丹沢/中川川マスキ嵐沢
- GPS
- 06:12
- 距離
- 7.7km
- 登り
- 975m
- 下り
- 995m
コースタイム
天候 | 快晴 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2020年08月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
大滝沢林道の2つ目のゲート前に3台駐車可能な余地があるが塞がっていたので県道脇の余地に駐車。 |
コース状況/ 危険箇所等 |
◆道の状況 ・マスキ嵐沢 岩は割とカチッと安定していて滑りも少なく、快適に登攀できる。高巻きも無く、詰めも(まあ)平穏で初心者を連れて行っても安心できる沢。 ・権現岳西南尾根 踏み跡は少しあるが簡単に迷えるポイントが幾つかある。赤テープは1箇所見ただけ。 ◆登山ポスト 西丹沢VCにはあるが大滝橋近辺には無い。 |
写真
感想
困った時のマスキ嵐沢。夏休みも終盤だけど1日どこか行こうとなり、とは言えここのところ夕方には雷雨になることも多いので近め短めで、となるとマスキ嵐沢かな。小粒だけれどカチっとした滝にナメも続き、なかなか楽しい沢だ。猛暑日の水遊びには実に適している感じだ。
いつものように林道に入ってみるとゲート前の余地は3台キチキチに停められていた。ゲートの中にも余地はあるが重機があり、動かすとなると不安もあるので県道76号線でトンネルを潜った所の余地に駐車した。この時点で10台位はいたけれど帰る時には倍以上の車列になっていた。流石に夏休みだ。金曜日にしておけば多少は空いていたかもしれない。
30分程歩きマスキ嵐沢に出合うが、案の定最初の2つの木橋は流れていた。マスキ嵐沢でしばし2人を待つと4人パーティがやって来た。彼らもマスキ嵐を遡行する様子。沢で他パーティと遭遇するのは今年初めてだ。4人パーティが入渓してから15分程間を置いて入渓した。
ナメ滝や直登できる滝が続き気持ちが良い。やはり茶色い泥が結構入っていて昨年の台風の痕を感じさせる。一番昨年と変わった感じがしたのは大岩帯の所の6m滝で巨岩が堆積したせいか全然そんなスケール感が無くなっていた。2段15mは高度があるのでロープを出して行く。靴底型7m滝でもロープを使うが登ってみると花崗岩のカチっとしたホールドが多いので不安は無い。これまで下部はホールドが少ない右壁を攀っていたがソックスにも見えるバンドを左からアプローチするとずっと容易だった。
その後も5m, 5m滝と登れる滝が続きインターミッションはナメ。最初のテーブル岩を越えて4m, 3m, ナメと進んでいくと2つ目のテーブル岩に出合う。そして840m二俣になるがここでちょうど1時間なので小休止。これ以降は明確な滝場は無い印象で875m二俣を過ぎるとほぼ水も涸れたので沢靴を脱ぐことにした。そこからはいつもの詰めのルートで5m, 10m涸滝を登って稜線に出る予定でいたが、5m涸滝の直前で13Kさんが地図を眺めながら左俣に行った方が低い標高で稜線に出るので楽そうだと。じゃあ行ってみようか、と進むと左俣はまだ水が少し流れていてナメ滝やらトイ状滝やらまだあった。V字になった渓を詰めて行き稜線まで近くなった所で左側の支尾根に取り付いたが、この辺りになると傾斜も増して落石の危険性もそこそこある。僕は少しそのまま登ってみたがやがてザラザラグズグズになるのでクライムダウンして渓をトラバースして支尾根に取り付いた。
稜線の登山道は西に進むと畦ヶ丸に出るようだ。東に進むとまず権現山北尾根の分岐に出合う。それを越えてアップダウンを繰り返しながら出合うコルが本来の詰めのゴールだ。権現山山頂の手前で単独行の人に出逢ったがどこから登って来たのだろう?権現山山頂からは南西尾根、いつものように13Kさんのナビゲートのお陰ですんなりと下山。前は赤テープやら黄色テープがあちらこちらにあったが今ではほとんどが無くなっている。大滝取水設備の所で沢で汗を流す。森の中は蒸し暑かったので生き返る。
降りてくるとキャンプ場や河原の賑わいは更に増していた。まあ、僕らも夏休みを満喫できました。
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