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Yamareco

記録ID: 2504487
全員に公開
沢登り
丹沢

丹沢/中川川マスキ嵐沢

2020年08月15日(土) [日帰り]
 - 拍手
体力度
3
日帰りが可能
GPS
06:12
距離
7.7km
登り
975m
下り
995m
歩くペース
速い
0.80.9
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

日帰り
山行
5:18
休憩
0:55
合計
6:13
7:37
7
スタート地点
7:44
7:44
34
8:18
9:01
176
11:57
12:08
92
13:40
13:41
9
13:50
ゴール地点
天候 快晴
過去天気図(気象庁) 2020年08月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
◆駐車場
大滝沢林道の2つ目のゲート前に3台駐車可能な余地があるが塞がっていたので県道脇の余地に駐車。
コース状況/
危険箇所等
◆道の状況
・マスキ嵐沢
岩は割とカチッと安定していて滑りも少なく、快適に登攀できる。高巻きも無く、詰めも(まあ)平穏で初心者を連れて行っても安心できる沢。
・権現岳西南尾根
踏み跡は少しあるが簡単に迷えるポイントが幾つかある。赤テープは1箇所見ただけ。
◆登山ポスト
西丹沢VCにはあるが大滝橋近辺には無い。
今日は県道からスタート。しかし朝からキャンプ場入場渋滞があちこちで出来ていた。
2020年08月15日 07:36撮影 by  COOLPIX W300, NIKON CORPORATION
8/15 7:36
今日は県道からスタート。しかし朝からキャンプ場入場渋滞があちこちで出来ていた。
工事中につき回り道の指示あり。
2020年08月15日 07:49撮影 by  COOLPIX W300, NIKON CORPORATION
8/15 7:49
工事中につき回り道の指示あり。
河原に誘導される。トラロープに従って行けば良い。
2020年08月15日 07:49撮影 by  COOLPIX W300, NIKON CORPORATION
8/15 7:49
河原に誘導される。トラロープに従って行けば良い。
左岸側に渡渉があり、一応足場板で径路が作られている。
2020年08月15日 07:51撮影 by  COOLPIX W300, NIKON CORPORATION
8/15 7:51
左岸側に渡渉があり、一応足場板で径路が作られている。
しかし右岸側に戻る足場板は流されていた。ここから泥の斜面を登り林道に復帰。
2020年08月15日 07:52撮影 by  COOLPIX W300, NIKON CORPORATION
8/15 7:52
しかし右岸側に戻る足場板は流されていた。ここから泥の斜面を登り林道に復帰。
林道の修復はほぼ完了している。綺麗に出来上がっていた。と言うことは休工ならば通っても良いよね。
2020年08月15日 07:54撮影 by  COOLPIX W300, NIKON CORPORATION
8/15 7:54
林道の修復はほぼ完了している。綺麗に出来上がっていた。と言うことは休工ならば通っても良いよね。
案の定最初の木橋は流されていた。水木と夕方に雷雨があったからそこでだろうか。
2020年08月15日 08:07撮影 by  COOLPIX W300, NIKON CORPORATION
8/15 8:07
案の定最初の木橋は流されていた。水木と夕方に雷雨があったからそこでだろうか。
2番目の木橋も同様。
2020年08月15日 08:09撮影 by  COOLPIX W300, NIKON CORPORATION
8/15 8:09
2番目の木橋も同様。
3番目のマスキ嵐沢を渡る木橋は無事。
2020年08月15日 08:15撮影 by  COOLPIX W300, NIKON CORPORATION
8/15 8:15
3番目のマスキ嵐沢を渡る木橋は無事。
石を立てるには好い日?
2020年08月15日 08:16撮影 by  COOLPIX W300, NIKON CORPORATION
8/15 8:16
石を立てるには好い日?
マスキ嵐沢の標識。ここで沢支度する。
2020年08月15日 08:17撮影 by  COOLPIX W300, NIKON CORPORATION
8/15 8:17
マスキ嵐沢の標識。ここで沢支度する。
先行4人パーティがいたので彼らが出発して15分後に出発。今年沢で他のパーティに出逢うのは初めてだ。
2020年08月15日 09:01撮影 by  COOLPIX W300, NIKON CORPORATION
1
8/15 9:01
先行4人パーティがいたので彼らが出発して15分後に出発。今年沢で他のパーティに出逢うのは初めてだ。
最初に出合う3m滝。
2020年08月15日 09:02撮影 by  COOLPIX W300, NIKON CORPORATION
1
8/15 9:02
最初に出合う3m滝。
流心からか左壁から行くことが多かったが今日は右壁スラブから行く13Kさん。僕もこれに従う。
2020年08月15日 09:03撮影 by  COOLPIX W300, NIKON CORPORATION
1
8/15 9:03
流心からか左壁から行くことが多かったが今日は右壁スラブから行く13Kさん。僕もこれに従う。
滝上も岩ゴロゴロがなければナメが続いているはず。
