燕山荘〜大天井岳〜常念小屋

2020年08月07日(金) [日帰り]

• GPS: 06:14
• 距離: 10.3km
• 登り: 645m
• 下り: 894m

コースタイム

日帰り

• 山行: 5:37
• 休憩: 0:36
• 合計: 6:13

距離 10.3km 登り 645m 下り 903m

6:02 燕山荘
6:40 蛙岩
6:56 6:57 大下りの頭
8:26 小林喜作レリーフ
8:29 8:40 槍ヶ岳・大天井岳、常念岳分岐
9:03 9:04 大天荘
9:20 9:23 大天井岳
9:30 9:50 大天荘
10:45 東天井岳
12:15 常念小屋
12:15 ゴール地点

05:59 スタート(0.00km) 05:59 - その他(4.42km) 08:30 - その他(5.03km) 09:04 - その他(5.05km) 09:23 - その他(5.33km) 09:33 - その他(7.20km) 10:38 - その他(8.01km) 11:02 - ゴール(10.35km) 12:15

天候

強風雨時々暴風雨。
天気とくらすで登山指数はもちろんC。
ウェザーフォーキャストでは終日ライトレインで時速35kmから45km、風速にすれば10mから13m程度。しかしながら稜線での吹き上げる風はそれ以上。時折踏ん張って風をやり過ごすなど台風崩れの低気圧の所為で大変な稜線歩きになりました。

アクセス

利用交通機関：

自家用車

自宅から約450km。ほとんど高速道路でノンストップなら5時間。休憩、仮眠、木曽駒ヶ岳立ち寄りしながら穂高駅近くで帰りのため給油。穂高の保養施設街を抜け中房温泉までは離合困難な山道がほとんど。なので対向車にはくれぐれも注意を。
中房温泉登山口から燕山荘泊。

コース状況／危険箇所等

天気が良ければ最高のコースなんでしょうが、風雨で絶景なし。ただ視界不良でもコース誤りになるような箇所はありません。

その他周辺情報

燕山荘、大天荘、常念小屋

写真

8/7 6:03

燕山荘スタート時。
表銀座に向かう人影なし。

8/7 6:20

雷鳥発見

8/7 6:20

ここにも

8/7 6:20

いるわいるわ、全部で4羽。
ということは雌親鳥と子ども3羽ということか。

8/7 6:21

多分親鳥。
ルート上で砂浴びするので、邪魔したら申し訳ないなと暫く観察してました。

8/7 6:21

砂浴びする雷鳥の向こうにもう1羽。
この後、雷鳥の砂浴びが終わらないので、そろりそろりと近づくとルートから外れてくれました。

8/7 6:39

雨は降ったり止んだり。

8/7 6:57

景色なんか無し。
雷鳥を見られたことで良し。

8/7 7:13

シナノオトギリ

8/7 8:22

切り通し岩
喜作レリーフ

8/7 8:22

切り通し岩

8/7 8:29

分岐

8/7 9:12

チングルマ

8/7 9:20

景色ナシ。風雨強し。

8/7 9:21

一緒に登った綺麗な御婦人にパチリして頂きました。

8/7 9:23

頂上お社

8/7 9:48

大天井岳直下。大天荘前のテン場。ひと張りのみ。
この悪天候時のテント泊、猛者ですね。

8/7 9:51

前同

8/7 9:51

視界50mほど

8/7 9:53

コゴメグサ

8/7 10:00

チングルマ
綿毛になる前

8/7 10:00

チングルマ
綿毛になる直前

8/7 10:03

常念岳はまったく見えない。

8/7 10:03

ん、雷鳥！

8/7 10:04

ここでは2羽

8/7 10:04

雷鳥観察

8/7 10:04

じっとして動きません。

8/7 10:04

余裕でアップできました。

8/7 10:06

2羽が重なって胴長になってしまった。

8/7 10:06

天気が悪いのでじっくり雷鳥観察

8/7 10:06

前同

8/7 10:10

さぁ先を目指します。

8/7 10:23

時折稜線が見えるものの風が強いので一瞬だけ。

8/7 10:24

雨も強い

8/7 10:24

ハクサンシャクナゲ

8/7 10:25

ヒメコザクラ

8/7 10:32

ハクサンボウフウ

8/7 10:41

ようやく常念小屋の文字

8/7 11:02

看板の文字不明。

8/7 11:03

読めない

8/7 11:03

8/7 11:20

ルートはしっかり見えます

8/7 11:26

8/7 11:26

先行者は燕山荘近くから御一緒になった綺麗な御婦人。

8/7 11:32

時折明るくなる稜線

8/7 11:46

常念小屋まであと少し

8/7 11:46

8/7 11:59

ようやく本日の宿泊地常念小屋が見えました。

8/7 12:11

風雨が強くレンズに雨粒がいっぱい。

8/7 12:11

まもなく常念小屋到着

撮影機器：

COOLPIX A900 NIKON

装備

個人装備

Tシャツ ソフトシェル ズボン 靴下 グローブ 防寒着 雨具 ゲイター 日よけ帽子 着替え 靴 予備靴ひも ザック ザックカバー 行動食 非常食 飲料 ライター 地図（地形図） コンパス 笛 計画書 ヘッドランプ 予備電池 GPS 筆記用具 ファーストエイドキット 常備薬 ロールペーパー 保険証 携帯 時計 サングラス タオル ツェルト ストック カメラ シェラフ 携帯トイレ

感想

トシ

燕山荘出発直後あまりに風雨が強く撤退も脳裏をよぎりましたが、とりあえず大天井岳まで行ってみようとスタート。
が、あまりに風が強いので一旦戻ってレイングローブ装着後リスタート。
雪山じゃないのでルートを見誤ることはありませんでしたが北アルプスの大パノラマをバックに縦走するなんてことはまったく期待できず。とにかく風に吹かれないよう注意を払いました。
追い抜いていったのはトレラン姿の男性ひとりのみ。
すれ違ったのも大天井岳まで1組2名、常念小屋まで7〜8組程度。
悪天候のなか当たり前ですね。とにかく縦走したという結果だけで、山を楽しむということにはなりませんでした。
そんな中、燕山荘出発20分後や大天荘出発10分後位の2度も雷鳥に遭遇できたのが良かった。
雷鳥は人間が危害を加えないことを知っているのか近づいても少し避ける程度で、まるで街中の鳩と同じ。なのでじっくり観察できました。
途中風雨が強いことから大天荘でリタイヤも考えましたが、ここまで来たのだからと先を目指すことにし、なんとか常念小屋に辿り着きました。ルート上から常念小屋の屋根が見えた時にはほっとしました。天候だけは如何ともしがたく、さらに悪化することも予想され、風雨を凌げる小屋があるということは非常に有難いことです。
今回、表銀座の大パノラマのなかの縦走を夢見てきたものの叶わず。
槍ヶ岳を眺めながらの縦走を諦めきれないので必ずリベンジします。
自宅からもう少し近ければねぇ。

リベンジするぞ！