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Yamareco

記録ID: 242252
全員に公開
無雪期ピークハント/縦走
北陸

荒島岳 (勝原コースから下山コースへ)

2012年11月03日(土) [日帰り]
 - 拍手
体力度
4
1泊以上が適当
GPS
07:40
距離
10.1km
登り
1,311m
下り
1,268m
歩くペース
速い
0.80.9
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

勝原スキー場跡P 6:38−7:39 リフト終点 −9:17 シャクナゲ平 9:21−10:38 荒島岳 10:46−11:32 JP1240 12:02−13:21 広場 13:24−13:48 JR下山駅 14:37=14:44 JR勝原駅 −15:03 勝原スキー場跡P
天候 曇り一時雨
過去天気図(気象庁) 2012年11月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
勝原スキー場跡P:約30台(無料)
水洗トイレ、靴洗い水道あり。

JR下山駅−JR勝原駅:所要時間7分、料金200円
一日5本と本数が少ないので、時間に注意。

コース状況/
危険箇所等
下山コースの東陵線は笹の刈払いあとの上を歩くので、登山靴以外では棹の切り口で足をケガする恐れあり。
JP1240からは激下りで、20本以上あるというロープが連続するアスレチック風コース。足場が悪いので、下りは慎重に。
下りは意外と時間がかかるので、列車の時刻までの時間は十分余裕を見たい。
【アニメキャラ風トイレ】
水洗できれいだよ。前にはホースも出ていて靴も洗えるし。
【アニメキャラ風トイレ】
水洗できれいだよ。前にはホースも出ていて靴も洗えるし。
【新しくなったね】
リフト終点が登山口だったけど、もうここが登山口でいいね。
【新しくなったね】
リフト終点が登山口だったけど、もうここが登山口でいいね。
【悠然と立つ支柱ロボ】
ススキの原っぱに、今なお残る兵者共の夢の跡。
【悠然と立つ支柱ロボ】
ススキの原っぱに、今なお残る兵者共の夢の跡。
【鉄輪物語】
カラカラと音が聞こえてきそう。
1
【鉄輪物語】
カラカラと音が聞こえてきそう。
【経ヶ岳が白い】
奥越の山々に冬到来だ。ここ荒島岳も頂上は白いだろう。
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【経ヶ岳が白い】
奥越の山々に冬到来だ。ここ荒島岳も頂上は白いだろう。
【いい色だね】
いよいよ荒島岳の紅葉の海に突入だ。
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【いい色だね】
いよいよ荒島岳の紅葉の海に突入だ。
【トトロの木に挨拶しよう】
今年もまた来たよ。周りはあまり赤くないね。まだ早いのかな。
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【トトロの木に挨拶しよう】
今年もまた来たよ。周りはあまり赤くないね。まだ早いのかな。
【立派になってる】
荒島名物の階段だ。すぐ崩れるのでメンテが大変だね。
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【立派になってる】
荒島名物の階段だ。すぐ崩れるのでメンテが大変だね。
【振り向けばいい感じ】
今日は周回だから、もう戻ってこない。振り返り振り返り登って行こう。
2
【振り向けばいい感じ】
今日は周回だから、もう戻ってこない。振り返り振り返り登って行こう。
【パステルカエデ】
いつもの荒島はもっと赤いのに。でも、パステルカラーもキレイだね。
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【パステルカエデ】
いつもの荒島はもっと赤いのに。でも、パステルカラーもキレイだね。
【ナナちゃんが残ってた】
シャクナゲ平では、一本のナナカマドが待っていた。陽が当たれば輝きそう。
2
【ナナちゃんが残ってた】
シャクナゲ平では、一本のナナカマドが待っていた。陽が当たれば輝きそう。
【こんがりと焼けて美味しそう】
シャクナゲ平がこんがりと焼き上がり、香ばしそうだ。
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【こんがりと焼けて美味しそう】
シャクナゲ平がこんがりと焼き上がり、香ばしそうだ。
【クラウン模様】
道化師の衣装ばりのカエデちゃんたち。
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【クラウン模様】
道化師の衣装ばりのカエデちゃんたち。
【これで陽が当たったら】
想像してみて!これに陽が当たったときのことを。燃えちゃいそう。
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【これで陽が当たったら】
想像してみて!これに陽が当たったときのことを。燃えちゃいそう。
【上は氷菓子】
白い紅葉もいいね。
2
【上は氷菓子】
白い紅葉もいいね。
【霧氷がビッシリ】
ビッシリの霧氷にビックリ。
2
【霧氷がビッシリ】
ビッシリの霧氷にビックリ。
【山頂はあの辺かな】
ここでしばらく待ってたけど、顔は出さなかった。
3
【山頂はあの辺かな】
ここでしばらく待ってたけど、顔は出さなかった。
【これじゃ休めない】
やっと山頂だ。でも、風が冷たくじっとしていられない。
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【これじゃ休めない】
