八ヶ岳/天女山から前三ツ頭
- GPS
- 05:05
- 距離
- 8.1km
- 登り
- 841m
- 下り
- 854m
コースタイム
天候 | 快晴。気温:6〜11℃。 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2012年11月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
危険個所は特になし。 登山ポストは駐車場からの登り口に入った所にあり。 「ツキノワグマ情報」と言う掲示があったので鈴など持参した方がよさそう。 |
写真
感想
冬になる前に権現岳に登ろうと計画した。K太(小6)に声を掛けたら乗り気だったので連れて行ったが、結果的には前三ツ頭までのハイキングとなった。しかしながら絶好の秋の快晴の一日、八ヶ岳の中腹域からの大展望を楽しむこともできたし、何よりこどもと一緒に楽しむハイキングは替え難いもの。良い一日を過ごせた。
当初目的は天女山から三ツ頭を越えて権現に至り、更にツルネまで足を伸ばして天狗尾根から地獄谷の方面を観察してこようと考えていた。必然的に朝は早出の予定だったのだが、誤算の第一は2時間寝坊したこと。
ちょびっとくじけて丹沢にするかとチラッと思ったがK太が結構楽しみにしているようだったし、8時スタートでも権現位ならとも思ってK太を起こして5時に出掛けた。天気も実に良い、快晴だ。途中富士がまた絶景だった。御坂峠を越えて降りる途中、白峰三山が見えるが頂上が白い。だんだんと気分も盛り上がって行く。渋滞もなく天女山駐車場には7:40に到着した。
支度をして歩き出すと道が凍っていた。気温は7℃を指しており、風も無く、寒くない。天の河原に出ると大展望が開けていた。奥秩父から富士から南アルプスまでが一望に出来る。三ツ頭も見える。そこからの尾根は樹林の中の道ではあるが、右手に赤岳、左後方には富士が見え、実に気持ちの好い登山道だった。30分程登り、K太は暑くなりジャケットを脱ぎフリースシャツだけになり、最初のおにぎり1個を二人とも頬張った。
1800mまではK太も快調で小刻みなステップで回転数を高く保った歩調を保っていたが、「前三ツ頭まで急坂60分」と書かれた手書きの看板が掲げられている所から怪しくなってきた。2000mを越えるくらいの所からは1km/h以下のペースに急落し、20歩進んでは着いてくるのを待つ、と言う具合になった。度々小休止を入れて水分、食糧を取りながら登るのだが、見ていて気の毒になる。先週二宮の吾妻山に行ったとは言え、たかだか200m足らずの登高であり、やはり久しぶりの山登りで1000m以上は厳しいようだ。中途半端ではあるが、最初の区切りである前三ツ頭で今日の山行はおしまいにすることにした。「ここで終わりにしようか?」と聞くと「決めて良いよ」って帰ってくるのだが、無理をさせてまた身体に負担が行くのは大問題になるので、まあこれで好しとしよう、と言うところか。
前三ツ頭まで来ると中央アルプスから御嶽まで眺めが広がった。御嶽が一番雪が多いようだ。ここでおしまいと決めると元気も出て来るようで、おにぎりを食べて、大岩でボルダーをやったりしてしばらくの時間を過ごした。
下りは好いペースでコースタイムより早く降りてきた。これならもう一息我慢させて三ツ頭まで行けば好かったかな?とも思ったが、そこまで行って権現までいかないのはなおさら悔しい。今日の所は前三ツ頭で好いのだろう。
駐車場まで戻ってクルマを通り過ぎて天女山まで(と言っても水平で100mだった)行ってみると赤岳から権現までが視野に入ることが解った。落葉松の紅葉もこの辺りから下が最高潮と言う感じだ。紅葉狩りの趣旨も含めて良い秋の休日のハイキングだった。
K太とはしばらくは丹沢で800m前後の登高を繰り返すのが好さそうだ。数回登れば去年の調子が取り戻せることだろう。僕としては今回の山行で単独ならば充分に権現日帰りが出来ると逆に解ったので、そのうちにこの宿題を片付けることにしようと決意を新たにできた。
はじめまして
『最近の登山であったかも・・』のところで、このレコみました。
私が下山している時に、座っておられて、立ちあがり道をあけてくださった方ですね?
男性2人で、一人はお子さんかな?と思ったので覚えています。
昨日会ったのは、10名だけでしたから。
「今日は、展望最高ですよ!」と声をかけようかと思いましたが、お子さんが疲れている様子もうかがえたので、言いませんでした。
前三ツ頭まで行かれて、景色も堪能出来、良かったですね!
私も前三か、三ツ頭まででもいいかな?なんても思っていましたが
我が子供らは、K太くんと同じ年頃に、「富士山に登りたい」と言うので、日帰り挑戦、敗退。で、リベンジ3年(年に1回、翌年以降は泊まりで)でやっと頂上まで行けたものの、山嫌いになりました
本人の気持ちに任せるのが、いいのでしょうかね?
これからも、楽しいんで登ってくださいね
僕も同じく『最近の登山で会ったかも』で辿らせてもらいました。あの軽やかに降りて行った人だ、ってすぐに解りました。
ご来光にあわせて登ったんだろうと思いましたが、絶景でしたね!
見れなかった景色を楽しませて貰いました。
こどもに余り背伸びをさせても嫌われると台無しですから、ほどほどに楽しんで好い思いができれば良いかなと思ってます。
またよろしくお願いします。
いいねした人
コメントを書く
ヤマレコにユーザー登録いただき、ログインしていただくことによって、コメントが書けるようになります。ヤマレコにユーザ登録する