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Yamareco

記録ID: 2472252
全員に公開
ハイキング
奥秩父

すみ沢から大谷ケ丸・ハマイバ丸・大蔵高丸を経て天目山温泉へ

2020年08月01日(土) 〜 2020年08月02日(日)
 - 拍手
体力度
5
1泊以上が適当
GPS
27:03
距離
23.9km
登り
1,773m
下り
1,395m
歩くペース
速い
0.80.9
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

1日目
山行
6:22
休憩
0:25
合計
6:47
6:44
6
6:50
6:50
11
7:01
7:02
4
7:06
7:09
10
7:19
7:19
4
7:23
7:23
14
7:37
7:38
21
7:59
8:03
13
8:16
8:16
116
10:12
10:13
9
10:22
10:24
59
11:23
11:24
18
11:42
11:53
20
12:13
12:14
49
13:03
13:03
28
13:31
宿泊地
2日目
山行
2:45
休憩
0:42
合計
3:27
6:19
31
宿泊地
6:50
6:54
27
7:21
7:58
49
8:47
8:47
58
9:45
9:46
0
9:46
ゴール地点
6:43 笹子駅
6:50 笹一酒造
7:01 吉久保入口バス停
7:06 稲村神社
7:19 桜森林公園
7:23 寂惝苑入口分岐
7:38 浜立山南陵入口
7:39 浜立尾根の南尾根入口
7:59 道証地蔵
8:16 浜立山分岐
10:12 滝子山・笹子駅分岐
10:24 アモウ沢乗越
11:23 大谷ヶ丸
11:54 米背負峠
12:13 天下石
13:02 ハマイバ丸
6:50 大蔵高丸
7:22 湯ノ沢峠
8:47 湯ノ沢峠登山口
9:46 やまと天目山温泉
天候 曇りのち雨
過去天気図(気象庁) 2020年08月の天気図
アクセス
利用交通機関:
電車
コース状況/
危険箇所等
・滝子山・笹子駅分岐〜大谷ヶ丸間は踏み跡が薄く、丁寧にテープと地形を追う必要があります。
・湯沢峠から湯沢峠登山口へは沢沿いです。道は整備されていない模様で、渡渉点が多く、増水時は苦労します。
地形図には無いが登山地図にはある南陵ルート?車一台駐車中。
2020年08月01日 07:24撮影 by  PIC-LX9, HUAWEI
8/1 7:24
地形図には無いが登山地図にはある南陵ルート?車一台駐車中。
破線部分は一部計画中か。大谷ヶ丸までは通じていないだろう。
2020年08月01日 07:40撮影 by  PIC-LX9, HUAWEI
8/1 7:40
破線部分は一部計画中か。大谷ヶ丸までは通じていないだろう。
登山口の目印となる道証地蔵。
2020年08月01日 07:57撮影 by  PIC-LX9, HUAWEI
8/1 7:57
登山口の目印となる道証地蔵。
すみ沢ルートは一旦大鹿川の支流に沿って高巻いてから川沿いに戻っている。大鹿川沿いでも一部崩れていて、ロープで誘導してある。写真は振り返って写したもの。
2020年08月01日 08:26撮影 by  PIC-LX9, HUAWEI
8/1 8:26
すみ沢ルートは一旦大鹿川の支流に沿って高巻いてから川沿いに戻っている。大鹿川沿いでも一部崩れていて、ロープで誘導してある。写真は振り返って写したもの。
沢沿いの気持良い道を沢風にあたりつつ進む。
2020年08月01日 08:27撮影 by  PIC-LX9, HUAWEI
8/1 8:27
沢沿いの気持良い道を沢風にあたりつつ進む。
きついのぼりは少ない上に草原。但し虫は多い。
2020年08月01日 09:49撮影 by  PIC-LX9, HUAWEI
8/1 9:49
きついのぼりは少ない上に草原。但し虫は多い。
地形図には無いが登山地図にはあるアモウ沢乗越の巻き道か。
2020年08月01日 09:58撮影 by  PIC-LX9, HUAWEI
8/1 9:58
地形図には無いが登山地図にはあるアモウ沢乗越の巻き道か。
?????
2020年08月01日 10:18撮影 by  PIC-LX9, HUAWEI
8/1 10:18
?????
2020年08月01日 11:16撮影 by  PIC-LX9, HUAWEI
