神室山
秋田県
山形県
utaro
- GPS
- 23:05
- 距離
- 23.9km
- 登り
- 1,329m
- 下り
- 1,344m
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標高グラフを拡大コースタイム
12:18 十日町バス停 発
12:37 下向バス停 着
13:30 有屋口
15:00 二股
18:30 八幡神(パノラマコースと合流)
19:30 神室山 山頂
20:00 神室山避難小屋着
22:00 就寝
【11/16】
03:00 起床�＼蔚�無しのため二度寝
05:00 起床��
06:30 神室山避難小屋発
07:30 八幡神
09:00 二股
10:30 有屋口
11:40 グリーンバレー神室
12:34 グリーンバレー神室バス停 発
12:50 金山町役場前バス停 着
13:00 車両回収
| 天候 | 天気：曇り☁ 時々 雨☂や雪☃ 極稀に星☆ 気温：平野部 5℃〜10℃ 山中 0℃ 風力：無風 稜線上のみ微風 |
|---|---|
| 過去天気図（気象庁） | 2012年11月の天気図 |
| アクセス |
利用交通機関：
バス 自家用車
→http://town.kaneyama.yamagata.jp/kurashi08/ |
| コース状況／ 危険箇所等 |
・多くの方々の神室レコを参考にして妄想を膨らませて行きました。都度お気に入りに登録させていただいております。感謝 ・山と高原地図�Ψ�駒・早池峰には神室連峰も含まれていますが、西側が切れています。ma-kuroさんが紹介してくれた以下のページでこの問題が解決出来ました(^_^)感謝 【参考地図】→http://sca.core.ac.jp/kamuro/tozanmap.html ・渡渉箇所は3箇所あります。うち二つ目の長沢出合いの渡渉が最も困難です。増水時は言うまでもありません。 ・山頂付近〜レリーフピークと神室山頂の間にある岩場は落差こそありませんが、両側が崖なので細心の注意が必要です。 ・稜線上は膝までの積雪(新雪)があり。標準コースタイム通りには行きません。 ・pomsukeさんから教えてもらったiphoneをSIMLOCKして電池消耗を最小限にする技でGPSとして長い時間利用することが出来ました(^_^)感謝 |
写真
乗り合いのお爺ちゃん・お婆ちゃんが色々と世話をやいてくれる(*´∀｀)
カメムシだらけなんで気をつけて！
第3の渡渉〜ウチノスミ沢出合い 通称「二股(又!?)」〜渡渉箇所でロープも張ってあり幅も狭いため、最初の渡渉に比べれば安全(^_^)とは言え増水時注意は変わらない
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積雪多くなってきて…無風だが気温は0℃(^_^;)熱いからいいけど
時おり頭上から雪玉が飛んでくる(^_^;)
やっぱり天狗がいてイタズラをするらしい〜こういう所を通過すると小枝で顔を叩かれる(^_^;)
神室山山頂のようだ(^_^;)
4時間の予定がほぼ倍の時間がかかってしまった…
ペペロンチーノ
ソーセージ
生ハム
コーラ
お婆ちゃんからもらったウイスキー
小屋は毛布やマットが完備されています(^_^)こんな設備の整った無人小屋見たことな〜い湿った靴下が乾くかな？と思って寝袋内に一晩置いてみた…寝袋が臭くなっただけだったorz
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湿った靴下が乾くかな？と思って寝袋内に一晩置いてみた…寝袋が臭くなっただけだったorz
水でキチンと戻るけど…冷たい…
室内気温3℃
ちなみに6本爪ですがスリップ防止のために小屋からアイゼン装着してます
花の名前じゃないの(^_^;)？
感想
ゲスト
やりたい山は何においてもやりたいもんだ…
