ヤマレコなら、もっと自由に冒険できる

Yamareco

記録ID: 2444564
全員に公開
ハイキング
赤城・榛名・荒船

赤城山&赤城自然園〜朝焼けのMilkeyWayと咲き始めたレンゲショウマ・花と蝶の楽園散策

2020年07月20日(月) [日帰り]
 - 拍手
体力度
2
日帰りが可能
GPS
06:07
距離
12.4km
登り
415m
下り
401m
歩くペース
ゆっくり
1.31.4
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

日帰り
山行
7:13
休憩
0:36
合計
7:49
距離 12.4km 登り 424m 下り 436m
3:50
19
4:09
11
4:20
4:36
11
4:47
10
4:57
41
5:38
35
6:13
19
6:32
32
7:04
7:22
45
8:07
64
11:10
11:12
27
夜明け前から適当に散策です。
天候 晴れのち曇り
過去天気図(気象庁) 2020年07月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
・各駐車場もしくは路肩に放置。
・赤城自然園入園料1000円、私はセゾンカード所有のため500円。
コース状況/
危険箇所等
・まだ暗い夜明け前の小沼東散策路は、石敷でつまずき易い。
・覚満淵の木橋は板が一本抜け落ちていた。(私ではない)
自宅を2時50分に出発、早朝3時45分の小沼駐車場で夜明けを迎える。今日は赤城自然園が開園の前に、長七郎山へ朝焼けを見に行く。
2020年07月20日 03:46撮影 by  NIKON D850, NIKON CORPORATION
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7/20 3:46
自宅を2時50分に出発、早朝3時45分の小沼駐車場で夜明けを迎える。今日は赤城自然園が開園の前に、長七郎山へ朝焼けを見に行く。
4時前の小沼。限りなく無音に近い静寂、研ぎ澄まされた空間。静かな湖畔を歩きだす。
2020年07月20日 03:55撮影 by  NIKON D850, NIKON CORPORATION
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7/20 3:55
4時前の小沼。限りなく無音に近い静寂、研ぎ澄まされた空間。静かな湖畔を歩きだす。
朝香嶺と長七郎山の間にあるオトギの谷。上下左右のシンメトリーがなんとも居心地悪い。
2020年07月20日 03:56撮影 by  NIKON D850, NIKON CORPORATION
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7/20 3:56
朝香嶺と長七郎山の間にあるオトギの谷。上下左右のシンメトリーがなんとも居心地悪い。
小沼水門から眺める黒檜山。ぶらぶらと景色を眺めすぎて、もう東の空が明るくなってきた。早くしないと日の出時刻となるので、ここからダッシュ。
2020年07月20日 04:07撮影 by  NIKON D850, NIKON CORPORATION
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7/20 4:07
小沼水門から眺める黒檜山。ぶらぶらと景色を眺めすぎて、もう東の空が明るくなってきた。早くしないと日の出時刻となるので、ここからダッシュ。
約10分で山頂に到着。長七郎山山頂から見る朝焼け。標高が低いのでこう見える。
2020年07月20日 04:24撮影 by  NIKON D850, NIKON CORPORATION
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7/20 4:24
約10分で山頂に到着。長七郎山山頂から見る朝焼け。標高が低いのでこう見える。
時々刻々と変化し、真っ赤に燃え上がる空。
2020年07月20日 04:30撮影 by  NIKON D850, NIKON CORPORATION
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7/20 4:30
時々刻々と変化し、真っ赤に燃え上がる空。
4時30分日の出。残念ながら地平線に雲が大量にあるため、ご来光は見られない。
2020年07月20日 04:30撮影 by  NIKON D850, NIKON CORPORATION
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7/20 4:30
4時30分日の出。残念ながら地平線に雲が大量にあるため、ご来光は見られない。
視線を北東から東へと移動すると、南にある筋状の雲に朝焼けが連鎖していく。朝焼けのMilkyWay。
2020年07月20日 04:34撮影 by  NIKON D850, NIKON CORPORATION
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7/20 4:34
視線を北東から東へと移動すると、南にある筋状の雲に朝焼けが連鎖していく。朝焼けのMilkyWay。
さらに視線を移動すると南方面。関東平野。自宅が見える。
2020年07月20日 04:34撮影 by  NIKON D850, NIKON CORPORATION
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7/20 4:34
さらに視線を移動すると南方面。関東平野。自宅が見える。
小沼へ下山してモルゲンの地蔵岳。アンテナ群。
2020年07月20日 04:51撮影 by  NIKON D850, NIKON CORPORATION
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7/20 4:51
小沼へ下山してモルゲンの地蔵岳。アンテナ群。
覚満淵へ一旦寄り道。鳥居峠は風の通り道。朝霧を発生させる。
2020年07月20日 05:02撮影 by  NIKON D850, NIKON CORPORATION
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7/20 5:02
覚満淵へ一旦寄り道。鳥居峠は風の通り道。朝霧を発生させる。
静寂の覚満淵。緩い西風に水面が少し揺れる。
2020年07月20日 05:06撮影 by  NIKON D850, NIKON CORPORATION
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7/20 5:06
静寂の覚満淵。緩い西風に水面が少し揺れる。
カモが水面の静寂を破る。
2020年07月20日 05:10撮影 by  NIKON D850, NIKON CORPORATION
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7/20 5:10
