地獄八景亡者戯（大月地獄谷〜五助山）
Kuro
Kumainkobe
体力度について
- GPS
- 07:30
- 距離
- 13.7km
- 登り
- 1,104m
- 下り
- 1,274m
アクセスを調べる
標高グラフを拡大コースタイム
- 山行
- 6:28
- 休憩
- 1:01
- 合計
- 7:29
| 天候 | 曇りのち晴れ |
|---|---|
| 過去天気図（気象庁） | 2020年08月の天気図 |
| アクセス |
利用交通機関：
電車
帰りは、阪急御影駅 |
| コース状況／ 危険箇所等 |
●大月地獄谷：登り 六甲最難関と言われる大月地獄谷へは、経験者との同行が無難です。 堰堤や滝が30カ所近くあり、踏破にはそれなりの体力と技術を要します。 赤テープが至る所に、沢の分岐も複数あり、ルートファインディングが必要です。 高巻きルートの中には崩れやすい土の急登があり、キックステップを要します。 ロープは劣化している所もあり、極力頼らないようにして下さい。 複数で行く場合は、落石を避けるために軸線をずらすか一人ずつ通過して下さい。 ●五助山：下り 笹藪漕ぎの激下り箇所あり、足元には注意が必要です。 ナイフリッジや痩せ尾根の一部には、崩壊が見られ要注意です。 |
| その他周辺情報 | ふじ温泉：阪急御影駅から阪急六甲駅に移動後、徒歩数分 |
写真
ボーイスカウトの子供たちが集合して賑やかでした。(Kuma)
壊れもの（心）注意ってことで(kuro)
暑かったのでドボンしました。(Kuma)
かなり荒れてましたね。(kuro)
ワイヤーで固定されているんですね。(Kuma)
大崩落とは様子がちがいますものね。(kuro)
かなりエグイ下りになります。(kuro)
越えた所が「A-4」(kuro)
滑りやすいので神経使いました。(Kuma)
鋼製堰堤はごつくていい感じ(kuro)
ここは平和で良かったですね。この後すぐ「A-6」(Kuma)
いつかは登ってみせる！(kuro)
落石注意地点です。(kuro)
この後、足元の岩が崩れました💦(kuro)
ここも滑りやすく要注意でした。(Kuma)
背筋と上腕を試されます(kuro)
堰堤からの見晴らしは最高ですね。 (Kuma)
引き込まれないように！！(kuro)
「A-7」の滝で昼食後、激�盍�きへ挑みます。(kuro)ここは地獄谷の中で最も困難な場所でした。急登でザラザラ崩れる真砂土につま先を突き刺し、しっかりした木やその根を見極めて掴みながら超えました。 (Kuma)
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ここは地獄谷の中で最も困難な場所でした。急登でザラザラ崩れる真砂土につま先を突き刺し、しっかりした木やその根を見極めて掴みながら超えました。 (Kuma)
去年よりふにゃふにゃでした(kuro)
激やぶですね〜。(kuro)
ガーデンテラスは、お盆のせいか家族連れで賑わっていました。人混みを避けるようにオヤツタイム、冷凍フルーツミックスです。(Kuma)シャリシャリ感が最高でした、ご馳走様です(kuro)
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シャリシャリ感が最高でした、ご馳走様です(kuro)
平泳ぎ中(kuro)
懐かしー、知らない人多いかも(Kuma）
地形図でルートファインディングをするkuroさん。きっちり正しいルートを見つけ出して誘導してくれました。この技、きっちり習得しなければ！ (Kuma)
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色んな踏み跡が集中してましたね(kuro)
木から生えている線香の燃えカスのようなものは何でしょう？(Kuma)指で触るとボロボロと崩れます(kuro)
追加：キクイムシのフラス（糞と木くずが混じったもの）
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指で触るとボロボロと崩れます(kuro)
追加：キクイムシのフラス（糞と木くずが混じったもの）
ナイフリッジ手前の崩落地点を振り返る。左右に幅が無く、かつ草が茂って怖かった。(kuro)ココは向かって左のエグれた崩落箇所も、右の草木に覆われた崖も切り立っていて、どっちに落ちても危険な所でしたね。(Kuma）
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ココは向かって左のエグれた崩落箇所も、右の草木に覆われた崖も切り立っていて、どっちに落ちても危険な所でしたね。(Kuma）
激闘の後のけだるさが心地よかった。(kuro)
装備
| 個人装備 |
【kuma】コンプレッション長袖シャツ
コンプレッションタイツ
短パン
靴下
グローブ
日よけ帽子
ヘルメット
登山靴
ザック