やっと山頂だ。でも、風が冷たくじっとしていられない。
【きれいな方位盤】
今日は使えなくて残念。
【きれいな方位盤】
今日は使えなくて残念。
【エビの尻尾というより】
馬のたてがみか、氷のノコギリだ。
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【エビの尻尾というより】
馬のたてがみか、氷のノコギリだ。
【足跡はない】
下山予定の下山コースは、誰も歩いてないようだ。
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【足跡はない】
下山予定の下山コースは、誰も歩いてないようだ。
【下っているの?】
登っていくようにしか見えないよ。
2
【下っているの?】
登っていくようにしか見えないよ。
【下には九頭竜の流れ】
ガスの下に出ると、眼下には九頭竜川が見えた。
1
【下には九頭竜の流れ】
ガスの下に出ると、眼下には九頭竜川が見えた。
【紅葉ゾーンに突入】
ここから始まる激下り。紅葉のゲートがワンダーランドへの入口だ。
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【紅葉ゾーンに突入】
ここから始まる激下り。紅葉のゲートがワンダーランドへの入口だ。
【こちらの方が赤い】
勝原コースと比べ、こっちの方が、紅葉は数段きれいだ。
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【こちらの方が赤い】
勝原コースと比べ、こっちの方が、紅葉は数段きれいだ。
【ロープの先が見えない】
太くて真新しいロープ自体がこのコースだ。
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【ロープの先が見えない】
太くて真新しいロープ自体がこのコースだ。
【綺麗な看板】
標識は充実しているのだが、道が…。
【綺麗な看板】
標識は充実しているのだが、道が…。
【真下だよ】
九頭竜川に沿って走るR158をこんな所から見下ろすなんて。
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【真下だよ】
九頭竜川に沿って走るR158をこんな所から見下ろすなんて。
【まだまだ続くロープ攻撃】
下はズルズル滑るので、ロープを離せない。
【まだまだ続くロープ攻撃】
下はズルズル滑るので、ロープを離せない。
【カエデが赤い】
南東面のせいか、こっちのカエデちゃんは普通に赤い。
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【カエデが赤い】
南東面のせいか、こっちのカエデちゃんは普通に赤い。
【モリゾウのはっぱ】
きれいな緑がよく目立つモリゾウのような葉っぱだ。
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【モリゾウのはっぱ】
きれいな緑がよく目立つモリゾウのような葉っぱだ。
【紅葉応援団がすごい】
このコースの紅葉はお勧めだ。でも、道は覚悟してね。
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【紅葉応援団がすごい】
このコースの紅葉はお勧めだ。でも、道は覚悟してね。
【シロモジ見っけ】
こんなところでシロモジくんに会えるとは。 
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【シロモジ見っけ】
こんなところでシロモジくんに会えるとは。 
【大きな蜘蛛】
丈夫な糸で道幅いっぱいに張ってある。モロに顔に引っかかってしまった。
【大きな蜘蛛】
丈夫な糸で道幅いっぱいに張ってある。モロに顔に引っかかってしまった。
【城跡のような広場】
雰囲気のいい広場に出た。ここでちょっと休憩しよう。
1
【城跡のような広場】
雰囲気のいい広場に出た。ここでちょっと休憩しよう。
【下にはR158】
スノーシェードで覆われたR158が見える。だいぶ下りてきたようだ。
【下にはR158】
スノーシェードで覆われたR158が見える。だいぶ下りてきたようだ。
【もうすぐ着地】
九頭竜の青い水面がすぐ下に見える。上からのぞき見しているみたい。
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【もうすぐ着地】
九頭竜の青い水面がすぐ下に見える。上からのぞき見しているみたい。
【黄金の森が祝福】
急に陽が差し、目の前の木々が黄金色に輝いた。もうすぐゴールだ。
【黄金の森が祝福】
急に陽が差し、目の前の木々が黄金色に輝いた。もうすぐゴールだ。
【ここが登山口?】
下山(げざん)コースかと思ったら登り口があった。
【ここが登山口?】
下山(げざん)コースかと思ったら登り口があった。
【おそろいのマップ】
全コース統一して新調したようだ。
【おそろいのマップ】
全コース統一して新調したようだ。
【あれがJR下山駅】
座布団付きの待合室がある。トイレはないようだ。
【あれがJR下山駅】
座布団付きの待合室がある。トイレはないようだ。
【勝原は次の駅】
「くずりゅうこ」って、女性の名前みたい。
【勝原は次の駅】
「くずりゅうこ」って、女性の名前みたい。
【紅葉列車】
列車はワンマンカーのレールバスだ。ほぼ満員だったのが嬉しかった。
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【紅葉列車】
列車はワンマンカーのレールバスだ。ほぼ満員だったのが嬉しかった。
【思ったより少ない】
急だったから距離は短いのかな。
【思ったより少ない】
急だったから距離は短いのかな。