カモが水面の静寂を破る。
移動して沼尻から黒檜山駒ヶ岳。朝日が後方に差すシルエットがお気に入り。特に厳冬期。これを見るためだけに、覚満淵から移動してきた。
2020年07月20日 05:20撮影 by  NIKON D850, NIKON CORPORATION
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7/20 5:20
移動して沼尻から黒檜山駒ヶ岳。朝日が後方に差すシルエットがお気に入り。特に厳冬期。これを見るためだけに、覚満淵から移動してきた。
そして再び覚満淵へ戻る。花観賞。もうニッコウキスゲは終盤だろう。
2020年07月20日 05:34撮影 by  NIKON D850, NIKON CORPORATION
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7/20 5:34
そして再び覚満淵へ戻る。花観賞。もうニッコウキスゲは終盤だろう。
ノハナショウブ。
2020年07月20日 05:42撮影 by  NIKON D850, NIKON CORPORATION
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ノハナショウブ。
シモツケ。
2020年07月20日 05:45撮影 by  NIKON D850, NIKON CORPORATION
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シモツケ。
小地蔵岳とシシウド。せめてここだけは、花火大会を開催した気分に。
2020年07月20日 05:49撮影 by  NIKON D850, NIKON CORPORATION
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小地蔵岳とシシウド。せめてここだけは、花火大会を開催した気分に。
オカトラノオ。
2020年07月20日 05:50撮影 by  NIKON D850, NIKON CORPORATION
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オカトラノオ。
ニッコウキスゲ。
2020年07月20日 05:52撮影 by  NIKON D850, NIKON CORPORATION
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ニッコウキスゲ。
乱立するクガイソウ。
2020年07月20日 06:01撮影 by  NIKON D850, NIKON CORPORATION
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7/20 6:01
乱立するクガイソウ。
1時間違うだけで景色がガラッと変わる覚満淵。
2020年07月20日 06:06撮影 by  NIKON D850, NIKON CORPORATION
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1時間違うだけで景色がガラッと変わる覚満淵。
小地蔵岳と覚満淵。木橋の赤いパイロンの所は、一本抜け落ちているので注意。
2020年07月20日 06:13撮影 by  NIKON D850, NIKON CORPORATION
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小地蔵岳と覚満淵。木橋の赤いパイロンの所は、一本抜け落ちているので注意。
鳥居峠から覚満淵、駒ヶ岳。夏の赤城山の風景。
2020年07月20日 06:19撮影 by  NIKON D850, NIKON CORPORATION
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鳥居峠から覚満淵、駒ヶ岳。夏の赤城山の風景。
篭山にはヤマボウシ。
2020年07月20日 06:20撮影 by  NIKON D850, NIKON CORPORATION
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篭山にはヤマボウシ。
移動して、ここから地蔵岳。ニッコウキスゲ。
2020年07月20日 06:40撮影 by  NIKON D850, NIKON CORPORATION
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移動して、ここから地蔵岳。ニッコウキスゲ。
クサタチバナ。
2020年07月20日 06:42撮影 by  NIKON D850, NIKON CORPORATION
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クサタチバナ。
ヤマオダマキ。
2020年07月20日 06:55撮影 by  NIKON D850, NIKON CORPORATION
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ヤマオダマキ。
ビクトリーロードには、ハクサンフウロ。
2020年07月20日 06:57撮影 by  NIKON D850, NIKON CORPORATION
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ビクトリーロードには、ハクサンフウロ。
朝の青空にヤマオダマキ。
2020年07月20日 07:01撮影 by  NIKON D850, NIKON CORPORATION
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朝の青空にヤマオダマキ。
地蔵岳山頂。夜明け前から赤城山を駆けずり回る鬼軍曹。まさしく朝飯前。電波塔の花を眺めに行く。
2020年07月20日 07:08撮影 by  NIKON D850, NIKON CORPORATION
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7/20 7:08
地蔵岳山頂。夜明け前から赤城山を駆けずり回る鬼軍曹。まさしく朝飯前。電波塔の花を眺めに行く。
ヤマオダマキとニッコウキスゲ。
2020年07月20日 07:17撮影 by  NIKON D850, NIKON CORPORATION
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ヤマオダマキとニッコウキスゲ。
ウスユキソウ。
2020年07月20日 07:21撮影 by  NIKON D850, NIKON CORPORATION
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ウスユキソウ。
ニッコウキスゲ。
2020年07月20日 07:21撮影 by  NIKON D850, NIKON CORPORATION