8/1 11:16
大谷ケ丸山頂。
2020年08月01日 11:23撮影 by  PIC-LX9, HUAWEI
8/1 11:23
大谷ケ丸山頂。
米背負峠。すっかり霧の中。
2020年08月01日 11:41撮影 by  PIC-LX9, HUAWEI
1
8/1 11:41
米背負峠。すっかり霧の中。
天下石。昼休憩を省略したので時間は予定通りに。
2020年08月01日 12:14撮影 by  PIC-LX9, HUAWEI
8/1 12:14
天下石。昼休憩を省略したので時間は予定通りに。
霧の中の草原も良いな。
2020年08月01日 12:15撮影 by  PIC-LX9, HUAWEI
8/1 12:15
霧の中の草原も良いな。
2020年08月01日 12:22撮影 by  PIC-LX9, HUAWEI
1
8/1 12:22
2020年08月01日 12:27撮影 by  PIC-LX9, HUAWEI
8/1 12:27
ハマイバ丸山頂。
2020年08月01日 13:02撮影 by  PIC-LX9, HUAWEI
8/1 13:02
ハマイバ丸山頂。
この後遂に降り始めた。宿泊予定の湯ノ沢峠まで一時間だが、近くの林にビバークを決意。
2020年08月01日 13:02撮影 by  PIC-LX9, HUAWEI
1
8/1 13:02
この後遂に降り始めた。宿泊予定の湯ノ沢峠まで一時間だが、近くの林にビバークを決意。
実は立入禁止地域と気付かず、晩飯に。
2020年08月01日 16:36撮影 by  PIC-LX9, HUAWEI
1
8/1 16:36
実は立入禁止地域と気付かず、晩飯に。
本降りの雨は未明にあがった。東の空に雲海。
2020年08月02日 04:47撮影 by  PIC-LX9, HUAWEI
1
8/2 4:47
本降りの雨は未明にあがった。東の空に雲海。
朝日が赤い。
2020年08月02日 04:50撮影 by  PIC-LX9, HUAWEI
8/2 4:50
朝日が赤い。
湯ノ沢峠へ向う。
2020年08月02日 06:21撮影 by  PIC-LX9, HUAWEI
8/2 6:21
湯ノ沢峠へ向う。
鹿柵の中は花盛り。
2020年08月02日 06:32撮影 by  PIC-LX9, HUAWEI
1
8/2 6:32
鹿柵の中は花盛り。
2020年08月02日 06:34撮影 by  PIC-LX9, HUAWEI
8/2 6:34
2020年08月02日 06:34撮影 by  PIC-LX9, HUAWEI
2
8/2 6:34
大蔵高丸山頂。一時的に晴れたが。
2020年08月02日 06:51撮影 by  PIC-LX9, HUAWEI
1
8/2 6:51
大蔵高丸山頂。一時的に晴れたが。
ごめんなさい。
2020年08月02日 06:51撮影 by  PIC-LX9, HUAWEI
8/2 6:51
ごめんなさい。
2020年08月02日 07:18撮影 by  PIC-LX9, HUAWEI
8/2 7:18
湯ノ沢峠避難小屋。中は綺麗だがかなり黴臭い。
2020年08月02日 07:55撮影 by  PIC-LX9, HUAWEI
8/2 7:55
湯ノ沢峠避難小屋。中は綺麗だがかなり黴臭い。
湯ノ沢峠からは沢沿いの道。テープはあるが、道は増水した沢で度々途切れる。
2020年08月02日 08:14撮影 by  PIC-LX9, HUAWEI
1
8/2 8:14
湯ノ沢峠からは沢沿いの道。テープはあるが、道は増水した沢で度々途切れる。
2020年08月02日 09:15撮影 by  PIC-LX9, HUAWEI
8/2 9:15
おまけ。日川渓谷レジャーセンターの手入れされていない遊歩道。
2020年08月02日 12:06撮影 by  PIC-LX9, HUAWEI
8/2 12:06
おまけ。日川渓谷レジャーセンターの手入れされていない遊歩道。
おまけ2。この辺りは武田勝頼終焉の地らしい。
2020年08月02日 12:10撮影 by  PIC-LX9, HUAWEI
8/2 12:10
おまけ2。この辺りは武田勝頼終焉の地らしい。
おまけ3。駅前には勝頼像がありました。
2020年08月02日 12:35撮影 by  PIC-LX9, HUAWEI
8/2 12:35
おまけ3。駅前には勝頼像がありました。