感想

この下山コースは、次に荒島岳に行く時は必ず歩きたいと思っていた。
問題は、周回コースとなるため、どうやって振り出しに戻るかだった。
単独では置き車はできない。
時刻を調べると、丁度いい頃に下山から勝原に来る列車があった。
これを使うと、この下山(しもやま)コースは自ずと文字通りの下山(げざん)コースとなる。
下山が列車の時刻に間に合わなくなるという心配もあったが、余裕を持って早出すれば問題ない。
こうして、今回の勝原〜山頂〜下山の周回登山計画が決まった。

荒島岳に最初に登ったのは、今回と同じ11月3日だった。
その時も、予報は良かったが、当日は曇りで途中雨に降られるという天気だった。
今回も、だんだん悪くなる予報に、嫌な予感がしていた。
4日に変更すれば、快晴が約束されていたのだが、なぜか11月3日に拘ってしまった。

朝は、予想したほど悪い天気ではなかった。
次第に良くなることを期待して出発した。
スキー場の上部に来ると、経ヶ岳が見えてきた。
予想した通り、上部が白くなってる。
この調子だと、奥越の山はほとんど冠雪したに違いない。
ここからは見えないけど、この荒島岳も上は真っ白だろう。
紅葉に雪のプレゼントの粋な計らいに感謝しよう。

登山口から少し上がると、黄色からオレンジ色の葉が目立ってきた。
これは紅葉が期待できそうだと思ったが、この後、赤いのがなかなか出てこない。
カエデは黄色く、オレンジ色の葉も少ない。
まだ早いのか、それともこのままで終わるのか。
荒島岳の紅葉は、こんなものではなかったはずだ。
そんな思いのまま、シャクナゲ平に着いた。

もちが壁の途中で振り返ると、シャクナゲ平と小荒島がいつものように赤い。
これを見て、やや安心した。
やがて、何人かの下山者とすれ違う。
「上は雪で真っ白だ」
「寒くてすぐ下ってきた」
口々に上の様子を伝えて下って行く。

しばらくすると、白い物が見えてきた。
その内、霧氷の氷のかけらが、風に飛ばされ落ちてくる。
すぐ下は秋だったのに、もうここは初冬だ。
雪はそれほど多くない。
でも風が冷たい。
ニット帽に替える。
山頂に着いてもガスで何も見えない。
山頂にいた人たちは、写真を撮っただけで、そそくさと下山していった。

さて、いよいよ下山コースである。
どうも、山頂に道標は無いようだ。
ガスの中、笹が刈払われた東に延びる広い帯が目に入る。
これがコース?
もちろん足跡はない。
方向は合っているから、多分これだろう。
しばらく歩いていくと、東に延びる尾根に乗っているのが分かるようになった。

この道、笹を刈払っただけの道で、棹が5〜10cmほど残ったままだ。
まるで、生け花で使う剣山の上をあるいているようだ。
しかも、グラグラするので千鳥足になる。
靴が傷むし、歩きにくい。
スニーカーなどで歩いたら、刺さって、足が傷だらけになりそうだ。