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ニッコウキスゲ。
オトギリソウ。
2020年07月20日 07:24撮影 by  NIKON D850, NIKON CORPORATION
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オトギリソウ。
ホオジロの鳴き声が響き渡る。
2020年07月20日 07:25撮影 by  NIKON D850, NIKON CORPORATION
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ホオジロの鳴き声が響き渡る。
自由を求めて。
2020年07月20日 07:34撮影 by  NIKON D850, NIKON CORPORATION
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自由を求めて。
交尾中のアゲハチョウ2頭に、別なオスアゲハチョウが戦いを挑んでいる。この後撤退していた。やはり強いものが行き残るのだ。
2020年07月20日 07:41撮影 by  NIKON D850, NIKON CORPORATION
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7/20 7:41
交尾中のアゲハチョウ2頭に、別なオスアゲハチョウが戦いを挑んでいる。この後撤退していた。やはり強いものが行き残るのだ。
翅を挟んでいる。
2020年07月20日 07:42撮影 by  NIKON D850, NIKON CORPORATION
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翅を挟んでいる。
命のリレー。種の保存。
2020年07月20日 07:43撮影 by  NIKON D850, NIKON CORPORATION
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命のリレー。種の保存。
早朝登った長七郎山と小沼を見ながら下山。
2020年07月20日 07:45撮影 by  NIKON D850, NIKON CORPORATION
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早朝登った長七郎山と小沼を見ながら下山。
振り返るとヤマオダマキ。
2020年07月20日 07:53撮影 by  NIKON D850, NIKON CORPORATION
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振り返るとヤマオダマキ。
移動して赤城自然園。9時開園を待って園内へ。ヤマユリが出迎える、花と蝶の楽園にようこそ。
2020年07月20日 09:04撮影 by  NIKON D850, NIKON CORPORATION
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移動して赤城自然園。9時開園を待って園内へ。ヤマユリが出迎える、花と蝶の楽園にようこそ。
オオバギボウシ。
2020年07月20日 09:12撮影 by  NIKON D850, NIKON CORPORATION
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オオバギボウシ。
ジャノメチョウ。
2020年07月20日 09:19撮影 by  NIKON D850, NIKON CORPORATION
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ジャノメチョウ。
咲き始めたタマアジサイ。
2020年07月20日 09:24撮影 by  NIKON D850, NIKON CORPORATION
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咲き始めたタマアジサイ。
キキョウ。安倍晴明。
2020年07月20日 09:27撮影 by  NIKON D850, NIKON CORPORATION
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キキョウ。安倍晴明。
アゲハチョウ。
2020年07月20日 09:28撮影 by  NIKON D850, NIKON CORPORATION
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アゲハチョウ。
ミドリヒョウモン。
2020年07月20日 09:31撮影 by  NIKON D850, NIKON CORPORATION
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ミドリヒョウモン。
スジグロシロチョウ。
2020年07月20日 09:31撮影 by  NIKON D850, NIKON CORPORATION
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スジグロシロチョウ。
ヤマアジサイ。
2020年07月20日 09:35撮影 by  NIKON D850, NIKON CORPORATION
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ヤマアジサイ。
マルバダケブキ。夏を感じる黄色い花。
2020年07月20日 09:37撮影 by  NIKON D850, NIKON CORPORATION
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マルバダケブキ。夏を感じる黄色い花。
咲き始めたレンゲショウマ。
2020年07月20日 09:41撮影 by  NIKON D850, NIKON CORPORATION
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咲き始めたレンゲショウマ。
レンゲショウマ。
2020年07月20日 09:39撮影 by  NIKON D850, NIKON CORPORATION
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レンゲショウマ。
まだ少数で、丸い蕾がほとんど。
2020年07月20日 09:42撮影 by  NIKON D850, NIKON CORPORATION
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まだ少数で、丸い蕾がほとんど。
レンゲショウマに、ブヨがホバリングして待機。
2020年07月20日 09:53撮影 by  NIKON D850, NIKON CORPORATION
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レンゲショウマに、ブヨがホバリングして待機。