膝プロテクター
昼食
行動食
飲料
笛
ヘッドランプ
予備電池
GPS
ファーストエイドキット
常備薬
入浴後の着替え一式
保険証
携帯
時計
タオル
ツェルト
カメラ<br />【kuro】着替え一式
ロープ30ｍ
スリング
簡易ハーネス
登攀具一式
テーピングキット
痛み止め
シグナルミラー
ライター
ろうそく
ヘッデン
結束バンド
ナイフ
ココヘリ
150dB笛
コンパス
ポンチョ
蛍光シート
エマージェンシーブランケット
ヒエロン
カメラ他
|
|---|
感想
Kumainkobeさんが、涼しくなってから計画しているロングトレイル・・・まずは、スタートをどこから始めるかを検討するための下見に同行して来ました。
計画の中では、難関の「大月地獄谷」が含まれており、ここをどうクリアするかが成功の鍵となりそうです。人数が増えるとなおさら時間がかかるのも課題となりそうです。
大月地獄谷へは、登りで1回、下りでは赤滝谷からの1回しか行った事はなく、記憶を頼りながらの山行になりました。
寒い時期と違い、夏のうっそうと茂る植物や、長雨などでの倒木・土砂崩れなどで景色はガラリと変わっていました。
今回、初めてのルートとしては地獄谷からエスケープする「オリエンタル谷」と、ガーデンテラスから五助山を経てナイフリッジを通る2ルートです。
どちらも、ルートファインディングを楽しむためには好ルートで、勘所を鍛える意味でも面白かったです。
ただ、最後のナイフリッジ手前の大崩落地点の通過は、道幅も肩幅くらいで両側は削げ落ちて軟地盤となっており、かなり緊張を強いられました。Kumainkobeさんと「ここ、あかんね・・どっちに落ちても死ぬかもね」などと言いながらビビりながら通過しました。
今回の課題は、真夏の歩荷状態では肉体が付いてこなかったことが判明したこと。五助山へ下る途中交互に足が攣ってしまい、Kumainkobeさんにツムラの��68を頂き急場をしのぐことが出来ました。ありがとうございました。
六甲最難関「大月地獄谷」の名を聞いた時は惹かれました。kurokuwa65さんに相談した所、一人で行かせるのは危険と思ってくれたようでご同行いただけました（笑）。彼はこの難関ルートを2度経験されています。
地獄行きルートらしく、住吉霊園横から入渓です。堰堤の名前が荒神山で始まるうちは険しくも比較的温和な顔つきでした。しかし堰堤を10以上超え、その名が紅葉谷と変わった途端に荒れ出し、倒木が遮る沢道を潜り抜け、まだ生々しい土砂崩れの工事現場を通り抜けました。
紅葉滝(F0）を超えると谷は狭く深くなり、ここでヘルメットを装着、緊張が高まります。地獄谷大滝(F1）に達した頃には、日の光が届きにくいほど谷は深くなり、地獄の名に相応しい難ルートが続きました。特にF5の高巻きは、急登でザラザラ崩れる真砂土、つま先を土の中に突き刺し、しっかりした木やその根を見極めて掴みながら超えました。最後は、長い藪漕ぎをさけるため、オリエンタル谷を遡上し、旧ロープウェイ駅に登り詰めました。
お盆で賑わうガーデンテラスでまったり休憩した後は、五助山経由で下りました。縦走路からの分岐点に立つ標柱には、「この道は熟練者向きのコースです。迷いやすく危険です。」とあります。確かにいきなり笹藪漕ぎのツルツル激下りが始まりました。展望のない五助山を超えたあたりでは、マムシに遭遇しました。また崩壊が進みより一層切り立ったナイフリッジにはかなり肝を冷やしました。
最後は、また住吉霊園の横を抜け、住吉・御影に下りました。「霊園に始まり、霊園に終わる」、難関地獄に相応しい山行になりました。こんな暑い時期に、地獄行きにお付き合いいただいたkurokuwa65さん、ありがとうございました。
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kotarou1114 さん
大月地獄谷行かれたんですね?
行きたかったなぁ
前回、水量の多さに敗退でしたからねぇ😣
水量は落ち着いているようでしたね。
工事が本格化すると従来の取付きは使えなくなるので、完全制覇するのは今しかないでしょうね。
私は秋口に敗退場所の石切道ポイントから入ってみます。
厳しいコースと聞いていたので、かなり予習して望みました。
おまけにバリエーションルート大好きkurokuwa師匠にも同行いただけました。
お陰様で4時間ほどで地獄から這い上がることが出来ました。
みよし観音に突き上げるルートだと藪漕ぎ地獄が加わり、もっと時間を要したと思います。水量がそれほど多くなかったことも幸いでした。
沢筋で日差しが当たらない所なので、夏でも大丈夫と思いました。
涼しくなったら足を濡らせなくなり、もっと難易度が上がりそうです。
地獄谷では、他の誰にも会うことはありませんでした。
十分お気をつけて！
Kumainkobe ฅʕ·ᴥ·ʔฅ
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