2020年08月15日 09:04撮影 by  COOLPIX W300, NIKON CORPORATION
8/15 9:04
滝上も岩ゴロゴロがなければナメが続いているはず。
ナメ滝が続く。
2020年08月15日 09:05撮影 by  COOLPIX W300, NIKON CORPORATION
1
8/15 9:05
ナメ滝が続く。
5×8m滝。
2020年08月15日 09:06撮影 by  COOLPIX W300, NIKON CORPORATION
8/15 9:06
5×8m滝。
右壁から登る13Kさん。流心からも登れる。
2020年08月15日 09:06撮影 by  COOLPIX W300, NIKON CORPORATION
8/15 9:06
右壁から登る13Kさん。流心からも登れる。
6×10m滝。そこに至るナメ滝も良い。
2020年08月15日 09:08撮影 by  COOLPIX W300, NIKON CORPORATION
8/15 9:08
6×10m滝。そこに至るナメ滝も良い。
6×10m滝はどこからでも登れる。易しいから面白く無い訳では無い。
2020年08月15日 09:08撮影 by  COOLPIX W300, NIKON CORPORATION
8/15 9:08
6×10m滝はどこからでも登れる。易しいから面白く無い訳では無い。
ナメ滝。倒木や岩は昨年もあった。
2020年08月15日 09:10撮影 by  COOLPIX W300, NIKON CORPORATION
8/15 9:10
ナメ滝。倒木や岩は昨年もあった。
ナメ滝。
2020年08月15日 09:10撮影 by  SO-02H, Sony
8/15 9:10
ナメ滝。
更にナメが続く。
2020年08月15日 09:11撮影 by  COOLPIX W300, NIKON CORPORATION
1
8/15 9:11
更にナメが続く。
こんな岩屋の景色はこれまで気が付かなかった。
2020年08月15日 09:11撮影 by  COOLPIX W300, NIKON CORPORATION
8/15 9:11
こんな岩屋の景色はこれまで気が付かなかった。
目玉模様の岩には見覚えがある。
2020年08月15日 09:13撮影 by  COOLPIX W300, NIKON CORPORATION
8/15 9:13
目玉模様の岩には見覚えがある。
この6m滝は随分と雰囲気が変わった。何しろスケール感が無い。
2020年08月15日 09:13撮影 by  COOLPIX W300, NIKON CORPORATION
8/15 9:13
この6m滝は随分と雰囲気が変わった。何しろスケール感が無い。
小滝が続く。
2020年08月15日 09:15撮影 by  COOLPIX W300, NIKON CORPORATION
8/15 9:15
小滝が続く。
トイ状4×10m滝。
2020年08月15日 09:17撮影 by  COOLPIX W300, NIKON CORPORATION
8/15 9:17
トイ状4×10m滝。
トイ状の滝。
2020年08月15日 09:19撮影 by  SO-02H, Sony
8/15 9:19
トイ状の滝。
ここは流心を登るのが気持ち良い。
2020年08月15日 09:19撮影 by  COOLPIX W300, NIKON CORPORATION
8/15 9:19
ここは流心を登るのが気持ち良い。
トイ状の滝。
2020年08月15日 09:19撮影 by  SO-02H, Sony
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トイ状の滝。
2段15mが見えてきた。
2020年08月15日 09:20撮影 by  COOLPIX W300, NIKON CORPORATION
8/15 9:20
2段15mが見えてきた。
一応ロープを出してAki-CLさんがリード。
2020年08月15日 09:25撮影 by  COOLPIX W300, NIKON CORPORATION
8/15 9:25
一応ロープを出してAki-CLさんがリード。
ラスト13Kさんが登る。
2020年08月15日 09:32撮影 by  COOLPIX W300, NIKON CORPORATION
8/15 9:32
ラスト13Kさんが登る。
滝上からは靴底型7m滝が見える。
2020年08月15日 09:32撮影 by  COOLPIX W300, NIKON CORPORATION
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滝上からは靴底型7m滝が見える。
13Kさんが登って来た。
2020年08月15日 09:33撮影 by  COOLPIX W300, NIKON CORPORATION
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13Kさんが登って来た。
靴底型7m滝。
2020年08月15日 09:37撮影 by  COOLPIX W300, NIKON CORPORATION
8/15 9:37
靴底型7m滝。
伸びた靴下にも見えると。僕は前からアイスホッケーのスティックに見えるんです。
2020年08月15日 09:39撮影 by  COOLPIX W300, NIKON CORPORATION
1
