金剛堂山 ー紅葉と新雪と青空とー
- GPS
- --:--
- 距離
- 11.9km
- 登り
- 1,207m
- 下り
- 1,207m
コースタイム
天候 | 晴天 ほぼ無風 積雪:頂上部で20cm強 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2012年11月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
登山口には駐車スペースあります。 トイレ、水場もあり。 |
コース状況/ 危険箇所等 |
特に問題ありませんと言いたいところですが、登山口にある鉄製の橋は、よく滑ります。 標高1100m位から積雪が見られ、1300mを越すと足元にもしっかり雪があります。 午後は、雪がとけ、あちらこちらで、ルートが水路になったり、深くぬかるんだりしています。 近くにスーパー、コンビニ等ありません。 帰りには、近くに天竺温泉があります。 http://www1.tst.ne.jp/tenjiku/ |
写真
感想
北陸では、これからの季節、数少ない晴れの予報。
「シーズンもまもなく終わりに近づいてきたし、見晴らしのいいところでも・・・」で、「ついでに、紅葉も見てこよう。」と行ってきました。
利賀村周辺では、只今紅葉真っ盛り!!谷間に朝日が射してきて気分も最高に盛り上がってきました。
調子に乗ってスタートしてすぐ、登山口の道標脇の鉄製の橋でひとすべり。
凍ってました。
転落しなかったものの、出足から何かありそうな予感・・・なんてすぐ忘れ、気分良く相変わらずキョロキョロしながら満喫してます。
きれいなブナの原生林の中を九十九に折れた道をぜーぜー言いながら登っていきます。
標高1100mに差し掛かったころ、周りに雪が・・・。
「そういえば、ここ数日すごっく寒かったもんね。」なんて呑気に「紅葉と雪と青空のコントラストってサイコー!!」ぐんぐんテンションも上がりまくりです。
1300mを越してくると、ルート上にも雪が・・・。
先行者の足跡が雪に残ります。いろんな動物の足跡も残ります。生き物の気配が沢山ある山ですね。なんて、相変わらず呑気です。
だんだん雪が多くなり、笹がルートにかぶさってきます。若い雑木も雪に押されてルートをふさぎだしました。登山道そのものも、かなり掘れているため、かぶさってきた笹や枝が顔やからだに当たります・・・って言うより、もうすでに藪漕ぎ状態です。さっきまでかな〜り高く上がってたテンションもダダ下がりで、ブツブツ言いながら上ってます。
そんな事言ってるから終にはバチが当たりました。
道をふさいでいる潅木の下を這って潜っているその時、上から雪の塊がドサッと落ちてきました。自分は当然、首から提げたカメラが最大の犠牲者!!!
山頂付近の写真をよ〜くごらん頂くとわかるかと思います。写真曇ってます。不自然なソフトフォーカスです。
「も〜最悪〜」なんてどこかの小娘のように言いながら、カメラの雪を掃って顔を上げると、真っ白な立山連峰!!!
単純ですね。今あったことも忘れ、絶好調です。そんなこんなモタモタしてるうちに風衝地帯に出ていたようです。あとは、左に北アルプス右に白山を眺めながら頂上へ。前金剛の頂上では、先客が、十人ほど。笹原から顔を出した瞬間360度の視界!!サイコーです!!!
東には、北アルプスの山々がひだの一つ一つまでもクッキリと見えます。
南には、御岳が、西には、白山が・・・みんなクッキリと見えます。
今日来て良かった〜。
後から上がってくる人も頂上につくなり、皆さん声を上げます。
自分は、そんな皆さんとお別れして奥金剛を目指します。
標高1600mの風衝地帯。風も殆んど無く、晴天に恵まれ頂上を満喫しました。休憩をしながらカメラの点検。レンズにつけていたガードのフィルターが曇った原因のようで、外して問題なく写り、事無きを得ました。帰りには、気温も上がり、雪がとけ、ルートが川に!!ところどころぬかるんで、靴が水没するほどに・・・。
いろいろありましたが、結局楽しい1日でした。
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