岩櫃山


- GPS
- 03:05
- 距離
- 7.1km
- 登り
- 508m
- 下り
- 499m
コースタイム
08:41 榛名神社
08:47 郷原駅
09:02 赤岩通り・密岩通り分岐
09:09 密岩通り登山口
09:37 天狗のかけ橋
09:58 岩櫃山 10:19
10:54 本丸跡
11:10 一本松駐車場
11:13 岩櫃神社
11:20 一本松駐車場
天候 | 晴/曇 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2012年11月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
【交通費】※1人分、ガソリン代は除く。 (車)国立府中→渋川伊香保 中央→圏央→関越 2400 (車)渋川伊香保→高尾山 関越→圏央 2400 計:4800 |
コース状況/ 危険箇所等 |
密岩通り ・基本的に急坂。 ・道は狭いが、案内板もあり迷うことはない。 ・クサリが数箇所あるが、補助的なもの。 天狗のかけ橋 ・わずか2〜3歩の距離 ・迂回路もあるが、迂回路にもハシゴが付いていて、それなりに怖そう。 ・天狗のかけ橋を渡ったすぐ後に、5mほどの岩をクサリを使って登る。こっちのほうが危険かも。 山頂周辺 ・山頂には10mほどの岩をクサリを使って登る。ここが一番の危険箇所かも。 八合目の標示がある場所で道を間違える人が多いようだ。 この場所は尾根に到達した場所にあり、尾根沿いの進行方向を見ると、先の方に「進入禁止」の標示がある。 この「進入禁止」のすぐ横に尾根を左に巻く道があって、これが正しいルートなのだが、八合目の場所からは岩に隠れて見えない。 さらに八合目の標示板に「山頂へ」の矢印が書いてあるが、これが尾根の右側を指しているように見えるため、尾根を右に巻こうとして行き詰る、という人が多いようだ。 間違える人が多いせいか、尾根の右側への踏み跡もはっきり出来てしまっている。 |
写真
感想
出発が少し遅れて朝8時過ぎに一本松駐車場に到着。
3台ほどの車と観光バス1台が停まっていたが、まだ余裕あり。
少し下に広い第二駐車場もある。
駐車場そばに登山口があるが、今回は一旦郷原駅まで下って密岩通りを登る予定なので、まずは反対方向に舗装路を行く。
駐車場から少し進んで右に折り返すように坂道を下り畑の脇の道を行く。この分岐に案内板はない。
道ははっきりしていて、途中城跡への分岐が数箇所あるが、案内板があり迷うことはなかった。
巨岩が現れて沢を渡るとすぐに舗装路になって樹林を抜ける。
ここからしばらく郷原の集落を歩く。
途中、長い階段の先に榛名神社があったので立ち寄って安全祈願。古い石仏が多い。
無人の郷原駅にも寄り道しつつ、舗装路を行く。
駅を過ぎたあたりから、岩櫃山の岩峰が見え始める。
三辻屋酒店のある角を右に曲がってさらに舗装路。このあたりから緩やかに登りになる。
岩櫃山の岩峰を眺めつつ歩いて行くと、密岩通りと赤岩通りの分岐のT字路に突き当たる。
今回は左手の密岩通りの方へ。
さらに舗装路を登っていき、民家の角を右に曲がると舗装路が終わり、密岩通り登山口に到着。
それから岩場に備えて手袋を装着。
密岩通りは、道は狭いが案内もしっかりしていて、迷うことはなかった。
また、階段やクサリなどもよく整備されている。
でも、ガレやら落葉やらで足を滑らせると・・・と考えるとゾッとするほどの急斜面。慎重に。
急坂を登り詰めて尾根に出ると、ここからは岩の間を縫うように進む。
少し進むと天狗のかけ橋と迂回路との分岐。迂回路にはハシゴが付いていて、こっちもそれなりに怖そう。
天狗のかけ橋はわずか2〜3歩で渡れるほど短かった。
天狗のかけ橋を渡ってすぐに、クサリを使って5mほど岩を登る。
ここまでの補助的なクサリと違って、クサリに体重を預けないと登れないので、こっちの方が危険そうだ。
岩を縫うように狭い道は続く。
岩に空いた大穴を通り抜けて、クサリと小さなハシゴを超えると、てっぺんに柵と白い旗がある岩峰の下に出る。
このてっぺんが山頂のようだ。
この岩峰を反対側に回り込むと、城跡からの道と合流し、すぐに長い鎖がある。
10mくらいありそうな長い鎖を登ると、山頂に到着。
足元には郷原の集落が小さく見えて、なかなかの高度感。
そして展望は360度。
山頂は狭く、10人くらいがやっとだろう。
ほどほどに展望を楽しんだら、長い鎖を下ってすぐ隣の岩場に移る。
こっちの岩場も眺めが良く、山頂よりはいくらか広い。
しばらく休憩しつつ展望を楽しんだら早速下山。
八合目の標柱がある場所で、遠くから呼び止められて立ち止まってみると、道を間違えて違う方向に進んでいるグループがいた。
引き返してくるのを待って正しい道を教えている間に、たまたま通った別のグループの人も「自分たちもここで間違えた」と言っていた。
八合目の標柱は間違えやすいので注意。(詳細は「コース状況」を)
巨岩の合間を縫って下っていくと、天狗の蹴上げ岩があり、その先で本丸跡を経由する道とそのまま駐車場に下る道の分岐があり、本丸跡を経由する道を行く。
ここから本丸跡までの道は紅葉が素晴らしい。しばらくは起伏の少ない平坦な道が続く。
途中に「岩場あり」と迂回路との分岐があり、「岩場あり」の方を進む。
道は狭いがクサリ場などはなく、大き目の段差はあるが、危険な箇所はなかった。
道が下り一方になると、そのうちに本丸跡への分岐が現れ、平坦で広い道を行くと岩櫃城本丸跡に到着。
東屋があり、休憩するのに丁度良い。
本丸跡から平坦な道を先ほどの分岐まで戻って今度は「原町」とかかれた駐車場の方への道を行く。
さらに下ってそのうちに道が広くなり登山口に出る。駐車場はすぐそば。
ついでに近くにある岩櫃神社にも寄り道。駐車場から3分ほど。
再び駐車場に戻って、今日の歩きは終了。
僅か3時間ほどの歩き時間で岩と紅葉と展望が楽める。
想像以上に楽しい山だった。
温泉は車で10分ほどの岩櫃くつろぎの館へ。城風の建物が良く目立つ。
食事もできるし、なかなか良いところだった。
○コース参考
・山と渓谷社 新・分県登山ガイド9 群馬県の山 「30 岩櫃山」
・JTBパブリッシング 駅からハイキング 関東版 「29 岩櫃山」
○すべての写真(Googleフォト)
https://goo.gl/photos/d6YD6KAF5ShVmnqx7
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