森林にひっそりと花咲くレンゲショウマ。
2020年07月20日 09:54撮影 by  NIKON D850, NIKON CORPORATION
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7/20 9:54
森林にひっそりと花咲くレンゲショウマ。
森の妖精、レンゲショウマ。
2020年07月20日 09:56撮影 by  NIKON D850, NIKON CORPORATION
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森の妖精、レンゲショウマ。
タマゴタケ。
2020年07月20日 09:57撮影 by  NIKON D850, NIKON CORPORATION
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タマゴタケ。
シキンカラマツ。
2020年07月20日 10:11撮影 by  NIKON D850, NIKON CORPORATION
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シキンカラマツ。
咲き始めのシキンカラマツ。
2020年07月20日 10:12撮影 by  NIKON D850, NIKON CORPORATION
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咲き始めのシキンカラマツ。
カワラナデシコ。
2020年07月20日 10:12撮影 by  NIKON D850, NIKON CORPORATION
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7/20 10:12
カワラナデシコ。
また、タマゴタケを見つけた。
2020年07月20日 10:52撮影 by  NIKON D850, NIKON CORPORATION
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また、タマゴタケを見つけた。
クロアゲハ。
2020年07月20日 10:54撮影 by  NIKON D850, NIKON CORPORATION
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クロアゲハ。
ミスジチョウ。翅がボロボロになっている。
2020年07月20日 10:59撮影 by  NIKON D850, NIKON CORPORATION
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ミスジチョウ。翅がボロボロになっている。
ドサッと音がすると子鹿。人間をあまり恐れない。やはり私を人間と認識していないのか?カモシカはマブダチ。
2020年07月20日 10:59撮影 by  NIKON D850, NIKON CORPORATION
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ドサッと音がすると子鹿。人間をあまり恐れない。やはり私を人間と認識していないのか?カモシカはマブダチ。
闊歩する子鹿。実は園内に居付いて逃げないそうだ。二ホンジカは群馬県でも第二種特定鳥獣に指定され適正管理、いわゆる駆除されている。
2020年07月20日 11:01撮影 by  NIKON D850, NIKON CORPORATION
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闊歩する子鹿。実は園内に居付いて逃げないそうだ。二ホンジカは群馬県でも第二種特定鳥獣に指定され適正管理、いわゆる駆除されている。
青空にヤマヤリ。甘い香り。
2020年07月20日 11:03撮影 by  NIKON D850, NIKON CORPORATION
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青空にヤマヤリ。甘い香り。
ホタルブクロ。
2020年07月20日 11:08撮影 by  NIKON D850, NIKON CORPORATION
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ホタルブクロ。
ツマグロヒョウモン。
2020年07月20日 11:23撮影 by  NIKON D850, NIKON CORPORATION
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ツマグロヒョウモン。
みんなの花園。差別のない平和な世の中になることを祈る。Peace & Love
2020年07月20日 11:27撮影 by  NIKON D850, NIKON CORPORATION
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みんなの花園。差別のない平和な世の中になることを祈る。Peace & Love
サカハチチョウ。
2020年07月20日 11:34撮影 by  NIKON D850, NIKON CORPORATION
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サカハチチョウ。
前日は土用丑の日だったので、うなぎ巻き、山菜と山芋の冷たいソバ。
2020年07月20日 12:53撮影 by  NIKON D850, NIKON CORPORATION
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前日は土用丑の日だったので、うなぎ巻き、山菜と山芋の冷たいソバ。
互いを認め共存する花の園。人の世もそうあって欲しい。
2020年07月20日 13:11撮影 by  NIKON D850, NIKON CORPORATION
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互いを認め共存する花の園。人の世もそうあって欲しい。
もう一度レンゲショウマを観賞する。
2020年07月20日 13:17撮影 by  NIKON D850, NIKON CORPORATION
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もう一度レンゲショウマを観賞する。
クロヒカゲ。
2020年07月20日 13:32撮影 by  NIKON D850, NIKON CORPORATION
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クロヒカゲ。
甘く芳しい香りを残して帰路へ。
2020年07月20日 13:38撮影 by  NIKON D850, NIKON CORPORATION
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甘く芳しい香りを残して帰路へ。
撮影機器:

