ムタコ沢へ、写真で見た滝を探しに。
- GPS
- 03:32
- 距離
- 6.1km
- 登り
- 173m
- 下り
- 172m
コースタイム
天候 | 曇り |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2020年07月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
赤沢スキー場の駐車場を利用 ・ 登山口までの道路状況 一部離合の困難な狭い箇所あり。 通常群馬県側から北上してゆくと、17号群馬県側最終ガススタ(佐藤商店有限会社三国SS)先で左折ですが、暫く行くと全面交通止めになります。 07/01〜10/30(11/28までとの看板もあり)災害復旧工事全面通行止めらしいです。 なので、17号をそのまま直進して三国街道永井宿郷土館方面を経由してから行けば通れます。 最終コンビニ:ローソン群馬赤谷湖畔店 ・ トイレ 赤沢スキー場入口バス停前に仮設トイレあり。 前回確認しなかったのでトイレの確認を。 扉は開いて使用はできそうですが、如何せん綺麗とは言い難いので利用は避けたい処です。 |
コース状況/ 危険箇所等 |
・ 山と高原地図 記載エリア : 谷川岳(苗場山・武尊山) 標準コースタイム : 約3時間20分(うち遡行2時間30分) 最高点 : 西川橋(931.0m) 標高差 : 入渓地点より(180.0m) |
その他周辺情報 | ・ 下山後の食事 道の駅「たくみの里」内の「たくみカフェ」にて天麩羅蕎麦(1100円)を戴きました。 |
写真
装備
個人装備 |
Tシャツ
長袖インナー
タイツ
ズボン
靴下
グローブ
日よけ帽子
着替え
ザック
行動食
飲料
地図(地形図)
コンパス
ヘッドランプ
予備電池
ファーストエイドキット
携帯
時計
タオル
渓流シューズ
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感想
(1)
先月、06月20日(土)に、稲包山から奥四万湖は見えるのか?と言うことで赤沢スキー場からの周回をやりました。
https://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-2400618.html
その時に下見してきたムタコ沢。
幅の広い瀞と、狭く水流の激しい処があり、天然のウォータースライダーのような処が幾つか連続する沢。
いつか歩いてみたいと思っていたんですが、気持ちが醒めないうちに行ってきました。
(2)
前日が雨だったので低山からの雲海を見に行くにもいい日和ですが、今回は今年まだ1回しか沢登りをしていないので、このままだと機会を逸しそうだと思い予定通りムタコ沢を決行。
ルートは、ほぼ真っ直ぐ行けば山と高原地図に記載されているもう1箇所の駐車場まで行けます。
車が2台あればゴール地点の西川橋の駐車場に、もう1台をデポするのもありかと?
帰りは45分くらいでしたが、時間的な短縮よりも虫が ・・・ 。
また、標高を上げるとヒルがいる山域なので山頂まで詰めたりしない計画です。
(3)
ムタコ沢は入渓がすごく楽なのもいい。
バス停手前の白い家の脇から踏み跡を辿ると簡単に下りれます。
前回稲包山から下山して通過した時よりは、水量が多いように感じました。
当初は、マリンシューズなんかでも行けるんじゃないか?と思っていたけど、水流が激しいのでやはり装備は沢登りの最低限の道具は必要ですね。
大きな岩がゴロゴロしていて、広い沢から流れた水が行き場を失い突如激しさを増すので、水深が深くなる処もたくさん。
水流で削れた岩場が、天然のウォータースライダーになっていたり。
前回稲包山からの下山時に見つけた天然のウォータースライダーに到着。
反省点としては、ヘルメットを忘れてきたこと。
ここは無理をせず、1回目の高巻きを。
この先にも天然のウォータースライダーがあったんだけど、今回は見つけられませんでした。
この辺りまでが前半。
(4)
最初の橋が見えてきて、ここからが中間地点。
幅が広く、流れも非常に緩やかなのでちょっと退屈に感じるかも?
二俣になってる感じの処もありますが、中洲なので何方でも大丈夫。
今回通った方と逆に進めば、今回は見つけられなかった天然のウォータースライダーがあったのかも知れません。
2本目の橋の下を潜る。
幾つか石堤を越えますが、簡単にクリアできます。
暫く行くと川幅が狭くなり、何処を歩こうかトライ&エラーするのが楽しい。
(5)
ラストに向けて標高差を感じる滝が連続して現れます。
この辺りが、ハイライト。
以前、写真で見た滝が目の前に。
http://blog.livedoor.jp/mutakosawa/archives/2009-07.html
奥多摩辺りの沢と比べると、標高差の割りにスケールが大きく感じられました。
そして、ここが2回目の高巻き地点。
その先には、ナメもあります。
西川橋が見えてきて、いよいよ終わりです。
こんないい沢があったんなら、もっと早く来れば良かったと言うのが正直なところ。
(6)
ムタコ沢は、とにかく水量が豊富。
初心者でも行ける沢ですが、課題を持って挑めば充分に楽しめると思う。
クライミングはやらないので詳しいことは分かりませんが、簡単に巻けるようなポイントでもスメアリングを意識してへつりたい。
エッジングを多用するには、自分のフェルトソールの渓流足袋ではつま先側の強度的に厳しいかと。
しかし、まだ道具をあまり使いたくない。
それこそ、入手可能ならスワミベルトなどの簡易的な装備のみにしたい。
ムタコ沢は、自分にとっての今年のヤルツァンポーか?
今回は装備も不充分で、2回ほど高巻きしたけど、いつかは正面から挑戦したい。
もう少し暑くなったら、また行くだろうなと思います。
ブナ林に囲まれずっと空も見えないので避暑に最適だと思うし。
上越国境には、呼ばれている気がしていたけど、今回は色んな意味で腑に落ちる内容でした。
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