前回の失敗（http://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-241280.html ）で「もう来年かぁ」…と諦める自分と「連休さえあれば通常縦走なら」…とシツコイ自分がいた(^_^;)
連休が取れてカムロ行きを決めたはいいが、週末にかけて寒気が…などと天気予報は言う。それならば冬期縦走の用意をすればいいと準備をした。出発前夜にお袋が言った。
母「クッタラユギフリソウナドギニヤマサイグナンテバガデネェカ！」
訳「こんな今にも雪が降りそうな時に山に行くなんてお前は馬鹿か！」
そんな母の愛はスルーして、あんたの息子だぜ！なんて思う親不孝(^_^;)チャントジュンビシテルカラ…
前回のトレランプランと違い、今回は一泊二日の主稜線縦走プランにした。
金山町→バス→徒歩→有屋口→神室山→神室山避難小屋→天狗森→小又山→火打岳→富貴新道口→バス→バス→金山町
…こんな感じ(^_^)無理はない…はずだった…不安要素？…積雪(^_^;)
15日昼、金山中学校付近の某場所に車両をデポし、有屋集落方面のバスに乗り込んだ。先客は4名。いかにも登山然としたその出で立ちに地元のお婆ちゃんが話掛けてきた。
「どこから来たの？」から始まっていろいろと世話をやいてくれる(*´∀｀)話こんで5分くらいした頃。お婆ちゃんはおもむろに財布から千円取り出すと、俺にそれ握らせた(^_^;)実はnative kaneyamanの方言があまり理解できていなかったのだが…どうもこういう事らしい。
お婆ちゃん「神室山の写真を撮って送ってちょうだい。昔は山頂で鍋を…（中略）…写真は役場の総務課のイ○ラ○ユ○イ○に送ってね。」（推定）
大役を仰せつかってしまった(^_^;)しかしやらいでか！そのために重い三脚とレンズ2本も増備済み！
その後もバス乗車中は降りるバス停を運転手さんに伝えてくれたり、いろいろと世話をやいてくれる(*´∀｀)そんな中、お婆ちゃんがもうすぐ降車すると言う時、おもむろにカバンからウイスキーを取り出した。
お婆ちゃん「山は寒いから小屋で寝る時はこれをお飲みなさい。」（推定）
山形…と一口に言ってしまえばなんだが、庄内も最上も村山も総じて異邦人に温かい(*´∀｀)山形遠征の折はいつも誰かが世話をやいてくれる。ありがとうお婆ちゃん！写真は必ず送るぜ！
有屋集落外れの下向バス停付近で下車（けっこうアバウトで好きな所で降ろしてくれる）有屋口を目指す。程度はともかく積雪は確実なので冬期装備で小雨まじりのロードを歩く。下向から有屋口までは約4kmあるのだ。しっかり計画していれば約1時間歩くのは容易に想定できたのだが、どういうわけか23分で踏破することになっている(^_^;)これが万事で…タイムスケジュールはその後もグダグダであった。
道を見失ったり、地図読み違えしたりで積雪の崖を直登するハメになったり(T_T)膝までの積雪に苦戦して100m高度を上げるのに1時間かかったり(T_T)日没16:24に対して小屋到着予定が16:30の計画…実績は小屋到着が20:00とラッセルナイト!? orz
とは言え、時おり星も瞬く真っ暗な稜線を命からがら進む(^_^;)オオゲサ〜小屋に入ってからは飯の準備と並行して、明日の計画を練り直す。この積雪だと計画通りに進めないのは明白だ(^_^;)明日は主稜線隣でもっと短い「台山尾根」を下る事にする。天気が良ければ、神室連峰の主稜線の展望もいいはずだし。
晩飯後、部屋の暖と濡れた装備品を少しでも乾かすためにガソリンストーブを2時間程つけておくと突然火が消えた…ガス欠のようだ(T_T)早すぎる…満タンだったはずだが…これで翌朝のメニューが確定した…尾西のエビピラフ（水出し）orz
翌朝、尾西の（水出し）エビピラフを美味しくなさそうに流し込みながらiphoneを手に取ると、電池残量39％なのに、ブツッと切れて要充電のサインがでる(^_^;)ナニモカモウマクイカナイ…