感想

 思い込みによる勘違いは誰しも経験があるだろう。「いいです」と断ったのに「了承」と思われたり、「台風一過」は「台風一家」ではない。気象現象に家族は居ないのだ。言葉を操り文字を書く人間でも、意思の疎通は難しいのだ。

 梅雨明けがほど遠く感じる太平洋高気圧の力の無さ。私が藪漕ぎしたログのように偏西風が蛇行している。関東の梅雨明けは遅くなると予想され、当面すっきりしない日々が続く。

 月曜の男たちのkazumさんから、長七郎山山頂の北東方面の眺望を聞かれた。はっきり言ってあまり思い出せなかった。厳冬期に鳥居峠から作業道へ入り、そこから日の出を見たことがあるくらい。日の出や夜景は、100m標高の高い地蔵岳に行くのがほとんど。

 最近は便利でグーグルマップの3Dでおおよそ見ることができる。しかし現地に行って、この目で確認しないと気が済まないリアリストの愚か者。どうせ行くなら夜明け前から行動することにした。

 自宅を2時50分に出発。赤城県道では一台も車と出会わなかった。鳥居峠に一度立ち寄る。桐生市方面の夜景は霞んでいた。八丁峠へ行き地蔵岳を見上げる。やはり霞んでいる。小沼駐車場に停めて長七郎山へ向かう。

