨け左折したオアシス公園駐車場。
  または河内ふれあいビレッジオートキャンプ場(水曜定休)に1000円
  で可能。道の駅山北はあまり駐車できないので、終日駐車するなら
  迷惑になる。

  10/31に二俣ゴルジュ上まで遡行して打ち切ったので、今回はその上流から
  の遡行が目的。
  二俣ゴルジュの先に出るには、オートキャンプ場の500m上流から作業径路
  を使うアプローチもあるが、今回は下流の塩沢林道を使ってコノマ沢右岸
  尾根に登り350m小ピークから北東尾根を下ってのアプローチとした。
  350mピークから北東尾根はありがたいことに鹿径がついており、鹿が下れる
  ということは自分にも下れるわけで、危惧していた尾根末端も少しザレて
  いたが、前回遡行を中断した3m流木滝上にドンピシャ降りられた。

 下降後はしばらくの間、平凡な沢となる。
  右側に流木の積み重なった2m滝を容易に越し、右手にザレ崩壊をやり過ごし
  少しで一旦ナメとなる。
  左側が相変わらず礫の詰まった壁となれば再びナメ床となって
  これがしばらく続いて、前半の難儀したゴルジュの険しさから解放される。
  沢は左に折れるとナメの岩質も変わり溶岩状?っぽくなって
  何だかこの沢の岩質は地質学者が喜びそうだ。

 I弦350mからゴルジュとなり小滝を越すと、5m滝が行く手を塞ぐ。
  左側を注視すれば古いトラロープ類が架かっているので、それ沿いに
  落ち口に向かい斜上トラバースして越える。(卦蕁檗
  小滝を幾つか越え出てくる6m滝は左を小さく巻いて越える。
  この滝で顕著なゴルジュが終わる。

 ど弦380mで2段7m滝。この滝は近くまで寄ると流芯右壁が登れそうだが
  見た目より意外と悪い。
  (今回、左足のスタンスが崩れたので、ソロであったこともあり止めた)
  高巻きは、手前右側の斜度が緩い順層岩壁を登り、右手の尾根に取り付いて
  沢床からは25mほど登ってから、植林の下端をトラバースする。
  落ち口を過ぎてから下りる箇所が土ザレで、全体的にあまりよくない高巻き。
  下から見ると滝の左から小さく巻けるかなとも見えるが、落ち口が悪く
  またその先も急なので、やはり高巻きは右であろう。
  二俣ゴルジュより上流ではこの滝が核心部か。

 テ上の送電線を越えると標高420m二俣で、両門の滝状になっている。
  本流の左沢は一条の端正な7m滝、右沢は階段状7m滝だ。
  ここは右沢階段状7m滝を登って(卦蕁法△修両紊猟垢15mナメの途中から
  左沢へ容易にトラバースする。

 ι弦430m二俣は水量比1:1で左沢へ進むと、2010年豪雨の爪痕と思われる
  大規模な崩壊地が両岸で酷い姿を晒していた。
  大木が何箇所か積み重なっており、自然の驚異を感じざるを得ない。

 Ш討啾瑤鬱蒼とした中に小滝を架け、標高550m辺りで正面が黒砂土砂の崩壊
  ザレ場となる。高度差50mほどの土砂地は表層雪崩が起きそうなくらい
  崩れるが、息を喘ぎながら正面を登ると、いよいよ沢状も浅くなり源頭だ。
  境界見出標とテープを追いながら登ると、笹藪の弱点を突いて藪漕ぎもなく
  コノマ沢左岸尾根の標高720mあたりに飛び出て遡行終了。

