花イッパイの戸隠山

2020年06月24日(水) [日帰り]

• GPS: 08:07
• 距離: 13.2km
• 登り: 998m
• 下り: 999m

コースタイム

日帰り

• 山行: 5:44
• 休憩: 2:23
• 合計: 8:07

6:58 戸隠キャンプ場バス停
7:33 0:00 奥社前なおすけ
7:51 0:00 随神門
8:10 8:20 戸隠神社奥社
9:09 0:00 百間長屋
9:48 10:10 蟻の塔渡手前
10:10 10:20 蟻の塔渡・剣の刃渡
10:25 10:46 八方睨
11:00 0:00 戸隠山
11:38 12:40 九頭龍山
13:17 13:30 一不動避難小屋
13:41 13:46 一杯清水
13:48 0:00 帯岩
14:30 0:00 ゲート
14:38 0:00 弥勒尾根コース分岐
14:49 0:00 戸隠牧場入口
14:56 0:00 戸隠キャンプ場
15:03 0:00 戸隠キャンプ場バス停
15:05 登山者用駐車場

天候

晴れのち曇り

アクセス

利用交通機関：

自家用車

戸隠キャンプ場入口登山者用駐車場を利用しました。無料 向かい側にトイレ有り。
奥社手前の参道脇にトイレが有ります。そこから先には下りてくるまでありません。
一不動避難小屋に携帯トイレ用ブースがあります。

コース状況／危険箇所等

今回の奥社周りから言うと初っ端からやや急登気味に始まり、鎖場はチェーンは
新しい物が多くしっかりとしてますが垂直壁のとこなど足掛かりの少ない岩質で
滑りやすくなっているので注意が必要。また、落石を起こせばかなり下まで落ち
ていきそうなので、足元の石にも注意して下さい。
一応、戸隠山・西岳は遭対協からヘルメット装着推奨山域に指定されてます。

蟻の塔渡りは降雨直後や風の強い時は、無理せずエスケープルートを活用された
ら良いと思います。

山頂より北側は泥濘んだ斜面になっていてコチラも所々にはロープなども設置さ
れていますので上手に活用してください。

一不動から牧場までの沢歩きも濡れた岩がかなりスリッピーとなっています。不
動滝・帯岩辺りや滑滝の通行時と合わせて注意深く行きましょう。
昨年、同時期に通ったときは迷いそうな所もあったけど、しっかりと整備されて
判りやすく歩きやすくなってた印象です。牧場少し手前で大洞沢を徒渉するとこ
ろには立派な橋が架けられていて、整備に感謝です。

それから、この時期はとにかくブヨが多いので虫除けや防虫ネットの用意が必要
かと…これを執筆中も痒いです。（笑）

その他周辺情報

戸隠神告げ温泉湯行館でサッパリ。柔らかなお湯で気持ちよかった。
ほぼ貸切りでした。
10:00〜20:00　年中無休 600円

写真

6/24 7:01

予定時刻どおり駐車場から出発。さかさ川歩道を奥社方面へ向かいます。

6/24 7:07

時期も良かったようで花の百名山らしくさまざまな花が見られた。これはマルバフユイチゴ。

6/24 7:21

クリンソウ。

6/24 7:28

早朝の林の中は小川が沢山流れてて小鳥のさえずり清々しいです。

6/24 7:33

奥社入り口に出ました。

6/24 7:34

鳥居をくぐると不思議と厳かな心持ちになります。

6/24 7:36

ミヤマヨナメ。

6/24 7:47

ショウキラン。けっこう珍しい花だそうです。

6/24 7:48

サイハラン。

6/24 7:50

随神門まできました、奥社までおよそ半分くらいです。

6/24 7:52

何度来ても圧倒される杉並木です。

6/24 7:56

ヤグルマソウ。

6/24 7:58

エンレイソウは開いてなかった。

6/24 8:05

階段までくればあと少しです。

6/24 8:13

奥社到着お参りしていきます。

6/24 8:20

ヤマオダマキ。

6/24 8:21

奥社手前の社務所の裏手から登ります。登山ポスト有り。

6/24 8:23

わかりにくいですが登り始めからそこそこ急登です。

6/24 8:27

心拍数が上がってく、押さえてかないと後が怖い(笑)

