赤城山(鍋割山、荒山、駒ヶ岳、黒檜山)
- GPS
- --:--
- 距離
- 12.8km
- 登り
- 1,546m
- 下り
- 1,008m
コースタイム
天候 | 晴れ |
---|---|
アクセス |
利用交通機関:
電車 バス
復路は大洞からバスで前橋駅に出た |
コース状況/ 危険箇所等 |
赤城国際カントリークラブの入口から鍋割山に向けて林道を上がって行った。途中、親切なドライバーが鍋割山の登り口まで乗せてやる、というのでありがたく乗せていただいた。 鍋割山への道は必ずしもわかりやすくはなく、一か所灌木の藪の中を突破した記憶がある。しかし、頂上に出てみるとよい道があったので、どこかで登り口を間違えたのだろう。 鍋割山から荒山を経て林道に降りるまでの道ははっきりしていたが、荒山から先は割合と細い道だった。 林道沿いを大洞方面に歩くと登山道沿いには落ちていないゴミが道路脇に落ちているのが目立った。自分で何もかも持ち歩かねばならない登山者はあまりごみを捨てないが、車に乗っていて、苦労なくしてゴミを持ち去れる人がゴミを捨てる。人間とは度し難いものだ。 大洞から駒ヶ岳への道は梯子などもある登りだったが、短時間で登れた。黒檜山への登りも200m位の標高差で大したことはなかった。頂上からは雪をかぶった武尊山や谷川方面が見えたが、ややかすんでいた。 下りは大沼畔に降り、赤城神社に参拝して大洞からバスで前橋に出た。 |
感想
1994年の春、大学院にいた頃、埼玉に移った実家に初めて帰ってみると、朝方、部屋の窓から北西方向になだらかな稜線を引く山が見えました。20万分の1地勢図で調べてみると、赤城山の一峰、鍋割山が見えていることがわかりました。
赤城山は大洞までバスで簡単に行けてしまうので、それまで登山の対象としてみたことはありませんでしたが、私の持っていた地図には鍋割山の稜線に登山道が表示されていませんでした。しかし、これだけの山の稜線に路がないわけはない。しかも、鍋割山・荒山・地蔵岳・黒檜山と歩けば、赤城山でも結構手ごたえのある山登りができそうだ、と思いつくと、すぐにでも登ってみたくなり、中国人留学生の楊さんをさそって出かけることにしました。
前橋からバスに乗り、ゴルフ場の入り口で降り、レンゲツツジが咲く森林帯の車道を上がっていくと、途中親切なドライバーの方に乗せていただき、鍋割山の登り口まで行き、そこから歩きました。
基本的に道はあるルートでしたので大きな問題はありませんでしたが、登山経験のない楊さんには少しきつかったようで、地蔵岳は省略したものの、黒檜山の登りではばてていたようでした。それでも二週間後には楊さんと一緒に金峰山から甲武信岳までの縦走をしましたし、その後楊さんは一人でも八ヶ岳等に登るようになりました。
書物やインターネットで知識を仕入れるのでなく、遠くから見た山の姿に魅力を感じて登りに行く、というのは、山に出会うきっかけとしてはもっとも自然でいい出会い方だと思います。これからも山に登ったら周囲の山に目を凝らし、面白そうな山やルートを見つけ出して、自分なりの山登りをしたいものです。
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