地図・コンパスはあるが、マスターではない(^_^;) iphoneのFieldaccessも使えない状況で、知らない山域の積雪地を歩くリスクは負いたくない。変更した計画をさらに変更する。来た道を戻る！それが無難！
そんな感じで無事下山することが出来ました。天候が悪くお婆ちゃんが喜んでくれそうな写真は全くないけど(^_^;)八戸の名物と共に冬の神室の様子を伝えてあげたいと想う。。。
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春を待ち切れずにとうとう行かれましたね(^^ゞ
しかもこんなに雪の季節。金山は豪雪地帯です。正月を実家で過ごし1月3日にアパートに帰るとお腹のあたりまで積雪し、新聞配達さんが泳いだ痕だけがかろうじてわかるようなところでした^^;
19番の写真の渡渉箇所、8月に行った時には印象にないです。26番の二俣のところだけ。私はそこで人類を数10m先に見つけ、その人類のあとを追い沢沿いに左に曲がったら到底行ける道ではなかったことを思い出しました。あの人類はその後会うことなく、それもまた天狗だったのかもしれません。
とにかくよくご無事で帰ってこられました。金山の人は本当にあったかいです。世話好きでもあります。
次は雪がとけて新緑の頃の縦走、いかがでしょうか^^
麓と山頂の季節のギャップがすごいですね
さすが、トレランで鍛えた馬力、ラッセルの力もすごそうです。(拍手！！！)
雪の中でもどこまでも突き進んで行けそうで、うらやましいです
寒さの中では、残念ながらiPhoneのバッテリーが持たなかったみたいですね。
そろそろ本格的なGPSの出番かも。電池が持ちますよ
稜線の雪は風で飛んで少ない！と去年の蔵王のイメージで行ったのですが…違いました(^_^;)その分、誰よりも早く新雪ふみふみできたのは苦労の甲斐かもしれません(^_^)
今回に限った事かもしれませんが二股(又)ではなく〜その前の長沢の出合いの渡渉の方が難しかったです。渡った直後に道標ありましたから渡る場所は間違えてないと思います。
「かむてん」にはホントにイタズラされまくりでした(^_^;)頭に雪ぶつけられたり〜小枝で顔はたかれたり〜でも稜線に出てからは小屋へ導くように足跡を残してくれて〜最後は小屋でお出迎え(*´∀｀)ほっこりしてしまいました〜
主稜線は今回も望めませんでしたから〜来年もまた通う事になりそうです(^_^)
道をロストして崖をよじ登っていた時は気力がどんどん蝕まれて行くのがわかりました(^_^;)山で弱って行く時の心境を少し感じました。日没後は腹もくくっていたので地図とコンパスと時々Fieldaccessを頼りに大きな不安もなく進めました(^_^)
39%で要充電のサインが出たiphoneは麓で見たら50%になって復活していました(^_^;)
二股を過ぎてからの急登がそりゃもう大変でした(^_^;)あと神室山手前の崖…暗いは、雪で覆われているはで足がつけられませんでした(^_^;)
事前の装備で全て対応できたので問題無かったですが、「初めて」という不安は付きまといました(^_^;)
その分、小屋に入ってからと、帰り道は余裕もあって楽しみながら下山できました(*´∀｀)
あのお婆ちゃんに自信を持って送れるような写真がないのが心残りです。。。
無雪期にまた行きます(*´∀｀)
ラッセルナイトって
この時期でラッセルできたのは
ちょっとお得かも（；＾＾）！？
雪の冷たさの反面
山形の人の温かさが伝わってきます。
雪のない季節に行ってみたくなりますね。
これから、冬山本番ですが
十分気を付けて楽しんでください。
フミフミ程度で…ラッセルするつもりは全くなかったのですが…さすが豪雪地帯なのか(^_^;)
でも装備は万全だっったので撤退はしませんでした(^_^)
来夏雪が溶けたら是非この「東北の小アルプス」〜勝手に略して「東北プス」を走りに行きましょう！
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