ぼくの夏休み(4) 猛暑でぐたぐたの飯豊山
- GPS
- --:--
- 距離
- 20.5km
- 登り
- 2,121m
- 下り
- 2,111m
コースタイム
- 山行
- 8:38
- 休憩
- 0:45
- 合計
- 9:23
- 山行
- 11:27
- 休憩
- 1:50
- 合計
- 13:17
天候 | 晴れ 猛暑 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2020年08月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
目印には木の標識が立っているが今回はあまり撮影しなかった。 |
写真
感想
いやあ、大変な山だった。それにしても大きくて偉大な山だ。長く、たくましく、花は可憐だ。そして、この両日はかんかんでりで大変だった。
ちょうど「てんきとくらす」ではこの2日のみA判定であった。よってこの日に自分のスケジュールを合わせたのだ。私にとって、飯豊山とはそういう山である。そして、その日に合わせて切合小屋の予約を取った。
県境としても面白い山だ。新潟県と山形県の間に細く延びた細い道、これが福島県だ。三国小屋から山頂、御西小屋までは細くなった福島県が道となっている。
山頂に向けて左は新潟県、右は山形県、道の上のみ 福島県だ。登山道の横で休憩しているとそこはもう別の県だ。
ちなみに三国小屋、切合小屋、本山小屋、御西小屋‥は福島県喜多方市の扱いでるそうだ。
今回の入山口は御沢登山口からである。最初は秡川登山口から入ろうと思ったがそこに至る県道の交通規制があったからだ。
そして、前日の夕方に登山口駐車場入ることにする。県道からの2kmの道の入る幅がギリギリで柵に車をぶつけそうになるのでる。朝起きると駐車場は満車であった、夜中にここを運転してきたんだなあと、感慨深い。
登山口の朝も早い、続々と登山道に人が飲み込まれていく。私もあわてて準備をしてその跡を追うこととなった。
今日の行程は切合小屋まで、時間があったら山頂までのピストンを終えて切合小屋で泊まれればなおよい。
まずは一気に体を目覚めさせてくれるようなだらだら登り+急登の連続だ。0.5kmごとに休憩適地があり、皆さん結構な休憩をとっている。
そして、地蔵清水までが一区切りか。皆さんここて大量の水を補給し、顔ザブして進んでいく。
次は三国小屋までの登りだ、剣ヶ峰というピークがあり、そこからもかなりの岩場を登っていく。一応ストックしまった方がいいと書かれているが私はストックを使って通過した。特に危険なところはなかった。
三国小屋から先が細い県境である。しかしながら、かなりのアップダウンで先は見えない。ただただ緑の中に茶色のコースが見え、たまにそこを行き交う人が見えるのみだ。
そして、ここから楽しいのは、花とチョウである。何といってもキベリタテハとクジャクチョウを撮影できたのは嬉しかった。キベリタテハは人生初チョウであります。
そんなこんなで切合小屋にたどり着いた。もうすでに14時を越えていたので山頂までの往復は次の日にすることとした。
早速ビール1本、価格のことでこれ以上飲もうとは思わなかった。1ml2円以上である。ただ、ここの小屋は夕食朝食が出るのだ。夕食は定番カレーライス、お代わり自由だ。ルーも小屋の手作り感一杯でなかなか美味しかった。
この小屋は電気がないので日没は消灯を示す。布団がないので持参シュラフにくるまってずいぶんと寝たような気がする。暗くなりたての時に見えた大朝日連峰がきれいだった。
朝は5時頃に朝食をとる、卵かけご飯だ。もちろんご飯味噌汁お代わり自由、卵も食べ放題だ食べている横をテントの人だろうか、続々と通りすぎる。私も朝食を終わらせ山頂に向かおう。
切合小屋からは2つのピークを越えた所が本山小屋、そこから15分ほどで山頂だ。体はサブバッグのみなので軽い。それでも本山小屋手前の急坂は身にしみる。辛くも本山小屋、そして、飯豊本山にたどり着いた。
山頂にはたくさんの人がいて交代で写真撮影を行っていた。大日岳方面から来ている人もいた。イイデリンドウもヒメウスユキソウも撮影した。悔いを残さす下山しよう。私は山頂を立ち去った。
切合小屋で荷物を整え、管理人さんに一言言って小屋を立ち去った。とりあえず三国小屋までは順調に来た、三国小屋にて大休止、この日の太陽は暴力的だ。
水場について水をたくさん飲んだ。写真撮影をもう止めた。時間をかけて、ほうほうの体で歩いては呼吸を整え、を繰り返した。
どうにかして車にたどり着いたようで、私は中で寝てしまっていたようだった。
その後、体調回復に勤めている。寝たり、温泉いったり。
そして、夏休みは終わり、神奈川の自宅に帰宅することとなった。