JP1240で90度南に向きを変えると、激下りの始まりだ。
と同時に紅葉の始まりでもあった。
足場の悪い滑りやすい地面をロープにつかまって下っていく。
これを何度も繰り返す。
紅葉が綺麗でなければ、やっていられないコースだ。

やがて、雰囲気のいい広場に着く。
下に九頭竜川の流れとR158が見える。
緑の濃い樹林帯に入ると、国道が更に近づいてくる。
平坦になると、すぐに民家が見えてきた。
舗装道を下っていけば、JR越美北線(九頭竜線)の高架下に出る。
その左に上がっていった所が下山駅だ。
結局、この下山コースでは、途中誰にも会わなかった。

もうここからは、列車(1両だけど)に乗って勝原駅に行き、勝原スキー場跡まで歩けば周回完了だ。


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コメント

whitewater様 はじめまして
昨年は 11月3日に 登られたんですか?
私は 11月6日に上りました。
山頂の積雪が 周りの 低木を ほぼ隠しておりました。
ただ 天候は 快晴で 寒さは 感じませんでした。

新下山コースを 天候の悪い中の下山 特に 熊笹の 切り株は さぞ 足元を 取られて 大変でしたね。
私も 6月に 下山から 勝原に抜けました。足元のすべる中 ロープを頼りに 登り 最後の 稜線歩きは 足をとられ 大変でした。
新下山コースは あまり 知られていないので もちろん すれ違いは皆無 山頂で 会った方も 知りませんでした。
山頂は 雨とガスで 視界が無く 即 下山しましたが
天気が良いと 360°の眺望が すばらしい山。
近々リベンジの予定です。  天候しだいですが・・・
  
2012/11/13 16:54
kenmapapaさん はじめまして
荒島岳は、毎年、残雪期か紅葉の時期に登っています。

11月3日に登ったというのは、去年ではなく7年前のことです。
そのときが初めての荒島岳でした。
言葉足らずだったようで、すみません。
ちなみに、去年登ったのは、5月3日でした。

このコース、通る人がほとんどいないような感じでした。
新コースで、まだ、あまり知られていないようです。
このままでは、コースを維持するのが大変な気がしました。
特徴ある面白いコースなんですけどね。
もっと認知されたら、歩く人が増えるかな。
これからしっかり定着することを願うばかりです。

荒島岳に、近々登られるとのこと。
今度は晴れるといいですね。
2012/11/13 21:31
プロフィール画像
ニッ にっこり シュン エッ!? ん? フフッ げらげら むぅ べー はー しくしく カーッ ふんふん ウィンク これだっ! 車 カメラ 鉛筆 消しゴム ビール 若葉マーク 音符 ハートマーク 電球/アイデア 星 パソコン メール 電話 晴れ 曇り時々晴れ 曇り 雨 雪 温泉 木 花 山 おにぎり 汗 電車 お酒 急ぐ 富士山 ピース/チョキ パンチ happy01 angry despair sad wobbly think confident coldsweats01 coldsweats02 pout gawk lovely bleah wink happy02 bearing catface crying weep delicious smile shock up down shine flair annoy sleepy sign01 sweat01 sweat02 dash note notes spa kissmark heart01 heart02 heart03 heart04 bomb punch good rock scissors paper ear eye sun cloud rain snow thunder typhoon sprinkle wave night dog cat chick penguin fish horse pig aries taurus gemini cancer leo virgo libra scorpius sagittarius capricornus aquarius pisces heart spade diamond club pc mobilephone mail phoneto mailto faxto telephone loveletter memo xmas clover tulip apple bud maple cherryblossom id key sharp one two three four five six seven eight nine zero copyright tm r-mark dollar yen free search new ok secret danger upwardright downwardleft downwardright upwardleft signaler toilet restaurant wheelchair house building postoffice hospital bank atm hotel school fuji 24hours gasstation parking empty full smoking nosmoking run baseball golf tennis soccer ski basketball motorsports cafe bar beer fastfood boutique hairsalon karaoke movie music art drama ticket camera bag book ribbon present birthday cake wine bread riceball japanesetea bottle noodle tv cd foot shoe t-shirt rouge ring crown bell slate clock newmoon moon1 moon2 moon3 train subway bullettrain car rvcar bus ship airplane bicycle yacht

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