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伸びた靴下にも見えると。僕は前からアイスホッケーのスティックに見えるんです。
少し水量が多いからか今日は左からソックスに乗って行く。こっちの方が楽だな。
2020年08月15日 09:41撮影 by  COOLPIX W300, NIKON CORPORATION
8/15 9:41
少し水量が多いからか今日は左からソックスに乗って行く。こっちの方が楽だな。
シャワーを浴びる所はちゃっちゃと手早く登る。
2020年08月15日 09:42撮影 by  COOLPIX W300, NIKON CORPORATION
8/15 9:42
シャワーを浴びる所はちゃっちゃと手早く登る。
傾斜はあるけれどカチっとしたホールドが多いので快適に登れる。
2020年08月15日 09:42撮影 by  COOLPIX W300, NIKON CORPORATION
8/15 9:42
傾斜はあるけれどカチっとしたホールドが多いので快適に登れる。
7m滝上からは続く2つの5m滝の2番目が望める。
2020年08月15日 09:49撮影 by  COOLPIX W300, NIKON CORPORATION
8/15 9:49
7m滝上からは続く2つの5m滝の2番目が望める。
最初の5m滝は流心右から。
2020年08月15日 09:52撮影 by  COOLPIX W300, NIKON CORPORATION
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8/15 9:52
最初の5m滝は流心右から。
次の5m滝は右壁スラブから。
2020年08月15日 09:53撮影 by  COOLPIX W300, NIKON CORPORATION
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8/15 9:53
次の5m滝は右壁スラブから。
小瀧。
2020年08月15日 09:55撮影 by  COOLPIX W300, NIKON CORPORATION
8/15 9:55
小瀧。
第一テーブル岩。立つと結構傾斜している。
2020年08月15日 09:56撮影 by  COOLPIX W300, NIKON CORPORATION
8/15 9:56
第一テーブル岩。立つと結構傾斜している。
4m滝か?
2020年08月15日 09:57撮影 by  COOLPIX W300, NIKON CORPORATION
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4m滝か?
3m滝か?左下から斜上するバンドを登るのが易しい。
2020年08月15日 09:58撮影 by  COOLPIX W300, NIKON CORPORATION
8/15 9:58
3m滝か?左下から斜上するバンドを登るのが易しい。
ナメが続く。陽射しと木陰のコントラストが眩しい。
2020年08月15日 09:59撮影 by  COOLPIX W300, NIKON CORPORATION
8/15 9:59
ナメが続く。陽射しと木陰のコントラストが眩しい。
ナメ
2020年08月15日 10:00撮影 by  SO-02H, Sony
8/15 10:00
ナメ
ナメが続いている。
2020年08月15日 10:00撮影 by  COOLPIX W300, NIKON CORPORATION
8/15 10:00
ナメが続いている。
第二のテーブル岩。
2020年08月15日 10:01撮影 by  COOLPIX W300, NIKON CORPORATION
8/15 10:01
第二のテーブル岩。
840m二俣。ここは左へ。
2020年08月15日 10:03撮影 by  COOLPIX W300, NIKON CORPORATION
8/15 10:03
840m二俣。ここは左へ。
水がある間に小休止。
2020年08月15日 10:07撮影 by  COOLPIX W300, NIKON CORPORATION
8/15 10:07
水がある間に小休止。
休憩
2020年08月15日 10:09撮影 by  SO-02H, Sony
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8/15 10:09
休憩
休憩
2020年08月15日 10:09撮影 by  SO-02H, Sony
8/15 10:09
休憩
これは板状2mか?それともCSだったのか?
2020年08月15日 10:23撮影 by  COOLPIX W300, NIKON CORPORATION
8/15 10:23
これは板状2mか?それともCSだったのか?
こっちがCSだったのかも?いずれにせよ第二テーブル岩から上の2つの2m滝はどれとは解らない。
2020年08月15日 10:28撮影 by  COOLPIX W300, NIKON CORPORATION
8/15 10:28
こっちがCSだったのかも?いずれにせよ第二テーブル岩から上の2つの2m滝はどれとは解らない。
875m二俣。今日はまだ水があるがここで沢靴を脱ぐ。
2020年08月15日 10:29撮影 by  COOLPIX W300, NIKON CORPORATION
8/15 10:29
875m二俣。今日はまだ水があるがここで沢靴を脱ぐ。
920m二俣が見えて来た。正面が5m涸滝。
2020年08月15日 10:49撮影 by  COOLPIX W300, NIKON CORPORATION
