百名山の原点・茅ヶ岳
- GPS
- 04:30
- 距離
- 8.6km
- 登り
- 1,093m
- 下り
- 1,093m
コースタイム
天候 | 晴れのちうす曇。風強くとても寒い。 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2012年12月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
登山口〜女岩:全く問題なし。緩やかな傾斜の雑木林の中を登ります。 女岩〜茅ヶ岳:問題なしですが、一転して急登の連続。特に尾根にでるまでがきつい。 茅ヶ岳〜金ヶ岳:一部やせた尾根を歩いたりしますが、問題なし。多少アップダウンあり。 登山ポスト、りっぱなトイレが駐車場内にあります。 下山後は、明野地区にある『ミサワワイナリー』がお勧めです。自家栽培のぶどうで仕込んだワインは価格もお手頃でワイン好きにはたまりません。レストランが併設されていて、ワインに合うおいしい料理が評判です。ちなみに本日購入したのは、赤ワイン『グレイス茅ヶ岳』です。 |
写真
感想
春と晩秋に必ず訪れる茅ヶ岳。『ニセ八ヶ岳』とも称されますが、『百名山』で有名な深田久弥氏の亡くなった山で、百名山ノボラーにとってはまさに聖地?標高が高くない割には、休日には多くの登山者(いや、平日も)で賑わう人気の山です。
まず、駐車場に到着して誰もいないことに驚きました。こんな静かなことは初めてです。まあ今日はとても冷え込んだし、季節もシーズンオフだし・・・。まだ霜柱で凍りついた登山道を歩き始めました。
すっかり葉を落とした雑木林は、とても明るいですが、たまには新緑の頃とか紅葉の美しい頃とかに歩いてみたい所です。このあたりは5月頃には、いろんな種類のスミレが咲いており楽しいです。
水場のある女岩からは一転して急登になります。(水場は落石の危険ありで立ち入り禁止になっていました。)登山道には落葉が降り積もり?どこが道だかなんだかわからない。フカフカして気持ち良いのですが、調子に乗っていると落葉に隠れている岩や木の根で滑ります。
小一時間ほどつらい急登を我慢すれば、尾根にでます。金峰山や富士山の眺めが素晴らしい。深田氏が亡くなったのはそのすぐ先にあり碑も建っています。ここから頂上まではあと一息。ミツバツツジの木がたくさんあって、きっと5月の中頃にはきれいなんだろうなあ。
頂上からの眺めは最高!特に甲斐駒ケ岳と鳳凰三山の眺めが素晴らしいです。すぐ目の前にあって圧倒されます。それにしても風が強くて寒い・・・。金ヶ岳の後ろに見えている八ヶ岳も真っ白で凍てついています。
余談ですが、頂上の標識が2度も破壊されたらしく、新聞にも報道されたようです。皆さん、標識類は大切に扱いましょうね。
金ヶ岳へはいったんコルまで下り、石門をくぐって痩せた尾根のアップダウンを繰り返して到着。北斜面はまだ陽が差さず霜が降りていました。(以前、春に登った時には少し雪が残っていたこともありましたので、これからの季節は軽アイゼンが必要かも)
いつもは金ヶ岳でまったりしてから戻るのですが、今日は寒くて早々に下山。茅ヶ岳に戻る頃にようやく数人の登山者に会いました。下りは落葉に注意!なんだか結構急坂だなあ・・・。
今日は久しぶりに『深田公園』に立ち寄ってみました。公園といっても木のベンチと記念碑があるのみの殺風景な場所。枯木色?の渋い、茅ヶ岳が見えていました。おまけに記念碑の御影石?にはその姿が映り込んでいて、わざわざこの位置に建てたのか?と思ったりしました。
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