グレイプニルと球詠な琴平丘陵(西武秩父駅→秩父市役所→羊山公園→武甲山登山口→琴平丘陵→影森駅)

2020年06月27日(土) [日帰り]

• GPS: --:--
• 距離: 8.7km
• 登り: 397m
• 下り: 374m

コースタイム

日帰り

• 山行: 3:34
• 休憩: 0:00
• 合計: 3:34

7:48 西武秩父駅
8:46 旧武甲山裏登山口
9:04 立入禁止ゲート
9:16 旧武甲山裏登山口
9:36 琴平丘陵
9:58 長者屋敷
10:24 岩井堂
10:54 護国観音
11:08 札所27番大渕寺
11:22 影森駅
11:22 ゴール地点

何故こんな暑い季節になってから琴平丘陵なのかと言われると先日のグレイプニルで露骨に秩父市役所とかが登場したので取り敢えず行っておこうと。
一方で天気がすぐれないので軽くその付近を歩いてみようと言う事で琴平丘陵となりました。
もう一点、実は以前から武甲山登山口の碑は一度見ておきたいなあと思っていたのです。

天候

曇り

雨さえ降らなければ今日このコースにしようかなと思って決めました。
でもやはり暑い。
西武秩父駅をスタートしたのは7:48で、秩父市の8時の気温は24.7℃
武甲山登山口の碑付近の9時で25.2℃
長者屋敷付近が10時で26.4℃
護国観音付近が11時で26℃
数字でみたら大した事なさそうなのに湿度が高かったのか、身体が未だ慣れていないからなのか。

アクセス

利用交通機関：

電車

行き
西武秩父着7:41の特急ちちぶ61号。初ラビューでした。

帰り
西武秩父駅に到着したのが12:15頃で、12:07の各停は出てしまったので帰りもラビューとなりました。
各停に間に合ったら各停にしたんですが。
と言うのは、7分発の各停を23分発の特急が飯能迄に追いつけないから。

行きも帰りも特急は空いていました。

それにしても特急は未だその後の西武池袋線でかっ飛ばすので良いのですが(乗り心地も格段に違うし)、悲惨なのが17:05のS-TRAINです。14分前に出る普通に全く追いつかないばかりか、池袋到着が16分遅いと言う、逆に引き離されるダイヤで利用価値が皆無、存在意義ゼロです。
西武秩父に行くS-TRAINは廃止した方が良いよ。
ラビューの車体が10000系や30000系の裾絞りの幅広車体から後退したのは地下鉄に乗り入れるのを見据えているからじゃないですかね。そうだとしたら完璧にS-TRAINは存在する理由が無い。

コース状況／危険箇所等

・西武秩父駅→羊山公園→武甲山登山口
「あの日見た花の名前を僕達はまだ知らない。」を見て、これはもう秩父に行くしか無いと、自分の意志で能動的に初めて秩父に行ったのは今から9年前です。丁度放送時期が羊山公園の芝桜のタイミングだったので芝桜も見ようと。
その時は横瀬駅から羊山公園に登って、秩父市街に下りようとした時に「こんなに標高差があるのか！」と思った羊山公園なのですが、その2年後にヤマノススメで登山をする様になってから今に至るとあの途方もなく高低差がある様に見えた羊山公園が全然何とも思わない登りとなっていました。

牧水の滝の所を登ったのですが、階段をちょっと登ったら着いたみたいなw

最近の雨のせいでしょうか。
かなりぬかるんでいました。
奥武蔵の乾燥してザレた道ばかり歩いてるとちょっとぬかるんでも「ああ」と思っちゃう。

・武甲山登山口→西参道→武甲山登山口
上述のとおりに登山を始めたのがヤマノススメからなので年は食ってるけど登山歴が浅い。だから武甲山が秩父側から登れたなんてのが本当に歴史的な過去で、その登山道が今はどこまでどうなってるのかを見たくて行きました。
距離は予想よりもあったものの、傾斜はきつくならないままに通行止めのバリケードに到着。

・武甲山登山口→長者屋敷跡→岩井堂→護国観音→影森駅
正直行って現地を歩く迄なめてました。武甲山登山口迄が楽だったのでそこまで依然としてなめてました。
が、そこから普通に山道です。最初から「登山だ」と思っていれば普通のレベルなのですが、なめていたから「え？こんな歩きになるの？」と言う普通に登山です。標高が低いけど。
流石に這いつくばる様な急坂は無いですが、今日は路面が濡れていて滑ったら危ないなと言う感覚はありました。両側が切れていたりして。