 3時45分に出発。夜明けを迎え東の空が明るくなってきた。20代の頃は高崎の柳川町か前橋の千代田町で夜明けを迎えていた。朝焼けは眩しく、酔い覚ましだった。

 小沼湖畔へ下りる道は工事中。足場が追加され歩きやすくなっていた。薄暗い小沼湖畔。静寂の水面を眺める。対岸の景色は上下左右がシンメトリーで居心地が悪く感じた。

 静かな湖畔を歩きだす。ヘッデンを点灯させ樹林帯に入る。足元は石敷きとなりつまずきやすい。水門から地蔵岳や黒檜山を眺める。ゆっくり景色を眺めすぎて、東の空が明るくなってきた。ここからダッシュして長七郎山へ。

 約10分で山頂に到着。山頂から少し小地蔵岳方面へ北上すると、北東方面が良く見える。夜明けから朝焼けへ。黄金色から赤色へ変化していく東の空。地平線上には雲が大量にあり、ご来光を眺めることは出来ないだろう。ある程度明るくなってきたので下山。急いで覚満淵へ。

 面倒なので車は入口前に路駐。キーを抜くのを忘れたので、帰ってきたらクマが遊びで乗っているかもしれない。木橋を渡っていくとカメラマンが三名。皆さん私を見て不思議がっている。半袖で汗をかき、上半身から湯気が上がっているからだ。気温15℃でみなさんブルゾンを着ている。

 朝霧の幻想的な風景を、背中から湯気を上げた愚か者が幻滅的な写真を撮る。緩い西風が水面を軽く揺らす。静寂の均衡を破ったのはカモだった。水中にもぐり朝食。一度車に戻り沼尻へ向かい、早朝の黒檜山の風景を眺める。お気に入りの景色。

 再び覚満淵に戻って花観賞。ニッコウキスゲは終盤でもう少ない。クガイソウが増え、ワレモコウが咲き始めていた。開催されない花火大会の代わりにシシウドが大きく花開いていた。

 八丁峠に移動して地蔵岳へ。夜空に星は見えなかったが、クサタチバナの星のような花は残っていた。ビクトリーロードにはハクサンフウロが咲き始め、ヤマオダマキが青空の下で揺れていた。

 山頂からの眺望はガスがかかり、谷川武尊は山麓程度しか見えない。至仏山は見えていたので、尾瀬大江湿原へと向かったirohaさんにエールを送る。電波塔のお花畑を楽しんで下山。
 
 朝飯前の山行だったので、朝食をとりながら車で移動。赤城自然園へ。8時45分頃着いたが誰もいなかった。一番前に停めて待機。車内に居ても目の前のヤマユリの匂いがしていた。

 9時開園で園内へ。いつも通り反時計回りで歩んで行く。オオバギボウシが傾き、鮮やかなヤマアジサイが彩っていた。マルバタケブキが黄色い花を咲かせ、見るだけで暑さを感じた。

 緑の森林にひっそりとレンゲショウマが咲いていた。まだ数が少なく数輪程度。それでも夏の可愛らしい花を見ると、心には清涼の風が通り抜ける。森の妖精。蕾の丸い玉が数多くあり、今後が楽しみだ。ここの満開時の群生は圧巻だ。

 オカトラノオ、クガイソウ、ヤブレガサなどの花には、たくさんのチョウが集まっていた。蜜がたくさん出るのだろう。まさに蝶の図鑑のように、たくさんの種類のチョウが飛来していた。

 ミズスマシの池やトンボ池ではトンボが多数飛来していた。水中にはオタマジャクシ。カエルも草むらに隠れて鳴いていた。木々の上にはカッコウやイワヒバリなど鳥類。まさに食物連鎖の縮図。厳しい環境で生き抜くための手段。

 天気予報は良い方に外れ、日中は雨が降らずに済んだ。今週は連休が控えているが、私は仕事があり巷の方々のように休めない。毎日が正月だよと、どこかでお会いし笑って答えてくれた初老の男性を思い出した。

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