記録ID: 2445
全員に公開
沢登り
丹沢
日程 | 2007年03月03日(土) [日帰り] |
---|---|
メンバー | , その他メンバー2人 |
天候 | 曇り時々晴れ(沢日和) |
アクセス |
利用交通機関
経路を調べる(Google Transit)
|
地図/標高グラフ


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コースタイム [注]
08:30 渋沢駅
戸沢 09:40
水無川本谷
木ノ又大日沢出合 10:40
木ノ又大日詰め 12:30
政次郎尾根入口 13:25
戸沢 14:10
戸沢 09:40
水無川本谷
木ノ又大日沢出合 10:40
木ノ又大日詰め 12:30
政次郎尾根入口 13:25
戸沢 14:10
コース状況/ 危険箇所等 | 木ノ又大日沢の詰めは超ボロの岩屑と土。 稜線まで残20mは、左寄りに行くととても登れない。 右寄りに行くか、左ルンゼから残20mになったら 中央へ強引に脆い尾根に上がるか。 ザレに入る前に右側尾根に取り付いた方が無難。 が、しかし、今回はこのザレを最後まで直登した点が 他の遡行記録(皆逃げている)に載っていない成果であった。 稜線登山道から我々を見下ろしているハイカーさんは ただただ口をポカンと呆れ顔で見ていたのが印象的であった^^;; |
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ファイル |
2445.xls
![]() |
過去天気図(気象庁) |
2007年03月の天気図 [pdf] |
写真
撮影機材:
感想/記録
by kamog
今年の初沢は表丹沢・水無川水系でもマイナーな
木ノ又大日沢となった。
戸沢につけば丹沢も雲に覆われていたが
結構TシャツでもOKなくらい沢日和。
山滑走系志向者には申し訳ないが
暖冬は沢屋にはありがたいね。
ということで書策新道からアプローチするのではなく
水無川本谷を戸沢から入渓する。
本谷は久し振りだがF1からF5まで滝の基部にすべて
F(FALL)ナンバーがふってあるし
側壁にはほとんど鎖が設置してある。
みな沢慣れメンバーなので極力鎖は使わずロープも出さず
1時間もかからず書策新道が横切る地点まで登る。
3ヶ月振りの沢なのでとにかく楽しい。
更に本谷を詰め、沖ノ源次郎沢の涸滝を見送れば
左岸(右側)から意外に広いゴーロ帯が注ぐ木ノ又大日沢の二俣。
大倉尾根などからこの谷を眺めると結構急なガレ沢に見えるが
それほど斜度もなく明るい沢だ。
滝も難しくなく左手が大きく崩れたガレ場に出る。
以前の記録だと20m滝があるはずだが、おそらくこのガレで
半分以上埋まってしまったのだろう。
どうみても7−8mくらいしかない。
谷は次第にガレから土とまったくあてにできない脆い岩となる。
ザレの中に靴をねじ込んだりキックステップをしたり
過去の記録はこのいや〜なザレ詰めになる前に右手尾根に這い上がるのだが
ひたすら最後まで詰めようと粘った。
が、しかし、表尾根でも烏尾山南面と争うくらい悪い詰めは
そうそう甘くはない。
あと10mで一般道というあたりで、どうやっても「こりゃ登れん」。
ルンゼ状の何もホールド・スタンスのない脆ザレを
突っ張りで這い上がろうにも、最上部はオーバーハングしているんだから。
上を見上げると、悪戦苦闘している(でも結構楽しい。M入っているよね)姿を
ハイカーのおばちゃんたちがポカ〜ンとして顔で見下ろしている。
「こんにちわ〜」と笑顔で(しかし両手足を突っ張りながら)挨拶するも
20組中19組は返事もしてくれなかった・・・。
(おもしろかったので数えてしまった)
きっと彼女らには「一体この人たちは何をしているんだろう。まさか落ちたの?」
とでも写ったのか。
結局一旦突っ張りでクライムダウンし、中央寄りのこれまた脆い小尾根状を
強引に身体を引き上げて登った。
もう二人は右側からバランスで抜けた。
あそこを登るのはめずらしいだろうな。
そういう意味でなかなかの達成感であった。
木ノ又大日沢となった。
戸沢につけば丹沢も雲に覆われていたが
結構TシャツでもOKなくらい沢日和。
山滑走系志向者には申し訳ないが
暖冬は沢屋にはありがたいね。
ということで書策新道からアプローチするのではなく
水無川本谷を戸沢から入渓する。
本谷は久し振りだがF1からF5まで滝の基部にすべて
F(FALL)ナンバーがふってあるし
側壁にはほとんど鎖が設置してある。
みな沢慣れメンバーなので極力鎖は使わずロープも出さず
1時間もかからず書策新道が横切る地点まで登る。
3ヶ月振りの沢なのでとにかく楽しい。
更に本谷を詰め、沖ノ源次郎沢の涸滝を見送れば
左岸(右側)から意外に広いゴーロ帯が注ぐ木ノ又大日沢の二俣。
大倉尾根などからこの谷を眺めると結構急なガレ沢に見えるが
それほど斜度もなく明るい沢だ。
滝も難しくなく左手が大きく崩れたガレ場に出る。
以前の記録だと20m滝があるはずだが、おそらくこのガレで
半分以上埋まってしまったのだろう。
どうみても7−8mくらいしかない。
谷は次第にガレから土とまったくあてにできない脆い岩となる。
ザレの中に靴をねじ込んだりキックステップをしたり
過去の記録はこのいや〜なザレ詰めになる前に右手尾根に這い上がるのだが
ひたすら最後まで詰めようと粘った。
が、しかし、表尾根でも烏尾山南面と争うくらい悪い詰めは
そうそう甘くはない。
あと10mで一般道というあたりで、どうやっても「こりゃ登れん」。
ルンゼ状の何もホールド・スタンスのない脆ザレを
突っ張りで這い上がろうにも、最上部はオーバーハングしているんだから。
上を見上げると、悪戦苦闘している(でも結構楽しい。M入っているよね)姿を
ハイカーのおばちゃんたちがポカ〜ンとして顔で見下ろしている。
「こんにちわ〜」と笑顔で(しかし両手足を突っ張りながら)挨拶するも
20組中19組は返事もしてくれなかった・・・。
(おもしろかったので数えてしまった)
きっと彼女らには「一体この人たちは何をしているんだろう。まさか落ちたの?」
とでも写ったのか。
結局一旦突っ張りでクライムダウンし、中央寄りのこれまた脆い小尾根状を
強引に身体を引き上げて登った。
もう二人は右側からバランスで抜けた。
あそこを登るのはめずらしいだろうな。
そういう意味でなかなかの達成感であった。
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