8/15 10:49
920m二俣が見えて来た。正面が5m涸滝。
二俣で左の方が尾根に楽に出られそうだと13Kさん。では行ってみますか。
2020年08月15日 10:50撮影 by  COOLPIX W300, NIKON CORPORATION
8/15 10:50
二俣で左の方が尾根に楽に出られそうだと13Kさん。では行ってみますか。
こちらは水がチョロチョロ流れていた。
2020年08月15日 10:51撮影 by  COOLPIX W300, NIKON CORPORATION
8/15 10:51
こちらは水がチョロチョロ流れていた。
ナメ滝もある。
2020年08月15日 10:52撮影 by  COOLPIX W300, NIKON CORPORATION
8/15 10:52
ナメ滝もある。
トイ状5mと言ったところか。傾斜は無い。
2020年08月15日 10:53撮影 by  COOLPIX W300, NIKON CORPORATION
8/15 10:53
トイ状5mと言ったところか。傾斜は無い。
もう滝は無いが次第に傾斜はきつくなる。
2020年08月15日 10:55撮影 by  COOLPIX W300, NIKON CORPORATION
8/15 10:55
もう滝は無いが次第に傾斜はきつくなる。
正面に尾根が見えるが最後の詰めはどうか?
2020年08月15日 11:00撮影 by  COOLPIX W300, NIKON CORPORATION
8/15 11:00
正面に尾根が見えるが最後の詰めはどうか?
大木の生える支尾根に取り付く。僕は20m程渓を登ってみたがザラザラボロボロになり窮してクライムダウンして支尾根に取り付いた。
2020年08月15日 11:03撮影 by  COOLPIX W300, NIKON CORPORATION
8/15 11:03
大木の生える支尾根に取り付く。僕は20m程渓を登ってみたがザラザラボロボロになり窮してクライムダウンして支尾根に取り付いた。
漸く尾根に着いた。漸くなのは僕だけですが。お待たせして済みません。
2020年08月15日 11:29撮影 by  COOLPIX W300, NIKON CORPORATION
8/15 11:29
漸く尾根に着いた。漸くなのは僕だけですが。お待たせして済みません。
分岐。左は権現山北尾根。右のトラバースは間違いで権現山には真っ直ぐ直登する。
2020年08月15日 11:31撮影 by  COOLPIX W300, NIKON CORPORATION
8/15 11:31
分岐。左は権現山北尾根。右のトラバースは間違いで権現山には真っ直ぐ直登する。
結構痩せているところもあり。
2020年08月15日 11:34撮影 by  COOLPIX W300, NIKON CORPORATION
8/15 11:34
結構痩せているところもあり。
本来のマスキ嵐沢の詰めの辺り。
2020年08月15日 11:40撮影 by  COOLPIX W300, NIKON CORPORATION
8/15 11:40
本来のマスキ嵐沢の詰めの辺り。
ここだね。木にロープが掛かっている。
2020年08月15日 11:41撮影 by  COOLPIX W300, NIKON CORPORATION
8/15 11:41
ここだね。木にロープが掛かっている。
北面の展望。檜洞丸だろうか。
2020年08月15日 11:44撮影 by  COOLPIX W300, NIKON CORPORATION
8/15 11:44
北面の展望。檜洞丸だろうか。
箒沢権現山に到着。
2020年08月15日 11:56撮影 by  COOLPIX W300, NIKON CORPORATION
8/15 11:56
箒沢権現山に到着。
丹沢湖を見下ろす。
2020年08月15日 11:56撮影 by  COOLPIX W300, NIKON CORPORATION
8/15 11:56
丹沢湖を見下ろす。
箒沢権現岳山頂のユニークな椅子
2020年08月15日 11:57撮影 by  SO-02H, Sony
8/15 11:57
箒沢権現岳山頂のユニークな椅子
権現山南西尾根へ。この辺りは踏み跡あり。
2020年08月15日 12:10撮影 by  COOLPIX W300, NIKON CORPORATION
8/15 12:10
権現山南西尾根へ。この辺りは踏み跡あり。
石柱。
2020年08月15日 12:24撮影 by  COOLPIX W300, NIKON CORPORATION
8/15 12:24
石柱。
赤テープに気が付いたのはここだけ。
2020年08月15日 12:45撮影 by  COOLPIX W300, NIKON CORPORATION
8/15 12:45
赤テープに気が付いたのはここだけ。
林道に出る。
2020年08月15日 13:00撮影 by  COOLPIX W300, NIKON CORPORATION
8/15 13:00
林道に出る。
大滝沢取水設備で汗を流す。
2020年08月15日 13:07撮影 by  COOLPIX W300, NIKON CORPORATION
8/15 13:07
大滝沢取水設備で汗を流す。
お疲れ様でした。キャンプ場は大賑わい。
2020年08月15日 13:39撮影 by  COOLPIX W300, NIKON CORPORATION
1
8/15 13:39
お疲れ様でした。キャンプ場は大賑わい。

