梅雨の晴れ間に谷川主脈縦走（平標→谷川）

2020年07月19日(日) [日帰り]

• GPS: 12:17
• 距離: 21.0km
• 登り: 2,333m
• 下り: 1,985m

コースタイム

日帰り

• 山行: 11:33
• 休憩: 0:43
• 合計: 12:16

4:11 平標登山口駐車場
5:10 5:10 平元新道登山口
6:15 6:22 平標山乃家
7:02 7:02 平標山
7:18 7:19 平仙鞍部
7:58 8:03 仙ノ倉山
8:32 8:33 エビス大黒避難小屋
9:07 9:07 エビス大黒ノ頭
10:14 10:14 毛渡乗越
10:33 10:34 越路避難小屋
11:26 11:36 万太郎山
12:25 12:30 大障子ノ頭
12:48 12:48 大障子避難小屋
12:59 12:59 小障子ノ頭
13:44 13:44 オジカ沢ノ頭避難小屋
13:52 14:00 オジカ沢ノ頭
15:04 15:06 谷川岳・肩の小屋
15:15 15:15 天神ザンゲ岩
15:30 15:31 天狗の留まり場
15:53 15:53 熊穴沢避難小屋
16:12 16:12 天神平・天神峠分岐点
16:17 16:19 天神尾根・田尻尾根分岐点
16:27 天神平

前半、調子がいいときに、もっと距離を進めておけば良かったと反省しました。後半は膝が痛くてペースが上がりませんでした。

天候

晴れ。稜線上は、ガスったり晴れたりの繰り返し。ガスった状況で稜線に風が吹くと、Tシャツでは肌寒さを感じました。風がない状況で晴れていると、かなり汗をかきました。夕方の崩れがなく、前日のヤマテンの予報よりも良い天候だったと思います。

アクセス

利用交通機関：

自家用車

谷川岳ロープウェーの駐車場から少し下がった部分に車を1台。そこから平標登山口の本橋駐車場に移動。朝4時前に駐車場に到着した時に、他に10台くらい泊まっていました。平標の登山口のトイレは、自動でライトが点灯するきれいなトイレがあります。ウォシュレット。トイレは協力金を入れる形になります。

コース状況／危険箇所等

ずっと梅雨空が続いていた中で、稜線上の登山道は大部分が草を刈られていました。刈っていただいた方に感謝。刈られていなかった部分は仙ノ倉山頂からの急な下りの部分と、あともう一カ所（確かエビス大黒の頭への登りの辺りだったかと）。仙ノ倉からの下りは、前日までの天候で少しぬかるんでいて、草が刈られてなくて足下も見えず、下で岩があるとかなり滑りました。ここがコース上で一番厳しかったです。あとは、もう一カ所の草刈りがされていない部分にかなりアザミが生えていて、タイツと長ズボンでもそれを通して葉が刺さりました。長めのゲイターがあったほうがいいです。あとは、コース上で2度、蛇を見ました。

その他周辺情報

元橋駐車場では、料金を払うと、少し新潟側に下ったところにある宿場の湯の割引券がもらえます。自分は駐車場に戻った時間が遅くて、係員の方がいなくて、料金は箱に入れるだけでした。なので、割引券はもらえませんでしたが、宿場の湯へ行きました。日曜の夕方、男湯は一人しかいませんでした。

写真

7/19 6:21

平標山の家の裏にあったニッコウキスゲ

7/19 6:22

平標山の家から見上げる平標山

7/19 6:22

平標山の家から

7/19 6:22

少しでもザックを軽くして高度を稼ぎたいと、ここでたっぷり給水。

7/19 6:23

トイレもきれいです。出てきた小屋の主人が、本当に久しぶりに晴れたと。ツイッター見ると、仙ノ倉まで草刈りをしていただいていました。歩きやすい登山道、ありがとうございます。

7/19 6:33

平標に登る途中に、右手の光る笹。いつ見ても、きれい。

7/19 6:35

平標への縦走路

7/19 7:02

今回は平元新道から。先々週に急登の松手山コースで登ったときよりも、随分と体力を使わずに登ることができました。コースタイムよりも、かなり良いペースで歩くことができました。自分のように体力に不安がある人の主脈縦走は、県境トレイルのコースも絡む、こちら側からのほうがいいかなと思います。