長者屋敷跡は一度右手に下るのがちょっと分かりにくかったです。直進すると無理に斜面を下る事になるので道が途絶えたら戻りましょう。

大仏坐像から岩井堂への下りはひょっとして急坂でも下れるんですかね。
岩が濡れていたので今日は回避しましたけど。

護国観音へはどうも鎖場をよじ登るみたいなのですが、道がどう言う構造か分からなくて登るはまだしもそこを下りる事になったらヤバいかなと遠回りしました。

護国観音から大渕寺まではこの区間で一番歩きやすい山道です。

その他周辺情報

トイレは随所にあります。
スタートの西武秩父駅、羊山公園入口、羊山公園内、武甲山登山口の手前、大渕寺、影森駅です。

写真

初ラビュー
まあ鉄道雑誌で散々見ていたので、うん、こうだよねと言う印象。

7:48 球詠第7話で影森高校偵察に川口姉妹が来た西武秩父駅を出発。

次に秩父市役所に移動してグレイプニル第12話で登場した場面を撮影。

聖地巡礼からは一旦外れて羊山公園へ。
登る途中の牧水の滝の所です。

奥武蔵の山域ではよく見かけるワイングラスの様な「県立奥武蔵自然公園」の標識があります。
ハイキングコースを進みます。

武甲山方面全く見えません。
今日武甲山に登った人、どうだったんだろう。

左手に馬場を見ながら直進します。

8:46 武甲山登山口の碑に到着しました。
本来はここを右折します。
看板にも大きく書かれています。

なるほど、昭和60年1月を以て西参道が廃道になったんですね。

廃道は分かっていましたが、嘗ての西参道は今はどこまでどうなっているのかが興味があってこのまま直進しました。勿論行けなくなった場所から戻ります。
予想していたよりもずっと奥迄行けます。
途中でこんな橋も見つけました。
どうやら琴平丘陵へ向かう廃道があるみたいです。

9:04 唐突に立入禁止のゲートが出現しました。
勿論この先には行きません。
ここまでなだらかな坂道でした。

琴平丘陵ハイキングコースに戻ってここを左折。
ここから本格的な登山道になります。
P398迄ひたすら登ります。

9:36 三角点のあるP398。
晴れてても眺望無いですね。

少し進むと祠と碑がありました。
碑を読んでみると「竹田宮殿下台臨碑」とありました。
本文中では「竹田宮恒久王台臨」とあります。

さらに少し進むと左手からどうやら先程見た橋の廃道が合流して来る地点と思われる場所がありました。

9:58 長者屋敷跡にある琴平神社材木園の石碑。
こちらは紀元2630年とあるので今から50年前です。
昭和45年の事ですが、皇暦使ってますね。
ここには東屋もあります。

10:12 岩を越える為の鉄の階段。
ここ、階段出来る迄はどうやって越えてたんだ。

岩の上には修験道場。

そして大仏坐像があります。

その先が分からない。
三方向へ行ける様に見えます。
左の方を覗いてみたらいかにも滑りそうな岩の急坂でこんな岩の濡れた日には行きたくないのでやめました。
真ん中は先が見えません。
と言うか右が一番踏まれているので取り敢えず右にしてみました。

10:24 すると岩井堂に出ました。
左の道は岩井堂の所へ下りてくる急坂だったのかもしれません。

さらに尾根を進みます。
安易な道じゃなかった。

鎖場がありました。
登るのは登れそうですが、ここをもし引き戻るとなると濡れて滑る岩場を下りるのが嫌だったので直進しませんでした。
あとから分かったのですが、ここは護国観音へ直進する場所でした。

10:54 迂回して護国観音に到着。
ここからは影森の市街がよく見えます。

と言う事で影森高校の偵察を…全然構図が合いませんねw

あとは紫陽花の咲く道を大渕寺へ下ります。
やはり道の両側に咲いてなんぼでしょう。

11:08 大渕寺の月影堂(観音堂)です。

11:22 影森駅にゴールイン。
影森駅は他の秩父鉄道の駅と違って地下に下りてからホームに上がる駅なので駅舎が寂しい。

感想

Teo

色々目論見があって行った琴平丘陵ですが、うーん、やはりもっと気候の良い時に行くと楽しかったでしょうね。春とか桜の季節とかどうなんだろう。
非常に低いエリアですが、登山道としての変化は富んでいます。
飯能アルプスを修行の様にアップダウンするのとはまた違いますなw

この後、影森から御花畑迄秩父鉄道に乗って、番町でもグレイプニル聖地巡礼をして帰りました。