17日から仕事が始まる。
aiさん 飯豊登頂おめでとうございます㊗
この頃は、晴れると高山でも、森林限界超えると暑いですね😵
ここ2年くらい行っときたい山です⛰
でも、今年は、昨日帰ったばっかりで、疲れてるからか行けなさそうですー
楽しく拝見しました、ありがとうございました😊
落ち着いたら、高尾で
muttyann
muttyannさん、こんにちは。コメントありがとうございます。
飯豊山は、丹沢を1.5倍ぐらいにしたスケールと考えていいと思います。しかし、丹沢のような歩きやすい木道などはなく、すべてが岩登り、鎖等なんです。
それだけだったら別にいい。この太陽は本当に暴力的でした。
下ってから数日間、筋肉痛、熱中症等の症状で町歩きすらさせてくれなかったのですから。
時期を見て歩いてみてください。私も、季節を変えて別の登山口から歩いたり縦走したりしてみたいとおもいます。
aideiei@栃木県でした。
aiさん今日は〜
飯豊連峰にはいつか行ってみたいと思っていますが、完全に守備範囲外ですねー
先に見えてるアップダウンを一つひとつクリアしていくのは精神的にも肉体的にもキツイです。まして灼熱の太陽にさらされては大変だったでしょう
印象に残る山行になったに違いありませんね
夏休みシリーズはまだまだ続くんですか?熱中症にはくれぐれも気をつけて下さいね。
subaru5272
subaru5272さん、こんにちは。コメントありがとうございます。
実は、夏休みの記録はこれでおしまいなんです。17日から仕事が今年は始まります。夏休みは例年の3分の1ですね。
そして、飯豊山のあとは体調を崩し涼しいところで体を休めたり温泉に入ったりしました。ただでさえ、東北は雨が多かったですし、気温も高かったので。
なお、この2日目は稜線で32度、山麓では37度だったそうです。
それは大変ですわ。
aideiei@栃木県でした。
東北の百名山・飯豊ゲットですね
なかなか遠くて最後になると噂のお山
固有種?のリンドウ も素晴らしいですね
cyberdocさん、こんにちは。コメントありがとうございます。
いやあ、この山はただの百名山ではないですよ。10名山を決めるときでも絶対候補に残ります、そんな山です。
ここは、公共交通機関でいくにはなかなか難しいのですが、じっくりと楽しむのであれば、1人であれば公共交通機関を使って縦走するとこだと思います。2人以上いれば車2台作戦が有効と思います。
いつか、きっと、飯豊山を楽しんでみてください。
aideiei@栃木県でした。
aiさん
2015年の8月に飯豊温泉に泊まった時に飯豊山荘の方から飯豊山のことを聞きました。当時の私の感想は「私には無縁の山」でした。
5年が経ち、こうしてaiさんの記録を読むと「私にも行けるかなぁ」という感想に変わりました。
稜線で32℃は、かなりきつかったのではと思います。ご無事に下山、何よりです。
hamburg
HBさん、こんにちは。コメントありがとうございます。
飯豊山、飯豊山塊でしょうか。「とてもイイで!!」という人もいれば「もうイイで!!」という人もいるのかなと思いました。
今回は本当にきつい山行でした。でも、この季節でないと固有種「イイデリンドウ」が見られない、そんな葛藤の中での山行でした。暑くてきつくて厳しくて、次行くなら季節を変えて(秋か、梅雨前)に別のコースで行ってみたいですね。
体力、準備、技術に加えて運が必要な山だと思いました。
aideieiでした。
aiさんこんにちは。
お体回復しましたか?
夏の飯豊山、はっきり言ってクソ暑いですよね。
自分は数年前7月連休に登りましたが暑さでやはりフラフラになりました。思い出したらまた調子悪くなってきました笑
お花が有るのが唯一の救い。そしてキベリさん初撮おめでとうございます。あまりいないから嬉しいですね!
百名山も末期、aiさんの未踏峰もボスキャラ続きですね。自分は平ヶ岳とトムラウシ、知床コンビがやっかいですwww
飯豊山本当にお疲れ様でした〜
kr
krkdxさん、こんにちは。コメントありがとうございます。
体調は回復しました。今は明日に向けての移動中です、涼しいところに行きたいと思っています。ご心配ありがとうございました。
キベリタテハは、実際見ると興奮しました。写真で見るとは違うなあ。いい気分にさせてくれる蝶ですね。
さて、百名山も南アルプス5座と北海道3座(トムラウシ、幌尻岳、利尻岳)、そして、宮之浦岳になりました。今年はもう無理かなあ。暖冬だったら冬休みに屋久島にいくのもいいと思うけどなあ。
aideieiでした。
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