入笠山（ゴンドラ山頂駅〜入笠山〜大阿原湿原〜周回コース）

2020年06月29日(月) [日帰り]

• GPS: 04:22
• 距離: 9.8km
• 登り: 358m
• 下り: 359m

コースタイム

日帰り

• 山行: 3:34
• 休憩: 0:48
• 合計: 4:22

距離 9.8km 登り 369m 下り 363m

9:35 富士見パノラマリゾートゴンドラ山頂駅
9:49 9:53 入笠湿原
9:56 9:57 山彦荘
10:24 岩場コース 迂回コース分岐
10:37 10:44 入笠山
10:58 首切登山口（仏平峠）
11:02 11:14 首切清水
11:24 大阿原湿原入口
12:05 12:07 テイ沢分岐
12:17 12:18 大阿原湿原
12:24 12:28 大阿原湿原入口
12:38 12:48 首切清水
12:52 12:53 首切登山口（仏平峠）
13:23 山彦荘
13:26 13:31 入笠湿原
13:46 13:47 アカノラ山
13:57 富士見パノラマリゾートゴンドラ山頂駅

大阿原湿原の木道は濡れているととても滑りやすい。滑り止めがあった方がいいかも。

天候

曇り時々晴れ

アクセス

利用交通機関：

自家用車 ケーブルカー（ロープウェイ／リフト）

コース状況／危険箇所等

大阿原湿原の木道は日陰部分が滑りやすい。

写真

梅雨の晴れ間を狙って、入笠山湿原へお花を楽しみ
に出かけてきました。
まず、見つけた花は「エンビセンノウ」
ひと際赤い色が目立っていました。

次は食虫植物のモウセンゴケ。
これは詳しい方がここにあるよ、と教えて下さりました。

今年1月に2回訪れた地ですが、雪に覆われていた斜面が緑の絨毯に変わっていていました。

丁度見ごろだったのか、あちこちで咲き誇っていたアヤメ。

遊歩道の終点付近が一番クリン草が群生していて綺麗だった。

ハクサンフウロ。

キバナノヤマオダマキ。
こちらもあちこちで見かけました。

ニッコウキスゲ。
作のは7月中旬のイメージだったので、今日見られてラッキー。

冬場、ソリ遊びをした湿原の木道を入笠山目指して登ります。

スズランもどうにか見られました。

入笠山山頂に到着。
5組ほど、先客がいらっしゃいました。

八ヶ岳方面。
雲が多く、八ヶ岳がすっきり見られませんでした。

大阿原湿原へ向かう途中通過した、佛平峠。
名前に惹かれてなんとなく記念撮影。

大阿原湿原は周回コース30分ほど。
もちろんあっしらも周回することに。
そのほとんどは木道が敷かれていて、ラッキーなんて思っていたのもつかの間、いきなり木陰になっている木道は表面が濡れていて滑る滑る…。

湿原らしい景色が広がる。
日当たりの良い場所に敷設してある木道は快適に歩ける。

綺麗な水が湿原内のあちこちを流れていた。

やがて一か所に流れが集まり、テイ沢の流れとなるようだ。

このあたりの木道はめちゃくちゃ滑りまくる…。
木道の上にある倒木を跨ごうとした瞬間、足が滑りこけてしまった…。
濡れた木道、恐るべし。

大阿原湿原を一周歩き終えた地点で咲いていたマユミの花。
地味な色合いだがよく見ると可愛いね。

戻りは林道コースで。
このコースには途中、八ヶ岳ビューポイントがある。

ベニバナイチヤクソウ。

入笠花畑のノハナショウブ。

まだ蕾だが、コバイケイソウ。

これが見たくてここにきたようなもの。
ホテイアツモリソウ。
キバナアツモリソウは探したけど見つからなかった…残念。

感想

shikamaru-osk

今日1日だけ、週間予報で晴れだったので
急きょ日帰りで行けて尚且ついろんなお花が見られそうな入笠山へ。
一番みたい花のホテイアツモリソウは最後の楽しみにして、
とりあえず入笠山を目指す。
色とりどりの花が咲いている緑の斜面をジグザグに登り、
花畑を抜けると入笠山への登山道へ合流。
入笠山山頂には5組ほど先客あり。
次に大阿原湿原へ向かう。
1周30分ほどの手ごろな広さの湿原。
湿原としては老世期に入っているそうで、湿地帯が森になりつつある様子。
美しいせせらぎがあちこちで見られ、それらのせせらぎが一つの流れになり
テイ沢となる。
そのテイ沢合流地点は苔むした森でまるで北八ヶ岳を彷彿とさせる。
そこから先の木道は非常に滑りやすく、倒木がある場所では
ツルッとすべって転んでしまった…。

周回が終わった後は、同じ道を戻るのもおもしろくないので
林道を歩くことに。
途中、八ヶ岳ビューポイントがあり、こちらのコースもなかなかよかった。

ゴンドラ山頂駅付近まで戻り、今回の目的であるホテイアツモリソウをじっくり鑑賞させていただいた。
残念ながらキバナアツモリソウは見つけること叶わず。
もう花が終わったのか、探せなかったのかどっちだろう。

また来年、ホテイアツモリソウをみる為だけに、
この地を訪れたいと思った。