6/24 8:43

およそ20分強で尾根筋に出ました。険しい岩肌が見えてきます。

6/24 8:45

ノリウツギ。

6/24 8:50

カラマツソウが道を縁取るように咲いてた。

6/24 8:50

尾根をどんどん上がります。

6/24 8:59

ゴゼンタチバナはそこかしこに「これでもかって」咲いてた(笑)

6/24 9:02

開けてきましたがてっぺんはガスの中……。

6/24 9:04

岩々してきました。

6/24 9:06

振り返ると飯綱山もてっぺんはガスの中……。

6/24 9:07

おー、険しさが現れてきた、う〜武者震い？(笑)

6/24 9:10

百間長屋です。

6/24 9:10

シロバナグンナイフウロ。

6/24 9:11

ムシトリスミレだ♪

6/24 9:11

ハクサンチドリ。

6/24 9:12

少し離れたところにもムシトリスミレ。

6/24 9:13

右にはヨツバシオガマ。

6/24 9:13

遠方からの百間長屋。

6/24 9:18

ちょっと奇妙だけどなかなか愛らしい。

6/24 9:19

西窟です。いよいよ険路。

6/24 9:21

まずは天狗ノ露地への一本。

6/24 9:23

天狗ノ露地の端に有る岩頭に登ってみる。

6/24 9:26

岩頭の上でカッコつけてみたけど足元ゾクゾクしてます(笑)

6/24 9:25

鏡池が綺麗に見えます。

6/24 9:25

岩に張り付くマンネングサ。

6/24 9:27

真下を覗いてみます。

6/24 9:28

ゾクゾクするので早々に降ります。

6/24 9:33

奥に進む、鎖場が増えてきました。

足掛かりが少ないので慎重に上がります。

一本一本結構長い。

6/24 9:36

時々ガスが晴れて遠方も見え始めてきました。

6/24 9:37

ミネウスユキソウ。

6/24 9:40

もう力業(笑)

6/24 9:41

よくぞこんな所にルートを作ったな。

6/24 9:48

胸突き岩。一番長くて険しい。

脆い場所もあるので落石に注意です。

6/24 9:53

蟻の塔渡りまできました。ここでちょっと休んで気持ちを落ち着かせる。

6/24 10:12

先客組を見送って慎重に渡ります。

6/24 10:14

かなりの高度感。濡れてなく風も強くなかったので良かったです。

6/24 10:14

後半は一気に渡りきりました。

6/24 10:15

決めポーズしてみる。内心ドキドキ(笑)

6/24 10:17

一番の難所、剣の刃渡り。

Usshie さんも続きます。

6/24 10:19

渡りきりホッと一息。高原の景色に癒やされる。

6/24 10:19

マイヅルソウもそこら中に群生してます。

6/24 10:20

オニアザミかな？

6/24 10:46

八方睨に着きました。西岳もガスの中……。
標高的に山頂より低いですが眺望などからしてこちらを山頂にしたい気もします。

6/24 10:45

高妻山のてっぺんもガスの中……。

6/24 10:41

直ぐ向こうに山頂。

6/24 10:42

蟻の塔渡りを覗き見る。

6/24 10:42

もう怖いところないのでめちゃくちゃリラックスモード(笑)

6/24 10:43

濃いピンクでひときわ目を引くタカネバラ。

6/24 10:48

時々ハクサンチドリ。

6/24 10:52

アカモノもずっと脇を彩ってた。

6/24 10:53

シロバナクモマニガナ。

6/24 10:56

山頂到着。あまり広くない山頂に先客組さんがランチタイムされてたのでサクッと写真だけ撮って後にします。

6/24 10:57

おぉ、気が付けば飯縄山の山頂が見えてるじゃないですか！

6/24 10:58

鹿かと思った！なんて……白馬方面は見えず(涙)

6/24 11:03

いっきに好天！最高っす♪ でも暑いっす♪

6/24 11:04

と、思ったらコロコロと天気が変わります……。

6/24 11:06

山頂からの下りは土目のスロープ状で降雨後もありだいぶスリッピーです。

6/24 11:07

かわいいハクサンコザクラ。

6/24 11:11

キジムシロ。

6/24 11:16

およそ400年前に植えられたとされる奥社参道の杉並木が信じられないほどまっすぐ延びてます。

6/24 11:18

イブキジャコウソウは散り際。

6/24 11:21

九頭龍山かな？ なんて騙されながらいくつかピークを越える(笑)