感想

登山開始地点である笹子駅に着く前に、虫除けを忘れた事に気付いた。駅前に
コンビニも薬屋も無い。梅雨末期に1600mの山中で一泊するというのに。愚図
愚図後悔しながら登山口までの長い道を行った。

地蔵のある登山口はすぐにわかったが、道は地図のように大鹿川に沿っておら
ず、いきなりその支流を登ろうとしている。山旅ロガーで確めようとすると、
地図をキャッシュできていない事に気付いた。既に圏外だ。幸い紙の地形図
は持っている。道はすぐに大鹿川沿いに戻った。

すみ沢沿いの途中まで、沢風に吹かれつつなだらかな坂を登る。沢と別れてか
らは登山地図の通りに難路と迂回路に分かれていた。慣れない山域なので迂回
路を選ぶ。人は少なく、これまでに同じ方角へ行く男性2組と出会っただけだ。

身体が相当鈍っていて、迂回路の急な坂ですねが痛くなってきた。速度が遲く
なりつつも元の道に復帰、沢の水で一息ついた。すみ沢を越えると芒の草原が
広がる。同時に虫も増えた。滝子山山頂はパスするとして、大谷ヶ丸への道は
実線と点線の二つがある。後者は地形図には無い。やはり安全を取って実線を
選んだ。稜線沿いのはずだが、踏み跡は薄く、テープも少ない。気を抜かずに
方位磁針を使った。大谷ヶ丸までは誰にも会わなかった。大谷ヶ丸山頂での昼
食は省略して遅れを取り戻す。

米背負峠・天下石へはなだらかな道で、明るく気持良い。ただ霧が徐々に立ち
こめてきた。ハマイバ丸にはほぼ時間通りに着いたが、越えた頃に遂に本降り
になった。合羽を着ながらこの先の予定を考えた。あと一時間で宿泊地の湯ノ
沢峠だ。上りはほぼ無いだろうが、雨が降り始める様子を見ていると、簡単に
は止まないだろう。身体がくたびれているのもあって、ビバークを決意した。
幸いにもツェルトを張りやすそうな木立が二本並んでいる。急いでツェルトを
張って潜り込んだものの、それが大きな失敗だと気づいたのは翌朝だった。

雨の合間に早めに晩飯にした。アルコールストーブの燃料が中々点火しなかっ
た。今回は鯖缶の上下の板を抜いたものを風防兼五徳として持ってきた。風の
無い雨の中それで焼き肉をやったが、問題なく機能した。深夜には猿がやって
きて喚いていた。雨は未明には止んだようだ。

翌朝起きると東の空に雲海が広がり、濃く赤い朝日が浮んでいた。暫く見とれ
る。朝食は袋ラーメンを煮たが、今度は何度も立ち切えて苦労した。火の揺ら
ぎから微風の向きを知り、そちらに風防の切れ目を向けると消えなくなった。

さて今日は当初の予定通り石丸峠まで進むか、湯ノ沢峠で降りるか。迷った結
果、身体の大事をとって降りる事にした。

ハマイバ丸からは平らな草原が続く。芒にズボンが濡れるので、下だけ合羽を
履いた。登山道は両側がロープに区切られ、植生保護の為何人たりとも立入禁
止との札がいくつも掛けられていた。そういえば昨日泊まったところも、札や
ロープはなかったものの、ロープ用の杭らしきものはあった。そこで漸く立入
禁止のところに泊まった事に気づいた。まあ気候上のビバークと言えなくはな
いし、南方から来た自分が見た限りでは禁止の札はそこまで無かったのだが。

反省しながらも、つかの間の青空の下の高原を楽しんだ。夏の朝に歩く高原は
花盛りで、歩くだけで夢心地だった。但し虫は多い。

湯ノ沢峠に降りて水を沢で汲んだ。ザックを背負って立ち上がろうとしたとこ
ろで、右足がくるぶしの上まで泥に嵌った。あわてて抜こうとしたら左足も嵌っ
た。ハイカットの登山靴の上まで、雪ではなく泥に嵌るとは。

時間をかけて両足を沢で洗い、下りの道を探したが見当たらない。登山地図で
も湯ノ沢峠にあった案内板でもこの水場の先を降りるように描かれているが、
対岸に道は見当たらない。周囲をうろうろして、目の前の沢の先にリボンを
見つけた。この沢自体が登山道なのだ。

この道は整備されていないらしく、更に長い梅雨で沢は広がっているようで、
降りるのに苦労した。リボンやテープを見逃さないのは勿論、流れも踏まえて
沢の両岸や中州をどう進むか判断しなければならない。十回以上は渡渉したと
思う。くたびれて天目山温泉に着いた頃、山上はもう厚い雲に覆われていた。

今回の反省は虫除けと地図ロイドのキャッシングを忘れた事。いずれも登山装
備のチェックリストに入っているが、装備は先週雨で山行を中止したままだと
思い込み、チェックを付けたままで装備の点検をしてしまっていた。立入禁止
を知らずに泊まった事については?次回はやりません。ハマイバ丸周辺も草叢
の中は立入禁止のようです、皆様。

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