新雪の笠ヶ岳（思い出の山）

2018年11月02日(金) 〜 2018年11月03日(土)

天候

初日は晴れ
２日目はガス

アクセス

利用交通機関：

自家用車

新穂高温泉の無料駐車場を利用させて頂きました。さすがにシーズンオフの金曜日はガラガラでした。

コース状況／危険箇所等

直前に冬型の気圧配置になり積雪を覚悟していました。雪はありましたが、予想よりも少なく、深くて20センチでした。稜線は初日はノーアイゼンで歩きましたが、夕方急速に冷え込み、翌日は12本爪アイゼンを着用しました。この時期ピッケルとアイゼンは必須です。
笠ヶ岳山荘の冬季小屋が利用でき感謝！利用できなかったらテントを持っての登山を強いられ、笠新道が余計しんどかったと思います。

写真

11/2 6:49

新穂高から1時間の林道歩きの後、いよいよ笠新道の始まりです。

11/2 9:01

登るにつれて、南に焼岳（中央）と乗鞍（右）が高くなります。

11/2 9:04

新雪の穂高！
左から北穂、涸沢岳、奥穂、西穂

11/2 11:58

杓子平到着、やっと笠ヶ岳が望めます。でもまだなんて遠い。笠新道入口から５時間を要しました。CTより大分遅い！笠新道恐るべし！

11/2 12:39

杓子平のカール地形
この後ガスに巻かれてルートも不確かの中、稜線を目指します。

11/2 13:49

稜線手前からの穂高連峰
ガスが晴れて再び視界が開けます。この後の夕焼けが楽しみ…

11/2 15:20

逆光に笠ヶ岳が高い！
そして、まだまだ遠い！
日もかなり傾き、日没までに小屋まで辿り着けるか不安になります。

11/2 15:43

ビクトリーロード
そんな言葉が自然に浮かびます。

11/2 15:46

これはエビのしっぽと言うのでしょうか？

11/2 16:07

ガスがすっかり晴れ、北アルプス北部も見渡せるようになりました。中央奥に真っ白の剱立山。

11/2 16:23

西日の斜光に照らされる乗鞍と御嶽
左手前は微かに噴煙上げる焼岳です。
もうすぐ日没、なんとか小屋まで辿り着きたい。

11/2 16:48

青春ミラー、穂高連峰
笠ヶ岳山荘冬季小屋前にて
ここは穂高の展望台

11/2 16:49

槍穂高連峰が赤く染まります。
なんとか間に合った。日が暮れて急に気温が下がります。

11/2 16:52

笠ヶ岳山荘からの北面
息を飲む景色

11/2 16:59

日没後、富山湾や富山平野が雲海の中
この後、冬季小屋に入りますが、ひどく疲れていて、寒さで震えながらも食事後すぐ寝てしまう。食事はキムチ鍋。この季節はこれに限ります。

11/2 22:51

目を覚まして外に出て見ると凄い星空
槍穂から登る冬の星たち
ちょうど奥穂のジャンダルムからシリウスが登ってきます。

11/2 23:12

富山湾に沈む夏の大三角形

11/3 6:40

翌朝、以外にもガス
小屋から10分で山頂です。

11/3 6:57

山頂から戻ります。手前の小屋が笠ヶ岳山荘で奥のピークが小笠でしょうか。お世話になった冬季小屋は、山荘の向こうに隠れてます。

11/3 7:22

冬季小屋内の様子
散らかした写真ですみません。(^_-)
夜は冷え込み、水がバリバリに凍ってました。夏用シュラフ2枚重ねでは寒かった。

撮影機器：

PENTAX K-3 II RICOH IMAGING COMPANY, LTD.

感想

S_Isam

新雪の穂高に会いに初めて笠ヶ岳に向かいました。噂には聞いていた笠新道の急で長い道のりに苦しめられましたが、アーベントロートの穂高は期待以上でした。双六、雲ノ平、黒部五郎、鷲羽、そして笠。この辺りが一番好きかも！