7/19 7:02

遠くに平標山の家が見えます。

7/19 7:03

雲より上に出ました。

7/19 7:13

平標山頂から下った辺り。花の季節には、お花畑になる場所ですね。

7/19 7:15

7/19 7:16

7/19 7:18

7/19 7:26

ニッコウキスゲがたくさん咲いていました。

7/19 7:37

7/19 7:44

今回はこういう縦走路を見ることが目的でした。

7/19 7:57

360度の大展望とはいきませんでしたが、ガスったり晴れたりの中で、時折部分的に良い景色が見えました。

7/19 7:58

振り返って歩いてきた道が見えると気持ちいいです。

7/19 7:58

仙ノ倉から先を見ています。初めてなのでワクワク。

7/19 8:12

仙ノ倉からの下り。ニッコウキスゲがたくさん咲いていますが、草をかき分け、しかし下のぬれた石で滑って転んで。一番厳しい部分でした。

7/19 8:20

7/19 8:21

7/19 8:32

日中なので、中はむわっとした熱気がこもっていました。

7/19 8:32

中はこんな感じです。

7/19 8:34

ちょこちょこ雪渓も見えました。

7/19 9:03

ここら辺りはまだまだ元気。

7/19 9:17

切れ落ちていますが、特に危険を感じるところはありません。

7/19 9:21

振り返れば絶景。梅雨空が続いたからか、きれいな空が見えるだけで元気になれます。

7/19 9:52

遠くに湯沢の町が見えました。

7/19 9:53

これから進む縦走路。最高。

7/19 10:42

ドアは開きませんでした。

7/19 10:43

笹がきれい。

7/19 10:58

ひたすら縦走路。先が見えることが嬉しすぎる。

7/19 11:03

縦走路。

7/19 11:04

縦走路。

7/19 11:26

12時間想定の7時間過ぎから、若干の疲労感。万太郎から肩の小屋が遠い。

7/19 11:58

ここにもニッコウキスゲの群落。一番いいときに来た感じです。でもつぼみもたくさん付いていたので、まだもうしばらく大丈夫かもしれません。

7/19 12:19

7/19 12:32

きれいな縦走路。

7/19 12:43

7/19 12:48

ドアの下が壊れてました

7/19 12:48

中はこんな感じです。

7/19 12:51

ひたすら縦走路。

7/19 13:00

ここから、下りで膝が痛くて痛くて。写真を撮る余裕がなくなりました。

7/19 16:01

疲労と膝の痛みとロープウェーの最終便時刻と戦いながら、天神平へ下る途中で何度か見かけたギンリョウソウかな？きれいでした。

7/19 16:27

なんとか天神平へたどり着くと、観光リフトの横にたくさんのニッコウキスゲが咲いていました。梅雨空でも、雨が降っていなければ楽しめそうです。

撮影機器：

AQUOS sense2 SH-M08 SIMフリー シャープ

装備

個人装備

長袖シャツ Tシャツ タイツ ズボン 靴下 グローブ 防寒着 雨具 ゲイター 日よけ帽子 靴 予備靴ひも ザック ザックカバー 行動食 飲料 地図（地形図） 計画書 ヘッドランプ 常備薬 携帯 時計 サングラス ストック 携帯トイレ

共同装備

ファーストエイドキット 常備薬 日焼け止め ロールペーパー

感想

G-tarou

とにかくきれいな縦走路を見たい。しかし梅雨空。そして閉鎖になっている山域もある。という中で、馬蹄形は経験してあるので、次は主脈ということで挑戦しました。ということで、晴れ間の縦走路の写真ばかりです。

晴れれば最高の縦走路。よく聞く言葉ですが、本当に近くて良い山。

平標山の家の主人が、本当に久しぶりに太陽が出てると言ってくれましたが、天候は大事ですね。ヤマテンに感謝です。

2週間前に松手山コースで平標山まで登って、急登で体力を削られたので、今回は平元新道から。かなり体力を温存できました。草が刈ってなかった仙ノ倉の下りで、何度か滑ったときに、膝の調子が悪くなってしまったような気がします。コースは、特にニッコウキスゲがきれいでした。

これで白毛門から平標までは稜線トレイルをつなぎました。その先も、ちょこちょこ登ってはありますが、閉鎖になっている日本アルプスもある中で、地元で稜線トレイルを楽しんでいこうかなと思いました。

コメント

umewaka

おつかれさまでした
7月17日に行った者です。私も仙ノ倉からの下りで何度も転びました。幸い怪我はしませんでしたが、心はいくらか折れました‥
また、その後の道中のアザミの痛かったこと‥
登山道の維持整備に携わる方々に感謝です。本当に近くて良い山ですよね！

G-tarou

Re: おつかれさまでした
草で足を置く場所が見えない＋下が土なのか岩なのか分からない＋しめっている＋急斜面
心はなんとか保ちましたが、滑りすぎて登山靴のソール交換に出すことに決めました。
アザミ、ズボンを貫通して跡が残ってました・・・。
コロナも第２波、アルプスが閉じる中、主脈に馬蹄に、近くて良い山ですね。
コメントありがとうございました。