6/24 11:26

可憐なシロバナノヘビイチゴ。

6/24 11:38

ツマトリソウ。

6/24 11:39

今度こそ九頭龍山山頂かな？

6/24 11:40

九頭龍山に到着しました。う〜お腹空いたー、我々もお昼にしましょう。

6/24 11:40

アルプスなどの山々の眺めも素晴らしいけど、見渡す高原の風景も心に染みて凄く良いですね。

6/24 11:58

まったりしてたら高妻山が顔を出してくれました。

6/24 12:35

ナナカマド。

6/24 12:42

アカモノも至る所で群生してずっと脇を彩ってた。

6/24 13:00

お腹も満たされたし元気に行こう。九頭龍山から先1ヶ所登り返して後は激下り。

6/24 13:17

一不動避難小屋まで来ました真っ直ぐ行けば高妻山、右に下れば牧場に降ります。

6/24 13:31

この時期ブヨの襲撃が激しく耳周りが腫れてきました。ネットが必要かも。

6/24 13:32

水辺にはオオバミゾホオズキ。

6/24 13:43

一杯清水を過ぎると沢歩きになります。

6/24 13:46

蒸し暑さの中小さな滝に癒されます。

6/24 13:46

帯岩のトラバース。足場がなければめっちゃ怖い。

6/24 13:48

からのズルズルの岩場下り。

6/24 13:56

からの滑滝下り。

最後のアトラクション終了(笑) 暑いので沢歩きは気持ちいいです。

6/24 14:02

お楽しみの後は黙々と下る。

6/24 14:27

おぉ、立派な橋が架けられてる。スバラシイ。

6/24 14:36

ミヤマキンポウゲ、ピンボ(ゥ)ケ……寒ぅぅ。

6/24 14:38

一不動登山口まで下りてきました。後は牧場の風景を楽しみます。

6/24 14:42

牛 牛 牛

6/24 14:44

馬 馬 馬

6/24 14:49

戸隠山は雲に覆われちゃった。

6/24 15:02

キャンプ場入口に出ました。

6/24 15:02

駐車場到着。登り甲斐のある楽しい山でした、お疲れ様。

装備

個人装備

長袖シャツ Tシャツ ソフトシェル タイツ ズボン 靴下 グローブ 雨具 ゲイター 日よけ帽子 靴 ザック ザックカバー 昼ご飯 行動食 飲料 ハイドレーション ガスカートリッジ コンロ コッヘル 食器 ライター 地図（地形図） コンパス 計画書 ヘッドランプ 予備電池 GPS ファーストエイドキット 日焼け止め ロールペーパー 保険証 携帯 時計 サングラス タオル ナイフ カメラ

感想

Usshie

去年に続き、Shimaちゃんに付き合って戸隠山を楽しんできました。

曇り気味な天気でアルプスは望めなかったけど、戸隠高原が見渡せて
晴々とした気持ちになれました。今日も気温が上がりめちゃくちゃ暑
かったけど、稜線は涼やかな風が吹いて気持ちよかったです。ここは
一不動から下って一杯清水まで水場がないので、そこでは生き返る思
いがしました。

今日は戸隠散策はしなかったけど、初夏の雰囲気を十分に味わえて良
い山旅となりました。虫対策を忘れてたのが悔やまれる(笑)

Shimazaru

　今月に入ってグズついた天気に予定してた山も野暮用なども重なりズルズルと行けずに月末近くなってしまい年始に掲げた「一月一山運動」が！
と思ってとくに拘っている訳ではないのですが妙高、黒姫に続く北信五岳(最近は信越五岳なんて呼ぶ声も)三座目としてもUsshie さんにせがんで戸隠山にお付き合いいただきました。
だいぶ甘く見てましたが思ってた以上にハード感があり標高差やバリエーションに富んだルートにトレーニングとしても十分でしたし、なんといっても草花の多用さに驚き楽しませてもらいました。
天候も終始雨にも合わず時々青空も見せながらまずまずの眺望も楽しめ大満足の山行になりました。