 ┣執澆蓮登りついた尾根を左(西)に行き、すぐに左から出合う尾根を南南東
  に下降すれば送電線鉄塔を過ぎた先で塩沢林道が交差するのでこれを下るか、
  登りついた尾根を右(東)に進み、地形図上のP643から植林の尾根を南南西
  に下って、13号鉄塔から南南東へ下降して、標高380mあたりの白テープの
  囲い地から東南東尾根に乗り、コノマ沢二俣ゴルジュ手前コルに出る。
  末端まで行くと深く険悪な二俣ゴルジュに突き当たってしまうので
  手前コルを左に降りればコノマ沢右俣の沢床を渡れる。渡ってから右斜上
  する踏み跡を登れば比較的明瞭な森林作業径路に合流するので、これを
  徹底的に追っていけば河内ふれあいビレッジキャンプ場の400mほど上流で
  有刺鉄線柵のトタンゲートに出る。
  ゲートは錆びた針金で止めてあるので出たらしっかり止めておく。
  稲田と茶畑の畦道を壊さないように河内川沿いの径路を歩く。
過去天気図(気象庁) 2012年11月の天気図 [pdf]

写真

河内ふれあいビレッジキャンプ場
2012年11月02日 09:41撮影 by PENTAX Optio WG-2, PENTAX
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河内ふれあいビレッジキャンプ場
塩沢集落方向に進む
2012年11月02日 09:47撮影 by PENTAX Optio WG-2, PENTAX
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塩沢集落方向に進む
途中から右折し塩沢林道を進む
2012年11月02日 10:00撮影 by PENTAX Optio WG-2, PENTAX
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途中から右折し塩沢林道を進む
P302先のコルからコノマ沢右岸尾根に乗り、P350ピークへ
2012年11月02日 10:19撮影 by PENTAX Optio WG-2, PENTAX
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P302先のコルからコノマ沢右岸尾根に乗り、P350ピークへ
北東尾根を下りコノマ沢の二俣ゴルジュ上流に下りる
2012年11月02日 10:23撮影 by PENTAX Optio WG-2, PENTAX
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北東尾根を下りコノマ沢の二俣ゴルジュ上流に下りる
降りてきたところ
2012年11月02日 10:26撮影 by PENTAX Optio WG-2, PENTAX
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降りてきたところ
2m右側が流木群の滝
2012年11月02日 10:33撮影 by PENTAX Optio WG-2, PENTAX
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2m右側が流木群の滝
一部溶岩状のナメ床
2012年11月02日 10:55撮影 by PENTAX Optio WG-2, PENTAX
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一部溶岩状のナメ床
ナメが長く続いている
2012年11月02日 10:55撮影 by PENTAX Optio WG-2, PENTAX
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ナメが長く続いている
5m滝は左の残置トラロープ類沿いに登る
2012年11月02日 11:18撮影 by PENTAX Optio WG-2, PENTAX
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5m滝は左の残置トラロープ類沿いに登る
6m滝は左から小さく巻く
2012年11月02日 11:34撮影 by PENTAX Optio WG-2, PENTAX
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6m滝は左から小さく巻く
適度に滝が出てきて面白い
2012年11月02日 11:40撮影 by PENTAX Optio WG-2, PENTAX
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適度に滝が出てきて面白い
2段(上は見えない)7m滝
流芯の右側が登れそうだが案外悪い。
手前右側から少し大きく巻く。
2012年11月02日 11:41撮影 by PENTAX Optio WG-2, PENTAX
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2段(上は見えない)7m滝
流芯の右側が登れそうだが案外悪い。
手前右側から少し大きく巻く。
2段7m滝高巻きから沢へ戻るが、土ザレでちょっと悪い
2012年11月02日 12:02撮影 by PENTAX Optio WG-2, PENTAX
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2段7m滝高巻きから沢へ戻るが、土ザレでちょっと悪い
倒木の右側から登れる
2012年11月02日 12:33撮影 by PENTAX Optio WG-2, PENTAX
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倒木の右側から登れる
両門状になった7m滝
右滝を登り左滝上に出る
2012年11月02日 12:46撮影 by PENTAX Optio WG-2, PENTAX
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両門状になった7m滝
右滝を登り左滝上に出る
7m滝上から
2012年11月02日 12:51撮影 by PENTAX Optio WG-2, PENTAX
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7m滝上から
2年前の豪雨の影響で上流部は崩壊が甚だしい
