UTMF試走(反時計回り・山中湖周辺)富士高原ゴルフ場〜三国山〜杓子山〜寿駅


- GPS
- 08:03
- 距離
- 36.9km
- 登り
- 2,099m
- 下り
- 2,239m
コースタイム
天候 | 曇りのち晴れ 気温 10:00大洞山3℃ 11:43山中湖交流プラザ10℃ 14:51子ノ神7℃ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2012年11月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車 バス
帰り:電車(寿駅16:56<富士急行(普通) [大月行き] >) |
コース状況/ 危険箇所等 |
・落ち葉が積もり、コースが分かりにくい。溝に落ち葉が溜まっていることもあり、下りは注意が必要。三国山から三国峠までの下りが特に動きにくい。 ・二十曲峠の北、1217mピーク手前の分岐(山と高原地図では「屈曲点」と記載)に注意。正面の巻き道ではなく、左の尾根に上がる。巻き道の方が道が広く目立つが、そちらに進むと枝尾根に入ってしまう。 ・「子ノ神」南の岩場は急登だが、岩や木をつかめるので、かえって楽。 ・大権首峠西の林道の分岐も注意が必要。大権首峠から約2.5km、東に戻るように曲がった後、分岐が2つ続く。最初の分岐を直進したあと、石畳に従って下ると、不動尊に下りてしまう。目立たないが、真西を目指すように2つ目の分岐を直進する。 |
写真
感想
富士山の裾野を一周するトレイルランニングレース・UTMF。第2回大会は第1回より5km長く、制限時間は2時間短くなっています。
コースが多少変わるにせよ、西の天子山地と東の山中湖周辺は地図を見る限り外しようがない気がします。という訳で、天子山地に続き山中湖周辺を試走しました。
なるべく負荷をかけないように、登りは必ず歩き、下りも飛ばさないように注意しましたが、終わってみるとそれなりに疲れたー。ゆるめに走ろうが、疲れるものは疲れると、当たり前のことを実感。
本番では、今回のコースと天子山地を除いても100km近くあります。改めて非常識なレース・・・。46時間をどう振り分けるか、完走には戦略が必要です。
もし抽選に外れても、選手のきつさを感じながら応援できそうです。
ところで、石割山〜大権首峠の間は、富士忍野高原トレイルレースのコースと重なっています(忍野は時計回り)。2012年に開催されたレースでは、立ノ塚峠〜二重曲峠は雨のため、ひどいぬかるみになっていました。とはいえ、登山道が広がったり木が枯れたりということはなさそうでした。ロングの部の周回を含めて延べ2600人近くが耕した土のうねりが枯葉から顔を出していて、当時の様子を思い出していました。
・距離約36km、累積標高差+2250m/-2360m程度(ミスコース分除く)
天子山地(+2660m/-3070m)と比べればアップダウンが少なく、道も走りやすい。
・荷物の重さは5.2kg(ベースウェイト3.1kg、水1.5L、行動食600g)+トレッキングポール2本
※消費量は、水1L、ジェル1本、パワーバー1本、ミックスナッツ20粒程度、カロリーメイト2ブロック
・日中の気温は2℃以上あり、半そでのTシャツにシェルジャケットを羽織れば、行動中に寒さを感じない。また、手袋を外していたが、トレッキングポールを使っている間は指先も冷たさを感じなかった。握って・開いてを繰り返しているので、血行が促進されているためなのかもしれない。ポールを収納して走ると、5分もしない内に指先が冷えた。
動いている分にはいいが、止まると当然寒い。電車待ちをしている間は、ダウンジャケットを羽織った。
レース当日でも、夜間や停滞時の冷え込みに対応できる準備は必要。稜線で疲れて転がる事態に備えて、軽量なマットを用意したほうがいいとさえ思う。
・エナジャイザー(単3型リチウム乾電池)の使用時間。
GPS(GARMINのeTrex VistaHCx)に合計43.5時間使用したところで残量低下の表示が出た。6日間の山行に使用したので、連続使用であれば、もっと短いかもしれない(すべて常温で使用)。
46時間のログをとるには、予備が1組あれば十分だと分かった(2組・4本で60g)。
※2012/12/12追記
競技規則・注意事項によると、原則として全コースでトレッキングポールの使用禁止、トレイルでの仮眠も禁止とのことです。
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