感想

困った時のマスキ嵐沢。夏休みも終盤だけど1日どこか行こうとなり、とは言えここのところ夕方には雷雨になることも多いので近め短めで、となるとマスキ嵐沢かな。小粒だけれどカチっとした滝にナメも続き、なかなか楽しい沢だ。猛暑日の水遊びには実に適している感じだ。

いつものように林道に入ってみるとゲート前の余地は3台キチキチに停められていた。ゲートの中にも余地はあるが重機があり、動かすとなると不安もあるので県道76号線でトンネルを潜った所の余地に駐車した。この時点で10台位はいたけれど帰る時には倍以上の車列になっていた。流石に夏休みだ。金曜日にしておけば多少は空いていたかもしれない。

30分程歩きマスキ嵐沢に出合うが、案の定最初の2つの木橋は流れていた。マスキ嵐沢でしばし2人を待つと4人パーティがやって来た。彼らもマスキ嵐を遡行する様子。沢で他パーティと遭遇するのは今年初めてだ。4人パーティが入渓してから15分程間を置いて入渓した。

ナメ滝や直登できる滝が続き気持ちが良い。やはり茶色い泥が結構入っていて昨年の台風の痕を感じさせる。一番昨年と変わった感じがしたのは大岩帯の所の6m滝で巨岩が堆積したせいか全然そんなスケール感が無くなっていた。2段15mは高度があるのでロープを出して行く。靴底型7m滝でもロープを使うが登ってみると花崗岩のカチっとしたホールドが多いので不安は無い。これまで下部はホールドが少ない右壁を攀っていたがソックスにも見えるバンドを左からアプローチするとずっと容易だった。

その後も5m, 5m滝と登れる滝が続きインターミッションはナメ。最初のテーブル岩を越えて4m, 3m, ナメと進んでいくと2つ目のテーブル岩に出合う。そして840m二俣になるがここでちょうど1時間なので小休止。これ以降は明確な滝場は無い印象で875m二俣を過ぎるとほぼ水も涸れたので沢靴を脱ぐことにした。そこからはいつもの詰めのルートで5m, 10m涸滝を登って稜線に出る予定でいたが、5m涸滝の直前で13Kさんが地図を眺めながら左俣に行った方が低い標高で稜線に出るので楽そうだと。じゃあ行ってみようか、と進むと左俣はまだ水が少し流れていてナメ滝やらトイ状滝やらまだあった。V字になった渓を詰めて行き稜線まで近くなった所で左側の支尾根に取り付いたが、この辺りになると傾斜も増して落石の危険性もそこそこある。僕は少しそのまま登ってみたがやがてザラザラグズグズになるのでクライムダウンして渓をトラバースして支尾根に取り付いた。

稜線の登山道は西に進むと畦ヶ丸に出るようだ。東に進むとまず権現山北尾根の分岐に出合う。それを越えてアップダウンを繰り返しながら出合うコルが本来の詰めのゴールだ。権現山山頂の手前で単独行の人に出逢ったがどこから登って来たのだろう?権現山山頂からは南西尾根、いつものように13Kさんのナビゲートのお陰ですんなりと下山。前は赤テープやら黄色テープがあちらこちらにあったが今ではほとんどが無くなっている。大滝取水設備の所で沢で汗を流す。森の中は蒸し暑かったので生き返る。

降りてくるとキャンプ場や河原の賑わいは更に増していた。まあ、僕らも夏休みを満喫できました。

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