2012年11月02日 13:04撮影 by PENTAX Optio WG-2, PENTAX
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2年前の豪雨の影響で上流部は崩壊が甚だしい
倒木群もまだかなり残っている
2012年11月02日 13:08撮影 by PENTAX Optio WG-2, PENTAX
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倒木群もまだかなり残っている
標高550mから出てくる黒砂土砂の崩壊地
2012年11月02日 13:31撮影 by PENTAX Optio WG-2, PENTAX
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標高550mから出てくる黒砂土砂の崩壊地
ここは正面突破
足元崩れながらヒィ〜コラ
2012年11月02日 13:42撮影 by PENTAX Optio WG-2, PENTAX
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ここは正面突破
足元崩れながらヒィ〜コラ
疲れるぜぃ
2012年11月02日 13:44撮影 by PENTAX Optio WG-2, PENTAX
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疲れるぜぃ
沢は浅くなり源頭部
2012年11月02日 13:46撮影 by PENTAX Optio WG-2, PENTAX
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沢は浅くなり源頭部
見出標とテープを追えば
2012年11月02日 13:49撮影 by PENTAX Optio WG-2, PENTAX
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見出標とテープを追えば
コノマ沢左岸尾根上、標高720mに出る
2012年11月02日 14:23撮影 by PENTAX Optio WG-2, PENTAX
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コノマ沢左岸尾根上、標高720mに出る
左岸尾根を下降
2012年11月02日 14:35撮影 by PENTAX Optio WG-2, PENTAX
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左岸尾根を下降
P643は植林の中の広いピークで特に目印はない。
白テープのところから植林の南南西尾根を下る。
コノマ沢の界尾根にあたる。
2012年11月02日 14:46撮影 by PENTAX Optio WG-2, PENTAX
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P643は植林の中の広いピークで特に目印はない。
白テープのところから植林の南南西尾根を下る。
コノマ沢の界尾根にあたる。
界尾根を下る
2012年11月02日 15:16撮影 by PENTAX Optio WG-2, PENTAX
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界尾根を下る
コノマ沢右俣を渉る
2012年11月02日 15:21撮影 by PENTAX Optio WG-2, PENTAX
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コノマ沢右俣を渉る
比較的明瞭な作業路を下る
ほぼ水平トラバース路
2012年11月02日 15:23撮影 by PENTAX Optio WG-2, PENTAX
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比較的明瞭な作業路を下る
ほぼ水平トラバース路
有刺鉄線柵で外に出られない中で、唯一あるトタンゲート。
地元の方のものであるから迷惑のないように。
2012年11月02日 15:45撮影 by PENTAX Optio WG-2, PENTAX
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有刺鉄線柵で外に出られない中で、唯一あるトタンゲート。
地元の方のものであるから迷惑のないように。
茶畑と稲田の畦道に出る
2012年11月02日 15:48撮影 by PENTAX Optio WG-2, PENTAX
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茶畑と稲田の畦道に出る
河内川を渡り
2012年11月02日 15:51撮影 by PENTAX Optio WG-2, PENTAX
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河内川を渡り
オアシス公園へ
2012年11月02日 15:59撮影 by PENTAX Optio WG-2, PENTAX
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オアシス公園へ

感想/記録
by kamog

一昨日は二俣ゴルジュを見ることを目的として
このコノマ沢へ入り、自分なりに解明したので
遡行はその上部で打ち切った。

今回はその先を遡行することが目的。
なので入渓は前半のゴルジュ帯をショートカットするため
塩沢林道からアプローチ。
地形図を眺めると何とか降りられそうであったが
果たしてドンピシャと目標点に降りられた。

前回は3人で入ったのでロープを使えたが
今回はソロなので直登リスクがある箇所は巻きも考慮。
一箇所だけ高巻きがそれなりに悪い滝もあったが
うまく地形を読み取れた。

上流部は一昨年の豪雨で大規模な崩壊と倒木。
出合のキャンプ場を営業不能に陥れた水量とはどんな状態であったのであろう。
側壁の抉れを見ながら想像。

結局最後まで沢を詰めることができたのでよかった。

コノマ沢は前半の険悪ゴルジュ、中盤のナメと滝群、上流部の荒廃と
中級者以上にはなかなか面白い要素が詰まっている沢だ。
訪問者数:1370人
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