幌尻岳（チロロ林道往復）

2020年07月24日(金) [日帰り]

• GPS: 12:41
• 距離: 26.1km
• 登り: 2,902m
• 下り: 2,901m

コースタイム

日帰り

• 山行: 11:12
• 休憩: 1:23
• 合計: 12:35

3:10 二岐沢出合 登山口
3:46 3:46 取水ダム
4:10 4:10 二岐・二ノ沢出合 天場
5:38 5:42 トッタの泉
6:31 6:31 ヌカビラ岳肩
6:36 6:44 額平岳
7:24 7:24 北戸蔦別岳
7:48 7:54 幌尻山荘分岐
8:19 8:20 戸蔦別岳
9:21 9:21 幌尻岳の肩
9:50 10:28 幌尻岳
10:54 10:54 幌尻岳の肩
11:54 12:03 戸蔦別岳
12:22 12:22 幌尻山荘分岐
12:52 12:57 北戸蔦別岳
13:16 13:17 額平岳
13:21 13:21 ヌカビラ岳肩
13:47 13:52 トッタの泉
14:54 14:54 二岐・二ノ沢出合 天場
15:18 15:24 取水ダム
15:45 二岐沢出合 登山口

登山口から取水ダムまでの林道は走った。

天候

雨のち曇り

アクセス

利用交通機関：

自家用車

公共交通機関は利用できないので、レンタカーを利用した。

コース状況／危険箇所等

渡渉箇所は、ピンクテープがあるのでわかりやすい。
稜線からのハイマツの薮は、結構難渋する。
他の登山者が草刈り用のレッグガードのようなものを装着していて、かなり楽ができたと言っていた。
ワークマンで買えるらしいので、今後ハイマツ薮のあるところに行く機会があれば試してみたい。
ただ、前日入りした方の話では、強い雨が降ると急に水量が増し、渡れなくなるそうだ（その方々は、雨の中2時間以上渡渉箇所で待機して、水深が浅くなるのを待ったとのこと）。

その他周辺情報

下山後、「沙流川温泉 ひだか高原荘」を利用したが、コロナ対策で入場制限を行っており、あまりお勧めできない。
待ち時間を長く言ったり（30分程度の待ち時間でも2時間と案内する）、整理券を配布しながらも、列から外れると無効と宣言するなどの嫌がらせをして、できるだけ利用者を怒らせて帰るよう仕向けていると言われても仕方がない接客態度だった。
もし、利用したいなら、係員が案内する待ち時間より、並んでいる人の数で判断すると良い。
私のときは、前に10人並んでいて2時間待ちと言われたが、30分も待たなかった。

写真

いざわ釣り堀の分岐付近にある看板。
登山口のゲートは、ここから未舗装路を20分くらい走ることになる。

登山口ゲート付近の看板。

ゲート。車は15台くらい置けそう。
ここから林道を3kmくらい歩くことになる。

林道終点。

渡渉交じりの川沿いの登山道は、川を離れると一気に突き上げる。
このときは雨が降っていたため、写真はなし。

ヌカビラ岳。ここからはハイマツに苦しむことになる。

北戸蔦別岳。
雨は上がった。
ヌカビラ岳から北戸蔦別岳までの間、テン場として良さそうなところが数カ所ある。

少し晴れ間も

一瞬晴れたが、これは長く続かなかった。

幌尻岳方面を望む。

戸蔦別岳。

日高に来たことを実感させるカール。

背丈ほどもあるハイマツ。
そのうち終わるだろうと、ストックを手に持っていたが、山頂までハイマツに苦しめられた。
稜線に出たら、デポするか、早々に片づけたほうが良い。

幌尻岳までもう一息。

山頂。
残念ながら、西側の展望はなかった。

新冠方面。

新冠分岐が見える。

山頂の看板の裏に説明書きがあった。

東側の展望。

名残惜しいが、14時には天候が悪化する予報なので、下山せねば。

ここに限らず、花はたくさん咲いていた。
植物の知識がないのが残念。

夜歩くと危ないところも。

いつか植物の知識をつけよう！といつも思うのだが。。

またハイマツの薮。

戻ってきた。

戸蔦別カール。
このカールの底にヒグマがいた。無心に何かを食べていた。

幌尻山荘分岐。
今年はコロナの影響で豊糠バスが運休になり、チロロコースにしたが、いつかは額平川ルートも辿ってみたい。

北戸蔦別岳に戻った。

後はもどるだけ。

ヌカビラ岳まで戻る。
後は川まで急降下だ。

道中、2箇所ハシゴがあった。

トッタの泉。
ここは湧水なので、エキノコックスの心配はいらない。

やや薮がちな道を下る。

目の前にキタキツネが登場。
かわいいけれども、撫でてはいけない。

林道終点に下山。

ゲートに戻った。
長かった！

装備

個人装備

Tシャツ 靴下 雨具 着替え 靴 ザック 朝食 昼食 行動食 非常食 飲料 ハイドレーション 地図（地形図） ヘッドランプ 筆記用具 ロールペーパー 保険証 携帯 時計 タオル ポール

備考

ポールは要らなかった。ハイマツに引っ掛かるので、早々に収納すべきだった。

感想

gen560

今回は、装備品の扱いに課題が残った。
渡渉があるので、普段はあまり使わないストックを持って行ったが、渡渉はほとんどくるぶしレベルで、ストックの出番はなかった。
一方、ハイマツの薮では、手に持っていたストックは邪魔以外の何物でもなく、さっさとしまえばよかったのだが、そのうち薮もなくなるだろうと思い、持ち続けていたら、山頂までちょくちょく薮が現れ、難渋した。